ぶれない沖縄メディア
琉球新報が、またしても国際情勢を無視した自衛隊攻撃を行っています。
「那覇空自F15倍増、40機に 空港さらに過密化」(琉球新報160127)
第9航空団の新編(83空→9空団)により、那覇空港が過密になり、民航機の運行に支障が出るというのが記事の主旨です。
戦闘機数が現在より倍増するため、空の便で沖縄を訪れる観光客や周辺住民への影響も懸念される。
中略
一方、滑走路1本で民間機と自衛隊機が併存する那覇空港では、自衛隊機のトラブルで滑走路が一時封鎖される事態がたびたび起きている。自衛隊機の離着陸で民間機が待機する場面もあり、空港利用機数の増加は観光客の足である民間機にも影響が予想される。
「自衛隊は邪魔だ! 沖縄から出て行け!」というのが、琉球新報の本音なのでしょう。
社説では、もっと明確に書かれています。
「那覇基地F15倍増 民間空港転換を進めよ」(琉球新報160128)
沖縄の空に、また一つ不安が加わった。防衛省は航空自衛隊の部隊再編により、那覇基地のF15を現在の20機から倍増し、40機体制にすることを決定した。現在でも民間航空機と自衛隊機が混在する過密空港にさらに負担が増える。
観光立県、アジアハブ構想など県経済自立への要となる空港機能を阻害するのは、軍民共用という特殊な形態だ。国は「軍」の増強でなく、民間専用空港への転換にこそ力を注ぐべきだ。
昨年6月の事故の際にも、県内の経済関係者から「安全・安心」への不安や観光へのイメージダウン、事故時の物流への影響が懸念されていた。自衛隊機倍増で那覇空港でのトラブルが増えるリスクは高まりこそすれ、減りはしない。
中略
那覇空港から、軍用機を一刻も早く撤退させるべきだ。整備が進む第2滑走路は、経済振興に必要とされるものだ。自衛隊の運用能力を向上させるためのものではない。
沖縄県民全体としては、この記事ほど愚かではないものの、沖縄は、テレビも琉球新報とこれとならぶ偏向メディアの沖縄タイムスに牛耳られており、一般の方にマトモな情報が伝わりにくい状況にあります。
ともあれ、沖縄(本島)のメディアが、「自衛隊は邪魔だ!」と言い続けるなら、先島諸島の方は、沖縄本島の方よりも、危機感を切実に感じていますから、下地島空港を自衛隊機が使用できるようにし易くなるかも知れません。
琉球新報は、自衛隊機に出て行けと言うなら、下地島空港に分散しろというのか、さもなくば自衛隊は全面撤退して、中国軍に展開してもらうのか、ちゃんと代案を提示して欲しいものです。
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