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創作通信

2014年7月26日 (土)

創作通信_その1

3月に『黎明の笛』を刊行させて頂き、早4ヶ月。


脱稿(原稿を書き上げること)したのが確か1月だったので、既に半年が経過した訳ですが、この間遊んでいた訳ではありません。
ちゃんと次作に向けての創作活動をしていたのですが、なにせ遅筆なので、やっと少し目処が立ったという状態です。

普通、小説の執筆では、プロットと呼ばれる設計図を最初に作ります。
で、それに沿って書いて行くのですが、私の場合、このプロット作りが難関です。

実を言うと、1月の脱稿にしても、その前にKDP版を書いてあったので、行った作業は加筆修正しただけでした。
ですから、次作の制作に取りかかったのは、実を言うとものすごく前なのです。
ファイルを確認すると、最も古いタイムスタンプは、ナント去年の7月でした……

原案のメモレベルのモノに至っては、2012年の10月なので、既に1年9ヶ月も経っています。よく”構想から3年”なんて言う煽り文句を目にしますが、書き上がるのはマジ3年になりかねない感じです。

話を戻して、去年の7月以降の次作に向けた創作活動ですが、一応のプロットを3ヶ月程でまとめ、10月からは本文の執筆に入っていたのです……
が、どうにも宜しくない……

作者本人が、「面白くないかも知れない……」と思う代物では、読者は尚のこと面白くないと思うに決まっている。
という訳で、既に書いた本文を廃棄し、プロットの段階から作り直していたのです。

ブロットの練り直しにあたって、一番苦労したのが、キャラ造型です。
主要登場人物のキャラも大幅に変更しました。
結果、ストーリー自体も大幅に変えました。

作家によって、スタイルが違うみたいですが、私の場合は、キャラとストーリーは不可分の関係なので、キャラを変えるとストーリーも変えざるを得ないのです。

現時点の進行度合いは、キャラ造型が決まり、プロットも大筋が固まったという所です。なので、これからプロットの細部を煮詰めれば、本文の執筆に入れそうな所まで来ました。
プロットの細部煮詰めや本文の執筆中にも、物語に肉付けをするための取材や調査が必要なので、書き上がるのはまだまだ先になりそうですが、書けるかどうかも分からない状態は脱しました。

そんな訳で、今回創作通信を書かせてもらいました。
今後は、随時執筆状況のアナウンスなどさせてもらおうと思っています。

で、「どんなのを書いているんだ?」という所が疑問だと思います。
ちょっとだけ紹介させて頂くと、『黎明の笛』では航空自衛隊がメインで、対韓国の事案だったので、次回作は、海上自衛隊メインで、対中国の事案を書く予定です。(自ずとその先は陸自メインにしたいな~と思ってますが、鬼に笑われそうなので、こちらはまだ未定とさせて下さい)

次回作は、今年度中には、何とか原稿を脱稿させ、来年の夏前にはお届けできるようにしたいと思っています。

ちなみに、今のPCの壁紙は、こんなのを貼ってます。
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2014年10月 9日 (木)

創作通信_その2

創作通信の第2回です。

前回、プロットを書き上げたと報告しましたが、そのプロットを出版社の編集さんに見て頂き、練り上げの作業をしておりました。

他の作家さんのプロットを見たことはないのですが、人によってかなり差異があるらしいです。
私のプロットは、「長いですね~」でした。

私の場合、細かい設定について、技術的なモノも、政治的なモノも、かなり煮詰めて検討するので、それらを書き込んだプロットは、どうしても長くなってしまうのです。

なので、あらすじのように短縮したプロットを見てもらいました。
で、編集さんの意見をもらったところ、やはり問題点が……

そして、対策として、なんと主人公を脇役と交代させるという荒技に出ることにしました。
ガンダムで言えば、主役がアムロから、シャアとまでは行かずとも、セイラさんに変わった位の変化です。

主役の交代というのは、他の作家さんではあまりやらない方法だと思いますが、これは編集さんから言われたのではなく、自分から提案した解決策です。
なので、後で編集さんから、創作方法が変わってますねと言われました。

そうかもしれません。

私の場合、本格派の推理小説に近いかも。
例えば、密室殺人の本格推理では、登場人物よりも、まず第一に舞台装置である密室が必要です。
その密室を作り込んだ上で、それを引き立たせるため主役を含めた登場人物が配役されます。

私の場合は、その密室が、戦闘、あるいは戦争なだけの違いです。
描きたいのも、登場人物の葛藤、喜び、悲哀ではなく、戦闘における戦術だったりするので、極端な話、その戦術に携われるのであれば、主人公が誰でも構わない訳です。

ただし、表向きには、葛藤、喜び、悲哀を混ぜ込んだドラマを描きます。
何せ、そうでなければ、戦術なんかに興味の無い人には読んでもらえないので。

そういう訳で、プロットは、出版社さんのOKが出たので、本格的な執筆に入りました。
なるべく早く、お届けできるように頑張ります。

2014年11月24日 (月)

創作通信_その3(てつのくじら館取材)

創作通信第3回は、「てつのくじら館」取材記です。

第1回の時に、次回作は海自メインと書いたのですが、その中でも主要な兵器は潜水艦の予定です。
が、何を隠そう、現役自衛官時代も含め、私は潜水艦には乗ったことがありません。関係する所に、顔を出していた事も多いのですが、やはり現場がイメージし難いと、書くことに難儀します。
もちろん、海自に取材を申し込むことは正道なのですが、何せ潜水艦ですし、申し込んだところでどうなるか怪しい。それに、間違いなく時間がかかります。
と、言う訳で、現物の潜水艦が、いつでも見られる「てつのくじら館」に取材に行ってきました。
海上自衛隊呉史料館 / てつのくじら館

愛称が「てつのくじら館」なので、潜水艦の展示だけかと思いきや、正式名称が海上自衛隊呉資料館ということで、潜水艦だけではなく、掃海についても展示されています。
なんで掃海と潜水艦だけなんだ?と思ったら、水上艦については佐世保史料館(セイルタワー)があり、航空機については鹿屋航空基地史料館があるからみたいです。
海自は、贅沢だなぁとも思いますが、伝統を大切にする文化の現れでもあるんでしょうね。

しかし、大量に撮ってきた写真を改めて見ると、取材目的が明確すぎたためか、ブログに載せて映える写真がほとんど無い!!!
てつのくじら館の玄関やら、引いた全景写真なんかがほとんど……というか、皆無だった・・・。
Img_7772
唯一に引き写真がこれです。隣の大和ミュージアム前から撮った写真に、背景として『あきしお』が写っています。

と言う訳で、てつのくじら館の紹介は適当で、所感を書いて行こうと思います。

まずは、入館時、朝早かったせいもあって、人が全く居ない。
思わず、入り口に居た案内の方に、「もう空いてるんですよね?」と聞いてしまいました。

1Fは、海自の歴史フロアで、2Fの掃海艇展示とリンクして、海自発足が掃海からスタートしたことが良く分かる内容になってます……が、地味です。館外にある巨大な潜水艦が目を引くとは言え、入って最初の展示がこれでは、このままUターンしてしまう人もいるのではないかと思うくらいです。

2Fは、掃海についての展示なのですが、現物の機雷や処分具が展示されており、ミリタリーに興味のある人にとっては、なかなか面白い展示です……が、例えば戦闘用の車両と言えば戦車しか思い浮かばない普通の人にとっては、「なんだこれ?」になりかねない気もします。
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こんなですから……

海自としては、潜水艦で客を呼び、他にも見せるということで掃海関係を展示したのでしょう。

で、3階になって、やっと潜水艦です。魚雷の現物などもあるのですが、
Img_7367
3Fで一番興味を引くのは、やはり艦内生活に関する展示です。
ベッドや食堂、トイレにシャワーといった、展示は、だれでも分かりやすく、潜水艦勤務が大変だろうというのが良く分かる内容になっています。

しかし、残念なのは、潜水艦の戦闘に関しては、ほとんど展示らしい展示がないことです。さすがに最新の情報を展示するのは無理でも、30年くらい前の情報は、潜水艦の戦闘がどんなものか分かるような展示をしても良いのではないかと思いました。
もっとも、コレに関しては、潜水艦だけでなく、他の装備もそうですし、陸空自もにたようなものですが。

そして、3Fの展示コース最後に来ると、いよいよ「てつのくじら館」のボスとも言うべき現物の潜水艦「あきしお」艦内に入れます。
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潜水艦は狭いと聞きますが、軍用の装備品は、みんなこんな感じだよな、というのが私の第一印象でした。
しかし、ここで常時暮らすのは、やはり大変でしょうね。
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さすが海自と思ったのは、あちこちにあるメーター類の中で、圧力関係のメーターです。
当然、可潜深度を推測させないため、数値は消してあるのですが、メモリは付いています。メモリの数を読めば、ある程度推測できるんじゃないか?と思って良く見たら、文字を消しているだけでなく、プレートごと変えてありました。お見事!
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私は、それなりに長く艦内を見てましたが、やはり現物の潜水艦が見られるのは珍しいのか、外国の方も来てました。30分くらいの間に、韓国の方が1組と欧米の方が1組いました。情報収集で来ている軍関係者も多いでしょうね。

「てつのくじら館」を見終わった後は、日本で唯一現役の潜水艦を間近で見る事のできる公共場所である、公園アレイからすこじまに行きました。
当日も、潜水艦桟橋にはそうりゅう型とおやしお型が1隻づつ停泊していました。
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このアレイからすこじまの直ぐ横には、第一潜水隊群や潜水艦教育訓練隊のある呉基地昭和地区があります。
Img_7702

その後は時間が余ったので、ついで、あくまでついでに「てつのくじら館」の直ぐとなりにある大和ミュージアムにも足を伸ばしました。

驚きとともに、なんだかな~と思ったのは、「てつのくじら館」と打って変わった人の多さです。
人間、結局引かれるのはドラマなんでしょうね。たぶんこれが武蔵ミュージアムだったら、たぶん閑古鳥がないているんでしょう。
私が小説を書いているのも、それを認識しているからです。

と、言う訳で、呉に行ってきました。次作は、鋭意執筆中です。もうしばらくお待ち下さい。

最後にオマケの呉焼きも載せておきます。美味しかったですし、ボリュームにビックリしました。
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2015年7月12日 (日)

創作通信_その4

ご報告です、次回作の草稿を書き上げました。

何とか夏前に刊行に漕ぎ着けたいなんて言ってたんですが、今の時点で草稿なので、スケジュール的には、なんとか年内というところでしょうか。

現時点で、前作『黎明の笛』と同じレイアウトでプリントしたところ。304ページ相当の分量になってます。前作よりも、わずかながら多いという所です。
Photo
(写真は、見開き状態を片面印刷していますので、厚さはほぼ同じくらいになる計算です。)

ですが、草稿は基本的に描写不足なので、推敲で増えることは確実です。
あまりページ数が嵩むのは良くないのですが、削れそうな所も少なそうだし……

海幕広報に取材も申し込んでますが、印象は”壁”です……

お待ち頂いている方々、もうしばらく、お待ち下さい。
今後は、順次情報をリリースしてゆくつもりです。

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2015年10月 3日 (土)

創作通信_その5

半月もブログ更新をサボっておりましたが、遊んでいたわけではありません。
次回作の作業が忙しく、ブログまで手が回らなかった次第です。

というわけで、なんとか年内に次回作をお届けできそうです。

以前の創作通信でお伝えしたように、潜水艦のお話ですが、まだ細部は秘密です。
タイトルも、正式には決まっていません。
当然、発売日も未定です。

ストーリーの本筋には関係ありませんが、この人がちょこっと出てきます。


分量としては、前作『黎明の笛』よりも、若干長くなりそうです。

順次、リリースできる情報が出てきましたら、こちらで書きます。

もう少しお待ち下さい。

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2015年10月17日 (土)

創作通信_その6(創作環境)

新作は、まもなく校正作業に入るところです。
順調に進んでおりますので、もうしばらくお待ち下さい。

まだ、新作の情報を出せる状況ではないため、今回は創作環境をご紹介します。

お年を召した作家さんだと、いまだに手書きという強者もいらっしゃいますが、私はとてもマネできないので、執筆は基本的にパソコン上です。

使用しているソフトは、秀丸エディターです。
わずか4000円のシェアウエアでありながら、バージョンアップが終了しない限り、変わることはないだろうと思うほど、優秀なソフト!
秀まるおのホームページ
(以下、画面のスクリーンショットは、新作の編集画面です)

小説を執筆する上で、ありがたい機能は、アウトライン機能と部分編集機能、そして欠かせない縦書き表示機能です。

アウトライン機能は、もともとアウトラインプロセッサーと呼ばれたソフトの機能で、ファイルの全体構造をツリー化して表示、編集する機能です。
部分編集機能は、このツリー化された一部だけを表示、編集する機能で、この二つの機能を合わせると、各章の各シーン毎にツリー表示することができます。
Hidemaru1
(画面の右側がツリー)

その上で、特定のシーンだけを編集するのですが、あるシーンを位置を入れ替えると言った場合、ツリー表示されたシーンをドラッグアンドドロップするだけで、狙った場所に移動できます。
新作の執筆でも、時系列で書いた場合の1章と2章を入れ替えました。章の下には、各シーンが枝して付いていましたが、それも一緒に移動できます。

このアウトライン機能は、ワードや一太郎でも搭載されています。
しかし、あんな重く、動作がモッサリしたソフトは、エディターを使い慣れてしまうと、とてもではありませんが使えません。

縦書き表示は、小説の執筆では欠かせません。
例えば、横書きなら、「F-15」と書きますが、縦書き表記では「F|15」と書かないと読みにくいですし、同じ文でも縦書きと横書きでは印象が異なります。

私の場合、これらの機能を使い、小説の本文、プロット、登場人物リスト、各種データ、資料へのリンクなどを一つのファイルにしています。
なので、全体の流れを再確認するためにプロットを見返したり、登場人物をリストで再確認するなどが、一つのファイル内でできます。
基本的にテキスト情報だけなので、これだけ詰め込んでも、ファイル容量は1メガにも及びません。

また、秀丸エディターで便利なのは、検索機能です。
検索を行うと、ヒットした言葉がハイライト表示されますし、ツリー上のどのシーンに検索した言葉があるかも、ツリーがハイライト表示されることで、一目瞭然です。
Hidemaru2

また、任意の文字が入った行を強調表示することもできるので、「」を指定すれば、セリフを強調表示するなんてことも可能です。

シェアウエアは、送金が面倒、と思う方は、アマゾンで秀丸メールなどのライセンスとパックになった製品が買えます。


日本語入力用のIMEは、ATOKです。
MEーIMEでも使えないことはないですが、やはり快適に入力するためには、ATOKの方が優秀です。
ATOK単体でも買えます。


パソコンは、秀丸エディタが、非常に軽いソフトなので、動きさえすれば安物でOKです。
ただし、モニターは長時間画面を見る事になるため、良いものを使った方がいいでしょう。
私は、三菱の27インチワイドモニターを使っています。

番外になりますが、環境という時に、音楽は重要です。
私の場合、執筆中にかけている音楽は、大抵コレです。

音楽ではなく、XBox用のゲームです。
が、この限定版メモリアルボックスには、バーチャロンシリーズ計4作の全てのBGMが入ったCDが付いています。
感涙ものです! これだけで買う価値があります。バーチャロンシリーズは、ゲーム性だけでなく、メカデザインが有名ですが、BGMもGoodなのです!

と、思わず暴走してしまいましたが、何を隠そう、その昔はゲーマーでしたので、ゲームのBGMは好きなのです。

創作用のBGMは、あくまでBGMですし、日本語にせよ外国語にせよ、言葉が入っていると集中の妨げになります。
クラッシックやイージーリスニングでもOKですが、曲調に波があるものはあまり向いていないと思います。

その点で、ゲームのBGMは創作向きです。
バーチャロン以外では、こんなのも好きです。


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2015年11月11日 (水)

創作通信_その7_新刊『深淵の覇者』まもなく発売!

新刊がいよいよ発売間近になりました。

タイトルは『深淵の覇者』、発売日は12月12日、『黎明の笛』同様に祥伝社から。
価格は、税込み1620円です。
祥伝社来月の新刊

アマゾンでは、予約が始まっております。


他のサイトでの予約も順次始まるはずです。
また、ISBNが付いているので、一般書店でも予約可能です。

表紙のデザインは、ほぼ出来上がっていますが、まだ最終決定ではないので、できあがり次第、こちらでも紹介します。

電子書籍も発売されますが、制作の都合で、若干遅れるそうです。
目途が分かったらお知らせします。

以前からお知らせしている通り、潜水艦に焦点をあてた、尖閣がらみの日中衝突を舞台にしています。
『黎明の笛』への感想で、もっとバトルが欲しいという意見が多かったので、より直接的な戦闘を描きました。
と言っても、やはり私の書く話しは、やはり頭脳戦になってしまいましたが……

サブキャラとしてですが、『黎明の笛』に引き続き、空自情報幹部の倉橋日見子と情報保全隊の杉井は登場しています。
日見子が出てくる以上、当然、空自も絡んだストーリーです。

中身は、現在再校中です。
あと、一ヶ月でお届けできます。

もうしばらくお待ち下さい。

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2015年11月18日 (水)

創作通信_その8_新刊『深淵の覇者』書影

新刊『深淵の覇者』の書影(表紙のデザイン)が決まりました。

帯が付いた状態でのデザインがこちらです。
Photo

真っ青なので、書店で目立ちそうです。
見かけたら、是非、お手に取ってみてください。

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2015年11月28日 (土)

創作通信_その9_新刊『深淵の覇者』電子版情報、POP、ポスター

新刊『深淵の覇者』発売まで、2週間あまりとなりました。

前回に引き続き、祥伝社さんが書店販促用のPOPとポスターを作って頂きました。

Pop
POPは、こんな感じなので、ペーパークリップとかで棚に置かれるものになります。

Photo
ポスターは、A4版です。
これが貼ってある書店さんには、当然置いて頂いているでしょう。

表紙、POP、ポスターと全て真っ青なので、青を目印に探して頂いたら見つかると思います。

電子版は、2週間程度の遅れで発売される見込みとのことです。
なので、電子版でも、年内には読んで頂けるはずです。

さて、お知らせだけでは何ですので、今回潜水艦を主軸に書いた理由を明かしましょう。

当ブログを読んで頂いている方は、私が以前から潜水艦を重視していることは承知してくれていると思います。
もちろん、そのことが、小説の舞台として潜水艦を選んだ理由の一つにはなっています。

ですが、それよりも大きな理由は、小説に限らず、ドラマを描くにあたり、読者を主人公に感情移入させる必要があるためです。

当然、個艦の動きに焦点を当てて描くことになりますが、ネットワーク化された現代の戦闘では、個艦は艦隊の中の一部でしかなく、悪く言えば歯車であるため、自在に戦闘することなどできません。

それでも、そこにドラマを描こうとするなら、司令官か中枢の幕僚、つまり東郷元帥か秋山真之を主人公に据えて描かなければならなくなります。(『黎明の笛』がこれでした)
日露戦争のように、誰もがその概要を知っている戦争ならば、それでもいいのですが、完全に創作の戦争を描こうとすると、戦争の全体を描きながら主人公の周辺を描く事になるため、長くならざるを得ませんし、読者を着いてこさせることも大変です。

ですが、潜水艦だけは、現代においても個艦で行動することが基本で、連携するといっても、哨戒海域を分担する程度です。
一度潜ってしまえば、時折浮上した際に通信ができるだけで、それ以外は自艦のセンサーだけを頼りに、1艦のみで全てを決定し戦闘します。

つまり、ドラマとして描きやすいのです。

というわけで、そうりゅう型とおやしお型潜水艦が活躍するエンターテイメント小説となっております。
が、どうしても私の趣味が入るので、かな~りテクノスリラーなものになっています。

潜水艦+テクノスリラーとなると、当然『レッドオクトーバーを追え!』という金字塔があるわけですが、当然意識しました。
ですが、似ている部分は少しもありません。

対象読者も日本人なので、日本的なメンタリティも踏まえて描きました。

とはいえ、そんな事は意識せず、お楽しみ下さい。

『深淵の覇者』は、12月12日発売です。

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2015年12月 5日 (土)

創作通信_その10_新刊『深淵の覇者』完成! 電子版18日発売予定!

今月12日発売の新刊『深淵の覇者』ができ上がりました!
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前作『黎明の笛』と比べると、一見して少し厚くなっていることが分かります。
手にしても、やはり重かったです。

著者は、本が出来上がると見本紙として何部かもらえます。
多くは、知人や家族にあげたりするようです。

私の場合は、そうした普通の配り方をするだけでなく、防衛省の広報部署に送り、取材のお願いに使ったりしています。
と、言う訳で、この後、サインをせねばなりません・・・

予定通り、印刷・製本が終わったので、これから順次配送され、12日には各書店に並びます。
アマゾンもそうですが、街中の書店でも、大手は前日の11日に並ぶところもあるらしいです。

電子版は、12月18日(金)に発売予定となりました。

見本紙を受け取りに行った際に聞いたのですが、私の本の場合、普通の本と比べると、売れる場所・土地に偏りがあるそうです。
簡単に言えば、自衛隊の基地や駐屯地のある地域での売り上げが多いのです。

『黎明の笛』の時の状況を踏まえて配本する考えだそうですが、出版社側でできることは多くはないようです。
なので、基地・駐屯地のある場所にお住まいの方は、早めに書店に行って頂くか、予約してもらった方がいいかもしれません。
18日には電子版がでるので、売り切れてしまっていた場合は、電子版を待って頂くのも手です。

もう一つ、受け取りに行った際、同日に発売になる他の作家さんの新刊話題になりました。
編集さんから、「中田永一先生って知ってますか?」と聞かれたのですが、何を隠そう(別に隠しませんが)「好きですよ」と答えたところ、なんと1冊もらってしまいました。
Photo_2

中田永一は、乙一氏の別ペンネームで、最近はむしろ中田永一名義で出している方が多いみたいです。
発売前に新刊を読めるなんて、全国の中田永一(乙一)ファンには垂涎ものでしょう。
役得でした。

編集さんは、私は中田永一(乙一)氏を知らないだろうと思っていたようですが、私はわりかし何でも読む人間です。
ジャンルで判断して手を付けないのはBLくらい。

中田永一(乙一)氏は、私みたいなロジックで小説を書いている人間とは違い、いわゆる天才なんだろうと思います。
学生時代にデビューし、魅力的な短編を多く書いている作家さんです。

最近の作品は読めていませんので、特に好きな作品は古い作品が多いです。
『手を握る泥棒の物語』、『しあわせは子猫のかたち』、『暗いところで待ち合わせ』なんかがいいですね。『手を握る泥棒の物語』なんて最高です。どうやったらこんな作品を思い付くのか……

新作は、さすがにまだ読めていませんが、楽しみです。
『私は存在が空気』は、『深淵の覇者』と同日、12月12日発売です。


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  • 北方領土秘録 外交という名の戦場
  • 深淵の覇者 新鋭潜水艦こくりゅう「尖閣」出撃 (文庫)
  • 半島へ 陸自山岳連隊
  • 黎明の笛 陸自特殊部隊「竹島」奪還 (文庫)
  • 深淵の覇者
  • 黎明の笛
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