横田基地フレンドシップフェスティバル2011 その3(その他編)
フレンドシップフェスティバル最終回は、もっとも収穫のあった、その他編です。
引っ張っても仕方ないので、最大の注目点からいきます。
こ、これは!
って、分かりませんよね。
ということで、拡大。
やっぱり、「何のマーク?」でしょうね。
同じ(実は微妙の違うのですが……)ものが、この写真にあります。
この中央のマーク、航空総隊のマークです。
つまり、冒頭の写真は、横田基地に建設された航空総隊司令部庁舎なのです。
「多分見つからないだろうな」と思いつつ、ネットで出てきた情報のあたりを、エプロンから覗いていたら見つけました。
内装は分かりませんが、外観は完全に完成してました。米軍庁舎よりも、ちょっとだけ高級そうな外観です。
移転に向け、着々と準備が進んでいるようです。
場所については、ネットで情報見つかるし、エプロンから視認できるマークがデカデカ出ているくらいなので、書いても支障がないとは思いますが、一応伏せておきます。なお、マークがエプロンから視認できたことで、庁舎がエプロン側を向いていることが分かったのですが、これは大分違和感のある事実でした。別に決まっている訳ではないのですが、普通司令部等の庁舎はゲート側を向いているので、横田の総隊司令部庁舎も、てっきりエプロンに裏口を向けていると思っていたのです。
続いても、米軍ではなく空自ネタ。
何人かの空自隊員が、付けてました。
東日本大震災からの復興を祈念して作ったんでしょう。
「千里同風」とあります。
浅学故、意味が分からなかったのでググッて見ました。すると、岐阜基地のHPがヒットしました。
「千里同風」が合言葉
このページによると、「千里同風」は次のような意味だそうです。
「千里同風」=たとえ、どんなに遠く離れていても、同じ風が吹いている。たとえ、どんなに遠くに離れていても、愛する国を守る私たちの心は、強い絆で結ばれている。
ただし、コチラのブログを見ると、千里同風には「言葉は通じなくとも心は通ず」という意味もあるようです。
フレンドシップフェスティバルでは、こちらの意味の方が合いそうです。
つづいて、現場では気付かなかったのですが、前掲写真を加工中に「?」なものを見つけました。
この右側のワッペン、冒頭のマークとも少し似ています。
これ、航空総隊司令部のものです。
「何で司令部の方が、展示機の説明をしてるんだろう。それもT-7の前で????」
別の部隊のワッペンを付けていることは、普通ないので、正直良く分かりません。
可能性があるとしたら、総隊司令部から幕とか内局勤務になった方が、年飛を兼ねて防府からT-7持ってきた、というあたりでしょうか。
さて、では次に、テントが一張りと、小さく設けられていた東日本大震災復興支援特設ブースの写真です。
米軍の広報マンは、写真が巧い。
プロの報道カメラマンが撮ったのか?、と思うような写真ばかりでした。
米軍が、報道されていた以上に、活躍していたことを如実に示している写真ばかりでしたが、中でも仙台空港の復旧支援はスゴイと思いました。
ここに降りたのか?
まだ、ほとんど冠水したままで、その中になんとか滑走路だけは確保されています。しかし、その滑走路も泥ベタ、ガレキだらけ。
不整地運用能力が高いC-130と言えども、通常のC-130では着陸できなかったのか、嘉手納から来た特殊作戦機MC-130Pが空港復旧資材と、管制器材・管制要員を運び、なんとか応急復旧にこぎ着け、以後、仙台空港を足がかりに復興支援を行ったそうです。
MC-130P
(一昨年のフレンドシップフェスティバル時に撮影)
そして、その活動に対して、日本人も感謝を忘れていませんでした。
寄せ書き多数。
1日目のお昼頃だったのに、この寄せ書きは、既に2枚目です。私も一言書いておきました。
ラストは、基地内で見つけたナイスなシボレーを載せておきます。
以上で、今年のフレンドシップフェスティバルレポートはお終いです。
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