防衛省職員なりすましメールは中国によるサイバー攻撃
防衛省職員を騙ったなりすましメールがばら撒かれているようです。
「防衛省の職員を詐称する「なりすましメール」にご注意下さい。」
最近、何者かが防衛省の職員を装って、いわゆる「なりすましメール」を不正に発信するという事例が発生しています。
「誰がやってるんだ?」と思いましたが、なりすましメールの実績?を見ると、一目瞭然でした。
年月日 なりすましメールの件名
2013.3.5 (資料)第109回防衛調達審査会配布資料(別紙3-1)
2013.3.7 【共有】03/07(木)日中防衛研究交流報告書(非公表)
2013.3.7 「資料送付」防衛研究所2013中国安全保障報告の送付
2013.3.7 Fw:米対中戦略・フリードバーグ
2013.3.11 130311 東アジア海域安保報告書
中国と防衛問題に興味を持っている人間を対象としたメールであることは明らかです。
そして、そう言った人の持つ情報を取りたがっているのは誰なのかも自明でしょう。
防衛省が名指しをしないのは美徳とは言えません。
防衛関係者が中国からサイバー攻撃を受けていると、ハッキリ宣伝(抗議なんかしてもムダなので)したら良いのです。
こう言う相手には、ニセ情報を満載したパソコンを用意して、故意に感染させ、ニセ情報を与えてやるべきですね。
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個人に対するサイバー攻撃はないが、ウイルスは心配。
gooブログにアクセスすると、ウイルスに感染することがあるから、近寄らないことが望ましい。
URLがblog.gooで始まっている。また角の中にgが入った赤いマークが付いている。
ウイルス対策ソフトがパソコンに入っておれば問題ないと思われるが、念のため。
君子危うきに近寄らず。
投稿: うなぎ | 2013年3月21日 (木) 15時27分
標的型攻撃のメールはある意味では宝の山だと私は考えます。分析しますと動かぬ証拠が出てくる可能性があるからです。また意図的に感染しておとり捜査に使えるかもしれません。そしてその収集した証拠をある日突然公開するのも良いでしょうね。
投稿: アシナガバチ | 2013年3月21日 (木) 21時58分
うなぎ 様
多分、仕込まれているウイルスも相当に高性能なんでしょう。
注意が必要ですね。
アシナガバチ 様
恐らく、抜き取ったデータを第3者のサーバーに保存して、そこから抜くやり方でしょうから、分析して証拠を出させるのは難しいのではないかと思います。
やはり、おとり捜査ならぬ、おとり操作が良いかと。
投稿: 数多久遠 | 2013年3月22日 (金) 01時31分
幾多様
日本にはcounter-intelligence やmisinformation 専門の部局は有るのですか? また、サイバー戦では日本はかなり遅れていると聞きましたが、実態はどうなのでしょうか?
投稿: オレゴン在住 | 2013年3月22日 (金) 05時24分
オレゴン在住 様
防衛省内にはありますが、基本的に防衛省の中だけですね。
しかも、防勢が主で、攻勢は研究しているというレベルみたいです。
NBCと同じですね。
投稿: 数多久遠 | 2013年3月23日 (土) 00時50分