これはやってみたい!_陸自高射学校の対空戦闘シミュレータ
陸自高射学校に、対空戦闘シミュレータが完成したそうです。
「高射校 「GSM17」の改修完了 CGで対空射撃訓練」(朝雲新聞12年3月8日)
朝雲新聞より
同シミュレータは、ドーム型スクリーンにCGで表示される対空目標を、対空火器(12・7ミリ重機関銃、携SAM、短SAM(恐らく目視標準具のことだと思われます)、近SAM)で射撃するシミュレーションが出来るとのこと。
自衛隊のシミュレータと言えば、パイロットの飛行訓練に使用されるフライトシミュレータが、まず念頭に浮かぶと思いますが、たとえ素人が乗ったところで、まともに離陸させることもおぼつかなく、面白いものとは言えないと思います。
ですが、これなら楽しめます。
携SAMは、ろくに字も書けないゲリラでも扱えるような代物ですし、短SAMの目視標準具は、もっと簡単です。
ただし、ミサイルとは言え、ちゃんと操作しないと当たりませんので、シミュレータでは当然それも模擬しているでしょう。
そして、ミサイル以上に、50口径機関銃での対空射撃は、地上に対する射撃以上に、バラバラと撃ちまくるような射撃をすることになるので、興奮すること間違いなしでしょう。
衝撃や発射音まで模擬されているなら(空砲も可能なんでしょうが、こんな閉鎖空間で50口径を撃ったら音が大変ですし、衝撃波でシミュレータが壊れるかもしれません。硝煙も問題でしょうし)尚更面白いと思います。
これが、空自の基地防空隊用として装備されることになれば、おそらくVADSにも対応すると思いますが、そうなれば、50口径以上に面白いんじゃないでしょうか。
是非やってみたいですが、一般公開はしないでしょうね。
防衛秘密の上でも問題ですが、それ以上に、かなりのお金を取ったとしても、客が殺到するでしょうから。
りっくんランドに、廉価版でも作って有料公開したらどうでしょう。
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