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2014年1月25日 (土)

「黎明の笛」書籍化の詳細と個人出版からの書籍化の動き

先日お知らせした書籍化の詳細についてお知らせします。

発売日は
3月12日(水)
単行本(並製)で、価格は税込みで
1470円です。
発行は
祥伝社。第146回直木賞受賞作の「蜩ノ記」やマンガですと「うさぎドロップ」なんかを出している出版社さんです。

予約は2月12日頃から始まる見込みです。
宜しくお願い致します。

書籍化情報については以上です。
さて、ネットの普及に伴い、小説家になろう等の小説公開サイトから書籍化されたり、携帯小説が書籍化されたり、はたまた2chの記事が書籍化された電車男なんて動きもありました。

その中で、一昨年から、パブーやBCCKS等の電子書籍の個人出版に、アマゾンがKDPとして参入してからは、この個人出版から書籍化されるという動きが出ています。

その筆頭は、何と言っても藤井大洋氏による「Gene Mapper」です。
アマゾンがKDPサービスを始めるよりも早く、自ら特設販売サイトを作って直接販売他、コボ等で販売開始されるや、話題をさらった作品です。
当ブログでも、過去に書評を書いてます。
書評「Gene Mapper」

現在早川書房による書籍版とオリジナル版が併売されています。
書籍版

オリジナル版


続いて、書籍化されたのが、梅原涼氏の「お前たちの中に鬼がいる」です。
こちらは、オリジナルのKDP版が販売中止になったため、現在は、主婦の友社による書籍版のみが販売されています。


もっとも最近書籍化されたのは、十市社氏の「ゴースト≠ノイズ(リダクション)」です。
こちらは、まだ書籍版が予約が可能な状態になっているだけで、まだ発刊はされていません。ただし、アマゾンでは電子版が先行販売されています。
書籍版

オリジナル版

「ゴースト≠ノイズ(リダクション)」のオリジナル版は、上下2巻の分冊で、上巻が安く、下巻をそれなりの価格に設定するという、売り方もちょっと変わっていました。

これからもこの動きが続くのはかははっきりしませんが、個人出版の作家が団体を作るなど、電子書籍の一般化と歩みを合わせるようにして、個人出版自体が活性化しつつあります。
独立作家連盟

物書きの一人として、良い作品が世の中に広まることはうれしく思います。
価値の多様化が叫ばれ、さまざまな娯楽がありますが、本はまだまだ死にません。

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コメント

文庫かと思ったら単行本ですか。
出版するのに費用かかったんでしょうね…

ところで、Web版と全く同じ物なのでしょうか?
手直しされてるなら買いますが。

しやもじ 様
費用は出版社が出してますから、制作費にどの程度かかっているのかは私は分かりません。
ただ、文庫は投資回収が難しいみたいです。だからなのか、基本的に売れ筋の本しか文庫化されません。

書籍版は、今まで販売してきているKDP版とは、内容が変わっています。
もちろん、同じタイトルですから、全くの別物という訳では無く、改訂版です。

詳しくは、別の機会に書こうかと思っていますが、ラストが大幅に変わっているので、読後感はかなり違いますし、あちこちと手を入れて、話としては深くなってます。

読んで頂けると幸いです。

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