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2011年10月 1日 (土)

自衛隊における同性愛者

米軍の同性愛禁止が解除になりました。

尋ねず・明かさず…米軍、同性愛者入隊規制撤廃」(読売新聞11年9月20日)

短いので全文転載

同性愛を公表して軍務に就くことを禁じた米軍規制が20日、完全に撤廃された。

 長年タブーだった同性愛者の入隊が今後、全面的に認められる。

 この規制は「Don’t ask, don’t tell(尋ねず、明かさず)」と呼ばれ、1993年の導入以降、同性愛を認めた約1万4000人が風紀を乱すとの理由で除隊となった。


約20年間の長期間でのこととは言え、1万4000人は相当な数です。そんなにいたらやはり脅威のはずです。禁止してきたことも尤もなことだと思われるのですが、人権団体の圧力のため、撤廃せざるを得なかったようです。

米軍が今後ホモの巣窟になって行くのかは分かりませんが、正直言って、想像したくもないですね。

さて、今回は、これに関連して、自衛隊における同性愛がどう扱われているのかを書いてみます。

私が記憶する限りでは、自衛隊には同性愛を認める制度も、禁止する制度もありませんでした。
同性愛者がいるという噂は聞いたことはありますが、身近にいた実例も知りません。
アメリカと違って、社会全体が同性愛者に対して否定的なためか、同性愛者であることを公言している人間が皆無なためでしょう。

勇気を持って公言する人間がいれば、恐らく、イジメに遭うものと予想します。そんなケースでは、上官も見て見ぬ振りをするのではないかと思います。

自分自身がその立場だったとしても、同じように、見て見ぬ振りをしたかもしれません。
正直に言えば、私は、同性愛者の入隊には規制をかけるべきだと思います。
軍隊・自衛隊は、それこそ寝食を共にする訳で、そこに同性愛者が入れば、やはり団結は落ちるのではないかと思うからです。

自衛隊が、米軍のように、こんなことを本気で悩まなければならない日が来ないことを祈ります。

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自衛隊の子ネタ」カテゴリの記事

コメント

同性愛者への人権侵害について、「こんなこと」とはあんまりじゃないでしょうか。
軍隊としての規律を保つ上で、同性愛者の存在を考慮するのは難しいのでしょうけど、いずれ何らかの方法により解決すべきことでしょう。

同性愛者にとっては、軍隊は異性との同居、兵舎は異性との同室、風呂は異性との混浴でしょ。そりゃあかんでしょう。

「女性にとっては、軍隊は異性との同居、兵舎は異性との同室・・・」とすれば、
その発言は女性の入隊を軍隊が阻んでいた言い訳と同じではないでしょうか。

ならば女性と同様に、同性愛者を受け入れることが可能であると考えても何ら不思議はないと思います。

女性隊員はちゃんと風呂も部屋も別々になってますよ

あまりにも言葉足らずだったように思うので補足します。

普通の女性隊員と同性愛者隊員の最大の違いは、
「普通の女性は普通の女性以外を性欲・恋愛の対象とする」

「同性愛者は同性愛者以外を愛するわけではない」
という点に尽きると思います。
これは同性愛者が男であろうと女であろうと同じ問題です。

したがって女性隊員受け入れと同じ論理で同性愛者を受け入れる場合は
「個々の同性愛者すべてに個室とシャワールームを用意する」
ことが必要になります。
たとえそれが一兵卒であっても、士官以上の待遇を与える必要が生じてしまうのです。コスト的にも組織運営上でも当然許容できる話ではないでしょう。

もしどうしても同性愛者を受け入れるのならば、そこには女性兵受け入れとは完全に別の倫理・制度が必要になります。
米軍の例で問題なのは、そういった違いを十分議論せずに、人権という錦の御旗で無理をごり押ししてしまっているところでしょう。

一般的に、障害者を受け入れるために、通常なら不要な設備に巨費を投じることを、「人権」は要求する。もちろん、それは良いこと。この場合なら戦闘機購入を一機も減らせばできること。それとも税金を上げる?
性同一性障害者には、別の方法で国防に参加してもらうこともできる。なにもかも、同じ方法でなくちゃヤダって?

そもそも米軍が規制していたことが日本人的には常識ですので、自衛隊には不要でしょう。

同性愛者であることと、それを公言することは全く別です。
同性愛者であることを理由に差別してはいけませんが、公言するような行為は上官なら規律を乱すとして罰するべきではないでしょうか?

はるばる さん。
同性愛者(ホモセクシュアル)に加えて、性同一性障害者(GID)ですか?
同性愛者よりもっと厄介ですね(笑)、でも数的にはこっちの方が少ないかも。

コメントを頂いた皆様へ

言葉足らずだった点もあると思いますし、新たに思うこともあったので、レスではなく、次の記事で書きたいと思います。

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