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« 戦車増強論者に提示する5つの命題 | トップページ | <求む情報>戦車無用論の歴史について »

2013年1月14日 (月)

5つの命題への回答について

前回記事へのコメントはしない事とさせて頂きましたが、頂いた回答に対しては、私なりの見解を書かせて頂きます。
確かに、何も答えないのは失礼でしたね。
申し訳ありません。
まとめての見解になること、及び回答を避けたコメントについても、レスポンスしないことについてはご容赦下さい。

命題①「日本は、国(政府)の意志として、敵が着上陸侵攻を行なう状況において、戦争の継続が可能である。」

少数ですが、可能と答えて頂いた方もおりました。
私としては、レアアースの禁輸や日本人が拘束されたりしただけで経済団体が音を上げる状況の中、かなり見込みが違うのではないかと思っております。
精神論もあり得ますが、それが出来ない実証をした歴史があり、それを当てにすることはできません。

なお、着上陸侵攻という言葉を、奇襲的に少数を上陸させ後方を攪乱させたり、補給線を確保する必要のない一時的に上陸させるだけのゲリコマ攻撃に類するモノまで含めた言葉として反論して頂いた方が多数おりますが、それは誤読というものです。それらはゲリコマ等として、それらの撃破よりも作戦目標の防護ができれば良しと考えるべきです。
陸自が、某国が九州に上陸作戦を行なったという想定で、九州への機動を行なう演習を行なっておりますが、そう言った対応が必要なモノを意図しております。

また、補給線を考慮しない奇襲上陸については、上陸部隊と正面から戦わなくても、補給線の寸断で孤立させられます。
そのような作戦を敵が行なう可能性はゼロではありませんが、蓋然性の低い作戦にまで十分な対処能力を確保することは不適当です。

冷戦当時の対ソ連戦を上げて頂いた方もおりますが、それを想定するなら、現在の防衛計画の大綱も不適当という話になってしまいます。

命題②「多数の戦車配備による着上陸侵攻阻止は、海空作戦によって着上陸侵攻を阻止するよりも、合理的である」

これに対しては、明確に合理的だと答えて頂いたのは、香港からの客人様ぐらいだと思いますが、現有潜水艦勢力でも性能的には足りるのだから、戦車に資源投入した方が良いとの趣旨と理解しました。しかし、それならば尚のこと潜水艦に量を投入した方が適当であると考えます。
航空機の場合も、1個飛行隊分ぐらいは撃破される可能性があるとの意見を頂きましたが、1個飛行隊分の残余で、拒否力となることが重要だと考えています。
洋上撃破される可能性が高い状況では、上陸作戦の実施は困難です。

命題③ゲリラや特殊部隊の捜索、重要施設防護のために、400両の戦車+他の戦闘車両では能力として不足である。

他の戦闘車両は不足しているとのご意見がありましたが、それについては私も同意です。
普通科は行軍の訓練も当然にされてますが、自動車化がトラックでは、本当に移動しかできませんから。

命題④ゲリラや特殊部隊は、陸自掃討部隊を作戦目標として行動し、RPG等対戦車火器を使用し、戦車でないが故に破壊可能な戦車以外の戦闘車両(96式装輪装甲車等)を攻撃し、命中弾を与えることができる。

この命題のミソは、ゲリラや特殊部隊が、作戦目標である重要目標を攻撃するという任務の達成可能性を下げてまで、陸自部隊なんかを攻撃するかという点なのですが、陽動や強襲の可能性を指摘する方もおりましたが、戦車がなければ陽動や強襲を防ぐことができないと思わせられる回答は無かったと思っております。
装甲車なら破壊出来るという、ご意見が、あい変わらずにありますが、私はその被害は許容しても、ゲリコマ及び特殊部隊が存在の暴露をした結果、作戦目標の達成が困難となれば、防御部隊は、目的を果たしたと評価します。

命題⑤戦車及び普通科部隊を、ゲリラや特殊部隊が目標とする可能性のあるほとんどの施設に事前に貼り付け配備が可能である。

逆に、戦車でも貼り付けなくても機動運用して、現場急行が可能であるとの意見もありましたが、戦車だけが行けばいい訳ではありませんし、部隊運用としてはかなり困難だと思います。

かなり大急ぎの作文のため、乱文はご容赦下さい。

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陸戦」カテゴリの記事

コメント

戦車愛好家の皆様はどうしてやたらと、
イラクやアフガンの例を提示するのでしょうかね?
日本が参考にすべきは江陵浸透事件だと思うのですが。

前々回から拝見させて頂いてます軍事素人です。
民間人の生産観点からの意見(含みとしては幹部以外の早期退役の受け皿は?もあったんですけどね)かる~く流されましたがw(※欄見ていて大変勉強になりました^^)自由闊達の中にちと無礼な感じw?もありましたが^^;

ですが、「最悪」を考えるのが御国の考えかと…※欄でもなかったのは「ホリホリは?」って事ですよね…

昔JBプレス(海自出身者かな?)にも出てましたが、トンネルでの侵攻って考えてないですよね^^;(対馬も樺太も距離そんなにない)
なんで、分かりやすい「海」からくるのが前提か素人には分かりません…(仮想敵国がホリホリしても止める国際法(嫌いな表現ですが)ありましたっけ?)

>>蓋然性の低い作戦にまで十分な対処能力を確保することは不適当です。

この一言には断固として抗議します。
自衛隊の本来任務は敵の直接的間接的な侵略からの防衛であって、起こる可能性が低いからと備えない(厳密には後回しですが)のは存在理由を根底から間違いであると思います。
また、本土が侵略されてる段階で経団連が幾ら悲鳴を上げようと、物資が足りなかろうと、相手が戦争の主導権を握ってる以上は戦争を止められません。
止められるならWW2は国内世論の問題があったとはいえ、無条件降伏以外は認めないと連合軍に言われる状況は発生しないでしょ。

また、現在の防衛大綱は不適当故に中期防からの根本的な見直しがされてる訳で…
現在の対中関係は冷戦構造の継続と認識しています。


命題②の回答にも不満があります。
一種類の兵器や兵種に防衛の全てを依存するのは非常に危険度が高いと思います。

潜水艦を増勢するのは賛成ですが、外堀を埋める事に集中し過ぎて内堀が埋まるのを無視する様な考え方だと思います。


命題④に対してですが、まず敵が破壊工作を行うなら対戦車兵器より爆破資材を用いるでしょうし、有力な部隊が反撃に出たなら、それを排除して脱出を図る事も考慮すべきです。


また、機動防御については戦車だけが急行する訳ではないですし、そもそも通常は普通科が敵空挺戦力等を拘束する場所に来援する事が考えられます。

歩戦協同、諸兵科連合の基本を逸れる事はまずしませんよ。

命題②「多数の戦車配備による着上陸侵攻阻止は、海空作戦によって着上陸侵攻を阻止するよりも、合理的である」

合理的ってのは、保障されてるって意味ではないですよ。上陸されて戦車という装甲がなければ簡単に侵攻されてしまいます。
一般市民が被害を受ける可能性が増えるわけです。

そりゃ、洋上撃破できればそれに越したことはありません。しかし防衛予算をとんでもなく増やさなければならない
のではないですか?また、それだけではなく国内の兵器の生産能力も考えると難しいのではないですか?

訂正
>>一種類の兵器や兵種に防衛の全てを依存するのは非常に危険度が高いと思います。


「依存して優先をするのは」ですね。

海峡を潜水艦で防ぐのは重要です。
その為にこれまで16隻態勢を維持してましたからね。

しかし、それを増強する事や海上阻止だけで敵揚陸を阻止出来ると考えるなら、それは敵の反撃や陽動をまるで意識してないという、前回コメントにもあった指摘と同じ事が言えると思います。

基本的にブログ主様は「我に何が出来るか」に重点が置かれていて、「敵は何を目的とし、何が可能で、不可能ならばそれをどの様に解決し、企図し、準備し、策を廻らせ、実力を行使し、事を終結させるか」という点が抜けてると思います。

「我は海上阻止が出来る」ならば敵はそれを解決する策を考えてから攻撃する筈であって、現状不可能と言われつつもそれこそ前回コメント欄にあった海洋拒否といった新しい方法を試みる可能性もある訳です。
かつて、ソ連が米軍空母を如何に攻撃するかという発想のいたちごっこが発生します。

その様な情勢下でも安定した防衛を提供するには三自衛隊で装備の更新が10式戦車の増勢を見込んでる現状でも優遇されてる海自より、既に正面装備(特に戦車)の旧式化著しい陸自に回ってもおかしくないのでは?
空自も同様に旧式化が問題ですが、F-35Aが完成する迄は更新のしようが無いですし、陸も現状では10式戦車が直ぐに増強出来る正面装備であって他は後方装備(これも拡充が急がれます)や開発中ですからね。
輸入にしても調査を行い調達計画を組むという段階が必要なのを忘れてはいけません。

ミラー 様

横から失礼致します。

>起こる可能性が低いからと備えない(厳密には後回しですが)のは存在理由を根底から間違いであると思います。

自主防衛も核武装も諦めている国に「最悪の事態に備えよ」という概念は不要ですよ。

あと良く「戦車の予算をを削っても戦闘機や艦艇は大して増えない」という意見を耳にしますが、
別に兵器の数を増やすことだけが『海空軍力の増強』ではないでしょう。
訓練や整備、人員の確保、搭載する火器や電子機器の改修など、ソフト面に予算を割く事でも(質的な)増強は可能です。

日米同盟重視のほうが自主防衛や日中同盟への
路線変更よりはるかに最悪に備えてるでしょうに。国民に特に転換の機運もないし。

数多氏の命題1の反論にもなるけど、同盟国ドイツが脱落後の前大戦末期と、
アメリカが健在な条件での中国への陸上交戦不可能を同一視するのは
まったく不適切です。

>レアアースの禁輸や日本人が拘束されたりしただけで経済団体が音を上げる状況の中、かなり見込みが違うのではないかと思っております。
→これは互いの国が経済活動で結びついている段階での摩擦に対して生じる声であって
数多さんが命題①で出した状況ではそもそも互いの経済活動なんて破綻していると考えられます。日本が単独で勝手に敵勢力と講和を結べるなら不可能(選択的に)でも有りだと思いますが。
敵の着上陸侵攻地点から国民を速やかになるべく安全に退避させることも考えますと、陸の足回り面での装備補填は重要な課題であると認識します。

>自主防衛も核武装も諦めている国に「最悪の事態に備えよ」という概念は不要ですよ。
→限られた制約の中で、最悪の事態に備えるのが国防であり、それを蔑ろにしても良いというなら9条の会の方々が仰ってる事と結果的に変わらないと感じますよ。

>別に兵器の数を増やすことだけが『海空軍力の増強』ではないでしょう。
訓練や整備、人員の確保、搭載する火器や電子機器の改修など、ソフト面に予算を割く事でも(質的な)増強は可能です。
→だったらなおの事、目に見えて更新の必要性がある74式の補填を行うべきではないでしょうか。軍用品は例外なく消耗品ですよ。

>戦車愛好家の皆様
→戦車を愛でる気持ちにはなりませんね。ごつくて造形美を感じない戦車なんぞ。航空機の方がよっぽど可愛いです。
が、戦車も重要な要素であると認識しているが故の反論です。
戦車VS戦車の想定はもちろんのこと、戦車と歩兵や装輪装甲車、機動戦闘車セットで展開することを考慮しましょう。
戦車が相手にするのは何も戦車だけではないかと。
陸戦に備えないで良いとする陸自なんぞそもそも存在価値が危うい。

しかし平和だねえ。

自衛隊の装備の稼働率、充足率(特に兵站や衛生)の稼働率
が危機的状態、装備調達にかけられる予算は年々減少してい
るのに、新しい戦車を買えば全てが上手くいく、だもの。

情緒でしか思考できない軍オタが国防を語るのは危ういよ。
まあ、彼らに社会的な影響力がないのは救いだけどね。

90式が本土で使えないと主張するわりにはそんな戦車を
開発・採用した自衛隊への批判はしないんだよね、彼らは。

自衛隊のやることは全て正しい。兵站も訓練も、支援車輛も
全く不足し、多くの装甲車輛は80年代に調達されて、近代化
受けておらず、稼働率が低いのもノープロブレム。


そもそもロシアが何で我が国に攻めてくるかね。その能力が
内のはもちろん、意図もない。中国だって全面戦争する余裕
なんてないよ。

アニメや特撮の悪の組織と勘違いしていないか?

少しでも侵略の能力がある国には備えよというならば、一番
備えるべき相手は米国だよなあ。

アメリカ相手に戦争するかぁ?


>>自衛隊の装備の稼働率、充足率(特に兵站や衛生)の稼働率が危機的状態、装備調達にかけられる予算は年々減少しているのに、新しい戦車を買えば全てが上手くいく、だもの。


いやいや、だから新型の10式戦車を導入して旧式化した74式を刷新するんでしょ。

あれ?そういえばこの話しは25年度の予算案に関してであって今国会で上がってた補填予算ではないですよね?

人員を増やすなら継続的に予算を計上しなきゃいけないからなぁ…
今の仕事的に後方は増やして欲しいけど…

じゃあ戦車を買わずに数十億から百億浮かすだけでそれらすべてが上手くいくのかね?

軍オタは所詮素人ですからね
こんなものでしょう
コメント欄見てて正直がっかりでした

まやもや「戦車愛好家」だの言われますな~。
それほどまでに戦車を無くしたいのか。
それにどんなメリットがあるのかこっちが聞きたい。
2つ前の記事の題目である16輌削って3輌にって話にしてもそこまで削って浮いた予算が何ができようか。
そも、その16輌をもって戦車増強論とレッテルを貼っているが74式の更新用であり勢力的には現状維持ですらない減勢の中での更新。
その上で闇雲な戦車削減に反対したら「戦車至上主義者」だの「戦車増強論者」だのと誹謗される始末。

敵の上陸そのものがありえない、と本気で思ってるなら戦車どころか陸自そのものが不要とでも言ったらどうです?
いらないでしょ?
敵は来ないんだから。

記事には関係ないコメントなので、数多さんには申し訳ないのですが、
前回の記事のコメント欄でも、戦車愛好家かどうかはわかりませんが、戦車配備数を増やせとか戦車(陸自装備)のみ重視という意見の方はいないのではないでしょうか。自分が74式の多くを更新して欲しいと書いたぐらいで、主観では皆さん海空軽視など全くしていないと思います。
それをまるで戦車のことしか考えていない愚か者のように括るのは、荒らしに近いと思うので、いかがなものかと。

ユーリ 様
>日米同盟重視のほうが自主防衛や日中同盟への
>路線変更よりはるかに最悪に備えてるでしょうに。

そういう意味ではありません。

日本は『日米同盟が機能しない』という最悪の事態に備えていないのですから、
今更『機甲戦力による本格侵攻』という事態に備えで妥協しても問題無いでしょう。

という意味です。


名無し 様
>限られた制約の中で、最悪の事態に備えるのが国防
日本の苦しい財政事情は『限られた制約』の中に入りませんかね?

>目に見えて更新の必要性がある74式の補填を行うべきではないでしょうか。
74式戦車の更新はそこまで重要じゃない、と思っているからこそ、
私は戦車後回し論者になっている訳です。

>戦車を愛でる気持ちにはなりませんね。
私は戦車大好きですよ。もちろん10式戦車もね。
ただ今の日本に必要か?と問われれば答えに詰まりますけど。

>戦車と歩兵や装輪装甲車、機動戦闘車セットで展開
島国である日本でそのユニットが必須となる戦闘は滅多に起こらないと思います。
滅多に起こらない事態より、滅多に起こる事態に優先的に備えた方が宜しいかと。

先進国の軍隊(人民解放軍)もC4ISR関連の装備が必要だから、質を維持するために人員を減らし、優先順位が低い戦車や砲兵などの重装備を減らしている。全てを求めるものは全てを失う。

>いやいや、だから新型の10式戦車を導入して旧式化した74式を刷新するんでしょ。

ならば60両で調達は終わりだな。

それに戦車大好きな人達が、なんで陸自が内地で使うこともできない90式を開発し、導入したことを批判しないかね。

最も元機甲科の木元氏はパンツァー誌で90式は内地で使っても問題ない
と断言していたけど、これは認められないんだろうな。認めると10式のレゾンデートルが無くなっちゃう。

装甲化された指揮通信車もろくになく、随伴する装甲車輛はドラグノフの
狙撃で穴だらけになる骨董品。自走迫撃砲はたった24両。
しかもし砲兵や迫撃砲の精密誘導弾すらも導入されていない。
一体どこの土人の軍隊だ?

これで近代的な戦闘ができるわけがない。

でも戦車だけあれば戦争に勝てるんだよね。

また始まった
「戦車大好き」「戦車さえあれば」
そろそろ誰がそれを言ってるのか提示してもらえませんかね?

90式への批判?
何を寝言いってるんだか。
冷戦時代に設計された対ソ戦用戦車である以上その後の情勢が変わったからといって文句を言うのは後だしジャンケンもいいところ。
そもそも当時の技術ではあれ以上軽くすると発砲の反動を押さえ込めず50トンですらギリギリの軽量化だったのは周知の事。
もはや誹謗することが目的と化してる輩は自分が何を言ってるのかさえ理解していないのか。

JSF (´・ω・`)@obiekt_JP
@kuon_amata 装甲車両は的になり易く、しかも撃破されると大勢死ぬ羽目になるので、
重装甲が求められます。イスラエル、イラク、アフガンの戦場の結論は「より重装甲を」です。
ttps://twitter.com/obiekt_JP/status/289385010912444416

>結論は「より重装甲を」です


アメリカ軍のM1A3戦車計画は大胆な軽量化路線
ttp://obiekt.seesaa.net/article/160862159.html

>どんどん重くなっていく戦車は運用が困難になるばかりで、
>どこかで軽量化を図らないといけなくなるという事を、
>アメリカが方針として示した、という事実が重要です。

そりゃこんな二枚舌使って10式押しされたら、
『戦車狂』だと思われても仕方がないでしょう。

重装甲化=重量増加
軽量化=軽装甲化

という先入観が間違っている事をいつになったら学習するのだろう。
なら80トンのタイガーⅡはM1より重防御だと思っているのか?
勿論そうは思わないはず。
なら何故そうは思わないのか。

答え=材質が違うから。

これを理解していないはずはない。
にも関わらず30年以上前の技術で造られたM1やレオパルドより10式が軽い理由は防御力を削っているからだと頑なに信じ込んでいるのだからそちらの方がよほどの二枚舌。
それともこの30年間に技術の発展など無かったとでも思っているのか。

特撮やアニメ~

むしろ特撮やアニメの知識で戦車いらん、って奴の人のが多いのでは?
トップガンやらマクロスやら、宇宙戦艦ヤマトやら、亡国のイージスやら戦闘機(に、変形する人型ロボットだが)者の人気アニメだとかいっぱいありますね。

ガンダムを初めとするロボットアニメでも主役は人型ロボットでも、戦車に変形するのはいかにも雑魚で鈍重に対して主役ロボは戦闘機に変形するし、その人型ロボットの母艦として(宇宙)艦船も活躍する。
戦車と言えばむしろやられ役の印象しかない
最終的にはどちらも怪獣やヒーローの引き立て役でしかないとは言っても、例えば戦闘機に変形するロボットはスピード感があってカッコ良く、戦車に変形するロボットはいかにも鈍重で活躍できない様な描写も多いし

戦車と言えばそれこそ第二次大戦ものとか少なくとも若い人達はあまりなじみがないでしょ

>
成程、今世間を騒がしている尖閣に侵入してきてるアレは夢か幻でしょうか?
無論、彼らの側にも「言い分」はあるのでしょうけども
>

矛盾する言葉ではありませんよ
全体としての軽量化と防護力を重視・強化するという意味での「重装甲」化は両立します。
しかも前者は「装甲車両」で後者は「(主力)戦車」です。

またその記事によると
>
軽量120mm戦車砲への換装、自動装填システムの組み込み、車内電気配線を光ファイバー化して引き直し、新型軽量装甲の挿入、新しいエンジンと駆動装置・・・
>
とあるので、軽量化のために防護力を大幅に妥協してでも、と言うわけではないと思います。

またもし仮に50トン台に軽量化するとしても
主力戦車の防護力はそれ以外の装甲車両とは比べものにならないほど「重装甲」です。

> 天雪さん
>ヘルハウンドさん

結果的に「海空重視論」の人達のレベルを自ら貶めてる事に気付かないのかねえ?

>答え=材質が違うから

10式戦車はオリハルコンで出来ているんですね、わかります(震え声)

>結果的に「海空重視論」の人達のレベルを自ら貶めてる事に気付かないのかねえ?

自称・戦車の有用性を理解してます派(笑)の方が、もっとレベル貶めてるから問題ないよ。
コメント欄をよ~く見てみな。顔が真っ赤になってんのはどっちか分かるだろ?

へぇ~
M1てオリハルコンで出来てるからタイガーⅡより軽いんだ。
すげ~

もう少しまともなつっこみできないの?
キヨ○ニLVの知性だな。

>結論は「より重装甲を」です

アメリカ軍のM1A3戦車計画は大胆な軽量化路線
ttp://obiekt.seesaa.net/article/160862159.html

>どんどん重くなっていく戦車は運用が困難になるばかりで、
>どこかで軽量化を図らないといけなくなるという事を、
>アメリカが方針として示した、という事実が重要です。

そりゃこんな二枚舌使って10式押しされたら、
『戦車狂』だと思われても仕方がないでしょう。

これなんですが…
アメリカはFCS計画で躓いて「結局戦車は必要だ!だが、ある程度軽くないと部隊運用に支障が出るから軽量の戦車を造ろう!」となっただけで、結局戦車を開発する事に変わりは無いのですよね…


あと、レベルをすぼめる云々はお互いにいい加減止めませんか?
完全にただの喧嘩ですから。
お互いに日本を守るのに最善の案を捻り出そうと切磋琢磨するのは良いと思いますが、既にブログ主様からも御忠告を賜った訳ですし…

>>ミラーさん

既にタイトル段階で数多氏自身が戦車増強論者とレッテルを貼り誹謗してる以上はそれは許可されたものと見るべきでしょう。
自分は他人にレッテルを貼って誹謗するが他人がそれをやるのは許さん、なんて身勝手は通じませんよ。

さらに現在小馬鹿なレスを繰り返してる名無しに『日本を守るのに最善の案を捻り出そう』などという意思は欠片もありません。
それは読めば一目両全。
誹謗中傷そのものが目的です。

ブログの表題そのものがレッテル貼りと誹謗である以上荒れるのは計算済みを通り越して目的でさえあったのではないでしょうか?

ここまでの三本の記事と、機動戦闘車を推している立場とで矛盾が生じていると思うんだけど、
その点についてのコメントってもう書かれてたりする?
 
コンセプトは対ゲリコマや対装甲車(イラストだと空挺降下してきてたっけ、つまり奇襲上陸?)、
そいつらと真正面から戦い(補給を寸断して孤立させればいいんじゃ?)、
主武装は105mm砲。(コラテラルダメージ的にゲリコマには使えないんじゃ?)
96式装輪装甲車程度でいいのなら機動戦闘車の装甲はオーバー。(ただし機動戦闘車の装甲は推測というか予測)
唯一、装輪装甲車である点だけが矛盾していない。
 
それなのに反対するどころか、過去記事では「こういう装備を増やすべき」で機動戦闘車が例に挙げられてたりするし……
あとこれまでの記事だと、機関砲を搭載した装甲車の存在意義が解らなくなってるような。

そもそもむしろ戦車不要論の方こそ何か「コンプレックス」でもあるのですかね?
何故か陸の中でも特にそれを貶したがる。

あるいは戦車と言う「わかりやすい象徴」であるから槍玉に挙げられやすいと言うだけなのでしょうか(実際一般向け資料やパンフでも空自は戦闘機、海自は大型の護衛艦に対して陸自は戦車の写真やイラスト載ってる事が多い)

が、戦闘機不要論をぶつ人は少数(かってのミサイル万能論やら無人機論もあるにはある)だし、大型護衛艦不要論はカテゴリではいるにしてもそれ自体不要ってする人はみかけない…

「10式戦車が13台の調達数があればF-35が一機分にもなる」と言いますがそれって逆に戦闘機はたった1機で戦車十数台分もするって言ってるみたいで逆効果ですし


>ミラーさん
他の方も行ってますが、まず久遠さんご自身こそ反対意見に対してレッテル貼る癖を改めるべきですよ。
はっきり言いましてほめられたものじゃないですし、正直戦車が不要か有用かよりもこっちの方がウンザリする

>RYOさん
http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-1e99.html
これでしょうか?

と言うか、機動戦闘車は戦車と比べて(C-2輸送機で)空輸出来る事をメリットとして上げられてるが、C-2輸送機自体にも批判的だったと記憶してますが

と言うか、空自の輸送機も陸自のヘリコプターも戦車よりずっと高価ですしオスプレイなんて…

てか、実際400両の定数が一杯になった後、どうすんねん。そこが10式 開発に対する疑問の基本だよな。

別に能力云々は関係ない。筋が悪い。

少数生産じゃ開発費はペイしない、普通なら90式の生産継続。不足点は継ぎ足しすれば良い。補給整備教育まで考えたら合理的だろ。そもそも90式はいまだに世界有数の戦車 であり、あらゆる仮想敵を撃破可能だろ。

情報通信機器を搭載できんというが信用できないね。大体90式より軽量コンパクトを売りにしている戦車に積める装備がなぜ入らない。よしんば諸事情で搭載できないなら。90式に搭載できるように作れば良いだけだろ。日本のメーカーはそんなことも出来ないのか?

これって納税者としておかしい疑問かね?

>まとめての見解になること、及び回答を避けたコメントについても、レスポンスしないことについてはご容赦下さい。

いやいやいや、私の鈍い答えも「答えるべきのコメント」の仲間入りしてくれて、光栄です。

>命題①「日本は、国(政府)の意志として、敵が着上陸侵攻を行なう状況において、戦争の継続が可能である。」
少数ですが、可能と答えて頂いた方もおりました。

この少数は、この問題をチャンレンジした連中の全部に見えます。で言うか、ロングアンサーをした連中もほぼ全部肯定的な答えが出たらしい。

日本に住んでいる時間は大した長さもないのに自分も生意気と思いながら、兎も角外人の視野でこの問題を答えます。

>私としては、レアアースの禁輸や日本人が拘束されたりしただけで経済団体が音を上げる状況の中、かなり見込みが違うのではないかと思っております。

成程。正直、中国漁夫事件は今回と関連性が低いと思い、これを基準とする人間が無いと思ってましたが、どうしてもこの事件から何が絞ろうとすれば、私はマイナスではなく、プラスと想います。

先ず、経済団体も一部利益の代表者で有り、*貿易な狭い視点に限定すれば*、粘らないは正解です。このサイドの意見発表も許せないなら、韓国や中国ですね。もし、経団連は「日本のタフさを示為に経済損害に対し文句を言わない」、あれは韓国人ですよ。日本人は自分が未だ理性が有る、バランスが有る、全体主義ではないと光栄及び幸運を思うべき!

日本政府は事件の厳重性も鑑み、以前の事なかれ主義から一転し、漁夫をきちんと逮捕し、一時的にとは言え、起訴に進もうとした。

第二、中国は抗議したり、カードを増えるべく、日本人が拘束しでもまでも、粘った。

レアアースの禁輸でやっと放棄したんですが、これは仕方ない事だと想います。普通、現代国際関係は比例性原則に縛り、無人島巡っての紛争に出せる手段は限られています。抗議は穏便な日本政府もやるでしょう。文化交流停止、勿論やる!拘束、まあOKとしましょう。が、貿易関連に至ると、争ってる利益と激しく不均衡であり、過剰に成ります。

もし、中国はレアアースの禁輸ではなく、(第二砲兵に準備命令まで出して)核攻撃で脅迫して、そして米国は関与しないの態勢を示せば、日本政府引いた事も理解できるでしょう。そこまで至らないとは言え、同じ線の事だと想います。相手は明らかに理性を失った、この状態で冷静に損得を計算し、いたずら粘らないとは1種のスキルだけではなく、1種の勇気とも言える。

寧ろ、日本政府は自分のメンズを二の次とし、批判覚悟で撤退出来たのは勇気有る行動として評価すべきです。Gualdalcanalの様に徒粘るしか知らないの政府は実は勇気が無いと言わざるを得ない。こんな政府は要らない。

最後に、Sengoku38の件。国民は大きく彼奴を英雄とし、結局政府の起訴を退けた。確かに、規律や保密(内容は保密すべき物ではないにせよ)の面では不正だが、善悪の面なら完全な正です。国民は正確にこれを認識できました、そして声挙げました。今回は判斷ではなく、戦意を評価するので、これもプラス評価を配るべきでしょう。

日本国民と政府は戦うが、しないがは二つで決まる:
1)国民の「耐久力」
2)国民の方向性

もし耐久力なら、近代で一番基準に成り得るのはどう見でも東北地震でしょう。当時、国民は大抵秩序を守って、世界中称賛と驚異を得た。これを鑑みるに、少なくとも国民の「耐久力」は(自殺攻撃もするのムスリムに比べて劣るだろうけど)他の先進国に比べて劣らないと評価すべきではないでしょうが?

例え一番日本人を信じ無いの中村氏(「尖閣諸島沖海戦―自衛隊は中国軍とこのように戦う」と「自衛隊が世界一弱い38の理由―元エース潜水艦長の告発」の作者)も東北地震でちょっと日本人に対し見直したと認めました。

そして、方向性。確かに日本国民や政府に平和主義者の割合は他の国が多い。ただし、これは臆病とか必ずしも同じ事ではありません。

ここは、ちょっとキツイ事を言わなければ成らない。

飽くまで自衛官で書いたの小説からたどり着いたの疑問ですけど、自衛官はシビリアンコントロールを言いながら、官僚、政府、国会、そして日本人全体を悲観視する傾向が有るんではないでしょうが?

別人の小説は久遠氏は拝見したのどうか知らないが、僭越ながら久遠氏の小説で:

「黎明の笛」の敵役は日本人を信じない為行動を起こした。ヒロインは敵役の計画への批判は日本人がそれすらできないだろうとも言えます。しかも、あのMaverickを命中出きたら自分の官位も持たないだろうに、適切な出動を命じない政府。

「日本海クライシス2012」には法的根拠が有るでも関わらず、そして北朝鮮の攻撃を許したら或いは万が一民間人は北朝鮮コマンドに依る被害が受けたら自分の官位すら危ないにも関わらず、下らない理由でビルを疎開させないの防衛官僚。そして軍事専門の見地からの具申は受けないだろうと想い、最初から軍政の見地からの具申をした防衛部長。

かなり悲観的のビューではないでしょうが?だが、久遠氏の悲観は未だ軽いもんだ。渡辺氏の柳田海将補は日本人の反応を恐怖しあまり、直接攻撃受けても反撃しないし。木下の「道北戦争1979」に政府はソ連軍の嘘を信じたし。だが、今まで最も重病なのはやはり中村氏でしょう。彼奴の「尖閣」中の日本人、政府、官僚は明確な敵位置付けとも言えましょう。

物語は作者の心を反映する物だと想います。少なくとも、もし漁夫事件で全日本の人間の態度を決めつけるのはフェアなら、これもフェアの筈。
=
とまあ、この悲観さの根源は日本国民も自衛官からの信頼を裏切る事が有ったんからでしょう。だが、これも一部の人間の物です。

例えば、瀬戸内シージャック事件は今でも武器使用に慎重しざるを得ないの理由としているが、当時は政府も政論の大半も理解な態度を示しました。政府は「兵」を裏切らなかった。まあ確かに馬鹿弁護士が出たが、1億人も有ればこんな奴数人居ない方が珍しいではないでしょうが。日本人全体をこいつらだけで決めつけるのはちょっと早いではないですが?

自衛隊基地の外に確かにそこそこの「自衛隊反対者」があるかもしれませんし、一見多いですが、日本の人口の全体から見れば些細も言い過ぎるの人数でしょう。

それに、平和主義者や九条の会は臆病とは違うと想います。脅威を見て、適切な時で武力で解決しようとする奴ともうちょっと和平な方向をやってみる奴。後者は間違ってるかも知れません。寧ろ、私も彼奴等は間違ってると思う。だが、彼奴等は必ずしも臆病ではない。相手は銃を持つのに、自分の銃が側なのに、業と拾うとしない奴は一種の勇気が有ります。何れにせよ、彼奴等は日本の全人口から見れば少数で、自衛隊基地付近に反対隊を組むには十分足りるが、イザと成ったら物を言うのは彼奴等ではなく、彼方の積極派でも無く、日本人口大半を占めるの普通の日本人だと想います。

この普通の日本人だとは確かに米国や英國に比べて平和的でしょう。ですが、仕方ないと認める時は武力を厭わない。これは、現代日本から出るの文化にも伺えると想います。総合的に言えば、大抵な日本人の心の方向性は間違ってないと想います。

纏めると、日本人の「耐久力」は先進国家中恐らく◎でしょう。方向は確かに△気味と認めますが、☓な訳ではなく、総合は=(平均)、若し良いリーダが有るなら◯と認めるべきではないでしょう?

久遠氏も、日本人をもう少し信じるのはどうですが?
======
②「多数の戦車配備による着上陸侵攻阻止は、海空作戦によって着上陸侵攻を阻止するよりも、合理的である」
>しかし、それならば尚のこと潜水艦に量を投入した方が適当であると考えます。

これは私の答えに答えた筈だが、もう少し詳しく言えば、22隻も及ぶの日本潜水艦の量は既に拒否力カーブの高対比効果率の部分ではなく、普通の部分に入ったと想います。勿論、29隻は22隻より厄介だが、この上昇は大まかに直線的です。

これに比べて、もし戦車隊を400車より下回るの場合、生産ラインはパンクし、師団も諸兵科効果を失う事に成ります。この場合、師団の戦闘力の急激低下に伴い、陸で構成するの拒否力部分は冪乗的に低下する。で言うか、400車以上でも相当の間拒否力カーブの高対比効果率の部分に残ると想います。700車辺が比較的に緩い部分に入ります。

とまあ、それを言うものの、陸自には未だ拒否力カーブの普通の部分に残ってる部隊が有ります。これを減って、潜水艦を29隻に増強する案は反対しません。潜水艦は確かに有用な兵器です。

>1個飛行隊分の残余で、拒否力となることが重要だと考えています。

飛行隊の状態は何方がって言うと潜水艦と似ていると想います。

そして、確かに持ち最後の何かを温存すれば、この静態拒否力は高い。だが、これは出来るでしょうが。地上車両を保存したいなら、使わず複雑な地形で散開させ、適切にデコイを作れば大抵の空襲から回避できる。実際、セルビアもこの方法でNATOの空襲を凌いた。潜水艦の温存も航続力内なら簡単です。だが、戦闘機はV/STOLで無い限り、空港或いは基地だろう。戦車に比べて見つかり安く、残党の掃討されやすい。
=======
>私はその被害は許容しても、ゲリコマ及び特殊部隊が存在の暴露をした結果、作戦目標の達成が困難となれば、防御部隊は、目的を果たしたと評価します。

作戦や戦略レベルなら、人間の命の価値も有限ですから、久遠氏を冷酷と言わんが、特殊部隊は戦闘を完全回避出来た場合、防御部隊の完全失敗です。戦闘を強いる、しかも陽動隊ではなく本隊に接戦出来て初めて不完全失敗に成ります。そして、結局阻止出来なかったら、任務を果たしたとは言えませんと想います。

>戦車がなければ陽動や強襲を防ぐことができないと思わせられる回答は無かったと思っております。

確かに、戦車が無いでも必ずしも阻止できないですが、これは本来の命題と離れていると想います。
=======
>戦車だけが行けばいい訳ではありません

戦車だけが行けばとは誰も言ってないと想います。少なくとも私は確か「随伴」を書きました。

=そこで、他のコメントを見ましょう=
@ぽて
距離が比較的に近いが、水底下に成り、掘るのはかなり困難では。

万が一発見した場合、領海内にたどり着いたら爆薬仕掛けで葬れば良い。

@ミラー
>自衛隊の本来任務は敵の直接的間接的な侵略からの防衛であって、起こる可能性が低いからと備えない(厳密には後回しですが)のは存在理由を根底から間違いであると思います。

だが、蓋然性の高い脅威の対処も危ない時、どうする?全てを等しく備えないとする?或いは蓋然性の高い脅威の対処に集中する?

因みに以前も言ったが、陽動や奇襲と言っても、一つの具体例を出さないと説得力が弱い、検証もできない。

@ユーリ
>日米同盟重視のほうが自主防衛や日中同盟への

日米同盟重視と自主防衛は実は別概念では有りません。で言うか、このご時世に日本は日米同盟重視なら、もうちょっと自主防衛力を増強し、この結果同盟の総合力を上昇させる必要が有ると想います。

@2013年1月14日 (月) 13時15分
英語でこれはTrollと呼ぶだろうけど、これでもポイントが有る部分だけ答えよう:

>自衛隊の装備の稼働率、充足率(特に兵站や衛生)の稼働率が危機的状態、装備調達にかけられる予算は年々減少しているのに、新しい戦車を買えば全てが上手くいく、だもの。

同意。私としては陸自を予算でちゃんと支えるサイズまで切るしか無いと想います。今の兵数だけの陸自じゃ確かに問題が有る。

>90式が本土で使えないと主張するわりにはそんな戦車を開発・採用した自衛隊への批判はしないんだよね、彼らは。

90式は1990年までの技術や素材でもっとも日本の実情に似合う戦車(値段を除いて)と想います。当時もし44トン何かを作ろうとなら、装甲の正面でもは仮想敵の徹甲弾を耐えられなく成る。

それに、木下氏も言った通り、全く使えんではない。戦車生産を大幅カットされた以前、90式を全国配備する試みも有ったと聞いています。

そもそも使えると使えないは1と0のバリュではない。90式は大半の場所で何とか使えるに対し、10式は大部分の場所で余裕有り使える、の所でしょう。

>精密誘導弾

は格好いいですが、高価でも有り、直接射撃程頼れない。

@天雪
以前も言ったが、皆はかなりレッテルに反感を感じるらしい。だがもし自分の提案に自信が有るなら、レッテルもバッジに成ると想います。

私は何時も普通科をカット対象として見で居ます。歩兵無用主義者とは流石にオーバで事実と違うが、歩兵縮減主義者位はバッジとして受けましょう。

@RYO
私も久遠氏は何故あの機動戦闘車をそんなに好きなのが理解出来ぬ。

コメントを頂いた皆様
かなり荒れ気味でもありますし、本件について私が言いたいことはほぼ書いてしまったので、本題については、コメントを控えさせて頂きます。

日本人観については、ご指摘頂いた通り、私は悲観的な部類に入るかと思います。
しかし、私だけでは無く、自衛隊が現在のように国民に支持される以前に、志を持って自衛隊に入ったような人間は、悲観的な認識を持っている人が多いように思います。

ただし、小説に関しては、話の展開上の設定でもありますので、必ずしも小説中の日本人観が私の日本人観とイコールな訳ではありません。
もっとも、確かに物語は作者の考えを反映します。
専守防衛についてなどは、言いたいことを代弁させたので……

日本人の耐久性については、それほど悲観してはいません。
私が悲観しているのは、日本人の他者に対する攻撃性の低さです。(話せば分かるみたいな)

>答え=材質が違うから。
>これを理解していないはずはない。
にも関わらず30年以上前の技術で造られたM1やレオパルドより10式が軽い理由

なるほど10式と同時期にでたメルカバ4も旧式戦車だと。
それにそのような画期的な装甲ができたというエビデンスもない。

妄想を元に論争はできません。

メルカバ4は日本のように40トン台にする必要がなかったからそうしなかったと言うだけだ

何故そういう単純な事がわからないのか
最初に叩く事が目的になってるからだろうね

イスラエルと日本の素材技術が同レベルだと思っているとはおめでたい。

そもそもメルカバ4は新設計の戦車ではなく10式と同世代では無い。
既存のメルカバの基本構造を踏襲した改良型であり基本的に重かった戦車を更に重装甲化したタイプ。
この点でM1やレオパルドの改良型と同じ。
当然重くなる。
完全新設計で同等の防御力のより軽量な戦車を作ろうと思えば出来るだろう。

だがイスラエルはハンドル用氏の言うとおり軽くする必要が無かった。
国土は狭く戦場は常に目の前で戦略機動性を気にする必要がほとんど無い。
ついでに言えば戦場はパレスチナ人の土地であり、その巨大な重量でインフラを破壊しようが知ったことではない。
だから既存のメルカバの改良で済ませる事に不都合がなかっただけのこと。

だが戦略機動性を重要視する国、特にアメリカはM1の巨大な重量に困っているわけだ。
だからこそ軽量型の開発を始めたわけだが、あのアメリカが既存の戦車よりも性能の劣るものを採用する思うのかね?
軽量型A3の防御力は既存のM1と同等かそれ以上にできる算段がついた、と考えるのが妥当だ。
兵士の命を重要視するからこそ無人兵器への転換を図っている米軍が防御力の劣る戦車を採用して乗員を危険にさらすような事をするはずは無い。

重防御化=重量増加=強い戦車は重いはず、戦車は今後ももっともっと重くなり続けるはず・・・というそのしょーもない○ヨタニ理論が根底から間違っているのだよ。

身の回りにある家電製品等でさえM1やレオパルド世代の物と最新の10式世代のものでどれだけ小型軽量化されてきたか。
見たいものしか見えない目には目の前の現実すらも映らないのか。

日本の素材ギジュチュは世界一いいいいいいぃぃぃぃ!!!

30年前のアナログTVと最新の薄型TVの差だな。
30年前に製造されたアナログTVが機材を追加し改良され最新の機能と画質を維持出来たとして、それはデジタルチューナーやビデオを繋いだデカくて重い代物にならざるを得ない。
一方最新のデジタルTVは薄っぺらい筐体に全ての機能を組み込んで小型軽量化。

だがアナログ脳は画面が大きくなれば当然もっと大きなブラウン管が必要になり、当然大きく重くなるはずだ、と主張することになる。
より多くの機能を追加したより性能の良いTVはもっともっと大きく重くなるはずだとね(笑

最新の機能と画質を維持できて尚且つそれを置く場所に困らないなら、外部機材を大量に繋げて最新の薄型TVと同等の性能を維持している巨大なアナログTVは『TVを見る』という行為に対してなんの瑕疵も無いだろう。
薄型TVなぞいらん、なぜそんなモノに交換する必要があるのだ、という事になってもおかしくは無い。
だがそんなデカいもの置く場所はない、頻繁に移動させる必要があるから軽くて小さくないと困る、という人は薄型TVを必要とする。

ただそれだけの事なのだが、ここで「そんなチッポケなTVが俺様の組み上げたこの巨大システムと同等の性能を持ってるはずがない!」と言い出すアホが出てくると俄然ややこしくなる、って話だ。

てか何で欧米はMBTを改良で済ませているのに日本はわざわざ新型を開発したのか?税金の無駄ではないのか・・・・

「答えない」とは書いてるけど最新の記事だと微妙にズレてるからこっちに書く。
 
「奇襲上陸なんて可能性は低いだろうし、あったとしても補給を寸断すればいいから
正面きって戦う必要はない。それに備えた装備なんて無駄」
「コラテラルダメージ的に戦車砲は(対ゲリコマとしては)使い辛い」
 
こういう主張をしている数多久遠氏は、自らが推している機動戦闘車が
どういう想定で活躍すると考えてるの? どういう想定で活躍させたいと考えてるの?
機動戦闘車のコンセプトを鵜呑みにしていいなら、数多氏の主張と矛盾するんだけど。

軍事は素人ですが、前の記事を読んで啓発され、「防衛の出口戦略ってどうなってるの?」という記事を書きました。(BLOGOSにも転載されております)
http://blogos.com/article/54089/?axis=b:279
日本の自衛隊(政府を含むでもかまいませんが)の出口戦略がどうなっているのかについてお聞きしたいのですが如何でしょうか。
個別にお応え頂くよりも、ぜひ記事を書いて頂けないかと思います。
ご検討のほど、宜しくお願いします。

>装甲化された指揮通信車もろくになく、随伴する装甲車輛はドラグノフの
>狙撃で穴だらけになる骨董品。自走迫撃砲はたった24両。
>しかもし砲兵や迫撃砲の精密誘導弾すらも導入されていない。
>一体どこの土人の軍隊だ?

>投稿: | 2013年1月14日 (月) 16時14分

「自衛隊は見せ掛けだけのハッタリ「ぐん☆たい」だから、
そんな実戦を想定したガチ装備は必要ねえんだよ」

「それよりド派手でかっちょいい10式戦車を導入して、
オレの軍オタ・マインドを満足させることに血税を使えや」

と、思ってるんじゃないんですかね? 『彼ら』は。

>『彼ら』
 
戦車の代替として機動戦闘車を欲しがる人達ですねわかります。
……機動戦闘車もこれまでの記事による批判に巻き込まれるのに、
当の数多氏が機動戦闘車を推すのは意味不明だよな。
 
 
他装備の推進をするにしろ、陸海空のバランスを考慮するにしろ、
「減らしたら問題は出るけど」を前提として主張すればいいだろうに。
それを認めないからそういう話に行き着けない。

あの機動戦闘車っていくらするんですかね?
歩兵の直援用として105mmを撃てればそれで良い、敵の立てこもる建造物等を吹き飛ばせればそれで良し、長距離精密射撃能力やら、ましては行進間射撃能力なぞ不必要、と割り切った代物ならともかく戦車代わりにも使いたいからとC4Iやら夜間索敵能力やら砲安定装置やら自動装填機やらつけたりすると結構な価格になりそうな予感。
10式1輌のお値段で2輌買えるか怪しい雰囲気。

前から噂されてた通りに戦車枠の範囲外で『実質的に戦車として使える戦車とは呼ばれない装備』が欲しかった陸幕の思惑の結実したものだとしたら当然不要論の対象になりますな。
それともあれは『戦車じゃないから必要』とでも言い出すのだろうか。

機動戦闘車は陸の機甲の現場では「戦車」という認識。本州の74式の戦車大隊では「次の戦車はタイヤ式」とよく耳にする。それに貧者な陸の後方支援体制では、あんなモノは機甲科にでも持ち込まないと運用できない。現在でも96式APCですら機甲で持っている師団・旅団は多い。

>戦車の代替として機動戦闘車を欲しがる人達ですねわかります。

「それよりド派手でかっちょいい10式戦車を導入して、
オレの軍オタ・マインドを満足させることに血税を使えや」

と、思ってるんじゃないんですかね? 『彼ら』は。

↑この文を読んでどうやって『彼ら』を、
機動戦闘車派だと思い込む事が出来るのだろうか・・・

え?
これまでの記事で機動戦闘車に求められる活躍まで否定しておきながら
「戦車は減らせ、だが機動戦闘車は増やせ」っつうことは、そういうことじゃないの?
論理的なものじゃなくて、精神的な……
 
 
天雪氏
 
>敵の立てこもる建造物等を吹き飛ばせればそれで良し、
 
「主砲はコラテラルダメージが大きい」by数多久遠氏
……いやほんと、なんでこれまでの記事と機動戦闘車推しが両立できるんだろ。
それこそ「開発費だけで○両の96式装輪装甲車が~」って言えるだろうに。

う~ん…
なんだかなぁ…

>>日本は『日米同盟が機能しない』という最悪の事態に備えていないのですから、
今更『機甲戦力による本格侵攻』という事態に備えで妥協しても問題無いでしょう。


いやいや、「米軍来援迄は陸自単独で陸上戦力の中核として戦わなければならない」という点は考えなかったのですか?

>>他の方も行ってますが、まず久遠さんご自身こそ反対意見に対してレッテル貼る癖を改めるべきですよ。

確かにそうですね。失礼しました。
ただ、自らも同じレベルになる必要はありますかね?

>>だが、蓋然性の高い脅威の対処も危ない時、どうする?全てを等しく備えないとする?或いは蓋然性の高い脅威の対処に集中する?

あくまで本来任務は本格的な進攻に備える事ですし、防衛計画に縦深を設けるのは当然では?


>>因みに以前も言ったが、陽動や奇襲と言っても、一つの具体例を出さないと説得力が弱い、検証もできない。

それは実例?それとも想定?
実例としては南沙諸島の事例やオリンピック作戦といった米軍の揚陸計画がありますし、想定ならば西方で中国海軍南洋艦隊が陽動を実施し、これを無視出来ない日本側の戦力を吊り上げる合間に新潟等の東北方面へ主攻が向けられるという事態も想定出来ますよ。

他は尖閣有事に便乗して竹島、最悪の場合は北方有事も想定する必要がありますよ。
外交で解決するとしても、いざという事態に備えない後ろ盾の無い外交が通用するとも思えません。

>あくまで本来任務は本格的な進攻に備える事ですし、防衛計画に縦深を設けるのは当然では?

本格的な侵略に限定するでも、少なくとも現在の所、海空線を抜ける事は殆どないので、この現状維持の方が大切。

>それは実例?それとも想定?

確かに少々不明確です。実例に基づくとは良いが、「想定」ですな。実例は拡大応用しやすいので。

>想定ならば西方で中国海軍南洋艦隊が陽動を実施し、これを無視出来ない日本側の戦力を吊り上げる合間に新潟等の東北方面へ主攻が向けられるという事態も想定出来ますよ。

ただし、陽動すれば、日本側に確実に見せる事に成ります。と成れば、中国南洋艦隊はF-2攻撃により戦闘不能までに成りそう。

そして、新潟方面じゃ日本海ですし。最近、中国は北朝鮮から基地を借りる事が有るらしいが、これでも中国はどうやって侵攻し得る大艦隊を日本海に入らせるですが?どの道、あの艦隊は航空支援を殆ど得られないので、多分全滅に成る。

>他は尖閣有事に便乗して竹島、最悪の場合は北方有事も想定する必要がありますよ。

竹島や北方は既に他国の支配下ではないですが?

それに、中韓露三国同盟ですが?わあ、日本の外交は下手とは言え、流石にこれは現時点で殆ど無い。もしこの行動が有れば、計画変更の必要はありそうけど。

ゆとり君たちは、戦車図鑑読み込む前に国際政治の本でも読んだ方がいいですね。

てかさっきからいちいち、あり得ない軍事侵攻の妄想 でお茶を濁している。軍事侵攻するには、金もリスクも伴う 。それなりの益がなければしないんだよね。例えばかつての旧ソ連の北海道侵攻も宗谷海峡確保という目標があるから想定される訳だ。

まあ無理なんだけど、いち地方都市を攻撃する理由が知りたいですな。

>ありえない軍事侵攻
 
ゲリコマは来るのに装甲車は来ない目標か……どんな目標なんだろ。
例えばゲリコマで海空自衛隊基地を襲わせるほどの覚悟?があるなら、
装甲車や戦車が使えるなら使うと考えるだろうに。
これもありえないというなら、数多氏の記事の否定になるな。

記事は関係ないな。

問題は10式戦車がないと国防が全うできないと考える。軍事を総合的に俯瞰して見れない「ゆとり君」だな。

単発のテロ程度ならまだしも、ゲリコマでの襲撃はヤル気満々なのに、
無双できる可能性が高い状況で装甲車は使わないとか意味不明だもの。
後者はありえないが前者はありえる、なんてのがおかしい。

10式は米軍とネットワークでつながらない。
でも米軍はそれを問題としていない。

つまり米国は日本で本土決戦なんて想定していない。

お前ら自由に遊んでいろと。

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» 『機動戦闘車』だけで批判できそうな件 [RYOの戯言日記〜小説、サウンドノベル、銃やらアニメ〜]
  昨年末辺りのブログ更新頻度があまりにもアレだった反動か、 それとも格好のネタが勝手に降ってくるような状況だからか、 個人的には結構な更新頻度になりつつある。     5つの命題への回答について http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/post-5e70.html#comments   「もう前回の記事で批判済みだなこれ」と思う点については省略あり。    精神論もあり得..... [続きを読む]

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