菅首相の失言?は、コレが元ネタか?
昨年末の12月10日、菅首相が自衛隊による拉致被害者救出に言及して話題になりました。
「自衛隊による拉致被害者救出にも言及 菅首相が拉致家族との懇親で」(産経新聞10年12月10日)
必要な法整備はこれから行うのだとしても、物理的に、つまり自衛隊の能力としてそんなことできるわけないだろ、特に拉致被害者の捜索をどうするつもりなんだ?やはりバ菅だ。
というのが、ネットで良く見られた意見だったように思います。
私はこの時、何か情報があるんだろうか?
と思っていたのですが、それらしき情報の存在を匂わす報道が出てきました。
「拉致被害者:田口さん、平壌で韓国人と生活 北朝鮮消息筋」(毎日新聞11年1月19日)
拉致被害者、田口八重子さん(行方不明時22歳)が昨年の時点で、北朝鮮・平壌市で複数の韓国人拉致被害者の近くで暮らしているとの情報を、日韓両国が昨年末、北朝鮮消息筋から入手したことが19日分かった。日本政府関係者が明らかにした。
(中略)
昨年12月、こうした情報を「最近入手した話」として、共同住宅の詳細な住所とともに日本政府に伝えられた。
これを聞いた菅首相が、拉致被害者との懇談で、パフォーマンスのつもりで言っちゃったんでしょう。
こういった情報は、情報ソースが危なくなる可能性もあると思いますが、そんなことは考慮せずにポロっと喋っちゃうところは危機管理能力に欠ける首相ならではと思えます。
こう言う情報があるなら、後は法整備と能力です。
法整備は当然必要なので置いといて、能力を考えてみます。
送り込む要員としては、特戦群があるので、当然彼らにやってもらう事になるでしょう。
問題は、侵入と回収の手段です。
平壌は、海に接しておらず、多少内陸にあります。
ヘリでの作戦はかなり困難でしょう。
侵入だけなら、米軍の支援を受ければなんとかなるかもしれませんが、固定翼機でのピックアップに関しては、米軍でもフルトン回収システムなんて、もう使ってませんので、ヘリ頼みにならざるを得ないと思われます。
そうなると、ステルスヘリでも作らないと難しいでしょうね。
何にせよ、日本がこう言った作戦を本気で考えるのであれば、特殊作戦機などの整備が必要になりそうです。
何か楽しみですね。
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