文庫新刊『ルーシ・コネクション 青年外交官 芦沢行人』情報!
文庫新刊『ルーシ・コネクション 青年外交官 芦沢行人』が8月11日に、祥伝社から、祥伝社文庫として発売になります。
帯なし(写真はキエフにあるホロドモール犠牲者慰霊塔前の銅像)
帯あり
2018年に刊行した単行本『北方領土秘録 外交という名の戦場』からの改題となります。
この時は、書店さんで誤ってノンフィクションコーナーに置かれてしまったりしたため、今回タイトルが完全に変わりました。
若手外交官と防衛駐在官が、ウクライナを舞台としてロシアの陰謀に迫る作品です。
2016年の各種事件を描いたので、単行本時点でも過去のお話でした。
そのため、文庫化でも大きな変更はありません。
ただし、その後判明してきた事実や関連事象がありましたので、そのあたりを加筆しております。
(一番大きかったのはSM-3ブロックⅡAで、ICBM級目標を迎撃した実験、FTM-44でしょうか)
文庫タイトルは、作品の舞台がウクライナのキエフであり、現ウクライナとロシアの源流となったキエフ大公国(国号はルーシ)にちなんでいます。
ここのところ、日本でも、ウクライナ関係の話題が増えましたが、それでもウクライナを舞台とした小説は少ないと思います。(私が知る限りでは他にありません)
どなたが書いて頂いたのかwikipediaの角茂樹ページには、「数多久遠著『北方領土秘録』の隅繁彰大使のモデルとされる」との記述があります。
その角前大使にも単行本を献本したところ、ウクライナについての記述が正確で驚いたと仰って頂けました。また、この本は、外務省内でずいぶんと話題になったそうです。
これには、駐日ロシア大使館のガルージン大使がコメント(もちろんネガティブな)してくれたこともあったのかもしれません。
是非、お手にとって頂ければと思います。
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自衛隊のアフガニスタンでの輸送機攻撃の記事読みました。
あんな遅い輸送機誰でも撃ち落とせるでしょう。
確かに不安を煽ったらいけません・・が・・
無理があります。正直に1発でいくって記事を書いてください!
投稿: | 2021年8月24日 (火) 00時53分
名無し 様
一応、ああした話については専門家です。
ウソは書いていません。
なお、近いうちに、関連する小説を書く予定です。
投稿: 数多久遠 | 2021年12月25日 (土) 09時07分