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2012年12月15日 (土)

KDP出版記 その4 値上げ編

おかげさまで、ここのところ「黎明の笛」は、かなりの数がDLされています。
販売部数は、アマゾンの規約に抵触するらしいので書けませんが、無料配布分をあっさりと越えました。

当然ながら、ベストセラーランキングは気になってみていますが、私が知る限りの瞬間最高位は、現在のところ、Kindleストアの有料タイトルランキングで32位。
Photo
紙の本を含めた文芸書カテゴリーで14位です。
Photo_2

ただし、アマゾンが如何に巨大書店とは言え、ただの1店舗でしかないランキングに、そこでしか売っていない本の全量が計上されてきたら、ランキングは上がって当然で、実売数で言えば、正直大きな数とは言えません。

小説を公開した私の狙いとしては、このブログを見てくれるような、軍事・防衛に興味の無い人にも読んでもらい、興味を持ってもらいたいというものでした。
公開からまだちょうど1ヶ月ですが、概ね成功だったと言って良いと思っています。

その原動力は、アマゾンのレビューもさることながら、やはりネットの評判であるような気がします。
目に付く範囲で、取り上げて頂いたリンクをまとめてみました。

キンドる速報 「国防フィクション『黎明の笛』元航空自衛隊幹部が描くリアリティ」

NAVERまとめ Kindleで読める!面白いインディーズ小説

ebook三昧! 「[Kindle]事件はリアルタイムで…な、自衛隊が舞台の本格ミリタリー小説「黎明の笛」」

読書メーター

これらの情報のおかげで、思いの他、好評を頂いた訳ですが、一つ気になって来たことが出てきました。
果たして、販売価格が100円のままで良いのか、と言う点です。

ランキング上位は、多くが価格の高い単行本や有名作家の文庫本が並ぶ中、100円の「黎明の笛」が、なんだか酷くみすぼらしいモノのように見えてしまったのです。
ブランド物のアパレルが、価格が高い故に良いモノに見えることと同じです。

それでも、私は売り上げ金額の最大化を図るのではなく、販売部数の最大化を図ることを目的としているため、やはり安価な方がいいだろうと考えて、100円で売っておりました。

しかし、そんな思いを抱いていたところ、前掲のキンドる速報にこんな記事を見つけてしまったのです。
個人出版の電子書籍の値付けについて考えておくべき9つの論点

これによると、100円で売っていたのではアフィリエイターの利益にならないので、ネットで取り上げてもらえる可能性が低いとのこと。
これは盲点でした。
マーケティングの手段が、ほぼネットで取り上げてもらえることしかない中で、100円で売ったのでは取り上げてもらえないのであれば、価格を上げた方が結果的に販売部数を上げられる可能性があることになります。

もちろん、買う人にとっては安い方がいいに決まってますから、この記事を読んでも、正直迷ってました。

で、「じゃあ、Gene Mapperのランキングを越えたら値上げすることにしよう!」と決意しました。
Gene Mapperをご存じない方が多いと思いますが、アマゾンがKDPサービスを始める前から、Kobo等を利用して個人で販売され、電子出版に興味を持つ人の間では、大変に話題になったSFです。


ところが、Gene Mapperが販売開始からある程度経過したこともあったのか、北朝鮮が衛星を打ち上げたり、選挙関連で、このブログ記事がヤフーの特集記事でリンクを貼られたり(ヤフーは時々リンクを貼って頂けます)したおかげか、意外にあっさりGene Mapperのランキングを越えてしまいました。
Photo_3

Gene Mapperを書いている藤井太洋氏は、Gene Mapperを販売するために独自のサイトを構築する等、大変な努力をされています。
Gene Mapper | Official Web Site

そして500円(アマゾンでのキャンペーン中は300円だった)で個人の電子書籍販売を成り立たせようとしている中、私が100円で価格破壊をしてしまうと、申し訳ないようにも思えました。
それに、電子書籍個人販売が、まだまだ創生期にある中、他にも個人で電子書籍を売ろうとしている方のモチベーションを下げてしまいかねません。

そんな訳で、値上げに踏み切る事に致しました。
一旦値上げしてしまうと、上げた価格で買って頂いた方に申し訳ないので、おいそれと引き下げができなくなってしまい、販売部数の低下を招くのではないかと懸念はあるのですが、決断致しました。

今後は、何らかのプロモーション手段も考えて行かなければならないと思っています。
今後とも、ブログともども応援をお願いします。

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コメント

100円で買う人は、『100円だから』買う人が多いのではないでしょうか?
なるべく多くの人に読んでもらいたいという目的には、売り上げランクが上昇するのは目的を達成しているかのように見えますけど、「100円だから」購入した人の中には、購入したけど読まなかったり、他にも10冊ほど100円ネット本を同時にダウンロードしたりしていると思うんです。
「100円だから」と、今日100円本を5冊、昨日3冊ダウンロードしている人は読んでも印象に残っていない可能性も高いと思います。
(100均で手当たり次第にカゴに入れた物は、購入後も大事に使わないみたいな・・・)

誤字は気が付かなかったですが(もっとも誤字だという事に気が付かなかったのかも)、書き直した時の助詞の削除忘れがちょっと気になるほど多かったように感じました。
(『日見子がは、そこで立ち上がって・・・』のような)

一つ目は、「あぁ、書き直した時の消し忘れだな・・・」で過ぎたんですが、2つ目、3つ目になると、「編集者が校正していないチープさ」に感じてしまいました。
値上げなさる時には、どうか再確認なされて下さい(確か5つほどあったような気がします。お知らせしようとメモしようと思っていたのですが、スピード感ある読み応えに負けてメモ出来ませんでした・・・・)


キンドル速報の、
『結婚を控えた女性が婚約者に裏切られたと知る衝撃のシーンもあります。
哀しさを胸に押し込めて、自分の役目を全うしようとするたくましい姿が見られますので、結婚適齢期のキャリアウーマンのみなさんにもお読みいただきたく思います』
『日見子さん、鋭すぎてかっこいいです』

これって、結構女性の本音だったりするような気もします。
男の僕でも、このちょっとしたスパイスがスパイス以上の効果が出てるような気がしていました。
くどくならない程度に、日見子さんの『女性としての』心理描写ももう少し見たかったような気も・・・・

効果的なプロモーションやキャンペーンには、日見子的な情報分析(論理的かつ直感的なマーケティング)が必要と思います(笑)

純@LA 様
100円だから買う人は、ちゃんと読まないのではないかというお話は、リンクに上げた値付けの記事にもありました。
読んでもらうと言っても、積読では意味はないですからね。

誤字・脱字は、ソフトの校閲機能でなんとかなるのでしょうか。
あまり使ったことないのですが、試してみます。

キャラクター造型は、ホント難しいです。
最も悩んだ部分ですし、某出版社の編集者さんからも、最もアドバイスを受けた部分です。
紙の本で出版することになっていれば、もっとリファインされた部分でもあるはずです。

マーケティングは、手探りです。
出版社が印税を中抜きしているという話がありますが、マーケティングに多大な労力がかかるということは、自分でやってみたら分かる話です。
藤井さんがどんなことをやったのか聞いてみたい気がします。

 無料でDLしましたが、いい加減に読んだつもりはありません (^^;
 買うか買わないかに値段は関わるでしょうが、興味が無ければそもそも買わないので、あとは(時間があって)面白ければ最後まで読むのではないでしょうか。特に序盤が。自分もそこが面白くなければ最後まで読まなかったかも知れません。

 キャラクター関連は自分が最も強く感じた部分です。心理描写は好き好きですが、それを含めて人物描写が(ry と思いました。小説と言うのは文章で記述するのは勿論ですが、キャラクターを用いて物語を紡ぐメディアでもあります(テーマだのストーリー展開だのはその先の話)。キャラクターは、奇をてらうとか萌えとかは作家それぞれだと思いますが、主役脇役を問わずある程度の厚みが必要です。そうしないと、どんなに台詞を言わせても、どんなに動かしても、どんなに話を展開させても、重みが生まれません。
 そう考えると、小説家って人間に興味がないとなかなか難しいものなのかも知れません。

 あとそう言えば新潮社がKindleから撤退したらしいですね。

だ 様
無料DLした人は適当に読んでいると書いているつもりはないですよ。

>小説家って人間に興味がないとなかなか難しい
まさにその通りだと思います。
小説家にもいろいろなタイプの方がいますが、「キャラが勝手に動いてくれる」なんて言う方は、まさに人間好きなんでしょう。
方や、論理学のように構成を固める人もいるので、やりかたはいろいろなんでしょうが。

新潮社は、再開したみたいです。
出版社とアマゾンの交渉は、まだ微妙みたいですね。

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