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2012年3月26日 (月)

沖縄の反応(2報)_2012北朝鮮「衛星」発射

沖縄の反応についての第2報です。

在沖大手メディアは、やはり沖縄タイムスだけでなく、琉球新報もネガティブな社説を載せてきました。
PAC3配備 外交努力で発射止めよ」(琉球新報12年3月)
内容は、先日紹介した沖タイ程にはぶっ飛んでないので、紹介しつつ突っ込んでみます。

通過する物体が衛星なのか長距離弾道ミサイルなのかを、どうやって見極めるのか。

見極める必要はありません。弾道ミサイルだろうと、衛星だろうと、落ちてきたら地上に被害が出ます。
迎撃しても必ずしも被害がゼロになるとは限りませんが、迎撃しないよりもマシです。特に前回記事を書いた燃料が落下してきている場合は、迎撃の如何で地上被害は大差が出ます。

PAC3の射程は20キロ。広大な海域を防衛するには限界がある。迎撃できる確証はない。

海に落ちる場合は、迎撃する必要がありません。PAC-3にせよイージスにせよ、弾の無駄です。

PAC3が外れたら、どこに着弾するのか。

リーサリティエンハンサ(弾頭のようなもの)が付いているので、もし外れれば、自爆するため、PAC-3ミサイル自体は破片になります。
確かに地上に降ってくる可能性はありますが、迎撃せずに非対象ジメチルヒドラジンが落ちてくるのと、どちらがマシでしょうか。

北朝鮮からの飛来物が事故などで一部が落下する場合、落下地点の予測はさらに難しくなる。沖縄だけでも広大な海域に大小約160の島が点在し、迎撃は非常に難しいとみられる。

別に予測は難しくありません。
意味不明です。

島嶼(とうしょ)防衛を打ち出した防衛当局が、南西諸島周辺の危機を演出しようとしている、とみる向きもある。PAC3を配備することで、市民の目を慣らそうとしているという懸念も広がっている。

沖タイと同じ論調ですね。

 国際社会が連携し、あらゆる外交チャンネルを通じて、北朝鮮に自制を促すことが重要だ。
 現実的な選択が発射させない外交努力であり、迎撃でないのは明らかではないか。
 日本政府は北朝鮮の挑発に乗るのではなく、あくまで平和的解決を追求すべきだ。

ボケてますね。

沖縄本島をメインとする在沖主要2紙がネガティブキャンペーンを展開するなか、実際に脅威が及ぶ可能性のある先島・八重山では、逆の動きがあります。

保守派首長のいる石垣は予想どおりでしたが、与那国もPAC-3配備を要求し、議会が決議しています。
与那国 PAC3配備決議」(沖縄タイムス12年3月)
与那国への陸自配備への賛否がほぼ互角だったため、ギリギリの決議かと思いましたが、なんと全会一致(棄権2)だそうです。

沖縄本島と離島の温度差は、やはり実際の危機感の違いでしょう。
沖縄本島には、自衛隊もいますし、大量の米軍がいます。反対しつつも、肌では中国が攻めてくることなどあり得ないと感じているのでしょう。

ですが、先島・八重山は違います。
現状では、宮古に小さな分屯基地が一つあるだけですし、何より中国が恐れる米軍はいません。

それ故、今回のことに限らず、温度差があります。
石垣市長が保守派なこともその現れですし、八重山日報のように、まともな新聞もあります。

先島の人々からしたら、在沖主要2紙と沖縄本島の感覚は、先島を見捨てようとしているようにも見えるでしょうね。

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コメント

なんというかこう…彼らは自分達のおかれた立場と現状というのが理解できないのでしょうかね。
普天間基地問題や前大戦に於ける特殊な事情、また米軍やその軍属による犯罪など日本政府や米国側にも原因はあり分からないではないのですが、これには唖然とするというかなんというか…

現実から目を逸らし、ただただ反政府反自衛隊な主張。仮にも情報発信媒体であるにも関わらず一方的な偏った見方をとる姿勢には憤りを禁じ得ません。


また、ちゃんとしたソースではないものの沖縄県沖でレアメタル採集に成功したという話もあります。
もう少し危機感を持って自身を取り巻く環境を理解して欲しいものですね。最終的に自分の身は自分で守るしかないのですから。

ぜひとも、北朝鮮のミサイルがこの2紙の本社ビルに落下してくれる
ことを祈ります(笑)

八重山日報のリンクを貼るならこちらの方が適しているかと。
http://www.yaeyama-nippo.com/

第一報からして左寄りなこと甚だしい限りでしたが、なんでまた自分たちの状況を悪くすることをなさるのかわかりません。
北のミサイルは「今そこにある危機」ではないのでしょうか。この二つの新聞社にとって今回の発射は対岸の火事なのでしょうか。あまりにも危機感がなさすぎです。

 啄木鳥様。
 トム・クランシーの小説の表題でもある「今そこにある危機」("Clear and present danger”)は米国では確か武力行使の前提となる法律用語だったように記憶してますが、矢面に立つ当事者ならそのくらいの危機感があっても不思議ではないですよね。沖縄の言論は、随分昔から病的な思考停止に陥ってるとしか思えません。

沖縄タイムスや琉球新聞の人間は、先島の人間を犠牲にしてもなんとも思わないんでしょうよ
被害者面するのは得意だけど、他人を犠牲にする事には、何も感じない鈍感な連中なんでしょう
まあ、沖縄は、日本各県のクズとゴミの掃き溜めなんだから、当然でしょうけど

海坊主 様
報道の役割は、誘導だと思ってるんでしょうね。

やん 様
琉球新報は、朝日新聞もかくやと思うほどの立派な本社ビルを持ってますね。
沖縄タイムスの方は、残念ながら自社ビルは持ってないようです。

野底マーペー 様
リンク張り直しておきました。
ありがとうございます。

啄木鳥 様
確かに、確率的には決して高いものではありませんが、日本に害意を持つ国が、その害意の表現の意味もある活動をしているのに、それを諾とする感覚は、理解できないですよね。

ぬるねこ 様
先島を犠牲にするような言論が、なぜああも簡単にできるのか、疑問です。

沖縄タイムズは、本社ビルが無いんですね、残念!
この手合いは、自身が被害にあった途端に180度
意見が変わるのでしょう。 不謹慎ではありますが、
その姿を嗤ってやりたいです。

沖縄県民の方々は、今そこにある危機には脅威を
感じ、身を護る現実的な判断をされていると信じます。

1995年の地下鉄サリン事件以降は、下名の周囲でも
「やはり自衛隊が必要だ」という雰囲気に変わったよう
に記憶しています。 それ以前は、自衛隊に対する
雰囲気は決して好意的ではなかったと思います。
下名の勤務する会社も、死の商人呼ばわりされていま
した(汗) その頃は、今回の在沖マスコミのような
社説は珍しくなかったです。

やん 様
対自衛隊感情については、阪神及び東日本大震災が話題にされるケースが多いですが、確かに地下鉄サリンのインパクトも大きかったですね。
化学防護隊なんて、それ以前は、密かに毒ガスを作っている怪しげな部隊、なんて見方をされてましたし。

数多様
確かに、化学防護隊は731部隊呼ばわりされていました(汗)
随分と状況が改善されてきました。

残念ながら、沖縄のメディアはあの頃のままです(苦笑)

やん 様
全くです。
何で沖縄メディアは変らないんでしょうね?

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