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2013年2月 8日 (金)

変わる毎日新聞&TBS_変えたのはネット?

いささか深読み過ぎの感は自分でも感じますが、ここ最近、毎日新聞とTBSの姿勢変化を感じます。

まずは、新聞社の姿勢が如実にでる社説から。
社説:アルジェリア事件 政府は危機管理見直せ」(毎日新聞13年1月22日)
最後の憲法9条の下りは、従来の毎日新聞ですが、それ以外は、かなり真っ当な主張をしています。

テロや紛争に備え、情報収集能力を高めるとともに、民間企業とともに対応マニュアルづくりを進め、万一に備えて邦人保護・救出の態勢を整えるのは政府の責任である。

 小野寺五典防衛相は、自衛隊から在外公館に派遣されて軍事情報を収集する防衛駐在官を充実させる考えを示した。現在、防衛駐在官を派遣しているアフリカの国はエジプトとスーダンのわずか2カ国である。

 テロ情報は各国の軍が扱っている場合が多い。アフリカなどで防衛駐在官を増やせば、米国などとの一層の連携、情報共有と合わせ、日本の情報能力向上に結びつくだろう。

 一方、防衛相や石破茂自民党幹事長は邦人保護・救出に関連して自衛隊法の改正に言及した。

 同法では「在外邦人等の輸送」を実施する場合、現地の安全確保が前提になっている。輸送手段は航空機と船舶に限られ、陸上輸送は想定していない。これらの論点のほか、妨害行為への対処として、正当防衛を超えて武器を使用できるよう基準を緩和するかどうかも焦点となる。

 テロや紛争の規模・内容は変化しており、それに合わせて邦人保護・救出の法制度を整えるのは当然である。


続いて、TSB。
TBS番組が韓国経済ボロクソにけなす ネットで「俺たちのTBS!」という賞賛の声も」(J-CASTニュース13年1月25日)
韓流タレントの多用や慰安婦問題など、TBSではなく、本当はKBSなんじゃないかと思う所のあったTBSですが、あからさまに韓国に否定的な放送をしたようです。

   TBSが韓国経済をボロクソに叩いた、とネットで話題になっている。韓国企業の信頼度は先進26カ国中最下位で、家電も世界を席巻しているとされるが、特許侵害が多く様々な問題を抱えている、といった具合に、韓国経済のありようを、これでもかというようにボロクソに叩いているのが特徴だ。


そして、この記事の末尾にも書かれているTBS社長の手紙があ
ります
視聴率低迷「TBS社長」全社員宛ての手紙」(プレジデントオンライン13年1月20日)
内容は、視聴率低迷を打開するため、社長が全社員に宛ててメールを書いたとしたものです。

メールの内容は抽象的だったようですが、毎日新聞上層部と示し合わせ、方針の転換をしたことを号令したのではないかとも思えます。
このメールの記事が20日、社説が22日、韓国批判報道が25日と、妙な符号を感じるのです。

もし、そうだとしたら、変えたのはテレビや新聞自身ではないことは明かです。
やはり、ネットの影響が徐々に出ているのではないかと思います。

なお、TBSの社長石原俊爾氏は、”あの”石原莞爾の孫です。(名前もそっくり)
生え抜きのTBS社員なので、期待することは間違いかもしれませんが、実は根では、という期待も持ってしまいます。

レーダー照射事件でも、軍は暴走するものだとでも言いたげな所は変わってませんが、ちゃんと自衛隊ではなく中国側を批判してます。
社説:射撃レーダー照射 一線越えた挑発行為だ」(毎日新聞13年2月7日)

日本政府が挑発行為の実態を正確に国際社会に発信することも重要である。

 また、今回の事案について詳しい説明を中国政府に要求するとともに、不測の事態回避のための「海上連絡メカニズム」構築に向けた日中防衛当局間の協議再開を中国側に求めることも必要だろう。


しかし、一方でテレビ朝日は好調だそうです。
朝日は、以外と機を見るに敏な所があるので、最近では毎日&TBS程左巻きではない雰囲気を出してましたが、自民党批判などは相変わらずです。
ネット世論が、マスコミ世論を圧倒できるように。微力ながら努力したいと思います。

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メディア」カテゴリの記事

コメント

とまあ、毎日とTBSも企業です。報道の資料は正確でないと、新聞としての意味が無くなるが、意見の趣向は読者に合わせなければ成らない。どうやら、毎日とTBSを読んでる人間は最早以前ほど左翼意見を容認できないと言う事に成ります。

>ちゃんと自衛隊ではなく中国側を批判してます。

流石に現在の資料だけじゃ、自衛隊を叩く「燃料」は少く過ぎると想います。例え中国でも「知りませんぞ」、「調査している」、「日本は大騒ぎしている」の類しか言えません。つまり、行為の不正性自体は否定しようが無いと認めています。となれば、朝日でもそんなに大した事ができないし、論説も中国を批判する姿勢を示した。
=
だが、この話題に成ると:
日本政府の対応も正直疑問を持たざるを得ません。例えば、何故発表までそんなに時間が掛かった?射撃管制レーダーと普通の索敵、航海レーダーの特性はかなり違うし、実際は即さに分かる筈だった。そして、即さに分かるのは軍機ではなく、一般常識に近いでしょう。

そして、航海トラック等公開していないのはミスだと思う。どうせ批判ルートを取るなら、中途半端ではなく徹底的に自分の正当性を証明すべし。

中国一部のメディアはどうやらあの照射自体を不争議とするけど、日本側から何らかの挑発があるから中国側が自衛として照射したの見解が出た。

朝日から:
>記事は、「日本側が(問題を)作り上げた」とし、「軍艦が後をつけられたり、航行の邪魔をされたりしたら、相手に警告するのは国際的な慣例だ」と主張。一般的な警告でも効果がない場合、火器管制レーダーを照射することも問題ないとの見方を示した。

実際環球時報のサイトを見たんでしたが、確かにそれらしき物が有った。

とまあ、私としては日本が故意的挑発したなんかと思わない。だが、これは飽くまで大量な自衛官から書いた書籍を読んだ後、自衛官の心理をちょっと理解したからと思っています。

もし自衛隊を普通の軍隊と想定すれば、状況は違う。普通に考えれば、中国側も簡単に自分のレーダー特性をばらす筈が無い。となれば、挑発を受けたからの考え方が自然と認めざるを得ません。

そして、外国も自衛隊を(変な制約はちょっと多いらしいが)名を変えた軍隊として見る事が多い以上、中国側の論調も飲みやすいでしょう。

ミスです。

 昨日だったかの天声人語は衝撃的でしたね。痴○症患者が瞬間だけ正気に返ったような・・・。

香港からの客人 様
私の情報入手手段がネットに偏っているせいもあるかも知れませんが、最近の世論の保守化、過激化は、尖閣問題をエスカレートさせろと主張する私でさえ、「おいおい、大丈夫かよ?」と思うくらいです。
仰るとおり、毎日も読者の趣向にあわせざるを得なくなってきているのでしょうね。

発表までに時間がかかったのは、自衛隊内ではなく、政府、あるいは自民党として、この情報を出すべきか、出すとしたらどう利用すべきか熟慮していたのだろうと思います。
多分、現場は淡々と状況報告しただけだろうと思います。

政府・自民党として、今のところ、今回のレーダー照射事件を契機とした宣伝戦は、大勝利と言える状態でしょう。

だ 様
昨日のガン付けの記事でしょうか?
コメント頂いてから見ました。
朝日は、以前から意外にまともな事を言うこともありました。

時々あるんですよ。突如として戻ることが。

日本のニュースはネットに頼るしかない環境ですから、逆に日本の報道は各社併行して斜め読みしていました。

TBSと毎日はあまり変化は感じないのですが(私が感じないだけかも知れません)、産経がどんどん過激になっていくような気がしています。
アンチ橋下と、中国批判(経済面でも、政治面でも、防衛面でも)
同系列のフジテレビの方は今まで通り当たり障り無い内容に感じます。

特に産経のモバイル版にあるニュースランキングでは、2日に一度は「中国に進出している日本企業は早く見切りを付けて引き上げろ」「公害野放しの中国に住んでいて体を壊しては元も子も無くなるぞ」などの歯に衣を着せぬ『主張(社説)』記事がランキング上位に上がっていて読み応えがあります。
昨日のニュースランキング上位の『主張』も、レーダー照射に関して「安保理事常任国が自ら説明責任を果さないばかりか、日本に責任転嫁する姿勢は到底容認できない開き直りである」など(同文調で更に突っ込んで)、「ここまで好き勝手な事書いて良いんかい?」とこちらが心配してしまうほど過激な内容を書いています。
読んでる方は気分が爽快になりますが(笑)

純@LA 様
産経は、方向性は変わってないと思います。
ただ、少々軽薄になっているような気が……

陸自大津駐屯地:「戦闘服通勤」に地元住民反発、市長に要請 http://mainichi.jp/select/news/20130209mog00m040046000c.html 「住民有志約20人」を住民の総意であるかのように報じています。まだまだですね

アシナガバチ 様
その記事は、私も見てました。
しかし、たかだか20人であることを明記しているだけ進歩したと思います。
以前なら、「多数の住民」とか書きかねませんでしたから。

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