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2014年5月24日 (土)

名護市長選、東京都知事選に続く注目の選挙

今回は、名護市長選、東京都知事選に続く、今年注目の選挙ネタです。

しかし、国会議員や地方首長の選挙ではありません。
AKB総選挙と呼ばれる「AKB48 37thシングル選抜総選挙」です。

普段、軍事・防衛ネタばかり書いている当ブログが、何故にAKB総選挙なのかと言いますと、今回のAKB総選挙は、日本の防衛にも(ちょこっと)影響しそうだからです。

まずは、次のグラフを見て下さい。
Photo
過去のAKB総選挙と今回の総選挙の速報結果をまとめたもので、圏内(1回目は30位、2回目3回目は40位、4回5回目は64位、今回は80位以内)入りしたメンバーの所属別比率です。
それぞれのグループの発足時期を考えれば、初期の選挙で本店と呼ばれるAKBが圧倒的なのは当然ですが、最近でも全国放送でのメディア露出はAKBが筆頭でしょう。
それでも、前回、それ以上に今回は、各支店の伸張が著しく、本店AKBの比率は40%を切っています。

この傾向は、この選挙の本来の目的である次期シングルを歌う選抜メンバー限定で見ると、さらに顕著になります。
Photo_2
本店対支店合計では当然ですが、支店単独でもSKEはAKBを抜きそうな勢いですし、歴史が浅いにも係わらずHKTは20%に届きそうな状況です。

この結果は、もちろんそれぞれのメンバーの頑張りがあってのことでしょうが、背景を考えた時に、支店の各店が、それぞれの地域の応援を受けているという側面は無視できないと思います。
HKTは、博多で活動していますが、九州ツアーを行うなど九州を抑えにかかっていますし、テレビに博多市長といっしょに出演するなど、地域興しに一役買っている状況です。

そもそも、この記事を書こうと思った理由は、AKB総選挙を報じるニュースを見て、”何だかJリーグのようだな”と思ったのが発端でした。
野球は、企業の宣伝塔として地域性が乏しいですが、サッカーはJリーグの方針として地域性を大切にしています。

AKBグループの場合、AKBの名前が秋葉原(通称アキバ)から来ていることもあって、支店も土地の名前がグループ名になっていますし、”会いに行けるアイドル”というコンセプトによって拠点を中心に活動しているため、必然的に地域性を持っています。

サッカーが、地域興しに貢献していることと同様に、このAKB総選挙も、もっと正確に言えば、選挙での各支店の隆盛は、東京への一極集中傾向を押し留める効果があるのではないでしょうか。少なくとも応援している地方のファンには力になります。

最近の防衛上の懸案事項として、離島防衛が声高に叫ばれますが、離島が危険になっている理由は、中国による侵略という外的要因だけでなく、離島を含む地方の過疎化により、実効支配が薄らいでいるという日本国内の内的要因も大きく影響しています。
この内的要因が最も影響しているのは、対馬や与那国などの先島の島々であり、地域経済の低下から、韓国や中国からの観光客など、日本よりも外国頼みになりつつあるという状況があります。
こう言った全般的な傾向を抑えるためには、やはり地方が元気になってもらうしかありません。

そのためにも、AKB総選挙では、SKEを筆頭に各支店メンバーに頑張って欲しい所です。

また、そうした視点で考えた場合、北日本にAKBグループ支店がないことが残念です。札幌では商圏規模的に難しいように思いますが、仙台ならなんとかビジネスとして成立する可能性があるように思えます。
なんでもSKE発足の際は、名古屋の地元企業がスポンサーとなったそうです。仙台でKKB(仙台の繁華街は国分)を発足させるために、楽天の三木谷氏がお金を出したらどうでしょうか?

蛇足ですが、個人的にはSKE推しです。。
もちろんみんな頑張っているのでしょうが、SKEはがむしゃらに頑張っている感のあるメンバーが多いような気がします。
”カワイイ”と言うより、”根性”とか”不屈”という言葉が似合う気がして……、エース松井珠理奈、アスリート須田亜香里、雑草松村香織などを見ていると、自分も頑張らないとという気にさせられます。

オーソドックスなアイドルを見る目とは、何か違うかもしれませんが、現在速報トップ独走中の指原莉乃も似たようなキャラな所を見ると、AKBに対するファン心理は、昔のアイドルに対するそれとは、基本的に異なっているのかも知れません。

みんなガンバレ!

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コメント

残念ながら、北日本で事件が起きてしまいましたね。

メリッサ 様
地域性のある事件では無かったと思いますが、こう言う事があると、難しいでしょうね。
というか警備費用の増大で、ビジネスモデル自体が見直しをしないと立ちゆかなくなるかも知れません。

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