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2021年7月

2021年7月22日 (木)

文庫新刊『ルーシ・コネクション 青年外交官 芦沢行人』情報!

文庫新刊『ルーシ・コネクション 青年外交官 芦沢行人』が8月11日に、祥伝社から、祥伝社文庫として発売になります。
9784396347482in01
帯なし(写真はキエフにあるホロドモール犠牲者慰霊塔前の銅像)

9784396347482
帯あり

2018年に刊行した単行本『北方領土秘録 外交という名の戦場』からの改題となります。
この時は、書店さんで誤ってノンフィクションコーナーに置かれてしまったりしたため、今回タイトルが完全に変わりました。

若手外交官と防衛駐在官が、ウクライナを舞台としてロシアの陰謀に迫る作品です。

2016年の各種事件を描いたので、単行本時点でも過去のお話でした。
そのため、文庫化でも大きな変更はありません。
ただし、その後判明してきた事実や関連事象がありましたので、そのあたりを加筆しております。
(一番大きかったのはSM-3ブロックⅡAで、ICBM級目標を迎撃した実験、FTM-44でしょうか)

文庫タイトルは、作品の舞台がウクライナのキエフであり、現ウクライナとロシアの源流となったキエフ大公国(国号はルーシ)にちなんでいます。

ここのところ、日本でも、ウクライナ関係の話題が増えましたが、それでもウクライナを舞台とした小説は少ないと思います。(私が知る限りでは他にありません)

どなたが書いて頂いたのかwikipediaの角茂樹ページには、「数多久遠著『北方領土秘録』の隅繁彰大使のモデルとされる」との記述があります。
その角前大使にも単行本を献本したところ、ウクライナについての記述が正確で驚いたと仰って頂けました。また、この本は、外務省内でずいぶんと話題になったそうです。

これには、駐日ロシア大使館のガルージン大使がコメント(もちろんネガティブな)してくれたこともあったのかもしれません。

是非、お手にとって頂ければと思います。

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