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2011年2月21日 (月)

これでいいのだ。ロシアの極東、北方領土部隊増強

ロシアの極東、北方領土部隊の増強が報じられています。

ロシア大統領、北方領土部隊を近代化へ 菅首相発言受け」(朝日新聞11年2月9日)
ロシア:北方領土の軍備増強、強襲艦も配備へ 国防相」(毎日新聞11年2月9日)

北方領土開発の話も含め、他にも各紙で報じられていますが、論調は基本的にロシアが北方領土支配の既成事実化を図ろうとしているとして、懸念すべきニュースとして扱っています。

ですが、これでいいのです。
ロシアは「返せ」と言って返すような国ではありません。
北方領土を維持する負担が大きすぎると考えなければ、口でいくら言ったところで、それだけで返すはずはないでしょう。
以前にも書きましたが、日本が奇襲的な上陸作戦能力を顕示するなどして、ロシアが駐留戦力をさらに増やさなければならないと考えるように仕向けるなど等、ロシアによる占領コストを高くなる方に仕向けなければなりません。

その意味で言えば、今回のニュースは良いニュースです。

前原外相は「北方領土は日本の固有の領土であるということだ。われわれの意志は微動だにしない」と述べています。
前原氏「日本固有の領土。意志は微動だにしない」露の軍備増強に」(産経新聞11年2月10日)

ですが、意志も確かに必要ですが、ロシアに脅威をあたえるためには、脅威の構成要素である意思と能力の内、もっと能力を重視すべきです。
奇襲的な上陸能力とか、より長射程の地対艦ミサイルを配備するとか、ロシアの嫌がることをもっとやりましょう。

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北方領土」カテゴリの記事

コメント

言うだけならタダですから、「日本側も北海道の軍備強化を検討する」と
発言するのも手かも知れません。

防衛大綱見直しで陸の機甲部隊やら重戦力を削減したもんだからロシアに足元を見られたんじゃ。陸軍の重戦力を何より信奉してるロシアですから。北部方面隊がロシアに対して脅威と成り得る体制は必要では。

ロシアに対して軍拡競争は今はやめておいたほうが良いのでは。
ロシアの今回の動きは、政治的な側面もありますが、日本の揚陸能力が上がってきていることにようやく対応したもので、少なくとも北海道が危機に晒されるものではないでしょう。

あちらはかなり日本の北方領土奪還を警戒しているはずですから。

予算は有限ですから、当面は現状維持で凌いで、中国・朝鮮半島情勢が落ち着いてから北方の戦力増強を図れば、ロシア側も対抗措置を採らざるを得なくなります。主導権はこちらにあるのですから、焦らずに長期戦で挑んだほうが良いと思います。
「北も西も」では日本が自滅してしまいます。

中国/半島情勢が落ち着く見通しなど今はない。かといって北方も放置できそうにない。
しかし予算が有限なのは確か。

とりあえず、離島奪還訓練を度々行いましょう。
それが中露双方に効くと思います。

やん 様
言うだけならタダですし、訓練の内容など費用を増額しなくても出来ることはあるのですから、やるべきでしょうね。

鯖 様
確かに、足下を見られたという側面はあるかもしれません。
何年か後に、ロシアの外交文書が公開されて、そんな内容が書かれていた!、なんてニュースが出てくるかもしれません。

藤宮 直樹 様
空 様
ロシアの場合、今のところ北方領土以外に食指を伸ばしそうな様子があるわけではありませんから、私も同様な考えです。
確かに、離島奪還訓練は両睨みの効く方策だと思います。

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