イスラエルによるイラン空爆が秒読みに
野口雅昭氏が書いているブログ「中東の窓」の最近の記事を見ていると、いよいよイスラエルによるイラン空爆が秒読みに入ったか?
と思われる記事が続いています。
ヨルダンに亡命するシリア軍機が出たようです。
「シリア航空機のヨルダン亡命?」
朝日も報じました。
「シリア兵、ミグ戦闘機でヨルダンへ逃亡 通信社報道」(朝日新聞12年6月21日)
続報「シリア情勢(21日)」
政府軍はアラウィ派多数地域を固め、戦線を縮小しようとしているようです。
「シリア情勢(イスラエル紙の分析)」
反政府軍は、周辺諸国からの支援を受けているようですし、CIAとアメリカ特殊部隊がバックアップをしているとも伝えられています。(ただし、対空ミサイルや重火器は供与されていないもよう)
「シリア反政府に対する武器供与とCIAの関与」
シリア政府軍の統制が崩壊すれば、このチャンスをイスラエルが逃すとは思えません。
以前の記事「シリア情勢混沌化で高まるイスラエルによるイラン攻撃」で書いた通り、イスラエルから、シリア、イラクを経由したイランへの防空能力空白地帯が発生するからです。
中東情勢に目が離せなくなってきました。
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