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2011年12月19日 (月)

FXへのF-35決定により「空白埋める代替案」の必要性_中古F-15、F-2再生産、T-4改

先週火曜の13日、FXにF-35を選定する方向で最終調整に入ったとのニュースが複数紙で報じられました。

この際、16日(金)にも安保会議で決定されると報じられましたが、これは20日(火)にずれ込むことになったとのことです。(金正日が死んで、当然延期でしょうけど)
これは、最終調整に入ったと報じられた13日、F-35の開発が、機体不具合により2年遅れることが明らかになったためだと思われます。

F35 開発2年延長 米国防総省方針 日本2016年導入困難」(産経新聞11年12月13日)

F35に多数の亀裂が見つかったのを受け、米国防総省がF35の開発調達計画を2年間遅らせる見通しとなった。
(中略)
 方針を受けてF35の運用開始は、当初の2017年から19年以降にずれ込むことが確実となり、日本のFX調達計画も抜本的な見直しが迫られそうだ。


今までもFXにF-35を選定した場合の納期の問題は、たびたび指摘されて来ましたが、来年1月に行われる、この国防総省の諮問機関「国防調達委員会(DAB)」会合による決定は、F-35の運用開始時期を2019年以降に確定させるものであるため、F-35の日本への納期も、2019年以降となることを確実にします。

これを受けて、産経がちょっと気になる記事を書いています。
F35開発延長 FX選定見直し必至 空白埋める代替案必要」(産経新聞11年12月13日)

 日本側には、仮にF35を選定する場合、(1)DABの結果を見極めるためにFX選定を延期する(2)F35を選定した上で、(3年間近く生じる)実戦配備までの力の空白を埋めるための措置をとる-という代替案としての“プランB”の策定が不可欠となってくる。


決定が更に遅延したり、土壇場での大どんでん返しの可能性もありますが、以下では、FXにはF-35が選定されるという前提で、同記事が報じる3年(恐らくそれ以上)の”空白を埋めるための措置”について考察してみます。

”空白を埋めるための措置”を講じないというオプションもありますが、空白を放置すれば、財務から純減圧力が高まるのは確実で、空自が措置を講じないことはないと思います。

さて、この”空白を埋めるための措置”ですが、簡単に考えれば”数合せのつなぎ”を調達する方法があります。
その機種に関しては、極めて限られます。FXはF-35に決定するという前提があるわけですから、FX選定に入っていたような新機種調達はありえない訳です。
つまり、F-15かF-2しかないのです。
未だ諦めきれない駐日英大使は、2機種採用なんて言う、愚にも付かない事も言ってますが。
2機種採用も選択肢に FX選定で、駐日英国大使」(産経新聞11年12月15日)

調達方法も限られます。F-2なら再生産するしかありませんし、F-15なら中古機の購入、あるいはリースです。
個人的には、FXへのF-35選定による防衛産業への悪影響を考えても、F-2の再生産がいいと思いますが、数合せのつなぎであることを考えても金はかけられませんし、中古F-15の調達が実現性が高そうです。
自衛隊が中古機を買った事例が少ないですが、先日3次補正で中古C-130を海自が買いましたし、ありえない話ではなくなってます。

ここまで、”数合せのつなぎ”調達について書きましたが、実は、もう一つ可能性のあるオプションがあります。

それは、07大綱を受け、2000年に航空総隊から教育集団隷下に(事実上)隷属替えとなった23飛行隊(飛行教育航空隊:F-15)の機体を引き抜き、作戦機に戻すことです。

ただし、この場合、23飛行隊の機体がなくなりますから、その手当が必要です。
その際の問題は、23飛行隊が行っている戦闘機操縦課程に使用する戦術戦闘訓練が可能な適当な機体が見当たらないことです。(ちなみにF-15の機種転換過程は、他のF-15装備の作戦部隊でも実施できます)

ブログ「北大路機関」様では、戦闘機操縦過程の使用機体として、グリペンを推す案を書かれています。
JAS39Dグリペン:松島基地第四航空団F-2B補填に関するPBL方式運用基盤案

FX候補に推す声まであったグリペンを戦闘機操縦過程に使用するのは贅沢過ぎなので、私はこれが適当とは思いませんが、23飛行隊から機体を引き抜けば、4空団での戦闘機操縦過程が震災によって停滞していることを考えても、飛行教育に対する影響は大きいので、何らかの措置は必要です。

建前的には、T-4は、T-2が負ってきた高等練習機の後継でもあるので、T-4で戦闘機操縦過程を行うべきかもしれません(財務はそう言うかも)が、F-1を原型とするT-2と違い、T-4は純然たる練習機ですから、戦闘機操縦過程を現状のままのT-4で行う事は無理があります。
T-4の改造余地が分かりませんが、もしかすると23飛行隊からF-15を引き抜いた上、T-4改によって、戦闘機操縦過程を代替すると言った案が、今後出てくるかも知れません。

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F-X選定問題」カテゴリの記事

コメント

個人的にはF-16のリースを推したいですね。F-2の原型となった機体でもありますし単発機ですから
F-4ドライバーにとっては良いのかな?と思います。アムラームを装備できる機体もあるかも
しれませんし、コストパフォーマンスが高いと思います。F-16もLMですからリース費用をF-35の購入価格に組み込ませて
しまおうという考えもできます。その際の固定費用は発生しなければ防衛費用を圧迫することもありません。

もちろん駆け引きですから、F-35が遅れそうなら無償でF-16を貸せ!と約束をさせるのが先ですがね。
ただ、2016年には無理だという発言が出たら仕方がないですけど。

2017年~2019年となってますが、ぶっちゃけこれ以上伸びる可能性も十分にあります。モノになるまで、F-16を借りっぱなし
にさせて成熟したF-35を手にすることができますね。

この産経新聞の「米国防総省がF35の開発調達計画を2年間遅らせる見通し」との報道ですが、おおもとのソースを私は見つけることが出来ませんでした。
Defense News, Air Force Times, Flightglobal, Aviation Week、Defense Industry, Defense Techのいずれにも出ていません。
某カリスマブロガーも言っていましたが、産経新聞のポジショントークには気をつける必要もあるのではないでしょうか。
http://twtr.jp/user/obiekt_JP/status/147303678703968256

リースに関しては私はどうなのか若干疑問があります。リースをするのであれば既存のF-15J/DJやF-2を改修した方が費用対効果に優れると考えます。

練習機として韓国T-50辺りは飛行特性的には良さそうですが、韓国の機体というのが何とも。
それに絡んで難癖付けられるのも嫌ですしね。

どこかで余ってる中古のT-38とかないですかね。

ナオ 様
F-16ですか。
確かに、タダで借りられたらいいですが、アメリカは日本に対しては、相当カライので難しいでしょうね。

アシナガバチ 様
FXの閣議決定も出ましたが、今のところ他紙が追認記事を書いていないので、誤報の可能性もありますね。
しばらくウオッチします。

私もリースを推す訳ではありませんが、改修では機数が増えませんから、空自(特にP)としては受け入れがたいのではないかと思います。

藤宮 直樹 様
T-50は、確かに使える機体だと思いますが、韓国製という以上に、ちと高すぎる気がします。
それならT-4をなんとか改修した方が、国内企業にもお金が落ちますし、その方がいいかと。

T-4のラインは既になくなっていますし、ごくわずかな機数のために改修して再生産を図ることが果たしてコスト的に割にあうかどうか・・・
将来的に23飛行隊以外の教育用F-15、F-2、さらには現有T-4の更新をも視野に入れるなら相当な数を量産できそうですが、それならいっそのこと国内の技術者育成の目的も含めて、両者を完全に統合できるような練習機を新規開発したいところです。もっとも完全な新規では、2016年納入はそうとう厳しそうですが。

名無し 様
これは、私の書き方が悪かったですね。
私がT-4改と書いたのは、「T-4改を生産する」の意味ではなく、「既存T-4に、戦闘機操縦過程の訓練に使用できるよう簡易FCSを搭載する改修を実施する」ことを意味して書きました。

いわゆる戦闘機のパイロット育成用にはF15のレンタルが良いと思いますが・・・

長期的には何らかの練習機を入れて教育課程の改革が必要なのでしょうね。

複座型を持たないF35を導入するのも変革せざろ得ない理由にはなると思います。

また西方重視のため、沖縄の戦闘機部隊の2SQ化が検討されておりますが・・・その時、本州の部隊からの抽出を検討していますが・・やはり手薄になるため不安があります。その対策として23飛行隊を実戦部隊に復帰させ(装備だけでなく人員の確保のためにも)、沖縄に展開させるのはやり繰りとしては有り得ると思います。
元々冷戦終結後の戦力の縮小及び予備として練習部隊化していたのですから、必要性が出たから実戦部隊に戻すのはロジックとしてはおかしくないと思います(海自も同様に練習艦隊所属にしていたDDをこの間、護衛艦隊に復帰させました)。

そして松島に新練習機を入れて、戦闘機乗りの課程を集中して行うのが良いのではと愚考します。

海族 様
ご指摘の通り、おそらく教育課程全般の見直しも含めて検討されているのだろうと思います。
ただ、FXがこれだけグダグダしましたし、F-35に決まって実際の調達が不透明な以上、これからも混乱しそうですが……

松島に韓国T-50なんていう、一部の方が目をむきそうなウルトラCもありえるかもしれません。

>松島にT50

私、個人的には、そのライバルとされる。イタリアのMー346が良いとは思います。また国際的にはMー346の評価の方が高いようですね。

もっともコイツを入れるとTー4の後継もMー346に一本化という方向にならざろ得ないでしょう、そっちの方がジェット練習機が多少の段階によって仕様の違いが出ても1機種になるので合理的でしょう。
また機種合理化とそれに乗って教育部隊の再編を一部民活を取り入れて合理的にできれば。戦闘機部隊やその他不足分野の拡充も可能になるかもしれません。

しかし、そうなると日本の航空産業的には、面白くないでしょうから・・・同様の機体を国産で作りたいでしょう・・・しかし、いかんせん時間がない、練習機は明日でも欲しい位でしょうから・・・
しかしMー346を三菱の戦闘機の生産ラインの維持のためにライセンス生産させるのは国策としてあるかもしれませんね。

海族 様
セールスは、M-346の方が大分先行してますね。

T-50にせよ、M-346にせよ、戦闘機操縦過程の訓練に使用するためには、実際に兵器搭載できる必要はないので、オーバースペックでもあると思います。
レーダーと兵器の作動を模擬だけする簡易FCSを付けるだけでも、過程の訓練はできますから、T-4の改造でもなんとかなるんじゃないか、なんて考えてます。

FXがF-35になってしまい、防衛産業の救済も含めて、もしかすると、後継国産練習機の話が動き出しているかも……

横から失礼します

T-4は計画開始から試作機の初飛行までわずか4年という異例の開発スピードでしたから、もしかすると国産後継機が間に合う、という話が出てくるかもしれないですね・・・
そうするとやはりT-4とF-2Bを足して2で割ったような機体になるんでしょうか・・・

ひょっとするとM-346ベースに日伊共同開発なんてことに・・・(ならないでしょうけど)
M-346自体はもともとYak-130(計画当時はまだソ連!)の姉妹機ですから、イタリア側は日本と組むことに反対はしなさそうですが・・・

名無し 様
最近の日韓接近の具合とか見ると、M-346ベースよりも、T-50ベースで武装を搭載できない機体を共同開発……なんて線の方が高い気もします。
だとしたら、釈然としませんけど……

心神ベースの練習機じゃ駄目なんでしょうかね?(´-ω-`)

イヌザメ 様
T-4もそうですし、T-50もそうですが、練習機は操縦性が良いというだけでなく、後席の視界が良く、同乗教官が教えやすいというような練習機としての機能が重要になってきます。
(T-4の後席に座る機会があったら、前を見て下さい。感動的によく見えます)
ですので、後席を作ったとしても、心神はあまり向かないかと……

それに、コスト的にも問題ですし、練習機はレーダーに写らないと都合が悪いでしょうし。

数多 様

明けましておめでとうございます。今年もヨロシクお願い致しいます。

で、心神ベースなんですけど、なるほどコックピットのレイアウトが、
練習機に向かないのですね。微改造で問題無しなら、
M-346をラ国するより良いのでは? と思ったのですが・・・

トコロであまり詳しくないので、偉そうな事は言えないのですが、
ステルス機からステルス性を引き抜くのは難しいのでしょうか?
その逆は明らかに難儀でしょうけど・・・

イヌザメ 様
非ステルス化の件ですが、安易に書いてごめんなさい。
技術的には、非常に簡単です。

もちろん取付けるスペースは必要ですが、コーナーリフレクターと呼ばれるものを付ければ、簡単に非ステルス化できます。
F-35を対領侵等の通常任務で使う際にも、他国によるステルス性能の把握を阻害するため、非ステルス化が必要とされています。
このリフレクターですが、小さなターゲットドローンでミサイル射撃訓練を行う際、意図的にRCSを上げるために、実際にドローンに取付けられて使用されている実績があります。

ただし、ステルス機用としては問題もあるので、機会があれば記事で書いてみます。

参考ページ
http://iss.jaxa.jp/shuttle/flight/sts99/CR/doc01.html

数多久遠様
コーナーリフレクターを付ければ
ステルス性を無くすのは分かるのですが。
以前からこれをしたら、ステルス機が
本来そらしたスパイクレーダ波と
リフレクターのレーダー波が一緒に
探知されレーダー波を分析されたら
リフレクターを外してもスパイクレーダー波を捉えられてしまうのでは?との
疑念が有りましたが?…
いかがでしょうか?
考えすぎですかね~

数多久遠様

素朴な疑問なのですが、ATD-X のコクピットは経費削減のため、T-2/F-1のものから設計を流用しているため、キャノピーの頂点より高い位置に機首部材がある構造だと伺っていますが、ここに後席を設けるとすれば、T-4ほどではないにせよ、練習機として不適。…とは言えない程度の前方視界を確保できるのではないか、と思うのですが、如何でしょうか?(別にこの一事をもってして、MT-Xに「心神」がふさわしい!と主張するつもりはないですよ^_^;)

空自の将来の戦闘機教育体系をどうするかなんでしょうね・・・

個人的には、Mー346クラスの機体をFー2で培った技術を投入していただいて、Tー4の後継も込みで三菱に開発・製造して欲しいと思っています。

空自さんの部隊の戦力向上のためにも教育部隊はスリム化が必要でしょうから・・・その起爆剤となり、なおかつ我が国の航空産業維持に繋がるモノであって欲しいです、そのためにも技術実証機である心神がベースだと高級になり過ぎるのではと考えます。またその目的もないのにステルス的形状は合理的ではないのでは?と考えます。

海自艦艇もステルス的形状を導入を検討する時に、その形状とコスト・実用性を天秤にかけた結果に見送ってきた歴史があります(得れれる利益のほうが少ない)。

 元・防衛庁長官で、衆議院予算委員会の筆頭理事である石橋ゲル先生が、国会でFX選定について質疑を行う意向のようです。予算委員会の日程は不明(国会は24日召集)ですが、予算委員会はNHKが生中継しますから、今からチョイ楽しみです。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2011122402000036.html
http://ishiba-shigeru.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-9a5e.html

ご存じとは思いますが、T-4による戦闘機操縦課程は存在します。
戦闘機操縦基礎課程(FTB)がそれです。ただし、T-4にはレーダーFCSがないので、ウエポン使用の訓練が出来ません。結局は副座型の戦闘機、またはシミュレータによる訓練が必要です。

それと、FTBを行うと、T-4の機体寿命はみるみる減っていくそうです。当然ですね、ACMをやればそれだけ機体に負荷がかかるわけですから。

shootingstar 様
スパイクレーダー波と、コーナーリフレクターのお話は、どういう話なのかちょっと分かりませんでした。
リフレクターでの反射は、再帰反射なので、バイスタティックで分析されるとステルス性能が推測できるはず、という話なら分かりますが。

アルフォンス 様
T-2の設計時には、高速性が重視されたためか、練習機とは言え、後席の前方視界は非常に悪いです。
似たようなスタイルのT-38と写真を見比べて頂いても、T-2の方が非常に悪そうなのは分かると思います。T-4とは雲泥の差です。
なので、何とか後席を設けられたとしても、あまり効果的とは言えないかと……

海族 様
将来の戦闘機教育体系ですが、一般の方でそこまで気にする方もほとんどいないためか、情報ないですね。
国内の防衛産業あたりが騒いでくれると、多少は情報が出てくるかもしれませんが。

nni 様
ご紹介を頂いた記事ですが、既にリンク切れてしまってました。
生中継まで張り付いて見てられませんが、どっかでダイジェストまとめてくれると助かるのですが……

EAST 様
それは基礎過程ですね。
23飛行隊が行っている戦闘機操縦課程ではFCSが必須ですから、こちらでT-4を使うつもりなら簡易でもいいのでFCSの搭載改修が必要になります。


戦闘機操縦課程にT-4を使うことは、実質的に無理があります。
現状FTBで使ってるT-4の機体寿命が問題になっているのが事実ですし、T-4を新造するわけにもいかないでしょう。既存のT-4を改修したとしても、機体寿命は延びません。

というわけで、結局戦闘機操縦課程はF-15DJとF-2Bでやる意外に現状では手段がないのです。F-15のパイロット養成に関してはDJを使えば問題ありませんが、F-2のパイロット教育に支障が出てるのが現状です。これは米軍にウイングマーク取得後の候補生を送り込んでF-16Dでの教育を受けさせることも視野に入れるべきだと考えます。

また、F-35に関しては、元々あれは米軍でもT-38B課程を終えた後にシミュレータによる訓練を経たあとで実機に乗せるカリキュラムになっているはずです。F-22も機種転換訓練は基本的にシミュレータで行ってますし。

数多久遠様

う~ん…あらためてタロンとT-2見比べてみましたが、両機とも機首部材のRの頂点に後席がある構造で、(共に超音速練習機ですし)視点の高さについてだけみれば、有意な違いは無さそうな…
まぁ、実際に乗ってみたことはないですから、実際に乗られた方が悪いとおっしゃっているのだから、そうなんでしょう。

それはともかく、今回のF-X選定を受けて、次期MT-X自体のコンセプトへの影響は不可避でしょうね。
こちらも、国内航空産業にとっても大きなトピックですから、注視したいところです。

数多久遠様

>リフレクターでの反射は、再帰反射なので、バイスタティックで分析されるとステルス性能が推測できるはず

私が言葉足らずでした。
おっしゃる通りです。
リフレクター装着飛行回数が重なるほど
相手にスパイク波のパターンが解析されるのではと懸念していたのです。

F-1がT-2の原型ではなく、

T-2がF-1の原型なのではないでしょうか??

数多様
ちなみに。。。 F-4を無理やり延命させるというオプション
はありませんでしょうか。。。。
また、無茶振りが来そうで怖いです(苦笑)

EAST 様
T-4の改修ベース機体ですが、何も好き好んで負荷のかかっている機体を使う必要はありません。
各地の飛行隊や総司飛の機体など、天候偵察やら年飛、出張の足などに使われている機体を選べばいいと思います。
無理との主張は妥当ではないと思います。

もっとも、私もF-4改修が最善の策と思っているわけではありません。

アルフォンス 様
私は、タロンに乗ったことはありませんが、T-2の場合、前席が邪魔で、前が見難いです。
その点、写真を見る限りは、タロンは多少顔を動かせば前が見えそうな感じに見えます。
自衛隊でもタロンで教育を受けた方もいますから、両方乗り比べた感想とかがあるといいんですけど。

FXがF-35になった以上、練習機は国産路線でしょうね。
でないと本当に航空防衛産業がヤバイでしょうから。

shootingstar 様
バイスタティックで分析される可能性も踏まえれば、通常時の非ステルス化は、乱反射させるようなギミックも仕込まれるのでしょうね。
技術的には難しいはずはありませんし。

飛燕大佐 様
私もてっきりそう(T-2の後席に電子機器を積んでF-1を作った)だと思ってたんですが、wikiの記述を見ると逆なんですよ。

やん 様
自衛隊の超高度な整備能力を持ってしても、大分稼働率は下がっているはずですし、さすがにそれはないと思いますが……
ここまで引っ張っただけでも、十分無茶振りですから、これからもないとは……

数多様
芝浦Tの技術者がF-4のコックピットに座って、あまりにボロボロで
ビックリしたという話を聞いたことがあります。
横田基地フレンドシップディで、USAFのパイロットが空自のRF-4EJ
のコックピットを物珍しげに見てたことを思い出します。
USAFから見ると、骨董品を見るような感覚なんでしょうネ。

F-4に関わる業界人の未来は暗いです(笑)
お客様が寛大になられることを祈っておりますが、恐らく無理で
しょうね。。。。(苦笑)

F4は一応ASIPを導入して延命して運用していますので・・・それなりの説得力のある措置をしないと更なる運用は厳しいのではないでしょうか・・・

海のヘリの延命も駆動系を入れ替えるなどの措置を行います。

いずれにしろ枯渇部品の問題もあり、中東某国で部品を探すような状況ですので速やかに対処すべきでしょうね・・・

個人的にはF4の1SQは早期に機体がなくても臨時F35SQに改編して要員育成と運用方法の研究に当たらせて、残りのF4SQは残った機体を集中して運用させてゆとりを確保、その間はF15Cを20機程度リースを受け、既存のF15SQに配分して増強運用をさせて作戦機数のギャップを埋めるのが・・・飛行隊数も減らさず、なおかつ無駄な機種変もしない方法ではと思います。

>やん様
私は10年以上前にF4に電源を繋げられない米空軍の整備兵を見たことがあります・・・

海族様
10年くらい前だと、National Guardですら運用が停止していた
ように記憶しています。 
その頃、とある電機メーカーからF-4のAvionicsの部品の見積依頼
がきたことがありましたが、図面を要求したら1965年もので、
速攻で、見積辞退しました(苦笑)

やん 様
海族 様
空自としても、もうF-4には、お金を投下するロジックが組めないでしょう。
後は、なんとか現場の努力でやりくりするしかないと思われます。

現役時にも、ここには書けない「え!」と思うような状況の中で運用してましたし……。

英空軍で使用されているトーネードGR.4が予算圧縮のために5年以内に130機くらいが退役になるそうです。後15年使用する予定なのを5年で退役させるそうですからそれを全機中古で買って来て部品取りも含めてF-2不足分とF4の前倒し退役の代役として使用するのはどうか?F-35開発遅れが長期化しても十分対応できるし、3割を部品取り機としても活用出来るし、1機10億以下で購入出来ると思うし、繋ぎにちょうどいい。英国やBAEとのパイプも出来る。修理、点検で国内産業の体制も維持出来る。

イスルギ 様
確かに購入費用は安くなると思いますが、10年しか使えない機体を持ってきて、飛行だけでなく、整備も含む教育訓練をすることを考えると、決して安い買い物とは言えないと思います。
延命措置ができれば、悪くないと思いますが、GR4自体が新造機じゃないですから、現物はあちこちガタが来ているのではないでしょうか。

それにしても、130機ってことは、トーネード全廃ってことですよね。
規定の方向ではありますが、イギリスは早々に1機種体勢にするのに、自衛隊はF-35への更新が終わるまでは4機種体制……、贅沢ですね。

 戦闘機の搭乗員の訓練用なら、同じ世代のユーロファイターのライセンス生産で1飛行隊分を購入して、
 その後、日本のミサイル、爆弾に合う火器管制システムを平行で開発する。
 ファントムF4の更新は、そのユーロファイターのライセンス生産する。
 これが、一番安く、手っ取り早い調達方法だったはず。
 民主の決めたことなんて、全て、議事録もなしに、決定過程がいいかんげん。
次の政権でひっくり返して欲しい。

久我山のチ那ッピー 様
一度決めてしまうと、契約がされてしまったり、関係者との調整が一からやり直しになったりしますので、例え政権がひっくり返っても、FXの選定結果は、変らないと思います。
決定自体、民主よりも防衛省・(空)自衛隊主導でしたし。

とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。

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