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« モロッコでのオスプレイ墜落原因は失速_報告書は妥当か? | トップページ | UHX談合疑惑と自衛隊の装備開発姿勢 »

2012年9月 8日 (土)

泥縄の水陸両用車導入

防衛省が来年度の概算要求に水陸両用車の導入を盛り込むそうです。
離島防衛に水陸両用車導入へ…島奪還能力必要と」(読売新聞12年8月29日)

 尖閣諸島を含む南西諸島の防衛力を強化するため、離島の上陸作戦に使う水陸両用強襲車を陸上自衛隊に導入する方針を固めた。
 2013年度予算案の概算要求に4両分、約25億円を盛り込む。
 離島に敵の上陸を許した場合に備え、迅速に洋上から隊員や物資を送り込み、島を奪還する能力の取得が必要と判断した。


南西諸島の防衛能力向上は、必要な処置です。
軍事評論家の中には、陸自の海兵隊化を唱える人もいるくらいですから、一見、妥当な施策のように見えます。

しかし、防衛省は一体これをどこで使うつもりなのか、疑問です。これははっきりさせて欲しい点です。

 導入するのは、米海兵隊が採用している「AAV7」。

800pxusmarines_aav_iraq_apr_2004_11
800pxus_navy_050723n5313a160_an_amp
ウィキペディアより

尖閣には、AAV7が上陸できる場所など、ほとんどありません。
であれば、防衛省は、有人島である与那国や石垣、宮古島に対しても、取られてから取り返すという戦術を使うつもりなのでしょうか?
そんなことは許されないはずですが……

尖閣での衝突への拠点として、先島は重要です。
そのための防備なら、従来の戦車や装甲車でいいはずです。

ちなみに、竹島でも使いようがありません。
唯一、北方領土なら使いでがあるでしょうが、長期的視野に立ち、北方領土奪還のために装備するなら、中期防にも入っていないモノを泥縄で装備しても、ちぐはぐなことになるだけです。

離島だから水陸両用車という、非常に安易な発想で要求されているような気がしてなりません。

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先島防衛」カテゴリの記事

コメント

>尖閣には、AAV7が上陸できる場所など、ほとんどありません。

Google Earthを見る限り、そうらしいですね。

そもそも、揚陸可能な場所を出来たとしでも、小隊規模のAAV7が派遣した所で水上速力10km・h強しかなく、敵の対戦車ミサイルの餌になるしかないと思うのは私だけですが?LCACよりの揚陸はまたマシと気がしますが。

しかも、一車両8 miillion US dollarsだそ。

米国マリーンが使ってるからで必ずしも自衛隊の事情で使える物とは限りません。マジに発案者が誰がと聞きたい。

個人的には、「我々は先島防衛に取り組んでいるぞ」というポーズのためではないかと考えます。
まあ、仮にそうだとしても、もう少しやりようがあると思いますが。使えそうもないものをわざわざ導入しようとするのは、予算の無駄遣い以外の何者でもないでしょう。もう少し使いどころを考えてほしいものです。

なんか民主お得意のパーフォーマンスぽいですね。

台湾と共同作戦でもしない限り無駄なんじゃありませんか?

>防衛省は、有人島である与那国や石垣、宮古島に対しても、取られてから取り返すという>戦術を使うつもりなのでしょうか?
>そんなことは許されないはずですが……

許す許さないもないと思いますが。
当然、有人島の再奪還も視野に入れているでしょう。
軍事上、再上陸作戦が手段として選択できない場合、作戦の幅に大きな制約ができてしまいます。それとも陸自に玉砕を望まれてるのでしょうか? その前になんとかする、それは理想ですが、水際作戦が失敗に終わった後のことを考えるのは当然のことです。

概算要求には参考品と明記してますからね。
言葉は悪いですが、リバースエンジニアリングみたいなものでしょう。
技術料と考えればある程度金額弾まないといけないのは当然だと思います。
それと災害派遣も目的の一つと明記してありますので、使用環境は島嶼だけではなく、
津波想定被害が大幅に跳ね上がった本州四国もでしょう。

ウ〜ン・・・水陸両用装甲車の有用性を論じる知識は私にはございませんが・・・「それ海自と相談してます?」ってところでしょうか・・・どうやって上陸目標沖まで行く気なのか・・・輸送艦はそれを運用できる仕様になっているのか?疑問は湧きます。

予算的に全ての島へ戦車や装甲車を配備出来ない以上、
こういう機動性の高い装備は必要なのではないでしょうか?

かなり液晶と自分の視力が、へたってきてるようです。最初「沖縄」に見えてしまいました。
「ま~た揉めそうなとこに、揉めそうなもの置こうとしてんの?」と

まあ迷走の象徴みたいに自分の中ではなってるんだなあと思うと笑えないですね。
きちんと目を近づけて読んでみても、やはり笑えない内容でした。。

@いぬざめ
うん、じゃこう考えて。もしあのAAV7を購入しない場合、96式を二十車程度買えます。

AAV7を優秀している所は飽くまで「水泳」です。これも比較的だけ。もしC-2に依るの緊急展開なら96式は1機2車できる。もし1機1車なら、89式の方が火力と防御力が高いし。戦車はいずれにせよ海運だ(最大積載量30tでは到底44tを運べると思えないから*)。

*因みに私この最大積載量は設計ミスだと思っている。XC開発する時点で10式戦車の重さが概ね知ってる筈だし、そしてこのクラスの機体で45トン位運べるとは不可能ではありません:
http://ja.wikipedia.org/wiki/An-70_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29

30トンから44トンまでは無理っぽいですけど、47トンも有れば戦時の安全基準緩和や臨機応変などにより、50トンの90式も運べるかも知れません。

これなのに、スピードだけ重視して結果的にペイロードが二の次に成ったらしい。

まあ、話が逸れましたが結論から言うとAAV7の機動力は普通の車両より上回る訳ではありません。

@海族
飽くまで英語圏からの情報(元ネタは朝日テレビらしいけどビデオ自体が既に削除されにより確認はできない)ですがどうやら「おおすみ」のWell-dockから出るらしい。

香港からの客人 様

>もしC-2に依るの緊急展開なら

C-2に依るの緊急展開が、
不可能な事態に対処する為にも、
水陸両用車は必要だと思います。

@いぬざめ
こんな事言っても、AAV7の方が効率的の一例位を出せないと、検討が続けませんのでお願いします。

@ちゃた
確かに再上陸作戦も整えるべきですが、日本の実情も考慮すると、やはり最初から撃退する方が望ましいと想います。

それに、AAV7数車を買った所でとでも奪い返す様な戦力に成りません。十分且つ緊密な火力支援が得ない限り、AAV7の様なドン亀は海岸まで辿り着く前に全滅するでしょう。マリーンではNavy Airの他、ハリアやヘリも有りますが自衛隊はそんな贅沢が有るわけじゃない。

どうしでも再奪還戦したいなら、AAV7より寧ろ今の輸送艦にMLRSタイプのランチャを装備し揚陸する際面制圧を行う方が役に立つと想います。此れ以外は良く陸海統合訓練をして、海自護衛艦の対岸砲撃支援能力を高める方が重要且つ有効と具申します。

水陸両用APCですから使う場所は、揚陸艦~海岸でしょうね

AAV7については4両を参考輸入する方針のようですね
4両というのは技術的な評価だけでなく、運用的な評価も行うのでしょう
西方がテニアンで訓練してるのもこの絡みかもしれません

有人島の奪還能力の整備は、宮古や石垣への侵攻に対する抑止力になるのでは?
専守防衛政策をとる以上は、有人島を奪われる事は想定に入ると思います

 うろ覚えなのですが、戦後日本の海自が潜水艦を導入した当初の理由(と言うか口実)は、ASWの訓練、即ち訓練の敵役としてだったと記憶しています。相手役も無しに仮想だけで訓練してたんじゃ、そりゃあ訓練も深まらないでしょうから、それなりに筋の通ったお話ではあると思います。
 ところが一方、水陸両用戦闘車両は今回の試験購入がはじめてのこと。
 と言うことは、専守防衛のドクトリンの下でさんざん水際撃破を謳っていながら、訓練で満足な敵役も使ってなかったことになります。ある程度は米軍に肩代わりして貰ってたのでしょうが、自前で用意してなかったって言うのはどうなんだろうな、とちょっと思いました。

香港からの客人さま

>どうやら「おおすみ」のWell-dockから出るらしい。
おおすみ型輸送艦は艦尾にランプドアがあります。幅14メートル以上あるLCACが出入りできるくらいですから、AAV7も出入り可能でしょう。
http://www.geocities.jp/norimono_zukan/osumi.html

 ご指摘のように上陸作戦中の水陸両用車もそれを運ぶ輸送艦も脆弱な存在です。支援火力が不十分なら、どれだけ発見されずに速やかに上陸できるかが、作戦の成否の鍵になると思います。そこで輸送艦が探知されないように水平線に隠れて上陸部隊を発進させるとして、どのくらい危険な状態が続くか計算してみました。迎撃側の地上レーダーの高さを海面から10mとすると水平線までの距離は11.3km。AAV7の浮航速度を13km/hとすると、水平線上に姿を現してから上陸するまでに52分もかかってしまいます。中国のZTD05, ZBD05なら浮航速度を25km/hとして、それでも27分です。

 いっそのこと、LCACを使って奇襲的に上陸することはできないかと思います。40ノットなら上記の距離を10分30秒以下で移動できますし、また貧弱な装甲と火力しかないAAV7に代わって主力戦車を輸送することも可能です。

 初めまして。
 僕は水陸両用車の配備に賛成です。
 なぜなら、仮想敵国が攻めてくる場所は、別に国境の島ばかりではないと思うからです。
 福井県の若狭をはじめ、日本海側には多数の原発があります。
 麻生 幾氏の小説 宣戦布告のように、原発を狙われる可能性がゼロではない以上、海岸線での戦力向上に努めるのは理にかなっていると思います。

コメントが多かったのでまとめレスです。

この泥縄ぶりを見ると、主導は恐らく政治家です。
納入式典に誰が出席するかで、誰か判明するでしょう。
政治家は、ポーズが好きですし。

災害派遣に用いることを含めて、全くムダだというつもりはありません。
ですが、パフォーマンスが悪すぎます。

何人かの方がご指摘のとおり、速度と浮航性能が低く、AAV7では、実際の着上陸はAAV7自体も、発艦させる艦艇も、極めて危険です。
もはや現代の戦場には適合しないと判断しているため、米海兵隊はEFVを開発しようとしてましたし、それさえも浮航能力を飛躍的に高めたにも関わらず中止になりました。結果、海兵隊はオスプレイを中心として、海兵隊ではなく空兵隊になる道を歩んでます。
また、自衛隊も遠距離から高速で着上陸を行うためLCACを配備しました。AAV7のために、おおすみを簡単に砲撃されるような位置まで接近させるなんて、リスクが高すぎます。
いまさら、先祖返りする必要性は、乏しいと思われます。

中国が使っているから、適役として参考取得するというのは理解できますが、それなら中国製をアフリカあたりから買い付けた方がいいような気がしますが……

配備先は、あくまで参考品ということなら富士学校でしょう。
実戦配備するなら、積み込み港と運ぶべき人員が西普連になるでしょうから、佐世保近辺(おそらく相浦駐屯地)ではないかと思います。

AAV7を買うより、オスプレイを買いましょう。
UHXがコケそうですし……

数多様

ご無沙汰しております。大変興味深い記事です。ありがとうございます。

今回の件、まず、妙なものを国産する前に、海外の一線兵器、しかも実戦経験ばりばりの車種を導入して、実態を知るというのは、非常に良いことだと思います。素晴らしい。というか、当然。他の車種でももっとやるべきです。

一方で、AAV7のような水陸両用装甲車が陸自に必要かという意味では、2つの視点があると思います。

1:(有人島への)逆上陸機能は(少しであっても)持つべきです。「相手にとって嫌なことをする」という観点から見ると、逆上陸を想定される、というだけで、敵は水際防衛戦力を増やす必要が生じるでしょう。それだけの部隊の補給を維持する自信がなければ、そもそも侵攻できなくなる。(島嶼奪還戦の基本は、相手の補給を絶つことです)

ある意味で詭弁ですが、事実でもあると思います。「**の能力をもたない」ということは、敵から見た時に「その対策をいっさい検討しなくてよくて楽」という話になりますので。(但し現状では日米同盟に「逆上陸」能力を期待しているのでしょうが)

2:水陸両用装甲車が「あった方が良い」のはもちろんですが、「10式戦車を1:1で犠牲にしてでも購入すべきか?」という視点で見るべきと思います。AAV7を調達するからと言って、別に予算が増えるはずもない。(当然のことです)


個人的には、是非戦術検討や仮想敵として少数(例えば最大20両)を運用すべきであるが、多数を購入する余裕も、必要もないと考えます。LCACやLCUに、軽装甲機動車や96式装甲車、あるいは高機動車を載せ、さらにヘリで人員等を載せて上陸するのが基本だと考えます。AAV7を多数導入するということは、予算上、(LCACはともあれ)例えば、ヘリを減らしたり、戦車/装甲車を減らすことに直結するため、私は賛成できません。

世界の海兵隊でAAV7を保有する部隊は確かに少なくないですが、よく見ると様子が異なります。例えば、本当に敵前上陸を考えている数少ない軍隊であるイギリスは、採用していません。LCUにシミター装甲車とかBv205とかを載せて上陸します。フランスも採用していません。

「あると良い」のでしょうが、「なくてもなんとかなる」ということではないでしょうか。このような大型の特殊車輛は、装備体系を複雑にし、補給、整備の負荷が高くなります。それでなくても少ない装甲車(ピンチ)、歩兵戦闘車(大ピンチ)、戦車(これもかなりヤバい)の「減勢」に「貢献」するだけだと思います。

#以下、雑談。

一つだけ楽しみにしているのが、25名乗りという、「大型APC」としての運用経験です。次期APCですが、重装甲のタイプと同じ足回りを使った、軽装甲の大型APCとか整備できれば、補給、整備の負荷も軽くならないでしょうか。この「軽装甲の大型APC」に(25名と言わず)16-18名乗れれば、1両で96式2両分の価値。400両しか作らなくても、180個小隊(10%は訓練+予備)=11個師団連隊を装甲化できます。幅の制約がきついので、バスのように長い車体になるでしょうけど(苦笑)。それもこれも、戦術的に対応できるかを見てからだと思いますので、「お、以外と使い勝手いいじゃん」となって、そういう方向になったりしないかと、うっすら期待しております。(まぁ、期待薄ですが:笑)

>数多様
いやいや、中国製をアフリカ辺りで買いたたいても、事故でも起きたら問題が大きく成り過ぎるでしょう。

ドナルドさんもおっしゃられていますが、「大型APC」の運用経験は貴重だと思いますね。

まあ、日本ではトラックかバスになってしまうのでしょうけど、本気で闘うのなら必要かも--ですね。

数多様
海兵隊は空兵隊になる、とのことですが、そこには異論が有ります。
まず当初ウェルドッグ無しで建造されたアメリカ級ですが、海兵隊の要望で追加建造分はウェルドッグ有りに計画変更されました。
次にEFVの計画打ち切り理由を能力不足としていますが、実際の理由はコストと信頼性の低さ(故障率の高さ)であり、海兵隊側は最後までEFVを必要だと主張していました。
さらにEFVの代替計画のRfPが出たそうですが(わたしは読んでいませんが)、結局EFV同様の超水平線揚陸能力が重視されてると海外の軍事系サイトで記事になっていました。
これらのことから、いまだアメリカ海兵隊は水上輸送による揚陸能力や水陸両用車を重視する姿勢のままだと思います。
ただし、自衛隊に必要か、予算の枠組みの中で有効に使えるのか、こういった点は議論の余地が有ると思いますし、それを実際に研究するためにも少数のAAV7を実際に試してみるのは悪く無いと思っています。

陸自による島嶼防衛の施策としての今回の「AAVー7」の要求ではありますが・・・悪役になる覚悟で本音を述べさせていただければ・・・そんな無駄金になりそうな物を買うぐらいなら、海上自衛隊と航空自衛隊に予算を回して欲しいと思います。だって島嶼防衛の主役は誰?という話しなら陸上自衛隊ではないのは確かです。
現在、財源不足の中で優先順位をつければ・・・優先順位の低い陸は削減し、優先順位が高い海空にリソースを集中するのは当然です・・・

反発を頂くことを承知で述べますが・・・海上自衛隊・航空自衛隊が最高の能力発揮ができるようにすることこそが「島嶼防衛」への近道と考えます。
そのためにも予算だけでなく人員の大規模な陸から海空への振替も考える必要もあるでしょう・・・

ここは空自さんのブログですから、大丈夫でしょう :-)

冗談はさて置き、私もどうせ基盤防衛の「限定侵略」基準から「ゲリコマ対処」まで下げるなら、この予算緊迫の日頃ではいっそ陸自に残る全部の師団も旅団に格下げによりリソースを解放するしか無い。災難への対応力は下げるですがこれはやも得ない。日本人の認識は兎も角災難派遣は飽くまで副業で、防衛の最適構造しながらBest Effortで良い。勿論、人員の一部は海自や空自に持って行かれるとは構わない。フリーした予算も半分この時点で海と空で分けて良い。

第7師団から第73連隊の戦車を全部離島に振り分ける。これにより、戦略機動性を不足を解消する(本来これは輸送機の仕様設定で解決すべきが今はもう遅いので)。第1戦車群は第7師団に併合。第73連隊の予備自衛官は第7師団の戦車を借りて練習する。第7師団はRotationを組んで乗組員を派遣する。

残るの半分の予算は残るの部隊を全部最低輪式機械化により、機動力を上昇。因みに各旅団に戦車大隊一つ配備。

次に、自衛隊全部の空中輸送資源はヘリが飛行機が関わらず全部統幕の元に集め、新たの専属部隊を作る。空自に部隊に成ると、他の隊は「優先順位は最後に回させる」と言う恐れが有るが、統幕で集めるならこの心配も解消できるでしょう。因みにこれは一種の痛み分けにも成る。

ヘリ隊は大幅に増設し、出来れば各方面隊でも一個旅団の人員を一気に運べる。予算低減の為に導入するのはMi-26だといい想います。これなら一方面隊30機(30x80=2400)、総計120機で物が足りる。チープだし。どうせロシアとの仲直りは必要だし…

この後残されたの予算も海と空で分けて良い。(つまり最後の話題で米製や自国製を拘ると、自分への予算が減るに成ります)

だが、本当の解決法はやはり肥大化したの公共事業や社会保障より予算を解放する事ですね。個人としては国防をGNPの何%に固定し、これ以内でBest Effortする事自体は反対しない(1%は低すぎるけど)。ただしこの制度は他の分野、特に無限欲が有るの社会保障にも適用するべしと想います。

で言うか、防衛費と言う名をやめて、社会保障や公共事業に名変えすればもっと予算が来るでしょうが。防衛は最初の「社会保障」とも言えるですし、防衛の整備は一種の「公共事業」とも言えるから嘘では有りません :-)

ドナルド 様
残念ながら、自衛隊には、もう「何でもやる」ほどのお金がありません。
必然性やコストパフォーマンスを満たさないものは、切り捨てるしかないと思われます。

離島への戦力投入手段は必要ですが、空路とLCACが確保されていれば、良しとすべきではないでしょうか。
AAV7も、という考えもあるでしょうが、「衆寡敵せず」では意味がありません。

ドナルド様、みやとん 様
大型APCによる戦術機動能力よりも、蓋然性の高い離島防衛などでは、戦略機動能力の方が必要だと思われます。
なっちゃん+LHIBでも良いのではないでしょうか。

マルオ 様
空兵隊化ですが、100%そうなるというつもりはありません。
ですが、ここ数十年のスパンでは、明らかにベクトルは空兵隊化でした。この方向が続くだろうと思っております。

海族 様、香港からの客人 様
各幕の予算総額はさておき、3自衛隊の中で、陸自が、もっとも変革が必要であることは間違いないと思います。
ここ数年で、陸自はかなり変革しましたが、まだまだ足りないと思います。

人員数についても、議論して良いと思いますが、私はその前に機甲戦力に更なる大なたを振るべきではないかと考えています。
逆に、多用途ガン(カールグスタフ)とか(誘導)迫撃砲とかは、もっと整備すべきだと思ってますが。

戦車の離島配備は、戦闘を考慮した上での配置という点ではいいと思いますが、訓練の必要性を考えると、残念ながら無理でしょう。
政治的にも、難しいですし。

ヘリの増強は必須ですが、UHX導入が暗礁に乗り上げてしまったので、早急に対策を考える必要性があります。
しつこいようですが、私はオスプレイが良いと思ってます。

確かに、兵器の国産化は、公共事業と捉えても良いと思います。
ほとんど人の通らない農道よりも、民間転用できる国産開発の方が、余程役に立つはずなんですが……

>>空兵隊
沖縄の海兵隊はまさしくそれですしね
上陸戦部隊というよりは即応展開部隊としての色が強くなっているのは確かだと思います

陸自の完全旅団化は前からあちこちで言われてますが、現状の装備更新ペースでは装備面でバランスのとれた旅団を編成することが難しいかと・・・

>>香港からの客人氏
島嶼部は本来戦車の運用には向いておらず、整備・補給の面でも無理があるので必要に応じて揚陸させるべきでしょう
応急的な対戦車火力としては中距離多目的誘導弾がヘリでの空輸及び空投性を持っています
また戦車の空輸は実用性に乏しく、そもそも離島の飛行場では戦車を空輸できる大型輸送機の運用が難しいでしょうから、輸送艦の増勢で対応するのが現実的ではないでしょうか
個人的には九州の4Dまたは8Dを機甲化(あるいは隷下戦車大隊の連隊化)するのが手っ取り早いと考えます
ちなみに第1戦車群は来年度いっぱいで廃止予定なので、7Dから73TKRを引き抜くならいっそ大隊基幹の機甲旅団にしてしまったほうがいいと思います

なお、自分は市街地戦での有用性や完全に代替できる兵器が無いことから戦車を筆頭とした機甲戦力の極端な削減には反対です

>機甲戦力削減

まあ来年度予算案を見ていましても10式戦車の整備理由に「ゲリコマ」を出すのは確かに厳しい・・・あの弱いロジックを見るにつけても陸自の中でも本当は戦車に対して厳しい目が有るんじゃとは感じます。

また個人的には機甲だけじゃなく「特科」も大鉈が必要なのでは?というところです・・・ 余りにも使い出がなくて・・・

感じるのは陸自は冷戦型「本土決戦」のための組織すぎるのではと・・・

@2S19
一点だけ反論すると、もし日本の戦車は欧米の様な55トン以上の重型なら重輸送機の点について同意しますが、日本の戦車は中型で有り、このスレの 2012年9月 9日 (日) 12時15分時点での回答も述べたですが、機体設定によって中型輸送機でも必ずしも運べ無いとは限りません。因みにですけど、立川飛行場作業でも30トンまで運べる。
もし緊急展開なら、流石に空中より早く出来る訳が無いから、この可能性を捨てた仕様設定者にちょっと腹が立つに成る。

因みに市街地戦だけではなく、色んな陸戦で戦車の汎用性を鑑みるに極端な削減は反対です。この際、贅沢は言わんが、せめて16防の600戦車を死守して欲しい。この以下じゃ各師団も諸兵科連合の質を失いかねない。

@数多久遠
無反動砲(25年概算でこの名に戻った)と81ミリ迫撃砲について賛成です。ただ、戦闘機や戦車の存亡の議論をしている時、携帯式兵器を後回しに しただけ。何せ、若し勝者に「すみません、戦車を一両減らしてくれませんが?これで無反動砲100門買える」と言われるなら、簡単に同意されますね。

だが、誘導弾可能な迫撃砲なら今でも120ミリ以上でしょう。誘導弾は5%程度が故障すると言われるし、この場合すれは普通の弾道兵器より大き い。誤射に拠るの死傷=「業務過失」の日本じゃちょっと厳しい。

やはり、出来るだけ直接射撃に頼る方が良いと想います。だから、迫撃砲より言わば複合砲(ロシアの2S9、2S31或いは西側のAMOS見たいな物)の方が良いと想います。 火力戦闘車と機動戦闘車の二役も熟せるし、もし主砲の側に機関砲をつけたら(BMP-3見たい)近接戦闘車の役まで熟せる。一両三役なら財務省すら文句が言い難い。

@海族
まあ来年度予算案を見ていましても10式戦車の整備理由に「ゲリコマ」を出すのは確かに厳しい・・・あの弱いロジックを見るにつけても陸自の中でも本当は戦車に対して厳しい目が有るんじゃとは感じます。

また個人的には機甲だけじゃなく「特科」も大鉈が必要なのでは?というところです・・・ 余りにも使い出がなくて・・・

感じるのは陸自は冷戦型「本土決戦」のための組織すぎるのではと・・・

中国で良く使うの諺を送りましょう:隔岸觀火

現在、日本限らず西側なら現在のゲリコマ脅威に対抗すべく、軍をこれに特化すべきの声が大きい。基本的に軍はどこでもこの声に対抗し、言わば伝統戦争向けの戦力を保とうとしている。これは伝統黙守ではなく、ただ合理的だ。

なにせ、ゲリコマ戦は確かに自分の特性が有り、最適化の対処に特別の装備、編成、訓練が要る。だが、概ね言えば、ゲリコマは下位脅威です。国の存亡に至らないだろうし、伝統戦争向けの部隊でも不器用ながら抵抗できる。だが、逆ではそうは行かない。だから、例え可能性が圧倒的に低いでも、本音と言えばあっちに特化したいのは誰でも同じです。

今回、海自と空自が「動的防衛力」なんかに微笑ましい見えるのは飽くまで火は自分の足までたどり着く事が無いからです。減らせながらも未だ自分の根本的な均衡に致命的なダメージが無い。

だが、考えみて、もし大規模侵略の脅威が無視出来るなら、次に来るのは大規模戦争その物が無視できる。と言うのは、海上封鎖が無いから、対潜部隊を大幅に減らす事ができるに成る。

そもそも、戦車無用論が有れば、戦闘艦無用論も有ります。高価だし。対空なら如何に頑張っても不利だし。対潜なら潜水艦やヘリの方が良いし。対水上なら飛行機じゃなくでももっとチビの艦が良いし…そもそも今の護衛隊も欠員見たいですし。

そして、対離島防衛特化なら輸送艦や離島警備当たる事が出来るのミサイル艇が必要に成る。まあ、輸送艦は金がそんなに要らないけど、人員が要るし、ミサイル艇もトン位の割に安いではない。

空自はF-Xの為に予算がドンドン食う時期です。一機150億?もし本当にOspreyを買うなら性能や整備性は目を瞑る事してあの値段!予算もただで済まない。陸自は殆ど奪われる物が無いから、ゲリコマと離島防衛の名目で次に犠牲者に成る物は勿論海自です。

この結果、護衛隊群は24隻まで減らすに成りかねない。哨戒機も40機程度しか残らない。

この時、海自も「護衛艦はゲリコマに役に立つ」と言い張るに違いない。だが、戦車に比べ、護衛艦のゲリコマ適正が遥かに低い。

>香港からの客人様

優先すべきは「遠方撃破」でしょうか?それとも「本土決戦」?私は前者だと思うんですが・・・

日本に着上陸戦できる国は現状ありません・・・将来現れたとしても・・・優先すべきは「遠方撃破」です・・・それからどれだけ強大な陸上自衛隊を整備しても、海空軍力が作戦能力を喪失したら我が国は「負け」です。それは歴史が証明しております。

現在悪化する財政状況そして、相変わらずの膨張主義の中国を見つつ、どのように国防にリソース投下するかという話しです。

具体的には戦車、火砲をどれくらいの数まで減らすべきというお話なのでしょうか?
その施策の結果、空海戦力はどの程度向上するのでしょうか?

>香港からの客人 殿
翻訳の精度が悪いのか意味不明な単語が踊り過ぎですな

2S19、SUS様
市街地戦における戦車の有用性を主張する意見については、当然承知しています。また、陸上戦力の衝突において、戦車が最強であることを疑うものでもありません。ですが、自衛隊の陸上戦力として必要かと言われれば異論があります。

このコメント欄がこれだけ関心を集めていることも考え、陸自の将来像については、記事を書くことを考えてます。

海族 様
私は、特科については、火器体系の変更が必要だと思ってます。
空輸可能な203mm自走榴弾砲などはまだしも、75式や99式の自走155mmりゅう弾砲などは削減し、代わりにM777 155mm榴弾砲等、ヘリでの空輸が可能な牽引式榴弾砲を装備化すべきだと思ってます。

香港からの客人 様
私は、直接射撃できる装備には、ある程度の装甲化が必要だと思いますから、やはり間接射撃は、上記のM777や誘導迫撃砲が欲しいと思ってます。
海上目標の射撃可能な誘導迫撃砲を作れば、(日本の技術なら可能でしょう)、05式水陸両用戦車や05式水陸両用歩兵戦闘車による着上陸は、ほぼ不可能になりますし。

水陸両用車両の配備はいいですが、私が現職、即自時代の某戦車大隊の装甲車は60式、73式を使っていました。今は96式装輪装甲車に更新されています。師団が戦略機動師団なので96式はわかりますが、水陸両用に使える装軌式の装甲車を開発しなかったのかが理解出来ない!
しかも、60式、73式も速度が遅い!ギアをもう1速、2速増やして速度が少しでも出てくれればまともに使えるのだが?速度の出る水陸両用装軌車両の導入をしてもらいたい!

海兵隊の最新のAAAVでもライセンス契約して速度が出るようにトランスミッションを改良して生産配備したらいいと思う!

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