「黎明の笛」発売から2週間
なんと、「黎明の笛」が売り上げランキングで、2位を獲得しました!
文芸書だとか、ミリタリー関連とかのカテゴリー別の2位ではありません。
実用書やビジネス書はもちろん、「永遠の0」などのベストセラーを全て含んだ全書籍中の2位です!
他のランク入りした本を含めて見てみましょう。
① 日本人のための「集団的自衛権」入門
石破茂著 新潮社
② 黎明の笛
数多久遠著 祥伝社
③ 武人の本懐
高嶋博視著 講談社
④ 自衛隊兵器大全
菊池雅之 竹書房
⑤ 下町ロケット
池井戸潤著 小学館
……なんか偏ってる……と、思うでしょうね。
どこの調査かと言うと、三陽堂書店さんの販売ランキングです。
山陽堂なら知っていると言う方もいると思いますが、三陽堂です。
つまり、防衛省本省がある市ヶ谷地区内にある本屋さんです。(防衛庁内にて一般販売せず……って、もう防衛”省”ですよ)
このランキングは、3月20日付けの朝雲新聞の「隊員愛読書ベスト5」というコーナーに載っていたモノです。
このコーナーには、他の書店さんの集計結果も載ってますが、そちらでは5位以内にランクインはしていなかったようです。
ですが、防衛省の本丸である市ヶ谷内の書店で2位です。
防衛省・自衛隊関係者、特に幹部自衛官や内局部員に読んで頂けたということでしょう。(「こんなモノ書きやがって!」と思われている可能性もありますが……、今のところ電凸やカミソリメールは来てません)
素直に嬉しい反面、狙いと「なんか違う……」と思えてなりません。
一般の方に、防衛問題に興味を持ってもらうために書いたのに……ナゼかプロ受け。
まあ、私の趣味丸出しなので、仕方ないですね……。
とは言え、一般の方にも読んで頂けて無いわけではありません。
さすがに、オリコンランキングに載るほどにはなっておりませんが、アマゾンのランキングでも、品切れでランクが下がった時を除けば、文芸書としてはかなり売れている方です。
ありがとうございます。m(_ _)m
レビューも頂きました。
アマゾンでは、4件全て★5つですし、ブクログでも8人登録★5つです。
ブクログ「黎明の笛」
作家の中には怖いから見ないという人もいる読メこと読書メーターでも、(今のところは)高い評価を頂いてます。
読書メーター「黎明の笛」
読書メーター「黎明の笛(Kindle)」
ツイッターではつぶやいてましたが、メディアでも書籍を紹介して頂いています。
航空ファン5月号
航空情報5月号
朝雲新聞3月20日
日刊ゲンダイ3月25日
特に、朝雲新聞は、出版社からの紹介文ではなく、編集部で読んで頂き、詳しい紹介をして頂きました。
これらのおかげで、発売から1週間の時点で増刷が決まり、現時点で累計2万部になりました。
誠に、ありがとうございます。
私事のため、ちょっとバタバタとしており、ブログの更新等滞っておりますが、今後もマイペースで頑張りますので、宜しくお願い致します。
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こんばんわ はじめまして
黎明の笛、拝読いたしました。 面白く読めて愚妻と愚娘にも読まそうとしています。
難点は、注釈が無い専門用語が多いことです。
今、自分で「シオリ風の注釈カード」を作っています。 この成功で次回も「軍事ノベル」を出版されるなら、
目次か巻末に、注釈覧を入れてくださいますように。
久遠さまのご自愛とご健勝を祈りつつ、失礼します。
投稿: 末田 俊紀 | 2014年3月27日 (木) 03時21分
末田 俊紀 様
お読み頂き、ありがとうございます。
ですが、奥さんと娘さんは、本人が読みたいと思った時にして下さい。
読まされる本ほど、苦痛なものはありませんから。
注釈については、電子版を読んで頂いた方がよかったかもしれません。
電子版の方は、リンクで解説集に飛べるようになっています。
書籍版の方にも解説集を盛り込むことを検討はしたのですが、かえって読書の楽しみをスポイルしそうだということで、見送りになりました。
投稿: 数多久遠 | 2014年3月28日 (金) 00時27分
1年ほど前からブログを見させていただき勉強させてもらっています。電子版のハードがない為、書籍化されて本当に嬉しかったです。即アマゾンにて予約させて頂きました。今ゆっくり2回目を読み込んでおります。いろんなシミュレーションによって本当の対処能力、運用能力が磨かれていくものと理解できました。防衛とは全く違う仕事をしておりますが、危機管理力の向上はどの仕事でも必要なことと思います。産業面においても国力を削がれるような技術流出事件が相次いでいる状況では将来を危惧するばかりです。今後もブログ、執筆活動ともに御活躍され我々に多くの気づきを与えて下さることを願っております。書籍巻末の感想に替えて本欄にて
投稿: shimo | 2014年3月29日 (土) 13時55分
shimo 様
お読み頂き、ありがとうございます。
やはり、まだまだ電子書籍を買えない方がかなり多いみたいですね。
書籍化された後も、紙の方が電子よりも価格がかなり高いにも関わらず、売れている数は、紙の方が圧倒的に上です。
この作品が、危機管理など、何らかのヒントになれば嬉しい限りです。
今後とも、精進致します。
投稿: 数多久遠 | 2014年3月31日 (月) 19時47分
はじめまして。
軍事シミュレーションとして昨今の日韓関係を考えると実際に起きても
不思議ではないリアルさと娯楽小説としての面白さに、ページをめくる手が
止まらずに一気に読んでしまいました。
人に「最近読んだ面白い本は?」と尋ねられたら迷わず貴書を挙げます。
ところで一点だけ気になる点があります。
私の居住地に程近い小牧基地の位置が名古屋市の中心部からわずか1.5キロと
書かれていますが実際には名古屋市中心部からは北に10キロ程の位置に
なりますのでこれは誤植だと思うのですが如何でしょうか?
投稿: 旭新居 | 2014年4月 1日 (火) 23時47分
旭新居 様
お読み頂き、ありがとうございます。
楽しんで頂けて、なによりです。
小牧基地の位置について、ご指摘ありがとうございます。
私が書いた元原稿だと15kmとなっていたところ、縦書き用漢数字表記に切り替える際に手違いがあったようです。
著者校といって、私自身もチェックしているのですが……見逃していました。
たぶん、第3版からは修正できると思います。
投稿: 数多久遠 | 2014年4月 4日 (金) 01時37分
おはようございます
今朝の産経新聞の読書欄にて紹介ありました。
書店へ行ってみましょう。
投稿: 土方 | 2014年4月 5日 (土) 08時23分
土方 様
情報ありがとうございました。
今回の桂文珍師匠による書評掲載は、私は勿論の事、出版社の方も誰も承知していなかったので、ビックリしました。
著名人には、出版社から献本をしたりして書評をお願いするケースが多いみたいですが、今回のは純粋に文珍師匠が本をたまたま手にとって紹介して頂けたようです。
文珍師匠には、ただただ感謝です。
投稿: 数多久遠 | 2014年4月 6日 (日) 20時17分