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イベント

2015年8月 6日 (木)

ヨコスカサマーフェスタ2015

なんと、イベントカテゴリーの記事は、2年9ヶ月ぶり……
出無精が加速している……
しかも、純粋にイベントを見に行った訳では無く、この記事のカテゴリーも「創作通信」にしようかと思ったくらい……

などと自省ばかり書いていても仕方ないので、気を取り直して行きましょう。

行ってきたのは、横須賀地方総監部が実施していた「ヨコスカサマーフェスタ2015」です。

イベントの内容としては、艦艇を中心とした装備品展示がメインでした。

自衛隊関連のイベントとしては、それほど大規模なモノではないのですが、それをわざわざ見に行ったのは、次回作に向けた取材のためでもあったから。

お目当ては、コレです。
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一般公開されていた艦艇の1隻、おやしお型潜水艦の9番艦『やえしお』。

護衛艦の一般公開は頻繁にありますが、潜水艦の一般公開は稀です。
もちろん、総数に差があることもありますが、潜水艦の場合、この2015年8月1日に『やえしお』が横須賀に居たという事実が、潜水艦部隊の行動を把握するための貴重なデータになりかねないためです。
そうした把握をされないため、以前はセイルに書かれていた艦番号も、今は書かれていません。

この日も、会場から見える対岸の岸壁には、2隻のそうりゅう型潜水艦が居ましたが、どの艦かは判別できません。
もっとも、横須賀が定係港のそうりゅう型は、『ずいりゅう』と『こくりゅう』だけなので、その両艦である可能性は濃厚ですが。

ちなみに去年のヨコスカサマーフェスタ2014でも潜水艦が一般公開されていましたので、「潜水艦を間近で見たい」という方にとって、ヨコスカサマーフェスタは要チェックです。

と言う訳で、マニアの方以上に、ディテールの撮影をすべく、シャッターを切りまくっていました。
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『やえしお』以外の一般公開艦艇は、こんごう型護衛艦2番艦『きりしま』と米海軍アーレイ・バーク型駆逐艦35番艦『マッキャンベル』でした。
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『マッキャンベル』に至っては、近づく事もせず。
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この2艦には、あまりの暑さで熱中症が怖かったので、乗り込む事もせず早々に撤退しました。

『やえしお』もそうですが、公開されているのが上甲板だけなので、細部は雑誌などの情報の方がディテールの把握には向いており、現物を見ることで分かるのは雰囲気や距離感などです。

艦艇の一般公開以外では、ロープワークやゴムボートの体験搭乗などをやっていました。

オマケの見所というか、味わいどころとして、第2回の護衛艦カレーナンバーワングランプリinヨコスカで優勝を勝ち取った潜水艦部隊の『濃厚味わいカレー』レシピを再現したカレーを食べることができました。
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もっとも、あまりの暑さ故、もっと美味しかったのはコチラでしたが……
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2012年11月20日 (火)

入間基地航空祭2012 その2

入間基地航空祭レポ第2弾は、個人的に興味のあった、警備犬の訓練展示です。
写真中心にしながら、先日書いた懸念の記事と絡めてお送りします。かなり厳しい事も書いてますが、これは自衛隊と警備犬に対する愛ゆえです。

なお、今年のレポは、今回で終りです。

以前は無かったと思いますが、ハーネスではなくジャケットを着せられています。
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真っ青で、航空自衛隊のロゴ入り
どう見ても防刃には見えないので、警備用途では無用などころか邪魔なだけです。
間違いなく災害派遣用でしょう。
(米特殊部隊の軍用犬は、格闘戦での防護強化のため防刃ジャケットを着ることがあります)

最初の展示は服従訓練
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一般家庭でも、この程度の事はやりますが、この段階で、そわそわした犬が見られ、早くも私の眉間に皺が寄ります。

続いて物品持来
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これは、遊びレベルなので、展示をするような事だろうかと疑問が浮かびます。

少し本格的になったアジリティ
シェパードは、大型犬のため、必ずしもアジリティ向いている訳ではないですが、もう少しレベルを上げないと、警備でも災害派遣でも難儀しそうな気がします。
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特にAフレームは、もう少し高いものを越えて欲しいところです。

次は、臭気判定
今回の展示で、唯一合格点を付けても良いと思ったのがこの臭気判定でした。
しかし、現場でどう応用するつもりなのか……遭難者の捜索をするつもりなのでしょうか。
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ただし、バックに入れた臭気物の捜索は、ハンドラー随伴で行っていたので、ハンドラーなしではできないのだろうかと言う懸念も起きました。
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続いては、人員の捜索
災害派遣での人員捜索の他、潜伏した潜入者の捜索もできるとのアナウンス
警備犬なんだから、順番が逆だろうに……
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今回唯一のレトリーバーです。
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ところが、1頭目は、うまく言ったものの、2頭目はハンドラーが付いて居ながら全く探し出せず。
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アナウンスで笑いをとるものの……笑えない状況でした。

最後は襲撃訓練
犬が大好きな訓練だとのアナウンスが……
そりゃそうです。以前も書きましたが本能でやらせられる内容なので。
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さすがに大型犬の襲撃は迫力があり、見ている観客からは、感嘆の声があがります。

ですが、私は敢えて言います。
はっきり言って、落第です。
これでは使い物になりません。
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これ
以前に「横田基地フレンドシップフェスティバル2011 その2(警備編)」で書いた事ですが、本能で行う襲撃を、命令一下で襲撃を止めさせることに難しさがあります。
そして、それは実際に警備を行う上で、非常に重要な事です。

歩哨犬に不審者を襲撃させたい状況、それはまさに不審者であって、敵であるとは限らない状況です。
100%敵であれば、犬を使うなど面倒な事をしなくても、撃ち殺せばOKです。
つまり、犬を警備において使いたい状況は、過剰な攻撃を控えなければならない状況です。
当然ながら、その状況で犬に襲撃をさせたなら、状況次第で、命令を受けて襲撃を止めさせなければなりません。

その点で、今回の展示では、ハンドラーである警備職の隊員が命令をしても襲撃を止めず、強引に引き剥がさなければならない状況でした。
前掲記事で書いた、米軍との違いは歴然です。
これでは、相手が銃を撃ってくるなど、余程の事が無い限り、歩哨犬に襲撃を命じる事ができません。
結果として、警備の隊員が襲撃を躊躇せざるを得なくなってしまうのです。

以前の入間基地航空祭での歩哨犬展示では、襲撃の停止と同じように、訓練を入れることが難しい禁足咆吼なども行っていました。
入間航空祭レポート その2
残念ながら、レベルが下がっていると言わざるを得ません。

そして、このレベルの低下は、原因も分かっており、私は以前
にも懸念していたものです。
歩哨犬の災害救助犬としての活用に異論

犬だって、人間と同じようになんでも習得するという訳には行きません。
災害救助犬としての訓練を入れれば、それだけ警備犬としての訓練時間は低下し、警備犬としての能力は低下せざるを得ないのです。

私は、警備犬(用語が混乱していますが、今回の展示でも警備犬として表記されていたため、警備犬として表記しますが、内部では恐らく歩哨犬のままではないか?)の活用について、肯定派でしたし、今もそうです。
ですが、肯定派は必ずしも多くなく、金と労力がかかる警備犬なんてやめてしまえと言う人も決して少なくありませんでした。
恐らく、今もそうでしょう。

災害救助犬として訓練することで、警備犬として使い物にならなくなれば、警備犬不要論も強くなります。
警備犬の火を消したくない。
だから、厳しい事も言いたいのです。

先ほど、米軍とのレベル差があると書きましたが、彼等が購入している犬は、自衛隊の警備犬の10倍くらいの価格です。
ディープインパクト産駒と、競りでやっと値が付いて引き取ってもらえる馬ほどの素質差がある訳です。
米軍は、それであっても襲撃主体の訓練を行い、臭気判定でさえほとんどやってません。

災害派遣が本来任務になり、災害派遣訓練を行う名目は立つようになりましたが、それによって本来の任務に支障が生じるようであれば、訓練は集中して行うべきです。

ちなみに軍用犬については、過去にこんな記事も書いてます。
ビンラディン急襲作戦に軍用犬も参加

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2012年11月15日 (木)

入間基地航空祭2012 その1

夏に行われた横田基地のフレンドシップフェスティバルは、あまりの暑さにサボってしまいましたが、少し肌寒いものの、まずまずの天気に恵まれ、入間基地の航空祭に出撃してきました。

一言で総括すると、大したものはありませんでした。
目玉と言えたのは、私は見に行ってませんが、オリンピックでメダリストとなった自衛官が来場しており、イベントに登場していたことでしょうか。

地上展示は、初物もなかったので、写真ははしょります。

飛行展示も、例年入間では大したことはしないので、やってるな~程度に見ておりました。

また、もうしばらくしたらアナウンス予定にしております企みの準備で、ちょっとばかり忙しいため、今回は、若干の展示飛行とブルインの写真メインにお送りします。
(写真メインの方のブログに比べ、写真の質が劣ることはご容赦下さい。器材もですが、基本的にただの記録写真ですので)

まず最初にU-125とUH-60による救難展示です。
それほど強い風が吹いていた訳ではないですが、それにしてもビタッとしたホバリングが印象的でした。
そのための高級器材ではありますが、さすが海保が断念するような天候にヘルプで駆り出されるだけのことはあります。
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次は、CH-47によるスリング懸吊
先日、記事にはしていないものの、沖縄の2紙が、オスプレイがスリング懸吊をしたと大騒ぎしてました。
各地のヘリ空輸隊は、定期的にスリング懸吊の訓練を行っています。
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開発集団のF-2
入間だと苦情が来るからなのでしょうが、もう少し派手に飛んでも良さそうな気がします。
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この後F-15も飛んでましたが、ちらは写真無しです。

後はブルインのみです。
今回、トラブルがあったとのことで、途中で演技中止になり、2番機だけが先行して着陸しました。
無線を持っていないので、その時は何が起こったか分からりませんでした。
2番機の着陸後にランウェイチェックをしていたので、「部品の脱落でも起こったか?」と思いましたが、後日ニュースで見たところバードストライクだったとのこと。
それほど低高度で演技しないので、余程運が悪かったようです。
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個人的には、コークスクリューが好きなのですが、そこまで行かず残念でした。

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2011年9月11日 (日)

総合火力演習2011 その3(チケット配布の仕組みと公平性編)

総火演関連エントリーはその2で終りにする予定だったのですが、かきぴぃ様から頂いたコメントが気になったので、記事を書いてみます。

総火演の一般観覧者用チケットは、はがきで10.9倍、ネットで8.8倍(防衛ホーム総火演号外)の狭き門です。
確率的には10年連続してハズレでも、ちっともおかしくありません。
ですが、その一方で毎年行っている人がいることも事実です。

それはナゼか?
毎年行っている人が、不正を行っている可能性もありますが、恐らくそうではないでしょう。
現状では、チケット配布の仕組みが、そういうシステムなんです。

観覧席は、階段状になったA~Eのスタンド及び各スタンド前のシート席になってます。
正確な数は分かりませんが、見たところシート席はスタンドの3倍程度の人が入れる感じです。
この内、良く見えるのは、各観覧席とシート最前列です。
そして、一般観覧者が入れるのは、Eスタンドとシート席のみです。
早い話、特等席と言えるスタンド席のほとんどは。一般者お断りなんです。

で、この特等席に誰が座るかということですが、Aスタンドは防衛大臣他のVIP席ですから別として、B~Dのスタンド席は、自衛官及び防衛省職員からのコネを通じた配布になってます。
毎年行っている、なんて言う人は、こうした方法でチケットを入手していると思います。

なぜそんな不公平な事が行われているかと言えば、総火演の目的が、一般的な広報だけでなく、新たな自衛官を確保するための”募集”にあるからです。

前述のコネ配布されるチケットは、地方協力本部などの募集関係に従事する関係者からが主で、各地の防衛協会や予備自衛官を受け入れている企業経営者など、募集に協力している方、及び自衛隊への就職を考えている学生などを中心に配られているようです。

「そんなコネによる募集なんて、一部だろう。もっと一般配布しろよ」と言う意見が当然あると思いますが、このコネによる募集、自衛隊内では縁故募集と呼ばれる募集は、バカになりません。
隊員に入隊動機を聞くと「俺も縁故だ」という自衛官は、少なくありませんでした。
特に、単なる数集めではなく、優秀な人材を集める上で、縁故は少なからず、自衛隊の募集に貢献してきているのです。

自衛官が、左胸に付ける防衛記念章、通称”グリコのおまけ”も、自衛隊志願者を紹介して、縁故募集に成功させると、その人数に応じて、最大で3種類の防衛記念章がもらえることになってます。

と言う訳で、何らかの形で縁故募集に協力できそうならば、総火演チケットのコネ配布を受けられる可能性があります。
ただし、最近では、防衛省も隊員募集のためにテレビCMを流したり、ネット広告をやったりと、広範な募集を行っているので、縁故は減りつつあるんじゃないかという気もします。

防衛省が流しているネット広告(リンクは付いてません)
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最後に、裏ワザではありませんが、一般募集の確率を上げる方法を書いておきます。
一般用のチケットは、1回の当選で4名(来年も4人の保証はありません)が観覧できます。
誰かが当選したら一緒に行くと言うことで、職場や友人に協力してもらえば、2~3年に1回くらいはいける確率になるはずです。

2011年9月 8日 (木)

総合火力演習2011 その2(アパッチ&10式戦車編)

その2は、当ブログには珍しい、ほとんど写真で送る展示目玉品編。
(決して手抜きというわけでは……。写真のピックアップだけでも、結構大変なんです。)

内容は、少数で調達が終わってしまったAH-64Dアパッチと、少数で調達が終わってしまいかねない10式戦車です。

まずはアパッチ。
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電子機器満載で、何だか「陸」というイメージからは、ちょっと外れた機体です。

次に10式戦車
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74式、90式の2ストディーゼルから4ストディーゼルに変わり、音は甲高いものから低い音に変りました。
音響ステルス的には良くなったと思うが、迫力があるとは言えません。なんだか野暮ったい音です。

来年は、10式戦車の射撃を展示して欲しいですね。


2011年9月 5日 (月)

総合火力演習2011 その1(ベストショット&総火演のあり方編)

記事が1週遅れですが、ご容赦を。
なんと、今年は総合火力演習に行くことができました。

ですが……、今まで夜間演習を含め、予行しか見たことが無く、席も観覧席が確保されているという恵まれた立場だったため、本番を舐めてました。(反省……)

「東京を朝一に出ればいいだろ」と甘く考えていたため、御殿場駅でバス待ちの長蛇の列に並び、会場到着は、状況開始の30分前、席はシート席後方というありさま。

おかげで、目視ではなんとかなったものの、写真は前方の方の頭に遮られ、多少なりともまともなものは、ヘリなど上方に向けて撮れたものばかり……。(器材がショボイという言い訳もあります)

とは言え、折角の機会なので、多少なりともまともだった写真をご紹介するとともに、久々(10年ぶりくらいか?)に見た総火演の所感を書きたいと思います。

まずは、りゅう弾砲で描かれた富士山。
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話には聞いていましたが、現物を見るのは確か始めてだったと思います。(過去には無かった)
陸自の能力の高さ(精密な照準と異なる位置に同時弾着させる高度な連携)を示すとともに、富士山の前に富士山を描くという、ひねりの効いたプログラムです。

続いて、UH-1・87式地雷散布装置による対戦車地雷の地雷散布。
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効果は高いと思いますが、見栄えは地味ですね。(何やらバラバラと落下するだけ)

お次は、AH-1SによるTOWの発射。
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TOWの飛翔速度が遅いため、2枚の写真に収まってます。

次も、ヘリ。CH-47による軽装甲機動車のスリング懸吊。
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軽装甲機動車を降ろした後、前方のスリングがなかなか外れず、ヒヤリとしました。

最後は、チョビット前の方の頭が写り込んでしまってますが、92式地雷原処理車による地雷原処理用ロケット弾の発射シーン。
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私のような素人カメラマンにも、唯一狙って撮れる(他は連写機能と運任せ)シーンです。

10式戦車の射撃も見られるかも、と思った今年の総火演でしたが、10式戦車は状況終了後の器材展示のみで、実射はありませんでした。

さて、久々に見た総火演だった訳ですが、その所感を一言で言えば、「大して変ってないな」です。
もちろん、以前には見られなかった火器が登場はしていますが、それ以外には、大きな変化は無かったように思います。
多少なりとも印象に残ったのは、写真も載せた軽装甲機動車のスリング懸吊等、空中機動が増えたような気がする程度でした。(ただし、空挺降下は天候不良によりキャンセル)

新しい防衛計画の大綱が示され、陸自は、大きく変化することが求められています。
さすがに、大綱の見直しから間が無く、今年の総火演を大きく変更することは難しいだろと思ってはいますが、陸自の有り様を示す総火演は、現防衛計画の大綱に沿ったもの、動的防衛力を体現したようなものに変えなければならないのではないかと思います。

ただし、現実問題として、海空での機動を大規模に現示(自衛隊用語:実際に行って示す事)できるような演習場がないという問題があることは事実です。
ですが、動的防衛力を目指すなら、それに応じたハードとしての装備だけでなく、それを演練するための環境というソフト面の整備は、必須なはずです。

誰しも、「今の日本で、そんな場所がドコにあるんだ?」と思うでしょうが、例えば継続的な居住が困難になった福島の原発近傍とか、やろうと思えばできるはずです。
表土を削って、放射能を除去し、用地を全面的に国が借り切って演習場にしてしまうなんて、結構いいプランじゃないかと思うんですが、どうでしょう?
原発周辺に土地を持っていた方には継続的に地代が入りますし、着上陸と空中機動を大規模に演練できる場所にすれば、現防衛計画の大綱に沿った部隊錬成が可能です。

再来年くらいから、総火演は福島で実施で如何でしょう?

2011年8月29日 (月)

横田基地フレンドシップフェスティバル2011 その3(その他編)

フレンドシップフェスティバル最終回は、もっとも収穫のあった、その他編です。

引っ張っても仕方ないので、最大の注目点からいきます。
こ、これは!
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って、分かりませんよね。
ということで、拡大。
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やっぱり、「何のマーク?」でしょうね。
同じ(実は微妙の違うのですが……)ものが、この写真にあります。
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この中央のマーク、航空総隊のマークです。
つまり、冒頭の写真は、横田基地に建設された航空総隊司令部庁舎なのです。
「多分見つからないだろうな」と思いつつ、ネットで出てきた情報のあたりを、エプロンから覗いていたら見つけました。
内装は分かりませんが、外観は完全に完成してました。米軍庁舎よりも、ちょっとだけ高級そうな外観です。
移転に向け、着々と準備が進んでいるようです。
場所については、ネットで情報見つかるし、エプロンから視認できるマークがデカデカ出ているくらいなので、書いても支障がないとは思いますが、一応伏せておきます。なお、マークがエプロンから視認できたことで、庁舎がエプロン側を向いていることが分かったのですが、これは大分違和感のある事実でした。別に決まっている訳ではないのですが、普通司令部等の庁舎はゲート側を向いているので、横田の総隊司令部庁舎も、てっきりエプロンに裏口を向けていると思っていたのです。

続いても、米軍ではなく空自ネタ。
何人かの空自隊員が、付けてました。
Kizuna
東日本大震災からの復興を祈念して作ったんでしょう。
「千里同風」とあります。
浅学故、意味が分からなかったのでググッて見ました。すると、岐阜基地のHPがヒットしました。
「千里同風」が合言葉
このページによると、「千里同風」は次のような意味だそうです。

「千里同風」=たとえ、どんなに遠く離れていても、同じ風が吹いている。たとえ、どんなに遠くに離れていても、愛する国を守る私たちの心は、強い絆で結ばれている。


ただし、コチラのブログを見ると、千里同風には「言葉は通じなくとも心は通ず」という意味もあるようです。
フレンドシップフェスティバルでは、こちらの意味の方が合いそうです。

つづいて、現場では気付かなかったのですが、前掲写真を加工中に「?」なものを見つけました。
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この右側のワッペン、冒頭のマークとも少し似ています。
これ、航空総隊司令部のものです。
「何で司令部の方が、展示機の説明をしてるんだろう。それもT-7の前で????」
別の部隊のワッペンを付けていることは、普通ないので、正直良く分かりません。
可能性があるとしたら、総隊司令部から幕とか内局勤務になった方が、年飛を兼ねて防府からT-7持ってきた、というあたりでしょうか。

さて、では次に、テントが一張りと、小さく設けられていた東日本大震災復興支援特設ブースの写真です。
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米軍の広報マンは、写真が巧い。
プロの報道カメラマンが撮ったのか?、と思うような写真ばかりでした。
Musen
Akushu
Kassouro
Yuki
米軍が、報道されていた以上に、活躍していたことを如実に示している写真ばかりでしたが、中でも仙台空港の復旧支援はスゴイと思いました。
ここに降りたのか?
Kansui
まだ、ほとんど冠水したままで、その中になんとか滑走路だけは確保されています。しかし、その滑走路も泥ベタ、ガレキだらけ。
不整地運用能力が高いC-130と言えども、通常のC-130では着陸できなかったのか、嘉手納から来た特殊作戦機MC-130Pが空港復旧資材と、管制器材・管制要員を運び、なんとか応急復旧にこぎ着け、以後、仙台空港を足がかりに復興支援を行ったそうです。
MC-130P
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(一昨年のフレンドシップフェスティバル時に撮影)
そして、その活動に対して、日本人も感謝を忘れていませんでした。
寄せ書き多数。
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1日目のお昼頃だったのに、この寄せ書きは、既に2枚目です。私も一言書いておきました。

ラストは、基地内で見つけたナイスなシボレーを載せておきます。
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以上で、今年のフレンドシップフェスティバルレポートはお終いです。

2011年8月26日 (金)

横田基地フレンドシップフェスティバル2011 その2(警備編)

注目している人は少ないと思いますが、今年も趣味で書いている警備編です。

最初に、今年はなんとか見ることができた軍用犬の展示から。
まずは基本の服従訓練から。
ぴったりとハンドラーの左体側に付きます。
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待ての指示を受ければ、視線は外さずに大人しく待ちます。
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まあ、このくらいは、軍用犬でなくともやりますね。

続いて、一気に、不審者への襲撃訓練。
禁足咆吼をやらず、一気に襲撃してしまうのは、米軍ならではでしょうか。
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不審者のボディチェックをしている間は、じっと監視しています。
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で、不審者が抵抗する構えを見せれば、指示されなくても襲撃します。
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続いて、車両に乗った不審者への襲撃訓練。
こちらの軽バンが、模擬不審者搭乗車両。
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憲兵隊員が、軍用犬に目標を指示します。
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(写真が見難いですが)開いた窓から、車内に突撃して襲撃。
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で、遅れてやってきた憲兵隊員と
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協力して、不審者を引き吊り出します。
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先ほどと同様に、不審者のボディチェックをしている間は、じっと監視。
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連行中
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に、逃走を図れば、再度襲撃
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続いて、自衛隊の歩哨犬訓練展示では見ることのない戦闘服従訓練。
憲兵隊員とともに、身を隠すように行動
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ちょっと分りにくいですが、軍用犬も姿勢を低くしたまま移動します。
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連携して行動します。
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目標を指示されれば突撃。
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ビンラディン襲撃は、こんな感じで行われたのかもしれません。

続いて、2頭の軍用犬による不審者への襲撃訓練。模擬不審者も緊張している様子。
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軍用犬の噛む力はおよそ400kgあるそうで、この展示の際、防護服を着ていても、この憲兵隊員は怪我をしたそうです。確かにイタそうですね。
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憲兵隊員が指示をすれば、襲撃を止めます。
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これが難しいんです。
襲撃自体は本能の延長なので、襲撃させることは、実はさほど難しくないのですが、指示でやめさせることはなかなか難しいのです。
このあたりに、練度の高さが見て取れます。

ラストは、下半身にも防護服を着て、下肢への襲撃訓練。
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終了後、展示してくれた憲兵、ハンドラーそろい踏みでご挨拶。
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この手を上げている方。紹介によると、日本人で唯一の憲兵隊勤務のハンドラーだそうです。技官的な位置づけで採用されているんでしょう。

この後、軍用犬に関する質問タイム。
まずは、犬の調達価格を聞いて、私もビックリしました。
500~700万だそうです。自衛隊の歩哨犬とは桁違い……どころか10倍以上です。一応血統書付犬とチャンピオン犬の子供くらいの差があります。
そりゃ優秀なハズだわ。

横田での軍用犬の飼育頭数については5~10頭とのこと。幅があるとは言え、言っちゃっていいんだろうか。

現役年数は、10~12年くらいとのこと。この辺は、以前の記事でも触れたことがありますが、犬のコストに直結してくる部分です。
ですが、例えナイフしか持っていない不審者でも、いきなり憲兵が近づけば、返り討ちに遭う可能性もあります。
隊員が傷つくことを考えれば、700万で耐用年数10年でも安いモンです。

さて続いては、訓練展示以外の警備関係の状況です。

まず、ゲートです。
フレンドシップフェスティバルの入り口は、第5ゲート(通称牛浜ゲートorサプライゲート)ですが、大幅な改修工事中でした。
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恐らく、空自部隊が入ってくることで、この第5ゲートの入出門者が増えることを予想しての措置でしょう。

ゲート脇で控えていた軍用犬。
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頭を撫でようとした人が、憲兵に慌てて制止されてました。何せ知らない人には噛みつくように訓練されてますからね。

最後に、エプロン巡回中の警備の要員。
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今年は、F-22、米軍AWACSと言った、警備に特に気を使う展示物がなかったのですが、その分余力が出たのか、あるいは昨年何かトラブルでもあったのか、あるいは単なる指揮官の方針か、何にせよ、今年はこうやって人混みの仲を巡回警備してました。
ライフルは持っておらず、装備は拳銃と小ぶりなナイフのみ。

では、警備編は以上です。
次回、その他編は、いろいろと収穫ありでした。

2011年8月23日 (火)

横田基地フレンドシップフェスティバル2011 その1(地上展示機編)

今年も行ってきました。
横田基地のフレンドシップフェスティバル
って去年と同じ書き出しだな。

土日とも悪天候が予想されたため、少しでも降水確率の低い20日土曜に出撃しました。

降る可能性もあり、傘を差しながら一眼を振るのはキツイと思ったので、今年の写真はコンデジで撮影しました。解像度は悪くないのですが、曇天だったこともあり、写真の出来は悪いです。
ご容赦下さい。

さて今年のフレンドシップフェスティバルは、ほとんどの人が気にも止めない点で、「おおっ」と思うところもあったのですが、ひこーき目当てで行った方にはそれほどインパクトのあるイベントでは無かったと思います。
というわけで、その1として、地上展示機を一気に紹介します。

まずは、一番の注目機ストライクイーグル
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なんか黒いなと思ったら、Eでした。ローテーションでイギリスのレイクンヒースから韓国に展開中のようです。
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このアングルだと、特徴的なコンフォーマブルタンクが良く分かります。
機体自体のレア度はさほどではないですが、日本では珍しい機体ですね。

注目度の次点は、ジャパニーズAWACS、E-767です。
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機付が3曹ってのがスゴイですね。
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後は一気に行きます。

オーサンのA-10
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コックピットを見せているためか、毎年端っこです。

F-16はクンサンからと三沢から2機づつ
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F-16は、外装物の多さで見せているようです。
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AIM-9Xも
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F-18はレガシー
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岩国に来たばかりのようです。
F-16の外装物勝負に対して、こちらはカラーリング勝負
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正面のアングルからは、結構カッコイイかも

続いて自衛隊機
T-4
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C-1
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C-130
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P-3C
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E-2C
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F-2は、今年も三沢
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遠路はるばるご苦労様ですのT-7
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続いて、米軍輸送機
C-17
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C-5は前後を解放して、廊下&休憩所状態
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普天間から来ていたKC-130J、プロペラが目立つ
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自己防御装置らしきものも
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横田常駐のC-130
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岩国からUC-12W
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横田のC-12
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普天間のUC-35D
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後半は、接近統制されてないので、撮影者泣かせの回転翼機
まずは自衛隊機から

何故か表示板だけで機体のないAH-1S
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UH-60JA
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CH-47J
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UH-1J
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OH-6D
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続いて米軍

UH-60A
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都内でよく見かけるUH-1
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最後にオマケ
カラーリングの美しいエアロクラブの機体
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東日本大震災の復旧にも、ボランティア参加したそうです。

展示機は以上です。
今年は、アメリカもスーパーホーネットを持ってくれば、もう少し注目だったのに……

2011年6月10日 (金)

今年の航空観閲式は中止すべきだ

今年は中止だろう、と思っていた観閲式ですが、実施の方向で動き出したそうです。

航空観閲式、準備指示 「被災地・原発に集中を」制服組批判」(産経新聞11年5月30日)

一般の方には知る由もありませんが、観閲式の実施はホント~~~~~~~に大変です。
お金は勿論ですし、隊員・部隊の負担は、大変なものです。

空自の震災災害派遣は、既にピーク時から半減していますが、松島基地が被災した事による影響も含め、航空観閲式を実施すれば、訓練の実施や対領空侵犯措置と言った本来の業務に悪影響が出かねません。

防衛大臣は、観閲式実施の大変さを知らないから「淡々とやるべきだ」などと言うのでしょう。
制服サイドも、「航空観閲式を含む自衛隊行事を開催するか判断を仰」ぐのではなく、「中止すべきです」と進言すべきです。

もしかすると、北沢防衛相は、この航空観閲式を主催すれば、陸自の中央観閲式、海自の観艦式とならび3自衛隊の観閲式を制覇したことになるので、何とかやりたいという思いがあるのかもしれませんが……

なお、総火演も実施するそうです。
こっちは、果たしてどの程度負荷になるのか、十分知りませんが、結構大変ではないでしょうか。
個人的には、見に行きたいのでやって欲しいですけど……

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