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2013年1月30日 (水)

那覇の2個飛行隊化とソフトハード両面の増強を急げ-スクランブル実績の分析

24年度のスクランブル実績の途中経過が発表されました。
平成24年度3四半期における緊急発進実施状況について
H24_34hanki
同資料より

中国がらみの南混団の負荷が急増していることが、防衛省の資料から読み取れます。
しかし、以前も行なった各方面別の1個飛行隊あたりのロードを計算してみると、南混団、具体的には那覇の204飛行隊のロードは基地外じみた程高まっていることが明かです。
H24_34_sq
2012年のみ3四半期(9ヶ月)のデータ
(後3ヶ月あるので、2012年通年ではもっと増えるでしょう。)

21年に南混団の危機的状況を記事「21年度スクランブル実績」にした時には、南混団の負担は、西空の10倍、北空の3倍でした。
しかし、今や西空の14倍、北空の6倍にもなっています。

那覇の2個飛行隊化を急がないと、海保が11管だけで回せなくなっているように、空でも主権の維持が困難になってきます。
これほど負担が増えると、各方面からローテーションで展開して支援しないと204飛行隊が音を上げる事態になりかねません。

また、気になる事項として、中国が早期警戒機を沖縄方面に指向していることがあります。

中国機は早期警戒機に対して多くの緊急発進を実施しました。


こちらの対領侵の実施状況及びその能力把握を行なっている可能性がありますし、通常訓練の偵察を行なっている可能性もあります。
中国の早期警戒機が進出して来た時には、データを取らせないため、空自として訓練も中断している可能性もあるでしょう。

南混団については、太平洋側に訓練空域を増やす等、ハードだけではなく、ソフト面でも増強を図る必要があると思われます。

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先島防衛」カテゴリの記事

コメント

リリース読んだ時には、早期警戒機に気をとられて1個飛行隊ごとの負荷なんて気にもしませんでしたが、
確かに計算してみると厳しい状態と思います

来年度予算案に那覇基地2個飛行隊化の予算が計上されていましたね
F-35三沢配備へ向けた予算も計上され、三沢のF-2飛行隊が那覇へ行くのでしょうか

数多様

冷戦時代、最盛期の千歳のスクランブル回数が、年間200回だったそうですが(wikiで済みません)、これは2個飛行隊での総数。那覇の増備は急ぐ必要がありますね。

当面は、全国のF-15飛行隊から常時8機(2エレメント)を順繰りにローテーション展開というのが(可能であれば)、良いかもしれません(F15に限るのは整備基盤の問題から)。1年程度なら空自にとっても、「動的防衛力」の実践の良いケースとなるはず。


1-2年の中長期的には、

・新田原からF-4(301sq)を百里に移し、百里からF-15(305sq)を那覇へ送る案(「新田原基地は戦闘機部隊を失う」 &&「百里にファントム集中」案)

・百里(305)、小松(303,305)、千歳(201,203)、新田原(23)のF-15飛行隊から、合計18機ほど引き抜いて、那覇に飛行隊を新編する。(18機編成と、14機編成の飛行隊を混在させる案:既出)

を実施するしかないと思います。機体が増える予定はないのですから。


完全に余談となりますが(笑)、平時のスクランブル待機だけを考えるのであれば、グリペンNGはいい機体に思えます。価格が安い(空虚自重7t!)、整備が安い(単発万歳)、スーパークルーズが可能、戦闘行動半径も1300km (AAMx6搭載時)、機動力はF-16並み(=悪くはない)。F-35の調達で四苦八苦しているうえに、将来は国産戦闘機も考えたいとすると、日本でグリペンに出番はなかなかないのですが、スイス空軍が発注した決断は、かなり合理的な気がします。以上、本題とはあまり関係のない、単なる戦闘機オタのコメントでした。

SUS 様
F-35が実戦稼働するのはまだまだですから、那覇の2個飛行隊化の方が先でしょうね。

ドナルド 様
那覇の追加飛行隊機種ですが、確かに整備を考慮するとF-15がいいでしょう。
ですが、F-2を置くことによる中国艦艇に対する牽制も捨てがたいと思ってます。

私も、スウェーデン機は好きですが、グリペンを導入するくらいならF-2の追加生産で良かったですし、空中給油がプローブアンドドローグ方式なので、空自機としては不可です。

三沢のF-2一個を築城へ、
築城のF-15一個を那覇へ
でどうでしょう。
北方から西方重視が明確になりますし。

myu5 様
その手の、いわゆる玉突き案は、空幕も当然考慮していると思います。
しかし、まだ方針を詰め切らないのではないでしょうか。
F-35が、相当に不確定要素になってます。

F-35はどうせ戦力化するのはもう少し先の事では?
F-2の追加生産もよかったですがもう無くなってしまったものを嘆いても仕方がない

ハンドル用 様
先と書いてますよ。
グリペンもF-2も、妄想ネタです。

myu5さま、数多様

玉突き案、いろいろありますね。

さて、一つ私の案で仕込んであるのが、「下地島を基地化するための人員を、別の基地を破棄 or 大幅縮小することで確保する」という案です。Scrap and Build です。部隊や基地を増やすだけでは、成り立ちません。私案では、具体的には新田原基地を骨抜きにしたのですが、myu5さまの南西重視も説得力があります。ただ三沢基地を廃止することはできませんね。さすがに。

どこか廃止できる基地はないでしょうか?

例えば、三保基地(米子空港として鳥取県へ移管)。あるいは入間基地(の飛行部隊)。芦屋基地や静浜などでもいい。

下地島を基地にしたいのなら、代わりに何を減らすかを真剣に考えるべきと思います。

ドナルド 様
懸案として出ている訳でもない仮定の話をしても、あまり価値はないと思いますが、敢えて言えば美保の小牧集約でしょうか。
県営名古屋空港を廃止して、完全にセントレアに移行してくれれば、スペースもなんとかなるでしょう。

脅すなら、ホーネット買って新部隊結成し、その間は玉突きもありでしょう。
空母持つ気かと警戒させられますし、海軍や海兵隊との協力関係も作れます。
また、いらなくなれば、安くなりますが、米国にリースを返すという形で売れますしね。

比率で見ると、
北空:中空:西空:南混=3:1.5:1:5

千歳そのまま、三沢1飛行隊を那覇へ
百里、小松のF-15計3飛行隊を那覇へ
F-4の2飛行隊をF-16にでも変えて百里、小松へ
築城はF-2のみ、F-15の1飛行隊は那覇へ
那覇にF-15を5飛行隊&F-2を1飛行隊

妄想すぎますね。。。

Suica割 様
これ以上機種を増やすプランは、補給整備の観点から賛成できません。
F-35の場合、Pre-MSIPの更新も、ほぼ自動的にF-35になるので、この点ではメリットがあります。

通りすがり 様
那覇にそんなに入りませんよ。

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