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2011年11月13日 (日)

那覇のF-15墜落原因確定

那覇のF-15墜落原因について、最終結果が発表されています。
航空事故調査結果について」(空自発表11年11月9日)

  本事故に影響を及ぼした要因としては、事故機操縦者が高G機動を実施した際に、意識喪失又はそれに近い状態に陥っていたことが考えられ、また、操縦者に重篤な疾患が突発的に発生したことによる意識の低下の可能性も考えられるが、いずれかは特定できなかった。


ノック・イット・オフの宣言を自分でしているので、完全に意識喪失していたことはありえないと思いますが、Gで朦朧としていた(早い話が立ちくらみのような状態)だったか、あるいは、以前の記事で指摘したパイロットの疾患だったか、そのどちらかだろうとの結論になったようです。

果たして、Gがどの程度かかっていたのかが問題ですが、これは公表されていません。しかし、疾患の可能性を否定していないところを見ると、それほど高いGではなかったのではないかと思われます。
空自発表資料にはありませんが、朝日の記事を見ると、耐Gスーツの加圧不良によるG耐性の低下が原因だった可能性も指摘されています。
F15墜落、原因は「意識喪失か低下」 防衛省が見解」(朝日新聞11年11月9日)

FDRでは機体の異常は確認されなかったが、重力に耐えるための装置に異常があったかわからず、何らかの問題があった可能性も否定できないとした。


これを見てもそれほど高いGがかかっていた訳ではなさそうです。

パイロットの遺体、及び着用していた耐Gスーツが発見されていないので、原因の確定には至らなかったようです。

パイロット個人の疾患だったと確定されなかったことで、公務災害にも認定されるでしょう。
これだけは、何よりです。

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事故」カテゴリの記事

コメント

http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E2EBE2E68B8DE2EBE3E3E0E2E3E39191E3E2E2E2

日経の記事に
8秒間5.5~6.9G
との記述があります。

名無し 様
情報ありがとうございます。
7G弱となると、やはり機器の不具合でもあったのでなければ、普通に失神するとは思えません。
このGと、ノックイットオフ宣言の前後関係も気になるところです。

パイロットの方のご冥福をお祈り申し上げます。
また、このような悲しい事故が再発しないことを願うばかりです。

色々調べていたら、お隣韓国でもF-15KがG-LOCで墜ちてるんですよね。
F-2のようなオートリカバリーが今後の戦闘機には必須の装備になるかも知れません。
貴重なパイロットを失わないためにも。

やん 様
パイロットに限らず、結構な数が殉職されているんですよね。
今年は9人でした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111015/plc11101512590007-n1.htm

藤宮 直樹 様
過去の事例で、原因不明となっているもの、及びバーティゴとされているものにも、G-LOCが含まれているかもしれません。

数多様
9人の方が亡くなってるんですか。。。 東日本大震災で3名の方が、
亡くなられたことは知っていましたが。。。
靖国神社に行った時には、ご冥福をお祈りしたいと思います。
国を愛する方々が亡くなられることは、悲しいことです。

やん 様
もし市ヶ谷に行かれる機会があれば、殉職者慰霊碑にも行ってみて下さい。
http://satellite-view-2.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/20061026_ec8c.html

数多様
こちらは、一般人でも入れるところでしょうか?

やん 様
市ケ谷台ツアーにも組み込まれているので、行けますよ。
http://www.mod.go.jp/j/publication/events/ichigaya/tour/index.html

数多様
ご教示ありがとうございました。
残念ながら、防衛省の担当はやったことがないので、一般人として
しか行くチャンスがありません(汗)
ぜひとも行ってみたいと思います。 ありがとうございました。

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