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2020年2月19日 (水)

新刊『航空自衛隊 副官 怜於奈』情報!

お待たせしました!

新刊『航空自衛隊 副官 怜於奈』が、2020年4月15日に発売となります。


タイトルから分かるとおり、空自の副官に焦点を当てたモノになります。

Hyoushi

既刊は、自衛隊有事や外務省のピンチを扱ったものでしたが、今回は、平時の自衛隊を扱ったモノで、空幕広報室を扱った有川浩先生の『空飛ぶ広報室』や、航空中央音楽隊を扱った福田和代先生の『碧空のカノン』シリーズのような作品と言えば分かり易いでしょうか。

平時の自衛隊を扱うなど、今回は、様々な点で、従来作品と異なる作品となりました。

まず、平時を扱うと言うとおり、作中で、国家的な危機は起きません。
ですが、逆にまさに今も自衛隊が直面しているであろう、トラブルを描いています。

その様々なトラブルは、司令官と呼ばれるような高級幹部でなければ、全てに関わるということはありません。
ですが、その司令官レベルの高級幹部には、初級幹部から中級幹部にステップアップしようかという駆け出し幹部が副官として付きます。
この副官目線で、自衛隊が直面している様々なトラブルと人間模様を描いたのが、今回の作品になります。

そして、様々と書いた通り、そうしたトラブルは、日々いろいろなモノが発生します。
そのため、今回の作品は、小説としては連作短編というスタイルとなっており、前述したとおり、『空飛ぶ広報室』や『碧空のカノン』のように、登場人物は同じですが、ストーリーとしては短いお話が複数続いているものとなっています。

こうした小説を書こうと思った理由にはいろいろありますが、その一つは、ブログでいろいろと書いてきた中で、かなり軽い調子で書いたものの、コンスタントに人気のある記事が、副官について書いたものだったから、という理由もあります。

副官のお仕事 その1
副官のお仕事 その2
副官のお仕事 その3
副官のお仕事 その4
副官の服装

自衛隊の副官については、かなりニッチながら、興味を持ってくれている人が以外に多かったため、副官経験者として小説を書けば、それなりに注目してもらえるだろうと考えたのです。

今回、小説で取り上げたのは、南西航空方面隊司令官の副官です。
私が経験したのは、別のポジションですが、ほぼ同レベルの指揮官副官でしたし、南西航空方面隊の前身である南西航空混成団の司令部幕僚をやったこともあったので、副官がどんな動きをしていたのかも承知していました。
それに、副官を経験した後に南混団司令部の幕僚をやったので、幕僚をやりながらも副官の苦労は、見えていました。

そうした経験に基づいて書いたのが、今回の小説です。
空幕広報室や音楽隊は、自衛隊経験のない方でも、取材をすれば書けると思います。
実際、どちらの作品も、楽しく読ませて頂きました。

ですが、副官は、自衛隊経験、それどころか副官経験がなければ、恐らく書けないと思います。
自衛隊の中でも、かなり特殊なポジションなので、その副官目線の自衛隊を見て頂ける作品になったかと思います。
楽しんで頂けたら幸いです。

ただし!

副官として目にすることのできる自衛隊の姿は、ものすごくたくさんあります。
はっきり言って、ネタの宝庫です。
そのため、連作短編というスタイルを採ったとしても、とても一冊の本で書ききれません。
それもあって、今回の作品は、続編を念頭に置いて書いています。
今回の作品では、副官就任の打診から、就任後約1ヶ月ほどの時間経過しか書けていません。
皆様の応援があれば、続きを書かせて頂きたいと思っております。

ですので、応援の程、よろしくお願い致します。
m(_ _)m

その他にも、今回は変わった点があります。
まず、著者としては少々苦しい部分もあるのですが、単行本ではなく最初から文庫として出版されます。
お求め易い価格になるはずなので、お手にとって頂ければ幸いです。

そして、出版社も今までお世話になってきた会社ではなく、角川春樹事務所(角川書店ではありません)となるので、ハルキ文庫として出版されます。
(次々作は、また祥伝社さんから出す予定です)

また、今まで角川春樹事務所さんでは、マンガ以外に電子書籍を出していなかったそうなのですが、私がKDP出身で、電子書籍を買って頂いている読者さんが多いことから、お願いしたところ、約1ヶ月遅れとなりますが、5月中旬に電子版を出して頂ける方向になっています。
ただし、この点は、変動する可能性がありますので、ご承知置き下さい。

また、読者の方には全く関係のない話となりますが、今回は、作家としてデビュー後、初めて古巣である自衛隊を取材させて頂きました。

と、言うのも、私が副官を経験したのは、もうずいぶんと昔のことですし、上にも書いたとおり、南混団は、南西空に組織改編されていますし、以前は存在しなかった副司令官も配置されています。
取材させて頂いて分かりましたが、副官室も増員されていました。

そして何よりも、上にリンクを貼ったブログ記事では、女性副官の登場は、ある事情から、もう少し先だろうと思っていましたが、取材させて頂いた南西空司令官の副官は、なんと女性でした!

と言うわけで、予定していたプロットを変更し、主人公は女性副官としています。
今回は深く踏み込んでいませんが、女性副官の登場が、もう少し先だろうと予想していた理由についても、続編が書ければ、いずれ書きたいと思っております。

発売日までまだ1ヶ月半ほどとなりました。再校チェックも終了し、著者としての作業は完了しています。

書影を追加しました。(3/6)
イラストは、女の子+ミリタリーな絵を描いておられるdaito氏です。
既刊はハードな絵が多かったのですが、新刊は内容もソフトになるのでデビュー前のKDP書籍以来の女の子イラストです!
イイですね!

追加情報は、この後も、この記事に追加します。
また、更新状況はツイッターでお知らせします。

ご期待下さい。
そして、お手にとって頂ければ幸いです。

よろしくお願い致します。
m(_ _)m

 

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創作通信」カテゴリの記事

コメント

数多先生、発売楽しみにしてます!

フィクションだと女性の副官は
割とポピュラーなんですけどね。

アマゾンのリンクはこちら。

航空自衛隊 副官 班尾玲於奈(仮) (ハルキ文庫) 角川春樹事務所 660円
https://www.amazon.co.jp/dp/4758443300/

いつかは副官を主人公にしたお話書いていただけると思っていました
航空と海では違うところも多いと思いますが発売楽しみにしています

しやもしん 様
ありがとうございます。
まだ再校も終わっていないので、もう少しお待ち下さい。
リンクありがとうございます。
版元ドットコムに掲載されると、あっという間にリンクが作られるのだと知って驚きました!

メリッサ 様
執筆前に類似のものがないか探したところ、男性副官のBLモノとかもあって、ちょっと・・・な見方をされているなぁ、と思っていました。
主人公は女性副官にしましたが、至ってまじめな作品です。
雰囲気は、今までの作品に比べればライトですが。

mana様
そんなに期待して頂いていたのなら、もっと早く書けば良かったかもしれませんね。
でも、今回は私もちょっと勇気を出して書きました。
やはり、それまで書いてきたモノと、大きく変わった部分が大きいのでうまく書けるのか、そしてうまく書けたのか、今でも不安が残っています。
副官は、陸、海、空で、それぞれの文化の違いが大きくでる点だと思います。
そのあたりも楽しんで頂ければ幸いです。

倅は海自で後に海幕僚長になった方の副官を務めさせて
頂いたんですが進水式など海自独特の行事のお供や
特務「はしだて」でのでの民間の方との交流等
副官ならではの貴重な体験を
させていただいたと言ってました

そうでしたか。
海上自衛官でも「はしだて」に乗艦してレセプションなどに参加できるなんて貴重な体験でしょうし、副官のおいしいところでしょうね。
空自でもU-4に搭乗する機会など、副官のおいしい部分は多いので、今回は少ししかかけませんでしたが、できるだけ書きたいと思っています。

数多様
大変ご無沙汰しております。
下名の大阪時代にはコメントさせて戴いておりましたが、その時には某電機メーカーを
担当しておりましたが、再再々度東京に転勤になり、防衛省殿を担当しております。
数多様のおっしゃる通り、副官の方々は意外(と言っては失礼ですが..)と魅力的な方が
多いです。 また、新刊を楽しみにしております。 
頑張って下さい。

やん 様
こちらも、ブログはすっかり更新が止まっており、ご無沙汰しております。
副官と接する機会がありますか。
なかなか変わったところにいらっしゃいますね。
2ヶ月近くお待ち頂く事になりますが、よろしくお願い致します。

数多様
副官の方をお話するのは、年末年始のご挨拶の時や連絡調整会議の時くらいですが、
民間の秘書室の方々やお付きの方々と接した経験から見ると、副官の方々は紳士的で
変わってるなと思ってしまいます。 数多様の「変わった方」というニュアンスとは違うの
かもしれません。 

やん 様
副官は、自分自身が自衛隊に染まっていることを自覚していますから、民間の方以上に、紳士的でなければならないと思っているかもしれません。
自分も、そんな感じでしたので。

この表紙を見て改めて思いましたが
航空 陸上の冬常装は肩章があるため飾緒は通せば
固定出来ますが海上冬常装は肩章がないため
仕立て屋さんに肩の袖との縫い目を解し小さなポケットを開け
中にボタンを取り付けてもらうと聞きました
副官の任を解かれた時にまた縫い直すと言ってました

公威 様
本当ですか?!
それは、制服デザイン検討時のミスですね。
副官や司令官だけでなく、駐在武官の方とかも困っているでしょうね。

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