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2012年2月17日 (金)

在沖海兵隊の意義_沖縄県民は無知なのか?

普天間移設問題は、ひたすら頑なになる沖縄(マスコミ?)世論のおかげで、迷走の度を深めています。

沖縄世論が頑なな理由は、復帰前のアメリカによる統治が良くなかった事に最大の理由があると思いますが、沖縄県民の国際情勢と軍事に対する無理解と、それを誠意を持って説明しようとしない日本政府の姿勢も、大きな理由だと思います。

移設問題の最も忘れてはならない、そして非常に忘れられがちな焦点は、なんと言っても在沖海兵隊の存在意義です。
日本政府の基本的スタンスは、在沖海兵隊が「抑止力」だから必要だとするものです。ですが、この説明は、少々歯切れが良くありません。

「抑止力」根拠示さず 在沖海兵隊の意義 防衛省、県に回答」(琉球新報11年12月21日)

防衛省は、在沖米海兵隊が九州や本州に駐留した場合、「台湾、東南アジアといった地域から遠ざかり、種々の事態への対処に遅れが生ずる」と指摘するが、同地域で想定される海兵隊の具体的な任務は示さず、政府が強調する在沖海兵隊の「抑止力」の根拠は示さなかった。不安定さが増す見込みの北朝鮮に対しては九州、本州への駐留が「確かに朝鮮半島に近くなる場合がある」と有利との見方を示している。
中略
沖縄に展開している陸、海、空、海兵隊の米4軍のうち、在沖海兵隊について「唯一、地上戦闘部隊を有している」と価値を強調。「抑止力の一部を構成する要素として重要」と指摘しているが、海兵隊が「抑止力」にどの程度必要かは明示しなかった。


沖縄メディアであることを差し置いて読んでも、政府の物言いが、奥歯に物が挟まった言い方なのは、分かると思います。

ナゼなのか。
それは、在沖海兵隊が、「日本を防衛するための抑止力」ではないからです。
だからこそ、詳細な説明を聞いたはずの鳩山元首相から、抑止力だと言ったのは方便だった、などという発言が出てくるのです。

では、何処を防衛するための抑止力か、と言う事になりますが、主要な候補が韓国と台湾しかないのは、誰でも分かることです。

しかし、この内、韓国防衛用であるとする説明は、かなり苦しい説明です。
在韓米軍には、陸軍第8軍もおり、数的にも装備的にも、戦闘力としては在沖海兵隊主力である第3海兵遠征軍(3MEF)よりも強力です。
一方で、仁川上陸作戦のような大規模な後方への上陸作戦を行う戦力としては、3MEFだけでは足りないでしょう。
韓国防衛用なら、総数を減らしても、第8軍を増強した方が良いくらいです。

残る可能性は、台湾しかありません。
以前にも、普天間の意義は台湾だとする記事を、何回か書いていますが、沖縄に拘る米軍の真意が、ヘリの航続距離という物理的制限から、台湾を意識したものであることは間違いありません。(オスプレイの配備が進めば、状況が変る可能性についても、以前に書きました)

この観点に関しては、「週刊オブイェクト」でJSF氏も、中国が斬首戦略(戦略というか戦術ですが)を実行する可能性も踏まえて言及してます。
ですが、確かに斬首戦略の可能性もあるものの、私はそれ以上に、台湾に常駐戦力を政治的に置くことができないアメリカにとって、海兵隊とその足であるヘリ部隊を沖縄に置くことが、中国に対して、「アメリカは台湾を見捨てない」という政治的メッセージの軍事的な発信手段だから、という点を重視しています。
先日情報が出てきた、海兵隊のフィリピンへの配備も、効果は同じです。
危機の勃発に対して、海兵隊を迅速に送り込むことが、アメリカの方針として確定路線であれば、在韓や在日の米軍が、それぞれの国に対して人質であるとする考え方と近い様相を作り出せるからです。

これは、逆に言えば、在沖海兵隊を県外移転させれば、中国に対して「台湾はあげるよ」、台湾に対しては「もう面倒は見られない」と言うメッセージを発信することになります。

当然、アメリカにそんなことは出来ません。
ですから、普天間に拘るのです。

この事を理解してもらっても、沖縄の方は、「俺は台湾のためになんか、米軍を引き受けたくない」と言うかもしれません。
ですが、それはまた、とんでもない勘違いです。

中国は、接近阻止戦略の実現にあたり、何としてでも第1列島線である台湾-沖縄ラインを確保したがっています。
ですが、政治的にも、軍事的にも、中国が台湾を飛ばして、沖縄に侵攻する可能性は低いでしょう。

つまり、沖縄県民からすれば、他国である台湾を防衛ラインとして使う事が可能で、沖縄に米軍を受け入れ、他国(台湾)を戦場にすることで、
自分達の土地を戦場にすることなく、平和を確保できることになります。

米軍を駐留させるだけで、沖縄を戦場にすることを避けることができるというのに係わらず、なぜそれに反対するのか……

日本政府が、中国に遠慮して真実を語らないことも悪いのでしょうが、沖縄の方々が無知なのか……
あるいは、沖縄県民から、琉球自治共和国民になりたいのか……

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先島防衛」カテゴリの記事

コメント

世の中には本音を言っていい場合と悪い場合があります。
中国に対して遠慮している日本がそんなこと言えるはずもありませんから、日本の防衛のためという
結果的には同じことですが、中間を省いているのでしょう。
そのあたりは沖縄県民が自分達で勉強して理解するしかないのです。なんでもかんでも
情報が与えられるのを待っていてはダメだということですね。

"もう沖縄は独立した方がいい"なんて言葉が出てきてしまうのも何だか解る気がしてしまいます。無論無責任な発言ですが。
同じ"日本人"として基地負担の軽減と負担の共有を訴える気持ちも解るのですが、沖縄県民はもっと賢くなるべきだと常々思います。

普天間移設問題で反対を訴えている人達は、普天間が県外に移設しても経済的に問題は無いと訴えていますが・・・・
そこまで言うなら現状使われていない自衛隊・米軍関連施設への補助金も即座に受け取り拒否をしてほしいところです。

昨年の前沖縄防衛局長のニュースの時に感じたのですが、何故非公式でなおかつお酒の入った席での発言があそこまで騒がれたのか。(あれも非公式とはいえ立場の理解が足りていない発言ですが)
私は沖縄県民の感情が政局利用されているようにしか思えません。県民の生命や財産を守るのが行政の責務でもあるのに。
海兵隊関連で過去に起こった事件も、過失は米軍側にあったにせよ、警戒を怠った沖縄県警の怠慢にも思えてきます。

台湾の選挙結果が本年どのように動いていくのか。
アメリカ選挙でロムニー氏が当選した場合どうなるのか。
なんとも見守りたい気持ちはやまやまなのですが・・・・考えれば考えるほどうなってしまいます。
ttp://www.asahi.com/international/reuters/RTR201202170003.html

以前、海自の方から沖縄の米軍基地は、台湾と尖閣諸島の
防衛が目的だと伺ったことがあります。

それにしても、なぜマスコミの論調は、「本土は、米軍基地
を沖縄に押し付けてる」ってことになってるんでしょうか?
また、それを殆どの日本人が信じているということが、問題
です。 教育は重要です。。。。。

沖縄の方々が無知
というのはちょっとどうかと。

数多さんが語られない裏側をお解かりになるのは、国家公務員、幹部自衛官としてお受けになられた教育、職務経験の賜物であり、それと同じことを国民一般に求めるのはいささか傲慢ではないでしょうか?

また、国民一般には外交・安全保障に関するイシューを理解するための基礎的素養を身につける機会もなかなか得難く、個別事案に関する情報も不足する中で、無知とおっしゃられるのは、いささか御無体ではないかと。

さらには、沖縄の方々がとおっしゃるならば、東京の方々、本土の方々は無知でないのでしょうか?理解できるのでしょうか?人だけを入れ替えれば、沖縄県民と東京都民を入れ替えれば沖縄でこのことは理解されるのでしょうか?あまり合理的でなく数多さんらしくない論旨に思えます。

教えられないことを解れといわれてもそれはちょっと無理ではないでしょうか?少し筋違いですが「やってみせ、いって聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」ではないでしょうか?

政府が直接的に語れないなら、その意図を汲める数多さんも含めて周辺が解説をしていただけないでしょうか。無論これまでもこのサイトの中で何回も解説して下さったとは思うのですが、直裁に解かり易く「沖縄県民からすれば、他国である台湾を防衛ラインとして使う事が可能で、沖縄に米軍を受け入れ、他国(台湾)を戦場にすることで、自分達の土地を戦場にすることなく、平和を確保」できるんだということを繰り返し発信していただけないでしょうか?

外交・安全保障に関して、さまざまな切り口で紹介いただけ尊敬しておりましただけに今回は少し残念であります。

私の文章理解に至らぬところ、誤読がありましたら御容赦願います。

以前、ケビン・メア氏の「決断できない日本」を読んだのですが、確かに沖縄の県民感情が左巻き(というべきか)の人たちの政治宣伝に使われているのは事実であろうと思います。これに関しては辛抱強く、誠意(何を以て誠意というのかはともかく)をもって説明するしかないでしょうし、それは政治家の方々の仕事でしょう。いずれにせよ、在沖縄米軍の存在意義を知らなかった某元首相は、どうしようもない人だったんでしょうね。

ナオ様もおっしゃっていますが、真実というのは時に刺激的で、であるがゆえに受け入れ難いというところがあります。

沖縄に入港した際、いろいろ研修させていただきましたが、沖縄県内における強い同調圧力やあるいは、本島と離島部の意識のズレ、軍用地売買がビジネスとして、成立している現実…
様々な問題があるなかで、沖縄県が日本の安全についてどう考えているのかが問われていると感じます。

ナオ 様
政府のような足かせがない私は本音で行こうと思います。

雉鳩 様
借地料も、本土以上に高額なんですよね。それでも、更に倍増しろなんて言ってますが……

沖縄県民の感情ですが、なんだか韓国に似ているような気もします。
沖縄メディアが、それを煽ってるんですよね。

アメリカの大統領選は、沖縄問題への影響も大きいですね。

やん 様
面積での数値データを元に言ってるんだと思いますが、被っている恩恵については評価しない不当評価ですね。
沖縄メディアなんかは、分かってはいながら、意図的にやってますから……

アリ 様
仰りたいことは理解しているつもりです。
理解した上で、今回の記事は、敢えて扇情的なタイトルや書きぶりで書いてます。

このブログは、結構な人数の方に見て頂いておりますが、それでも世論(今回は沖縄世論)に影響を与えることができるほどではありません。

なので、”炎上”したって構わない、むしろ炎上上等くらいのつもりで書きました。
「沖縄県民をバカにしているこんな奴がいる」なんて騒がれた結果、多くの沖縄県民が見てくれて、海兵隊が沖縄のために役立っていることを理解してくれれば、それでいいと思ってます。

むしろ、”拡散”の上、”燃料投下”してもらえると嬉しいです。

ちなみに、今回書いたような論旨は、日本の場合、沖縄県民に限らず、理解はされていないでしょうね。
冷戦時代に、イギリスやフランスが、ドイツを戦場にすることで自国の安全を図ろうとしていたように、世界では至極普通の考えなんですが……

分かりやすく解説するのは、そのように心がけてはいるものの、正直得意な方ではないのですが、これからも努力して行きたいとおもいます。

啄木鳥 様
防衛問題に関する政治家の不見識は、某元首相に限りませんね。
それを首相にしてしまう国民全体が不見識とも言えるのですが……

アルフォンス 様
大田知事時代から、沖縄の政治が徐々にポピュリズム化し、大局判断の出来なくなってきているような気がします。
沖縄に数年住み、気持ちが分かる部分も多いのですが、愚かな方向に流れてしまっているようで残念です。
こんな記事を書くことで、少しでも抵抗できるといいんですが。

数多様
本問題では沖縄県民の方々は、現実的に理解していらっしゃるように
思います。
分かっていないのは、沖縄のマスコミだけでしょう。

自分で学ぶ気になれば、学ぶことはできると思いますがね…

台湾海峡での紛争は直接我が国に影響する紛争だと思います。
台湾軍が上陸阻止のため機雷敷設したら?
中国軍の対機雷戦でそれが流出したら?
中国軍の短距離弾道弾が台湾の都市や工業地帯に着弾したら?
台湾軍が中国沿岸部の都市や工業地帯を空襲したら?

我が国や周辺諸国、世界の経済に与える影響は計り知れない。
台湾海峡での紛争は絶対に抑止しなければなりません。
直接日本の平和へつながるのですから、日本の平和の為の在沖米軍と言ってもいいかなと…

やん 様
残念ながら、沖縄県民の方々が十分に分かっているとは思えません。

防衛だけでなく、いつ何時、直接自分達に襲いかかるかもしれない災害に対しても、沖縄の方は無関心の傾向が強いです。
災害派遣訓練に、全国各所で携わりましたが、沖縄の方は、良い意味でも、悪い意味でものんきなように感じました。

SUS 様
沖縄の方に、そのコンテクストで説明するのは難しいと思います。
日本の防衛のために、沖縄が犠牲になる(負担を強いられる)ことは嫌だ、という考え方が強いですから。

沖縄の利益になるということを分かって頂かないと、納得はして頂けないように思います。

>沖縄に拘る米軍の真意が、ヘリの航続距離という物理的制限から、台湾を意識したものであることは間違いありません
洋上展開できる海兵隊が、わざわざ何時間もかけて沖縄から飛んでいくのは不自然、という話もありますが?

数多様
下名は、沖縄に住んだ経験は無いのですが、沖縄の方々は
大変鷹揚だというイメージがあります(笑)
その鷹揚さが、他の県の人間から見ると、無関心だと思われる
のかも知れません。

ヒダリマスコミを除く日本人の大半が、沖縄問題には無関心な
ことが問題なのかも知れません。 

絵伊 様
船上で常時待機するなら、海兵隊の基地は不要でしょうが、現実問題として無理でしょう。

やん 様
確かに鷹揚ですね。良くも悪くも……

沖縄の方からすれば、本土の方が無関心だという被害感情は強いでしょうね。
海兵隊がもう少し行儀良くすれば、沖縄県民の感情も和らぐとは思うのですが……。三沢でも、横田でも、横須賀でも、佐世保でも、岩国でも、そんなに問題にはなってないので。

なぜ無理なのでしょう?

>船上待機

艦艇からの戦力投射による抑止力の限界の一つですね。
常時それを維持しようとしたら同じ規模の戦力が最低3セットは必要になる。

艦艇は定期的な整備を必要とするし兵員は訓練及び休養を必要とする・・・・

それも一時的な派遣ではなく、常時「台湾防衛」のための抑止となりうる戦力を洋上に張り付かせるには膨大なコストが掛かるでしょう。
また出来たとしても近傍の前進基地が必要となり、どの道に沖縄に頻繁に寄港することになるでしょう・・・

絵伊 様
海族様が詳しく解説してくれましたので、簡単に言わせて頂ければ、海兵隊も人間だということです。
船上待機を続ければ、士気も落ちるし、訓練が出来ないので練度も落ちます。

それでは、常時待機するのではなく、台湾海峡危機が高まってから近傍で待機すればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、それをするならば、載せるのは3MEFではなく、ハワイやアラスカに所在する25歩兵師団のストライカー旅団戦闘団の方が強力です。
海兵は、スピード重視ですから。

そうですか。グアムに事前集積船もありますしね。

沖縄にはグリーンベレーもいるじゃないか、海兵隊がヘリで飛んでいくよりグリーンベレーが輸送機で飛んでいくほうがいいじゃないか、という話もありますが?

絵伊 様
グリーンベレーも当然行くことになります。
ですが、トリイステーションのグリーンベレーは、わずか1個大隊です。

本文記事にも書きましたが、もちろん戦力的にも、数は重要ですが、アメリカとしては、台湾のために、アメリカの若者の命の危険にさらす覚悟があるのだ、という事を政治的に示す事が重要なので、頭数は重要です。
グリーンベレーを始めとして、特殊部隊は、戦闘バカのようなイメージで見られるケースが多いですが、心理戦やそのための語学教育を受けるなど、彼等の育成コストは、海兵隊に比べて高くついてます。
数をそろえるなら、海兵の方が安上がりです。
トリイステーションのグリーンベレーは、恐らく他のグリーンベレー受け入れのための先遣隊として、先行投入される部隊でしょうね。

それに、グリーンベレーの空輸をするためには、嘉手納の空軍との連携が必要です。
統合が進んでいるので、昔ほど軍種間の調整に手間を要する訳ではないでしょうが、海兵の場合、自前の輸送手段があり、直ぐに動けるという点もスピードの点で有利です。
海兵が、自前の航空支援手段として、F-18やハリアーを持っているのは、調整を要すると時間的に遅れるという同じ理由からです。

沖縄県民のほとんどは基地はあってもいいと思っています。
騒いでるのは、一部の県民、本土の人間、左翼マスコミだけです。

wap20 様
私も数年沖縄に住んだので、多くの沖縄県民が基地に必ずしも反対でないことは承知しています。

ですが、前回の知事選でも、投票率は低かったものの60%ありましたし、その結果として、唯一県内移設に賛成だった金城タツロー氏が宗教政党の候補者だった等の事情もあるとは思いますが、県内移設に反対する仲井間現知事と伊波氏でほとんどの得票を得たことからも、沖縄のサイレント・マジョリティは基地容認だとは言えないと思います。

鳩山元総理が、沖縄県民に誤解を与えたことが元凶になっているとは思いますが……

沖縄関連だと、2002年に那覇のP-3Cを「仕事がない」と非難していた
どこぞの大学教授は漢級事件を完全にスルーしていましたね。

メリッサ 様
そのお話は知りませんでした。
大学教授もメディアも、軍事知識が十分とは言えませんからね。

「アメリカによる統治が良くなかった事に最大の理由があると思いますが…‥」と認識力不足は多少しかたないでしょう。

しかし、実際は沖縄県民は海兵隊の活躍に感謝しているのです。

名護市や金町の住民が基地を積極的に誘致したです。

ヘノコで座り込み左翼活動してる内地の人々がほとんどであり、地元の方々は迷惑がっています。 その海辺に書いていた基地反対派の署名を見る、内地の連中の名前がほとんどです。


左翼連中は工作員からも大量に金が入り込んでます。政府の金で使途不明で使い放題金はタイムスや新報にも流れ、選挙対策でも流れてます。

今回の宜野湾市長選挙も伊波を応援する内地の人が3000千名くらいいると言われてます。

アメリカ軍やアメリカ政府の活躍は惠隆之介教授の本を読んだら解るでしょう

記載したURLのブログを読んで下さい

沖縄県民 様
内地の活動家が入っていることは承知していますが、世論を覆すほど入っていたら、政治の乗っ取りだと、もっと問題視されていいんじゃないでしょうか。

人口に対する自衛官比率が高い恩納村なんて、自衛官票で影響を受けることが問題視されるくらいでした。
方向は逆ですが。

返答ありがとうございます。 「アメリカによる統治が良くなかった事に最大の理由があると思いますが…‥」というのはやはり違います。下記からは話が別の話になってますが…‥。「世論を覆すほど入っていたら、政治の乗っ取りだと、もっと問題視されていいんじゃないでしょうか」は確かにもっと問題視されてもいいですし、って言うか問題視されなくては大問題です。承知のとおりこれは沖縄だけの問題ではなく日本やアジアの生命と自由が失われる恐れがある問題なのですが、内地の人々も「コタツに入りミカンを食べながら、…ああでもない…こうでもない」と机上の空論であり具体的な戦術にはなっていません。内地の人々も他人事のように具体的な活動化は沖縄と同じレベルでしょう

これからも、国防のためにお互いに頑張りましょう
ありがとうございました。

沖縄県民 様
内地の活動家については、以前もハンカチ地主の件で記事を書いたことがあります。
ホントは、在沖メディアが話題にしてもいいくらいなはずなんですが、主張が同じ路線なので、問題視しないんですよね。

内地の無関心は、昔より良くなっては来てると思います。

基本的におっしゃることは分かります。
ただ、防衛の専門家と、基地を受け入れる住民の気持ちは別です。
私自身も日米同盟は必要と思いますが、近所に米兵がうろちょろされるのは嫌です。
自衛隊と違い、米軍は腰が低くありません。
横浜で米海軍の水兵を見かけたことがありますが、制服着てるのに通路の真ん中でたむろして、感じ悪かったです。
大学時代にアメリカ人との交流イベントに行ったことありますが、向こうの男子学生は直ぐに女性のスタイルがどうこうと、平気で人がいる所で話しだす。
大学生でもこうでは、ガラの悪い兵隊だと余計に危ないと思わざるを得ません。
沖縄出身じゃなくても、米兵のガラの悪さを感じるのですから、沖縄ならなおさらだと思います。
お国を守るためだから、我慢しろと言うのは、やはり傲慢です。
その前に、米軍が米兵をきっちり教育すべき。

顰蹙買うかもしれませんが、あの人権侵害、民主化や少数民族弾圧も平気な中国軍ですら、香港では問題を起こしていません。
理由は、香港に駐留する兵士には、礼儀作法や香港での決まり事を兵士に叩き込み、また香港市民との接触も極力回避しているから。
休暇で市街に出ることも、ほとんど許していません。
米軍もこれは見習うべきです。

確かに、香港駐留中国軍は実戦第一の部隊ではない。沖縄の米海兵隊はいつでも前線にでられるように準備している部隊。そういう違いはあるでしょう。
だけど、それは、現地の住民からすれば、怖いと思うのは当然です。

それを払拭するには、米兵に礼節を叩き込むか、一切基地外に出さない。休暇も基地内で済ませろ。と言うべきです。
もっと言うなら、公務以外で基地外に出るときは、パスポートコントロールを行うべきです。
また、沖縄県側が沖縄の歴史に関する英語の教育ビデオを作って、米兵全員のその視聴を義務付けるのもいいでしょう。日本で言う自虐史観を今度は米兵に押し付ける内容でも構いません。米軍は沖縄で独裁政権なみの暴虐をやったんですから。
基地の外に出る時は必ず沖縄に向かって懺悔の一礼をしろと教育しても良いと思います。
外で酒飲んだり、女性をナンパするなど以ての外。例え、沖縄県民に因縁付けられても、「米軍が沖縄にしてきたことは理解しています。申し訳ないと思っています。」と行って、頭を下げなさい。

実際、昭和天皇だって沖縄には来られなかったけど、全国各地を行脚して、同じようなことやってましたよね。
私、台湾の馬英九は反日なので嫌いですが、一つだけ彼を褒めるとすれば、228事件の記念式典では謝罪するんですよ。式典会場の外から、野党支持者というよりは、加害者である中国国民党政権は許せないという人から罵られても、「罵られる理由は理解しています」と言うんです。

アメリカ軍も兵士一人ひとりがそういう心構えを持つべきです。そういう事から始めないと、米兵の根性は治らない。沖縄県民の理解は得られないと思います。

沖縄出身じゃないけど 様
沖縄では、本土の在日米軍以上に、米兵が大きな顔をしているのは事実です。

ですが、おっしゃっているような対策が、現実に可能かどうかが問題でしょう。
アメリカに日本の防衛義務がなければ、あるいは日中衝突に際して、アメリカが関与しないようなことがあれば、当然要求してしかるべきですが。

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