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2011年8月26日 (金)

横田基地フレンドシップフェスティバル2011 その2(警備編)

注目している人は少ないと思いますが、今年も趣味で書いている警備編です。

最初に、今年はなんとか見ることができた軍用犬の展示から。
まずは基本の服従訓練から。
ぴったりとハンドラーの左体側に付きます。
Img_1277
待ての指示を受ければ、視線は外さずに大人しく待ちます。
Img_1280
まあ、このくらいは、軍用犬でなくともやりますね。

続いて、一気に、不審者への襲撃訓練。
禁足咆吼をやらず、一気に襲撃してしまうのは、米軍ならではでしょうか。
Img_1284
不審者のボディチェックをしている間は、じっと監視しています。
Img_1286
で、不審者が抵抗する構えを見せれば、指示されなくても襲撃します。
Img_1288

続いて、車両に乗った不審者への襲撃訓練。
こちらの軽バンが、模擬不審者搭乗車両。
Img_1290
憲兵隊員が、軍用犬に目標を指示します。
Img_1291
(写真が見難いですが)開いた窓から、車内に突撃して襲撃。
Img_1293
で、遅れてやってきた憲兵隊員と
Img_1294
協力して、不審者を引き吊り出します。
Img_1295
先ほどと同様に、不審者のボディチェックをしている間は、じっと監視。
Img_1297
連行中
Img_1298
に、逃走を図れば、再度襲撃
Img_1299

続いて、自衛隊の歩哨犬訓練展示では見ることのない戦闘服従訓練。
憲兵隊員とともに、身を隠すように行動
Img_1302
ちょっと分りにくいですが、軍用犬も姿勢を低くしたまま移動します。
Img_1303
連携して行動します。
Img_1304
目標を指示されれば突撃。
Img_1307
ビンラディン襲撃は、こんな感じで行われたのかもしれません。

続いて、2頭の軍用犬による不審者への襲撃訓練。模擬不審者も緊張している様子。
Img_1310
軍用犬の噛む力はおよそ400kgあるそうで、この展示の際、防護服を着ていても、この憲兵隊員は怪我をしたそうです。確かにイタそうですね。
Img_1315
憲兵隊員が指示をすれば、襲撃を止めます。
Img_1318
これが難しいんです。
襲撃自体は本能の延長なので、襲撃させることは、実はさほど難しくないのですが、指示でやめさせることはなかなか難しいのです。
このあたりに、練度の高さが見て取れます。

ラストは、下半身にも防護服を着て、下肢への襲撃訓練。
Img_1320

終了後、展示してくれた憲兵、ハンドラーそろい踏みでご挨拶。
Img_1336
この手を上げている方。紹介によると、日本人で唯一の憲兵隊勤務のハンドラーだそうです。技官的な位置づけで採用されているんでしょう。

この後、軍用犬に関する質問タイム。
まずは、犬の調達価格を聞いて、私もビックリしました。
500~700万だそうです。自衛隊の歩哨犬とは桁違い……どころか10倍以上です。一応血統書付犬とチャンピオン犬の子供くらいの差があります。
そりゃ優秀なハズだわ。

横田での軍用犬の飼育頭数については5~10頭とのこと。幅があるとは言え、言っちゃっていいんだろうか。

現役年数は、10~12年くらいとのこと。この辺は、以前の記事でも触れたことがありますが、犬のコストに直結してくる部分です。
ですが、例えナイフしか持っていない不審者でも、いきなり憲兵が近づけば、返り討ちに遭う可能性もあります。
隊員が傷つくことを考えれば、700万で耐用年数10年でも安いモンです。

さて続いては、訓練展示以外の警備関係の状況です。

まず、ゲートです。
フレンドシップフェスティバルの入り口は、第5ゲート(通称牛浜ゲートorサプライゲート)ですが、大幅な改修工事中でした。
Img_1125
恐らく、空自部隊が入ってくることで、この第5ゲートの入出門者が増えることを予想しての措置でしょう。

ゲート脇で控えていた軍用犬。
Img_1124
頭を撫でようとした人が、憲兵に慌てて制止されてました。何せ知らない人には噛みつくように訓練されてますからね。

最後に、エプロン巡回中の警備の要員。
Img_1266
今年は、F-22、米軍AWACSと言った、警備に特に気を使う展示物がなかったのですが、その分余力が出たのか、あるいは昨年何かトラブルでもあったのか、あるいは単なる指揮官の方針か、何にせよ、今年はこうやって人混みの仲を巡回警備してました。
ライフルは持っておらず、装備は拳銃と小ぶりなナイフのみ。

では、警備編は以上です。
次回、その他編は、いろいろと収穫ありでした。

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コメント

私は大注目していますよ。
周辺国と比べて装備や技能で勝る自衛隊が負けるするならば、
後方攪乱が最も重大な原因になるのではないかと思っていますので。

日本の場合、スパイやら工作員やらは、
駆逐どころか保護の対象にすらなってますし・・・

イヌザメ 様
注目をして頂ける方がいると、やはり嬉しいものです。
正面からぶつかって不利になることが分っている時に、正面からぶつかるのはただのバカですからね。
米軍は、わざわざ日本に警護出動なんていう出動任務を作って基地を守らせようとするくらい重要視しているんですが、日本はまだまだですね。

私も注目してますよ。
後方に関しては、法律の整備が一番必要だとは思いますけどね。

軍用犬の活用にかんしては、、薬や麻薬、火薬などのにおいのあるものに対しての警備には犬が有効だと思います。
大型犬でなくとも(小型、中型でも)捜査には役立つと思います。

まあ、アメリカ軍のようには(軍用犬としては)使えないでしょう。日本には日本の用い方があると思いますよ。災害救助犬として活用も視野に入れて欲しいですね。

みやとん 様
確かに、法整備が一番ですね。

確かに、爆薬、薬物検知は小型犬でも十分いけますね。
訓練も、あれこれやるよりいいでしょうし。

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