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2011年4月19日 (火)

防衛省、補正予算にに1890億円

やっとネット環境が復活しました。
まだゴタゴタしておりますが、ぼちぼちと更新します。

防衛省が、震災対応のため、第1次補正予算として1890億円を要求しました。

防衛省、震災対応で1次補正に1890億円要求」(読売新聞11年4月18日)

この1890億円には、派遣されている自衛官の食料、車両や航空機の燃料、救援物資、急遽調達する装備品、それに支給される手当などが含まれていると思われます。

漠然と1890億円と言っても、ピンと来ません。
23年度の防衛予算の内、陸自の予算が1兆7817億円なので、この1890億円は、陸自の年間予算の約1/10と言える金額です。
戦車などの装備品購入などを含めた年間予算の1/10ですから、かなりな額と言えますが、自衛官の半数が震災対応のため災害派遣行動中であることを考えれば、その程度で済むのかと疑問の湧く金額でもあります。

ただし、この金額は、今後6ヶ月の間、派遣が続く場合の予算なので、10月以降も派遣が続く場合は、更に2次以降の補正予算に要求することになります。
さすがに、行方不明者の捜索が半年も続くことはないと思いますが、原発関連の活動やガレキの除去作業は半年では終わらないでしょう。

また、この1890億円には、水没したF-2の調査・分解検査費350億円と災害により直接被害を受けた自衛隊施設の復旧費70億円が含まれているとのことです。

F-2の調査等費用ですが、新造機3機分もの予算になります。
調査の結果、やっぱりダメでしたとなるようでは無駄な費用となる訳ですから、恐らく再稼働が可能と見積もっていると思われます。
再稼働まで持って行くには、更なる費用も必要になるでしょうし、防衛産業界にとっては、望外の僥倖と言えるかもしれません。

自衛隊の施設復旧費ですが、基地全域が水没した松島の他にも、各駐屯地等が被害を負っているにも関わらず、わずか70億で済むというのは驚きです。
元からしっかり作られていることが幸いしたのでしょう。

派遣から1ヶ月以上が経過し、このニュースを聞いてゲンナリしている自衛官も多いかもしれませんが、完全に復旧が復興に移行する日までがんばってください。

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コメント

数多様
業界としては、すんなり350億が財務省に認められるか疑問に感じています。
再稼働の詳細見積りは、F-2Bを名航に返却するまで分からないようですし。。。

TVの水洗いは、TV故障の原因の大半がホコリによるものなので、水洗いで
ホコリを落とせば、直るケースが多いそうです。
今回水没したF-2Bの電子機材は水洗いできるそうですが、海水・泥水に
浸かった機材を水洗いしたからといって元々の性能が保証できるかどうか
は、誰にも分からないと電機メーカーの方が困惑していました。
パイロットも水没した飛行機に乗りたいとは思わないでしょうし。。。。

補正予算全体で4兆円規模なんですから、350億くらいとも思いますが、なかなか難しいところでしょうね。

でもその電機メーカーの方が「大丈夫です」と言わなきゃならないところがつらいとこでしょうね。

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