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2012年9月27日 (木)

オスプレイ沖縄配備と沖縄世論

オスプレイの沖縄配備について、防衛省・外務省が報告書をまとめました。

政府は、これを持ってオスプレイの沖縄配備を粛々と進めたいところなのでしょうが、しかし、残念な事に、沖縄の反発は収まっていません。

その原因は、この件だけでなく、政府が行う多くの行動に、沖縄(県民)を守ろうとする姿勢が乏しいからではないかと思います。

このオスプレイ配備にしても、モロッコ及びフロリダでの墜落後、政府の姿勢は、一貫してアメリカの立場に配慮したもののように”見え”、沖縄(県民)の安全を守ろうという姿勢が乏しいように”見え”ました。

オスプレイの危険性については、今回の報告書に別添として付けられた「MV-22オスプレイ事故率について」を見れば分かるように、実際には危険な航空機だとは言えません。

ですが、この報告にしても、リリースが遅すぎます。
政府は、このデータを、事故直後に手に入れられた、あるいは事故事前に入手していたはずです(何せこれと同趣旨の記事を個人のJSF氏が8月頭に書いています「特殊作戦用CV-22オスプレイとMH-53ペイブロウの事故率」)が、防衛省は、やっと発表した格好です。

そして、それ以上に、モロッコやフロリダでの事故原因と対策について、過去記事「モロッコでのオスプレイ墜落原因は失速_報告書は妥当か?」でも指摘したように、日本政府として、アメリカに対して強く対策を求めたような雰囲気が見えないことが、沖縄の世論が改善しない原因と思われます。

今回の報告書では、日米合同委員会の場などで、アメリカから対策の実施を取付けたことが書かれています。

しかし、折角アメリカから対策実施の言質を取付けたにも関わらず、沖縄世論が改善しないのは、この時点で初めてこれを言うことが、あくまで普天間への配備・運用ありきで言っているだけに”見える”からでしょう。

もっとうまくやるつもりなら、早期に概略をアメリカ側と調整した上、日本政府としてアメリカに断固とした対策を求める等の三文芝居を打てば良かったのだと思います。
日本政府は、単にアメリカに追従するのではなく、沖縄県民の安全に対して、真剣なんだぞと、態度を示せば良かったのです。

また、沖縄(県民)を守る姿勢が見られないことは、尖閣に上陸した中国人や、巡視船に体当たりした漁船船長の取り扱い、そして、それ以上に、尖閣周辺での漁を行う沖縄県民保護の姿勢がなってないからでしょう。

先日参加したBLOGOSの講演で、一色氏が言っていたことですが、尖閣周辺では、小舟で操業する沖縄の漁業者に対して、中国は大型船であるため、実際にはトラブルを恐れて操業できないとのことです。
これは、日中漁業協定の締結にあたり、沖縄の漁業者に配慮して、親身になって交渉しなかったからです。

尖閣に対する、アメリカの姿勢に対しても同じ事が言えます。
アメリカは”一応”尖閣は日米安保の対象だとは言っています。
ですが、尖閣を射爆場として日本から借りている事実もあるにも関わらず、尖閣の領有権に関して日本を支持するとは明言していません。
NOと言える日本政府なら、アメリカに断固抗議してしかるべきです。

かように、政府の沖縄(県民)を守ろうとする姿勢がないことが、沖縄世論が改善しない理由のように思われます。

もう少し、うまく芝居を打つべきでしょう。

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防衛政策」カテゴリの記事

コメント

本気で沖縄県民がオスプレイ反対してると思ってるのか?
あんなのさわいでるのはマスコミと本土左翼と、さわげば金になると知ってる知事だけだぞ。

オスプレイ ━┳━MV22: 事故率 1.93 ← 海兵隊採用で日本配備予定
         ┃ (参考4月モロッコで演習中の事故前 MV22: 事故率 1.12)
         ┗━CV22: 事故率 13.47 ← 新型で、先日事故
ハリア━━━━━━━━ AV8B:事故率 6.76 ← 事故が多いことで知られる垂直離着陸機
米海兵隊大型輸送
ヘリコプター ━━━━ CH53D:事故率 4.15 ← 2004年普天間で墜落事故
海兵隊所属航空機━━━━━ :事故率 2.45
(ヘリを含む平均)

フィリピン航空━━━━━ :事故率 2.47 
コリアンエアー━━━━━ :事故率 2.58
チャイナエアライン━━━━━ :事故率 7.16

「基地内又は海上以外では、ティルト動作はさせない」というだけで問題は解決すると思うのですが。
なぜ、そうしないのでしょう?

計算する単位がバラバラで比較することに何の意味もない軍用機と民航機の事故率を
未だにドヤ顔で書き込んじゃう人がこのHPに現れたことにビックリしましたわ

チャイナエアの場合、国内線を含めた場合の事故率がこんなに低いわけはないでしょう。

ま、乗客が喧嘩したからとか、酔っぱらったから空港に戻るってのは軍用機にはないでしょう。ですから、それだけでも軍用機の事故率は下がるかもしれませんね(冗談ですよ、念の為)

しかし、軍用機と民航機の事故率は比較することに意味はないですけど、マスコミの場合、ほとんど捏造キャンペーンでしたからね。
少しくらい言いたくなるのは解りますよ。

政府(民主党政権)は、逆に騒ぎを大きくして反対運動を盛んにさせたかったのじゃありませんか?

いくら、防衛省がデータを握っていたって発表を決めるのは政府ですからね。
もし、JSF氏などが書かなければずっと黙ったままだった可能性さえあります。原発の時にSPEEDのデータを握りつぶした政権ですからね。

口ではなんといっても、本音では沖縄がもめていた方が(お花畑サヨクなどに)良いと思っているのでしょう。
ルーピーしかり、カンしかり、さらに尖閣国有化のノダ総理しかり---。
沖縄の事を真剣に考えている人間なんていないじゃありませんか。

これは、あの報告書自体が弱すぎるからではないですが?

例えば、Auto-rotationの別添はっきり言うと弱すぎるので、付く方が逆効果です。

根拠も述べず100億時間の内一回と宣言するとか(確か、以前はただ10億時間と覚えているんですが…)

そして、「オートローテーションに移行するために必要な時間は最長でも4.5秒」と言ったけど後のSimulationに拠ると、ナセル角変換率は精々毎秒4度程度です。ナセル固定後でもAuto-rotation状態に入るに必要な時間も0ではない。

そしてSimulationは一回しか行ってなく、条件も超易しい。何故ナセル角87度から始まりますが?ナセル移動は遅いので目標角に近い角度を選んだんですが?

速度は何故120ktですが?速度有る方が制御し易いからですが?

そして高さ。2000ftです。強襲も期待されたのヘリで、強襲する時、2000ftですが?500ftでも高いですよ、戦時じゃ。

因みに設定重量は?空っぽうですが?満員ですが?最大搭載量ですが?

簡単に纏めると、設定の選擇根拠は不明で有り、挑戦的にもあまり見えないなので「一番やり易いの条件を選擇した」と邪推しても酷くないと想いますが… 特に報告した推移から推測すると、もし1000ftから始まれば確実に死ぬとしか見えません。

そしてこの結論は「MV-22は回転翼機と比較すれば降下率は高く機体損傷の可能性は排除されないものの、オートローテーション機能は有していることを確認。」

えっと、良いですが?理想の速度、高度、重量で何とか成ったと本当の意味でAuto-rotationできるとは全然違うと思うのです。

実際、長く前から米国でOspreyはAuto-rotationが出来無いと知れ渡っています。一例:
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1666282-5,00.html
(Pentagonテスト部局長に拠ると1500ft以下ならほぼ確実に死ぬ)

せめてこれを認めれば良いのに(米国すらこれを認めているので別に米国の意思に反する行為ではない)、こう言う見苦しいのレポートを出すじゃ自分の公信力を破壊するに等しいです。

Ospreyの件に必要なのは芝居ではなく、正直さだと想います。

個人的には、マスコミの報道の仕方にも問題があるのではないかと思います。
メディアの方々は、オスプレイ=危ないという認識しか持っていないのではないのでしょうか。こういったメディアの無知は昔からあったと言って良いでしょう。まあ、政府がさっさとやるべきことをすればよかったじゃないか、という話ですが。

「味方のように見せかける」ということは、政治交渉だけでなく、普段の
仕事でも非常に重要ですね(笑)

まあ、たかが輸送ヘリに此処まで粘着されるとは政府も米軍も想像してなかったんでしょうな

しかし9条教徒にいっくら論理で説明したって納得するわきゃ無いんだから
一芝居打って雰囲気変えるくらいの秘策の用意は調整しておくべきだったかもしれませんね
ていうかホント今からでも遅くは無い

訓練中のアメリカ軍が、沖縄近海や太平洋上でオスプレイで日本の漁師や船員を海難救助してみせるの
あるいは海外の紛争地帯からの邦人救助が一番手っ取り早いアピールかと

台風シーズンに入ってる上に、調度おあつらえ向きな紛争が沖縄近海や中東で絶賛炎上中なんだもの

場合によっては遭難した中国漁船の救助とか(笑) 反対世論には一番皮肉が効いてて効果あるかも

名無し① 様
偏向しているというより、某国の影響下にあるんじゃないかと思われるマスコミに誘導されている方々は、本土でさえ少なくないんですから、沖縄に反対者がいないと言うのは、事実認識が間違っていると思いますよ。

名無し② 様
名無し④ 様
軍用機と民航機を比べても詮無いとは思いますが、チャイナエアーの飛び抜け方はスゴイですね。

名無し③ 様
それについては、別に記事を書く予定です。

みやとん 様
中国は、尖閣問題で米紙に広告を打つくらいですから、台湾併合の障害になるオスプレイ配備については、最低でも在日大使館員の労力、そして恐らくマスコミ操作に金も使ってるでしょうね。

香港からの客人 様
報告書は、確かに弱いと思いますね。

シミュレーションでの検証を1回しか行ってないのは、実地の検証と違って、何回やっても結果が同じだからでしょう。

おっしゃるとおり、速度はゼロから行うべきでしょうね。
そうなると、多分相当降下するのだと思いますが……

邪推と書かれてますが、多分大体合ってるんじゃないかと……

報告は、たぶん結論ありきでまとめられてますから……

啄木鳥 様
マスコミは、一旦だれかがそれを騒ぎ出すと、「ウチも書かねば」と追随しますから、こういう結果になってるのではないかと思います。
問題は、誰が最初に言い出したかですが。

やん 様
おっしゃるとおり、普通にビジネスでもやっている事なんですが、なかなか政府はできないみたいですね。
まあ、それだけ図体が大きいってことなんだと思いますが。

日本酒命 様
特に、アメリカとすれば、なんで実用化されて世界中で飛び回っている機体に、何言ってるんだってところでしょうね。

確かに、ヘリが飛べない範囲まで飛行して救難を行うというのは、確かに良い効果を及ぼしそうですね。

国防関連に関しては素人ですが、85-86年に12ヶ月沖縄の基地に滞在した米国籍(出生時日本国籍帰化米国籍)です。
沖縄滞在中の多くの友人はカデナAFBのSP(当時の呼称:現SF、MPと同義)やフォスターUSMCのMPの連中でした。
普天間にも顔見知りは居ましたが、しょぼいベースなので(笑)わざわざ中まで入った事は無いです。
Yナンバーに乗っていましたから、どの基地(海軍、陸軍、海兵隊、空軍)も自由に入れました(米国籍というだけではYナンバー取れませんが、当時の彼女が泡瀬の海軍通信基地勤務だったので、彼女の名前で登録)

本題ですが、現在の沖縄県民のオスプレイ反対運動は自分の首を絞めているような気がして仕方ありません。
シーナイト(CH46)のFerry Range(空荷最大航行距離)は1000キロ程度。
自力で現地へは飛べないので、常に佐世保の近くに配備していなくてはいけませんよね?(あるいは兵員を積み込む沖縄のWhite Beach海軍港の近く)
Ferry Range3000キロ以上(しかも空中給油可)のMV22だと、グアムや北海道に移転しても、佐世保から出るヘリ空母(急襲揚陸艦)が沖縄で兵員だけ積み込んで東シナ海上でも、下手すると現地で合流も出来ます。
3rd Marine 第一ウイング 262ヘリ小隊&265ヘリ小隊が、いつまでもCH46を使ってると、いつまでも佐世保のそばから離れられない。
しかも、ここまで安全性云々と大騒ぎしてしまっては、岩国も富士も新規で北海道で陸自と合同基地を作ろうにもどこの自治体も受け入れ拒否される可能性大。
でも、海兵隊は全てのCH46を2019年までに全機MV22に入れ替え。
沖縄が今拒否しても、普天間に262と265ヘリ小隊が居る以上は、2019年までにはいつかMV22が来る。

ちなみに、僕は沖縄にたった1年しか居ませんでした(基地の中ですが)
ウチナーは、数10年基地と一緒に暮してきました。
なのに、海軍も空軍も陸軍もみんないっしょくたで『米軍』と呼ぶ人が多いですし、鳥居の陸軍もたまに迷彩服を着るので下手すると陸軍兵士も一緒にして「マリンコ(ウチナーの海兵隊の通称)」と呼ぶ・・・。
内地の人間が海兵隊と空軍と海軍と陸軍との区別が付かないのは理解出来ます。
「米軍出て行け!」「普天間返せ!」「オスプレイ反対!」
そんな子供の言い合いみたいな事を言ってるから、関係ないシュワーブ(歩兵科)がグアムに移転して、普天間が残る事になるんですよね。
ちなみに、沖縄の人たちは普天間基地(土地)を返せと言ってるのか、262ヘリ小隊と265ヘリ小隊(MV22の配備先)に出て行けと言ってるのか自分でも判っていない人が多過ぎると思います。
262&265ヘリ小隊が普天間から出て行って(当然一緒に整備や補給部隊も出て行く)、フォスターから航空支援部隊やキンザーの後方物資支援(ロジスティックス)の一部が引っ越してきても、とりあえずはOKなんじゃないですか?

海軍は良いけど海兵隊は乱暴者だから出て行け!って、NCOクラブでケンカが始まると(Officer’s Clubでは滅多にケンカは無い)、たいていは海兵隊よりも海軍の方が強いです(笑)

内地の人間が、厚木と横須賀と横田と三沢の違いが判らない・・・これは理解出来ます。
沖縄の人たちは、頑張って理の通る抗議して欲しいと思います。
沖縄に4万人を越える兵士・軍属・家族が集中しているのは、江戸幕府(薩摩藩)の琉球武力侵略、明治政府の強制併合(琉球王国⇒島津家支配の琉球藩⇒琉球県)、そして日本本土の防波堤(武器兵員温存)という悲しい植民地の歴史に今の重荷は重過ぎると思います。
(戦後の米国は琉球は、台湾や満州などと同じく日本が武力侵略した独立国と思って、一時占領した後で日本から切り離して琉球王国として琉球王朝に返還するつもりだったらしいですね。でも沖縄県民の大半がそれを望まなかった)

今の、「米軍帰れ!普天間返せ!オスプレイ絶対反対!」では子供の喧嘩になってしまう。

純@LA 様
在沖の海兵隊は、日本(沖縄)防衛というより、台湾防衛のための戦力なので、その意味では沖縄県民の反対が自分の首を絞めていることにはあたらないと思いますが、下にリンクを書いた過去記事に書いたように、台湾防衛が沖縄のためになるので、その意味では、自分の首を絞めていることになると思います。
http://kuon-amata.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-ead1.html

沖縄県民が、米軍人をマリンコと呼ぶのは、悪さをするのは大抵マリンコだからでしょう。
嘉手納の空軍軍人でさえ、「悪いことをするのは俺たちじゃない」なんて言ってましたから。

復帰時に独立ではなく、復帰を選んだのは、現実が見えていたからでしょう。
ヤマトンチュウだけでなく、ウチナンチュウも平和ボケしてしまったのだと思います。

オートローテーションについて一言。
ヘリコプターのオートローテーションというのは、万全の安全装置と思われている方がいらっしゃるようですが、固定翼の滑空に比べるとリスクの高い手段です。というのも、オートローテーションは、降下による相対風による空気力でメインローターを回転させるので、エンジンによる駆動力が失われた後、空気力で加速するまで一定の時間が必要になり、揚力が発生するまでかなりの降下をします。従ってある程度の高度が必要になります。
ですので、オスプレイのように、滑空でも対処できるのであればそちらの方が安全です。

また、オートローテーションには、垂直オートローテーションと前進オートローテーションとがあり、前者は降下率が高く、余程の小型ヘリでないと安全に降りられません。(垂直ホバリングに要するエネルギーの方が前進飛行よりも高いため)

以上を総合的に勘案するならば、オスプレイのオートローテーション能力が低いのは事実だが、ヘリコプターと違い滑空で対処できる領域があることから、機能面における安全性に有意な差はないと考えられます。(特に同規模のヘリコプターとの比較において)

アルフォンス 様
オートローテーションに関しては、それが可能ならば、まるで安全だとまで思われている節がありますね。
落ちる場所を選べる、落ちる速度を緩やかにできる、という程度の機能だと思っているのですが……

数多久遠 さま
Replyありがとうございます。
『沖縄が自分で自分の首を絞めている』と書いたのは、
*航続距離1000キロのシーナイトのままでは、佐世保のそばから離れられない。
*後続3500キロ+空中給油可のオスプレイであれば、(機材性能的には)佐世保のそばから離れた基地に移転出来る。
*オスプレイが欠陥・危険と大騒ぎした現在では、他都道府県の受け入れは絶望的とみられる。
*米海兵隊は2019年までにCH46を全機MV22に入れ替え予定。

つまり、これによって「普天間返せ!」と叫びながら、自らが普天間の恒久化への道を突っ走っていると感じたのです。

基地無し本土復帰のデモが続き、米側が基地縮小を宣言し、それに伴って現地採用基地従業員2400人を解雇したところ、沖縄の労組が米軍に対して連日ストライキとデモ
基地縮小=雇用削減リストラ は最初から見えていた当然の結果なのに、そこでなぜ抗議デモ?
それじゃまるで、自分の勤める日系工場を他の連中と一緒に反日デモに参加して破壊して失業した中国人と同じ・・・。

台湾防衛ラインの件はここを見る前に拝見しました。
確かに有事に台湾・沖縄を日本本土への防衛ラインにするという構想は理解出来ます。
ただ、中華民国に限りなく接近しつつある現台湾政権をアメリカがどこまで『守る』気が有るか、中国との防衛ラインに『使えるかどうか?』は、多少の疑問が残ります。(逆に有事には中華民国の出先機関:日本における沖縄:になる可能性も高い気もします。いかがでしょう?)

少し理解できないのが、沖縄の海兵隊軽減要求の圧力でシュワブをグアムに移転させるという構想です。
日本駐留ゆういつの歩兵部隊とも言えるシュワーブをグアムに移動させて、砲科連隊(中隊?すみません防衛関連疎いので・・・12th Regiment & 3rd Battalion)のハンセンを沖縄に残す。
バトラー、コートニーは管理部門だから残すのは判ります。
キンザーもロジスティックですから、フォスターやハンセンに対して必要だろうと思います。
でも、なぜ歩兵部隊を遠くはなれたグアムへ?
有事には、歩兵部隊をグアムの急襲揚陸艦で移動させるという事かと思いますが、有事には真っ先に上陸急襲部隊を送り、砲科連隊はその後ゆっくり・・・というのが素人考えなんですが・・・。

笑い話ですが、友人の空軍軍曹が(非番私服で)道に迷い通りかかったウチナーのおばさんに道を聞こうと声をかけたところ、おばさんは走って逃げてしまった。
警察でも呼ばれちゃたまらんと慌てた彼は、おばさんの後姿に「No, No, No!! I'm Air force !!」と叫んだという話があります。

友人の女性SP(空軍警察)が、勤務先(ハウジングエリア)から空軍警察官独身寮のあるカデナに帰る途中に58号線で、JP(県警)のパトカーに止められました。
スピード違反だと言われたので、「私の横をタクシーが凄いスピードで追い越していったじゃない!なんで私を止めるのよ?!」と抗議すると、「ユー、アメリカン!!」とひと言。
「I'm Police officer !! US Air force!」と制服の胸に付いている警官のバッジを指差すと
「ユー、アメリカン、セイム・セイム」
(表情や語感・態度から訳すと「おめぇらアメ公はみんな一緒だ!」)
言葉のバリアとJP(県警)の問答無用の高圧的な態度に恐怖を覚えた彼女、「週末にビーチ行って昼飯おごるからさぁ・・・職場の往復に2-3日あんた私の車運転してくれる?またJPに止められると怖いからさぁ・・・・」(笑)

85年と言うと、空軍にやっと女性警察官の門戸が開いて1年目。
部隊内では「男と同じ!」と気張っていても、JPにはビビッたという事は内緒にしておいてあげました。

当時(今は不明)は、海兵隊もJP(特にコザ署の渉外課)を怖がっていました。

横から失礼します
>12th Regiment & 3rd Battalion
第12海兵連隊第3大隊(3rd Battalion 12th Marines)のことですね
実は3/12海兵大隊(というか第12海兵連隊が)はM777装備の砲兵部隊でして、「歩兵部隊を遠くはなれたグアムへ」というわけじゃないです

歩兵も砲兵も「海兵連隊」(Marine Regiment)という部隊名なのがアメリカ海兵隊のわかりづらいところですね
しかも米軍の「連隊」は基本的に名前だけで、実際には大隊単位で運用されるのでややこしいかと思います
(例えば第12海兵連隊第1大隊は第3海兵連隊の隷下)

あわわ、すみません間違えました

グアムに移転予定の部隊には第12海兵連隊司令部の他に第4海兵連隊(歩兵)が含まれてました
しかし、第4海兵連隊の各大隊(第1~第3大隊)は第1海兵師団の隷下なので、実質的な在沖部隊は本部中隊(の一部)のみです
その他の海兵隊部隊もローテーション配備なので、実際に沖縄に駐留している部隊は編成表よりずっと少ないんです

なお、在沖海兵隊の実質的な主力であるキャンプ・ハンセンの第31海兵遠征隊(31MEU)は依然沖縄に駐留し続けるので、トリイステーション駐留の陸軍第1特殊部隊群第1大隊(グリーンベレー)とともに台湾有事の場合の展開・介入能力は維持しつつけることができます
(これらの部隊は基本的にヘリ(ないしオスプレイ)で台湾まで展開します)
想定される台湾有事のシチュエーションでは、とにかく「米軍が介入すること」が大事ですので必ずしも母艦が同伴する必要はありません

2S19様、ありがとうございます。
でも、ちょっと勘違いをなされたかと・・・(分かりづらい書き方ですみません)

砲兵隊(artillery) 12th Regiment と 3rd Battalion はハンセン駐留で移転計画は無いと思うのですが、グアムへ移動と発表されている(ただし実現するかどうか)シュワーブに駐留しているのは歩兵(大隊?)の4th regimentだと思うんです(山間行軍とか上陸急襲とかの訓練をやってますから・・・。
そして在沖の純然たる歩兵隊はこのシュワーブの4th Regiment だけだと思うんですよ。
(まぁトリイにグリーンベレーが居ますけど、彼らは陸軍だし数も全然違うし)
それをグアムに??
と不思議に思ったんです。
急を要する有事にはC130で運んでパラシュート降下って事になるのでしょうか?

投稿が空中でニアミスしました(笑)
はい、シュワーブの歩兵の移動の件でした。
ハンセンにも歩兵はいるのですか・・・。
確かトリイのグリーンベレーは特殊部隊の中でも空挺に特化した(得意な)部隊だったと記憶してますから台湾であれば当然のように降下という事になるのでしょうね。
トリイ基地内で101空挺部隊のパッチ(肩章?)を着けた制服を見かけた気もするのですが、たまたま短期遠征中だったのかもしれないです。
トリイ陸軍基地にはファミリー向けの綺麗なビーチが在るので時々お邪魔しました。

よく確認せずにレスしてしまい申し訳ありません

MEUは陸自の連隊戦闘団程度の地上戦闘部隊を有しており、配備部隊はローテーションでしょうが第3偵察大隊と第3海兵師団戦闘強襲大隊(AAV-7装備)が主力だと思います

台湾へ展開はヘリボーン主体でしょうね
エアボーンは台湾上空の航空優勢をすぐには確保できないでしょうから限定的だと思います
台湾有事の場合、おそらく嘉手納のF-15と岩国のF/A-18の支援を受けつつ普天間のヘリと特殊作戦機でMEUの空中強襲部隊とグリーンベレーの一部を展開させ、台湾軍の生き残りとともに遅滞戦闘を行いつつ後続部隊の到着を待つ形になるかと

純@LA 様
沖縄県民自らが普天間恒久化に走っているとのことですが、私も同じように感じます。
実際、そのつもりで反対している方も少なくないでしょう。

一方で、反対派の多数は、踊らせられていることも分からずに、アメリカのやることには何でも反対、という派でしょうから、結果恒久化に傾きつつあることで、更に腹を立てるという、自家中毒状態だろうと思います。

純@LA 様
2S19 様
グアム移転は、直接の戦力の部分は、一部ですね。
アメリカとしては、台湾を見捨てるとは言えないですから。

> 一方で、反対派の多数は、踊らせられていることも分からずに、アメリカのやることには何でも反対、という派でしょうから、

強く同感します。
しかも内地からの『支援活動家』が多いんですよね。

純@LA 様
さすがに、先日の反対集会は、内地人主体ではなかったでしょうが、一坪地主運動なんて、完全に内地からの支援?活動になってますね。

> 先日の反対集会は、内地人主体ではなかったでしょうが

主体ではなかったようですけど、相変わらず本土からの『支援者団体』は来ていたようです。
一部の人たちと(文章で)話してみましたが、ほとんど宗教と化してるかのごとく、原発も在日米軍基地もアメリカの利益(経済的利益=アメリカがそれで儲けてる)と、まるで中国の反日論理のような聞く耳持たずでした。
月が青くなったらアメリカのせいだと言いかねません。

沖縄人の反米感情は民政府に占領時代の感覚として、あるいは親や祖父母から聞かされた背景などから理解出来なくもありませんが、内地からの反米宗教家の『悪の根源は全てアメリカが自国の利益の為に日本に押し付けている』という論理には、まったくのれんに腕押しでした・・・・。

純@LA 様
その手の宗教家は、もう沖縄以外では相手にされなくなったので、彼等としては、沖縄に軸足を置くしかないんでしょうね。

彼等に付け狙われる沖縄県民が可愛そうにも思いますが、彼等に付け入れられる隙を持っていることが愚かにも思えます。

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