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2013年6月 5日 (水)

原発テロ記事と防衛計画の大綱見直し

北朝鮮が原発テロを計画していたとの記事が、zakzakに載っています。
北、日本で“原発テロ”計画! 核を使わず甚大損害「人が住めないように」」(zakzak13年5月29日)

 北朝鮮の朝鮮人民軍による、許しがたい対日計画が明らかになった。韓国との開戦直前に、日本全国にある原子力発電所施設に特殊工作員計約600人を送り込み、米軍施設と同時に自爆テロを起こすというのだ。計画策定を指示した金正日総書記は生前、「決死隊の同時攻撃で、日本に人が住めないようにしろ」と命じていたという。

 対日計画を証言したのは、軍元幹部ら脱北した複数の関係者。


記事は、今更な内容で、特に驚くには値しないものです。
また、ニュースソースが曖昧なので”明らかになった”と書かれているものの、新たな情報があって記事が書かれた訳ではないでしょう。

とすれば、まるっきりのガセネタで無い限り、これは自民党あるいは政府関係者など、韓国経由の脱北者情報に触れられる部署からのリーク記事、あるいは依頼に基づく宣伝記事だと思われます。

というのも、先日も記事にした防衛計画の大綱見直しと、見事にリンクした内容だからです。
新防衛計画大綱策定に向けた自民提言について(その1)
この記事で引用した自民党の大綱見直し提言では、自衛隊に恒常任務として原発警備を行なわせる内容が入っています。
新防衛大綱策定への自民党提言要旨から抜粋

 【国民の生命、財産、領土、領海、領空を断固として守り抜く態勢の強化】
 ・テロ、ゲリラへの実効的な対処(原子力発電所の警備・防護)


原発警備を自衛隊にやらせるという、一部からは反感の出かねない施策を打ち出しても、北朝鮮が工作員による破壊テロを計画していたとなれば、反対することは困難になるでしょう。

その意味で、非常にタイムリーで意図的な記事です。
だからと言って、記事内容に反対するつもりは毛頭ありませんが。

気になる点は、この記事に苦々しく思っているのが、朝鮮総連と左翼連中だけなのか、あるいは、お株を奪われる警察関係者もそうなのかという点です。

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防衛政策」カテゴリの記事

コメント

>日本に人が住めないようにしろ

ここは笑いどころなのでしょうか?
日本中の原発を爆破した程度では、最大限に放射性物質をばら撒けたとしても
現在の北朝鮮よりもよほど住みやすい環境にしかならないと思うのですが

数多様
素人考えですが、北朝鮮が計画の検討をしたという事実はあるかもしれませんが、韓国海軍、アメリカ海軍、海上保安庁、海上自衛隊などのディフェンスを突破し、北朝鮮の工作員が原子力発電所で破壊工作を行うのは相当難しいと思うのですが、その点、元自衛官の数多様をどのようにお考えでしょうか?

名無し 様
当ブログのコメントでは、ハンドルの使用をお願いしております。

物理的な影響の評価は難しいですが、震災の後、農産品に限らず、日本製品を敬遠する動きがあったことを考えれば、日本中の原発が破壊されれば、その経済的影響だけ考えても、計り知れないものがあると思われます。

DS 様
いつ、我々側の防御態勢がどのような状態で行なわれるかでしょう。
ヤクザや総連関係者が多数の武器を隠し持っている現状がありますから、既に国内にも相当量の武器が集積されていると思われますし、日本側が原発での防御態勢を整えなければ、帰還を前提としない破壊活動を防ぐ手段は、ほぼないと思います。
今すぐ、破壊するつもりなら、ほぼ全ての原発が破壊されるだろうと思います。

やはり原発警備は警察だけでは心許ないかもしれませんね。事態が切迫した場合は戦車で警備する必要性もあるかもしれません。
ただこれは以前にもコメントをしたことがあるかもしれませんが、ROEが現実に即したものでなくては原発を死守することは困難と言えるでしょう

こういった動きが増えれば良いのですが↓
「福井知事、原発テロ警戒 立地地域に自衛隊を」 (2013年6月11 東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013061102000104.html

〉戦車

そこで良いのが74式戦車ですよ。あれは既に数が有る。そのまんま棄てるのではなく延命近代化して拠点防衛用の警備機材として配置すれば 良い。以前管理者様が提唱した保管方式で航空基地を含む各拠点や奇襲を受ける可能性がある離島などに置いておくだけで抑止力となるでしょう。また基本的には新装備を大量に買う訳ではないので費用面で現実的です。

アシナガバチ 様
ROEも必要ですが、その前にどうしても法改正が必要です。

福井への陸自増強については、以前も記事で書きましたが、必要な措置だと思います。
知事の発言は好ましいものですが、福井県は、つい最近まで防災要員として退職自衛官を採用していなかった県なので、その本気の度合いは怪しいかもしれません。

モスポールオライオン 様
74を温存しなくても、敷地にも余裕がありますから90式を置いて、74式は用廃で良いのではないかと思います。
原発警備の主力は普通科ですから、戦車はそれほど数はいらないでしょうし。

こんにちは。いつも楽しく読ませていただいています。

原発テロの話題が出たので原潜や原子力空母の安全対策について教えて
頂きたいことがあります。

東日本大震災では数十メートル級の津波が来襲し、内陸まで浸水しました。

今後も同様の災害が発生する可能性が考えられますが、停泊中の米原潜や原子力空母が津波に押し流されて、陸地に打ち揚げられた場合、原子炉のメルトダウンはどのように防ぐのでしょうか?

蔵権 様
面白そうな話ですし、コメントで簡単に書ける話ではなさそうなので、記事としてまとめようと思っています。
ちょっとばかりお待ち下さい。

こんにちは。ご返答ありがとうございます。

政府の地震調査委員会が取りまとめた最終報告書によると
南海トラフのマグニチュード8以上の巨大地震の発生確率は今後30年以内に70%程度
(東南海70~80%、南海60%、東海88%)の確立と試算されています。

備えを怠らずリスクアセスメントとして、脅威の高いリスクから順番に対処していく
ことが重要だと思いますが、首都中枢から40キロもないところに、原潜と原子力空母が
配置されていて、災害リスクや原子炉のメルトダウンは想定されているのでしょうか?

東日本大震災ではF-2戦闘機が18機失われましたが、南海トラフが東南海、南海、東海
の三連動で発生し、横須賀、呉、佐世保が津波に襲われれば、
海上自衛隊は壊滅ですね。

蔵権 様
東日本大震災後の災害対処計画は見ていませんが、それ以前の災害想定でも津波は織り込んでいますので、現在は当然それ以上に盛り込んで考えているでしょう。

南海トラフ地震が発生しても、震源域からして、佐世保はほぼ影響なしでしょうし、呉は内海の奥なので、津波到達までに時間があるはずですし、被害想定での波高も大した事はありません。横須賀は、影響がでるでしょうが、三浦半島の反対側にあたるため、東日本大震災の津波が宮城・福島に与えたような影響は出ないでしょう。
海自が壊滅的な被害を受けることはないと思われます。

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