ブログランキング&ツイッター

  • 軍事・防衛 ブログランキング
  • ツイッター

« 小笠原諸島方面への防空識別圏拡大 | トップページ | 助力と感謝の連鎖 »

2013年12月 7日 (土)

最早ジャーナリズムではない沖縄メディア

可決したばかりの特定秘密保護法ネタです。

一部マスコミが特定秘密保護法に反対してキャンペーンを張っていますが、中には最早ジャーナリズムとは呼べない低レベル、いや悪意に満ちたものがあります。
「自分の行為も違法に」 南風原の男性、秘密法案で規制懸念」(琉球新報13年11月19日)

沖縄防衛局に基地従業員の情報などを公開請求し、その資料がほとんど黒塗りだった事実を報道機関に公表した経験のある、南風原町の男性(36)が、特定秘密保護法案の国会審議を強い不安を抱きながら見詰めている。「(法律が制定されれば)自分の行為も違法になるかもしれない」と話し、政府の不都合な情報が表に出ない社会になってしまうことを危惧する。


情報公開請求の結果出された文書は、そこに書かれている情報は、秘密情報ではないと判断されたが故に公開されたものです。
当然、それが黒塗りばかりだったとしても、それ自体に秘密情報が含まれていないのですから、それを公表したところで、罪になりようがありません。

これが罪になるのであれあば、行政文書開示請求を行って秘文書の開示を要求し、その顛末をブログに書いている私は、元自衛官として守秘義務を追っている以上、現行の法律の下であっても、自衛隊法違反で訴追されるているはずです。
ですが、実際にはそんなことはありませんし、訴追に至らなくとも防衛省から抗議が来たという事もありません。

こんな簡単な事実は、特定秘密保護法案をちょっとでも調べたジャーナリストなら簡単に分かる話であり、この記事を書いた琉球新報の外間愛也記者も当然分かっているはずです。

そして、分かっているからこそ、この記事は琉球新報として懸念を持っているという体裁をとらず、、南風原町の男性(36)の”感想”を報じるという体裁になっています。

つまり、誤った懸念であるからこそ、これは聞いた話ですとして報じているのです。
これは最早プロパガンダであり、報道・ジャーナリズムとは呼べません。

それにしても、こんな恥ずかしい記事を署名記事で書いてしまう琉球新報って……

ちなみに、マスコミがネガティブキャンペーンを張っているおかげで、なかなか正しい情報が報道されない特定秘密保護法ですが、次の記事が解説として的を射ていると思います。
秘密保護法の超簡単な条文解説
」(池田信夫 blog)

にほんブログ村 政治ブログ 軍事・防衛へ
にほんブログ村

« 小笠原諸島方面への防空識別圏拡大 | トップページ | 助力と感謝の連鎖 »

メディア」カテゴリの記事

コメント

初めまして(前は名無しだったはずなので改めまして)

記事の話題とちょっとそれますがこの本読みました?

高田昌幸, 小黒純 編
権力 VS 調査報道
http://www.amazon.co.jp/dp/4845112361/

>次の記事が解説として的を射ていると思います。
法学者ならともかく池田とか専門外の人間を引っ張ってくるのは面白いですね
国公法のあおり行為の罰則の参照先の条文は機密漏洩とは別の条文だったり
適正評価は賛成派の法学者さえ疑問を呈していたりしているのに端折っていたり
特定秘密の取扱者の制限も刑訴において問題点があるのに端折っていたりと解説としては片手落ちなものだと思うのですが

単に沖縄メディアをこき下ろしたいだけですな。
実際に大本営発表をチェックして、米軍が開戦前と開戦後に就役した戦艦の数よりも撃沈したと発表した戦艦の数の方が多い。
これはおかしくないかと言ったら、憲兵に引っ張られて流言飛語だと有罪になった例もある訳で、何が罪になるかなんて誰にも判らないんですよ。
それを怖いと感じないって事は、自分は何に対しても楯突かないから、無害な自分を目の敵にしないだろうと思い込んでるからでしょ?
今現在は貴方と政治や権力のベクトルは同じかもしれませんが、未来永劫同じ方向を向いてる保証は何処にも無いんですよ。
だから沖縄はこの法律に危機感を持っているんです。

数多様

私は国防上の秘密を守る法案の必要性は認めます。暗号を暴露するなど、あり得ないですから。条文が目的を明確にし、高い理想を掲げていることも分かりました。でも、皆が気にしているのは、「正しく運用されていることをどうやって担保するか?」ですよね?

例えば、次期戦闘機の収賄があったとして、「これも国防上の重要情報」であると言われれば、そうな訳です。しかし、その情報はリークされて当然です。リークしたものを処罰するのもおかしい(逆に特定秘密に指定した者こそ、共謀罪で刑事告発されるべきですよね?)。そういった状況は大丈夫な法律なんですよね?という疑問です。

テロ情報の入手など、「微妙」なものは沢山あるため、条文が曖昧な表現になってしまうのは仕方ないと思いますが、その場合でもとても大事なことは、原則30年、最も長くても60年たつと、「7つの項目を除き」情報が公開されることです。あとで歴史が検証することを知っている場合と、未来永劫秘密の場合では、運用側を律する心持ちに、雲泥の差が生じることは自明ですから。

で、一つだけ非常に気になっているのは、この「7つの項目」の「七 前各号に掲げる事項に関する情報に準ずるもので政令で定める重要な情報】」です。これは要は、「国会に図らずに、政府の判断で、60年以上秘密にする内容を自由に変更できる」ことを意味していませんか?この項目だけでもなくして欲しいと、私は思うのですが。。。

#将来必要になる柔軟性を確保するために、この条文を付け足してあるのでしょうが、まずはこれ無しで運用し、どうにもならなくなったら、また国会で審議するべきなのではないでしょうか?

まあ、重箱の隅のような気がしますが、こうした「抜け道」があちこちにあるように思えます(少なくともこの項目は「明確な」抜け道ですよね)。本来大切なことは、国民が非常に批判的な目でこの法律の運用を監視し続けることな訳ですが、実際は難しい。大衆はこうした緊張感を持続することは極めて苦手だからです。だから、抜け道なしの方がよかったと、私は考えています。

なによりも、「特定秘密に指定するかしないか、迷った時には、指定しない」という風潮を作ることが極めて大事と思います。

もしかしたら数多さんにこうした質問をすることは筋違いかもしれないので、適切なリンク先をご存知でしたら教えていただけないでしょうか?おっしゃるように感情的で、論理的でない批判記事や、同様に根拠のない賛成記事ばかりが世の中に溢れていて、真に役に立つ情報を入手できていません。(法律の条文を、一般人が読んで正しく理解することは、普通は無理です)

しやもじ 様
ご紹介の本は読んでません。
内容紹介などを見ると、発表報道ではちょうちん記事しか書けないと言いたいのかなと思いますが、他国(軍)の公式発表等を分析するオシントが軍事情報収集の7割とも言われるとおり、発表報道における分析で相当の事はできると思います。

名無し① 様
法学者などに書かせようものなら、”分かりやすい”解説は、相当に難しいのでは?

名無し② 様
>沖縄メディアをこき下ろしたいだけ
そうですね。
朝日新聞だって、ここまで酷くないですから。

ドナルド 様
収賄のたとえ話は、その通りでしょう。
事実、海自のいじめ自殺に関しては、告発者を処罰するような動きになっていますから、懸念はもっともです。

しかし、だからと言って、情報漏洩を防ぐ法律がないようでは困ります。
この法律を検討する端緒となった事案が、ビデオ流出であったため、マスコミは、正義の告発が減少することを懸念する声ばかりですが、本質は別の所にあるでしょう。

「前各号に掲げる事項に関する情報に準ずるもので政令で定める重要な情報」ですが、この手の条項は、法律レベルだと大抵ついているものです。
情報公開という意味では、一定期間で解除される方が望ましいですが、ものによっては60年では不足するものもあると思います。

特定秘密保護法の濫用を防ぐと言っても、言うは易しですし
指定の対象を防衛省・自衛隊に限定すれば、(社会全体で見れば)「何でも秘密に指定される恐れ」を軽減出来るのでは?と思います。
(これは個人的な意見ですが、私は外国との兵器の共同開発の障害が解消されれば十分、と思っています)

読んでみると、元琉球新報の屋良さんだったが、沖縄マスコミの自衛隊、在日米軍に対する見方とか、スクープをとった裏側が書いてあります。
参考になるかも。

おばんでやす

知ってました? かつてゾルゲを手引きしたのって、当の朝日新聞ですぜ。敵国の間者を手引きしたマスコミに、国民の知る権利~なんて言われって、説得力ゼロ!
だからって、我々の権利が蔑ろにされて良くはありませんがね。
その為に、侃々諤々やっているんちゃうん? 外交、防衛、安保、テロ…我々が普通に生活してたら、先ず簡単には知り得るのは有り得んのう。今の喧騒を見てると、昔の「安保反対」を連想しちまいますなぁ。

沖縄の新聞って、反基地の連中の犯罪的行為は頬被りでやんすからねぇ…

>法学者などに書かせようものなら、”分かりやすい”解説は、相当に難しいのでは?
説明すべき点を落としていたり説明の内容が間違っていたらわかりやすくても意味が無いですよね
それに法学者が書いてわかりやすい解説が無理なんて言うのは勝手な思い込みですよね

メリッサ 様
秘密保護法ですが、警察、海保といった治安機関にも必須ですし、外交にも書かせないと思います。

しやもじ 様
元琉新の記者ですか・・・
正直、読んでみようとは思えないですね。
彼等の報道は、調査段階以上に、編集段階で問題ありすぎなので。

土方 様
朝日や沖縄の地方紙は、日本より外国の国益を重視してますから・・・

不能 様
ならば、法学者の書いた分かりやすい解説を提示されたら如何でしょう。
私は目にしてませんが。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 最早ジャーナリズムではない沖縄メディア:

« 小笠原諸島方面への防空識別圏拡大 | トップページ | 助力と感謝の連鎖 »

アマゾン

  • 航空自衛隊 副官 怜於奈3
  • ルーシ・コネクション 青年外交官 芦沢行人
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈2
  • 機巧のテロリスト
  • 航空自衛隊 副官 怜於奈
  • 北方領土秘録 外交という名の戦場
  • 深淵の覇者 新鋭潜水艦こくりゅう「尖閣」出撃 (文庫)
  • 半島へ 陸自山岳連隊
  • 黎明の笛 陸自特殊部隊「竹島」奪還 (文庫)
  • 深淵の覇者

最近のトラックバック

ブックマーク、RSS