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軍事技術

2008年6月21日 (土)

ヘリの大型化

ヘリについては、それほど詳しいわけではないのですが

どこまで大きくできるのかという質問があったので、答えておきました。


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具体的な数字は分かりませんが、ローターを大きくすることで、先端が音速に近づくと構造的に無理が生じてきます。
特に水平方向の移動中は、空気との相対速度が片側だけ高くなるため、速度を出さないほどローター径を大きくできます。
ローターの回転速度を落とせば、先端が音速に近づくことは防げますが、内側が失速します。

小さいローターを大量に付ければ大型化は可能でしょうが、運動性の確保が難しくなります。

素材の性能を上がれば、より大型化が可能と言えますが、すでにかなり限界に近いのではないでしょうか。

2008年11月 8日 (土)

防衛省ガンダム消滅?

昨年、防衛省が開発している「先進個人装備システム」が防衛省ガンダムとして話題になりました。
開発は継続しているのですが、防衛省ガンダムという名称は消えてしまうようです。
防衛省技術研究本部による研究発表会が今年も実施されますが、そこでは「防衛省ガンダム」の名称は使われないようです。
http://ichigaya.keizai.biz/headline/432/


今年度の技本研究発表会は、11月11日、12日にグランドヒル市ヶ谷で実施されます。行ってみたいですが、残念ながら平日ではとても無理です。

昨年の発表会は、ガンダムと銘打ったため、前年の6倍以上の来場者数を記録し、2日で延べ3200人もが来場、軍事関係の雑誌だけでなく多くのメディアで取り上げられました。


先進個人装備システム(ACIES:Advanced Information Combat Equipment System)は、防衛省ガンダムなどと呼ばれていますが、パワードスーツの類ではなく、日本版ランド・ウォーリアです。
昨年発表されたシステムについては、軍事研究誌本年3月号に詳しく紹介されているので、そちらをご覧下さい。


昨年の発表時に展示されていた物は、フェーズ1と呼ばれる、正に研究試作品でした。今年はフェーズ2の実地検証が可能なモデルが展示されるようです。
どこまで仕上がっているか、興味深いところです。


さて、このACIESですが、私が「日本海クライシス2012」を執筆した後、準拠している事実関係の中で最も状況が変わった点です。小説中では、技本の開発には触れていませんでした。
(もっともまだまだ試作段階なので、2012年に配備されている可能性は低いでしょう。特に空自では)

小説中に、このACIESもどきを登場させましたが、昨年展示されていた物は、ネットワーク機能が盛り込まれている他は、既存品の活用など、ほとんど小説中に登場させたものと良く似ておりで、我ながら少々驚きました。
ただし、銃搭載ビデオカメラについては、小説の方が進んでいたようです。

小説では、非冷却型サーマルイメージャー(熱画像装置)の画像を、眼前に装着したモニターで確認することで、遮蔽物の陰から銃だけを出して射撃が可能な、ランドウォーリアー同様の物を描いていました。

一方、ACIESでは同様の機能があるカメラは可視光カメラでした。ただし、HMDで確認できないものであれば、熱画像装置も準備されていました。


小説でここまでのモノを描いた理由は、実際に既に2年以上前から、COTS品でそれだけの事を可能な製品があったからです。開発担当でもない私がそれを承知していたわけですから、技本の突っ込みは少々甘いと言わざるを得ないと思います。
もちろん、現在でも入手可能です。
http://www.rikei.co.jp/product/ja/404.html


今年発表されるACIESフェーズ2は、どんなものになっているでしょうか。
軍事研究誌だけでなく、銃器関係の雑誌もチェックせねば。

2009年1月 8日 (木)

エコ燃料

今月末、日本航空がバイオ燃料をテストするという記事が出ていました。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081217dde041020048000c.html


日本航空は、ボーイングとプラット・アンド・ホイットニーの協力を得て、非食物系の植物性バイオ燃料を50%混合した燃料を、クラシックジャンボ(ボーイング747-300型機)の4基あるエンジンのうち右側の1基に供給してフライトを行うそうです。


こう言った取り組みは、自衛隊でも早期に取り掛からないといけませんが、現在までのところ自衛隊が同様の実験を計画をしているとは聞こえてきません。


世界的な景気後退による需要減で、一時の燃料高騰は、ウソのように消えてしまいましたが、今年の燃料価格暴騰は、防衛関係者にも危機感を与えたでしょう。
石油の枯渇は、生産技術の向上や新たな油田開発によってまだまだ先に伸びるかもしれません。しかし、需給バランスが崩れることで、信じられないほどの暴騰をすることも、今年1年で認識されたはずです。
実際、訓練削減のニュースなんかも流れてました。


この点、米軍はしっかり考えているようです。米軍での取り組みは、「軍事研究」誌昨年2月号と3月号の野木恵一氏の記事に詳しく紹介されています。
興味のある方は、そちらをお読み下さい。


今回のボーイングとP&W社の協力も、米軍での研究成果を踏まえたモノでしょう。

2009年1月18日 (日)

省エネじゃない

訂正記事という訳ではないですが、余りにもタイムリーな新情報があったので紹介します。

1月8日にエコ燃料について記事を書きましたが、そのちょうど翌日、防衛省が車両のハイブリッド化・電気自動車化、代替燃料開発の検討に着手することが報じられました。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090109-OYT1T00438.htm

タイトルには「自衛隊も省エネ」とありますが、省エネが目的ではありません。
「エコ燃料」 や上記ニュース中でも指摘されている通り、石油燃料に全面的に依存した状態がまずいからです。

あれだけ原油価格が高騰し、燃料費がかさむと、やはり手をこまねいている訳には行かなかったのでしょう。
米国に調査団も派遣したようです。

記事に書いた代替燃料の話だけでなく、米国の取り組みには、太陽光や地熱発電所を基地内に設置することもあったようです。その中で、太陽光発電については、本気で検討しても良いかもしれません。
外部の発電所に電力供給を100%依存するよりも、自前の発電能力を持つことは、冗長性の確保にもつながり、能力の向上になるためです。
現在でも、外部からの給電が止まった時のため、発動発電機は多数装備されていますが、自家給電能力が高まることは良いことです。
太陽光発電は、発電効率の向上も著しく、早ければ数年後にもコストが通常の発電と同レベルになるという予測もあります。

今現在は、庁舎の屋上は物干し場としてしか活用されていませんが、10年後には発電用パネルが並んでいるかも知れません。

2009年3月13日 (金)

LRAD

ちょっと古いニュースですが、2月7日付産経新聞に、日本の調査捕鯨船が米環境保護団体シー・シェパードに対して、長距離音響発生装置(LRAD)を使用していたことが報じられています。


LRADは、非殺傷性のいわゆる音響兵器の一つです。単純に言えば指向性の高い音波を発生するスピーカーですが、これに不快な音を載せることで、耐え難い音を使用した兵器となります。
アメリカンテクノロジー社が製造しており、日本では丸紅情報システムズが販売しています。
http://www.marubeni-sys.com/si/atc/lrad-outline.html


イラクなどでも使用された実績があり、なかなか効果的だそうです。

シーシェパードもその効果のほどは認めています。


兵器とは呼ばれていても、相手に傷害を与えるものではないため、国内的にも国際的にも問題のあるものではないのですが、販売社である丸紅情報システムズに問い合わせたところ、基本的に自衛隊や警察関係などの治安機関以外には販売しないそうです。

それだけ強力だと言うことでしょう。

結構使い勝手は良いと思うのですが、残念ながら、私の知る限りこう言ったものが自衛隊に装備されたということは聞こえてきません。


しかし、シーシェパードに対しては、こんなものを使って追い這うのではなく、検討されている海賊処罰取締法を適用して逮捕すべきだと思います。

2009年3月23日 (月)

狼が来たぞ

3月19日付読売新聞に医療アラームの聞き逃しによる事故が多発しているという記事が載っています。

記事の主旨は、設定の不備などにより、医療アラームの「無駄鳴り」、つまり誤警報が頻発し、そのことに慣れてしまった医療スタッフが、本当のアラームに気が付かずに事故が多発しているというものです。

このニュース自体は、軍事とはなんの関係もありません。
ですが、誤警報によりシステムが機能不全に陥るということは他山の石として参考になるものです。
同種の話としては、以前にも「日本独自の早期警戒衛星は不要だ! 」に挙げた早期警戒衛星による弾道弾監視にも同じこと言えます。

現役自衛官時代に、ある警戒警報装置の試験に携わりました。
この装置は試験的に導入されたもので、1個部隊分しか無かったのですが、これを実地に運用させ、その効果を確認しようとしたのです。

その結果、年間数千回にも及ぶ誤警報が発生することが分かりました。
このデータを見た時、結果自体にも驚いたのですが、試験前には誤警報確率がそれほど高いとは思っていなかったため、あらためて感じた自衛官の真面目さにも驚きました。
担当としてオーダーした訳ではありますが、1日数十回に及ぶこともあった誤警報(時間や場所)を、試験担当部隊は逐一記録してくれたのです。(○空団○○小隊のみなさん、ありがとうございました)

幸いなことに、このデータを受け、その警報装置がそのまま導入されることは無かったのですが、もし本格的に導入されていたらどうなっていたでしょうか。
1日に数十回も誤警報が発生し、逐一反応していたら、部隊は疲弊してしまいます。導入当初はそうなるでしょう。ですが、しばらくすれば「どうせまた誤警報だ」という思い込みが発生し、警報をまともに取り合わなくなることは間違いありません。まさに、記事に在る医療事故と同じ事が起きるということです。

探知確率がいくら高くとも、警報システムは、誤警報確率を一定水準以下に抑えなければその機能を果たしません。また、誤警報確率がスペックに記載されない事も珍しくありません。ですが、警戒警報装置の導入に当たっては、極めて重要な要素です。

2009年4月27日 (月)

JADGE開発の思い出

4月16日付の朝雲新聞にJADGEの戦力化が目前だという記事が出ています。
http://www.asagumo-news.com/news/200904/090416/09041610.html


現行のBADGEやJADGEは、航空作戦や弾道ミサイル防衛の中核となるシステムですが、秘の度合いが高く、情報がほとんど外部に公開されないためメディアで取り上げられることも少なく、軍事関係の雑誌でも目にすることはほとんどありません。


私もどこまで書いたら問題ないのか図りかねるので、JADGEそのものについては、ここでは書きませんが、その開発にも一枚噛んでいたので、一つ印象深かった思い出話を一つ書きます。


JADGEは大規模なシステムで、連接される機器も多岐に渡ります。
そのため、開発に当たっては関連する機器、部隊の関係者を多数集めた会議が何度も開かれました。

システムのユーザーとなる部隊関係者は、最良のシステムにしようとあれこれと注文を付けます。その一方で、同じ思いを抱きながらも空幕の担当者や試験に携わるプログラム管理隊は、コストや期間も考慮せねばならず、会議では槍玉にあがることもしばしばでした。


そして、それ以上に槍玉に上がっていたのは、実際に開発をするNECの技術者でした。
JADGEの開発に当たっては、他社も候補に上がったようですが、結局BADGEの開発納入もしているNECが、積み上げたノウハウの多さから選定されたようです。


部隊の真剣さの現われでもあるのですが、NECに対する部隊からの突き上げはかなりのもので、「NECがネックだ」などという揶揄も良く聞かれました。


こんなことを書いている私自身も、かつてはその一人で、「これが出来なければ困る。今からでも仕様変更できるはずだ!」などという不満をぶつけたことは何度もありました。


そんな折、ある会議の際、NECの技術者が全員真っ赤な目をして現れた時がありました。
一目見て「全員徹夜明けだな」と分かる状態で、NECも苦労してるんだな、とこの時思いました。
(もっとも、だからと言って要求を取り下げることはありませんでしたが)


日本の防衛には、防衛省・自衛隊だけががんばっている訳ではありません。
それを支える防衛産業の力も大きく貢献しています。

2009年7月30日 (木)

中SAMの失敗がRIM-4陸上型を生む

RIM-4陸上型の話題は、先日の記事「F-22が高いかどうかはROE次第 」に対してさむざむ。氏から頂いたコメントにも出ていましたし、週刊オブイェクト「XRIM-4が地対空ミサイルとして復活? 」などでも話題になってます。

その背景には、21年度の概算要求に「03式中距離地対空誘導弾(改)の開発」が盛り込まれていた(実際の予算では没った)事でも分かるとおり、03式中SAMのライフサイクルを含めたコストが高すぎることが原因として言われています。
また、良いものが出来たと言われるRIM-4に日の目を見させたいと言う技術サイドの思い入れもあるでしょう。

ですが、RIM-4陸上型が検討される直接的な理由を一言で言えば、中SAM(の配備)が失敗だからでしょう。
これは、中SAMが兵器として失敗作だという意味ではありません。
開発要求を出した陸幕による将来脅威の読み違えと必要とされる兵器性能の算定ミスです。
分かりやすく言えば、情勢に合わないものを作ってしまったということです。
これは、まるで冷戦の終結に合わせるように配備を始めた90式戦車と同じです。
陸幕が愚かだというのは簡単ですが、正直コレを読むのは難しいことです。なにせ、アメリカでも同じ状態のものがあるのです。それは、追加配備が打ち切られたF-22です。(打ち切り派は、イラクやアフガンで活躍の場がないことを根拠にしている。)

中SAMの具体的問題点は、現在そして近い将来に予想される戦略環境において、機動性が不足している点です。

中SAMは、一般的には、ホークと比較し展開布置に要する時間が短縮したことをもって、機動性が向上したと言われます。
ですが、ここで機動性が不足すると言っているのは、展開に要する地積が拡大する等、展開条件がより厳しくなる他、離島防衛など戦略機動における輸送が難しくなったことを言っています。

中SAMは、システムを構成するユニットが大型化し、それこそパトリオット並みと言えるほどです。これは、一言で言えば陸自が運用要求としてパトリオット並みの迎撃性能を求めたからです。
空自のパトリオット導入後、同時期に実施している年次射撃訓練において、当時のホークにいろいろと問題があったこともあり、陸自の隊員が、それこそ垂涎ものでパトリオットを眺めていたことを思えば、このことは理解できなくもないとは思います。
ですが、空自のパトリオットが、全般防空を任ずるFIの活動根拠である飛行場を守るための拠点防空用兵器であることと異なり、野戦防空用であるはずの中SAMを、あれだけ大掛かりなシステムとすることについては、空自内にも疑問の声があったくらいです。

それはともかくとしても、北朝鮮の弾道ミサイルを除けば、近い将来に蓋然性の高い事態は、対中国の離島防衛くらいですが、離島への展開を考慮する場合、時間的な要素も含め、中SAMの機動性では、パトリオットに比べて展開が容易だとは言い切れません。
ホークであれば、CH-47のスリングでの運搬さえ可能でしたが、C-Xが配備されるまでは、中SAMは、パトリオットとともに船舶での輸送しか不可能でしょう。

陸自のSHORADを除いたSAM体系は、中SAMとホークですが、もう一方のホークは改善が図られているとは言え、陳腐化(特に電子的な部分)老朽化が進み、中国機相手でも対処が困難となって来ています。

端的に言えば、今後予想される中国との衝突に際して、ホークは迎撃性能が不足し、中SAMは機動性能が不足するのです。
ここに、RIM-4陸上型を配備する根拠が、実体的にも、そして建前的にも出てきます。この建前的にもというのが実は重要で、財務に対して必要性を訴えることが出来るということです。
もっとも、財務は「あんたら中SAMで大丈夫と言ったでしょう」とは言うのでしょうが、そこはそれ、情勢が変わりましたと言うしかないです。

RIM-4陸上型は、艦載SAMとして検討されていた流れを受け、TVC装置を有した垂直発射方式になるようです。少々おごり過ぎのような気もしますが、改造箇所が少なくて済む分、開発費を抑えるにはその方が良いでしょうし、展開場所の選定上も垂直発射方式の方が便利ですので、運用上も楽でしょう。

このブログでも、先島防衛ネタを何度も記事にしているとおり、離島防衛は留意すべき問題だと思っています。
RIM-4陸上型の将来は、まだ予断を許さないでしょうが、離島防衛に有用な兵器が調達されることは好ましいことだと思います。

なお、以上のRIM-4陸上型の予測は、断片的な情報を元に、推測で書いたものです。ですが、財務を通すためのロジックとしては、コレしかないと思われます。

2009年11月29日 (日)

防衛技術シンポジウム2009

平日の開催なので行くのは無理だな~と思ってた「防衛技術シンポジウム2009」ですが、たまたま半日ほど休みが取れたので行って来ました。
ただし、会場到着が2日目の1時半頃でしたので、閉会まで2時間ほどしか時間が無く、各種展示を一通り見ただけです。当然講演や一般セッションは聞きに行けませんでした。
それでも、想像以上にいろいろやっていることが分かりました。

来場者に関しては、2百人強かなという感じで、2日間の延べ来場者は千数百人という所じゃないかと予想しました。
その大半は、防衛関係企業の方のように見受けられます。制服自衛官は数人、マニアは十数人というところです。
学生らしき人も数人おり、彼らに唾を付けるためか、一角にはリクルートブースも見られました。技術幹部技術貸費学生なんかを募集していたのかもしれません。

さて、展示の内容ですが、「技本版偵察ソフトボール」、「中距離多目的誘導弾」についてはリンクを付けた下総ミリタリースクウェア様が美しい写真付きで載せているので、そちらをご覧下さい。

こちらでは、それ以外にコレはと思ったものを紹介したいと思います。
まず最初は、ポスターセッションにあった「隔膜型パルスモータの研究」です。これはロケットモーターの燃焼を途中で一旦止め、再点火することで、ミサイルの射程距離の延伸を図るというものです。
燃料の組成を変えたり、断面形状を変えたりして推進力を変化させることは普通ですが、このパルスモータは、完全に一旦燃焼を止めるもののようです。
まあ、2段式にすれば更に高効率になるんでしょうが、簡易な方法でコストを上げずにというところがメリットなのでしょう。
実現可能性が高く、メリットは大きいので、コストパフォーマンスの高い研究のように思えました。

続いて、壁透過レーダ
Kaberader
地中レーダーの様なものでしょうが、説明していた方によるとMTIのような処理をすることで、壁の向こう側にいる「動いている」物体(人)を感知するということです。
また、静止していても、呼吸による体の動きだけでも探知できるモードもあるということでした。
市街地戦闘などで使用する他、災害時の人員捜索にも使用できることを目指しています。
今年で研究は終了とのことでしたが、デモを見る限り、感度や精度の面で、戦闘場面での実用はちょっと厳しいなという感じがしました。瓦礫の下から生存者を探す、という用途ならいけそうです。

次はおなじみの「ACIES」
Acies
去年は実際に見ていないのですが、昨年とどこか違うの?という感じです。
流石に注目度は高く、客寄せパンダとしての展示かもしれません。
来場者に装着までさせてアピールしてました。

お、コレいい!と思わされたのは「ソフトウェア無線機」です。
Softmusen
単純な話、車やヘリに載せて使用する中継機なのですが、全く異なる通信方式の無線機を仲立ちすることで、双方の通話を可能とするものです。
技術的には難しいところはないと思うのですが、発想の転換がイイと言うべきでしょうか。

また、大学発先端技術ブースとして産学協同の展示もあり、技本が産学協同をしているなんて知りませんでしたので、ちょっと驚きでした。
Detonation
写真は、筑波大のデトネーションエンジン

以上、簡単ですが防衛技術シンポジウム2009の紹介でした。

来場者のほとんどが防衛関係企業のようでしたから難しいのは分かりますが、来年はせめて1日だけでも休日開催にならないでしょうか。
そうしたら、もう少し一般来場者も増えると思います。

2010年2月 9日 (火)

無人機研究システム墜落

評論するような内容ではないですが、一応ニュースなので

硫黄島で自立飛行の研究を行っていた無人機研究システム4機中の1機が墜落したそうです。
無人偵察機のエンジン停止=飛行試験中、落下処理-防衛省」(時事通信10年2月10日)

記事の数値が変な気もしますが、どの辺りで故障が発生したのか不明なので、追及しても意味はないでしょう。

墜落の理由はエンジントラブルのようなので、機体が減ることでスケジュールが狂う事は兎も角として、根本的な問題ではありませんから、特に気にする必要はありません。
また同種のトラブルが起こるようなら話は違ってきますが……

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