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2011年2月19日 (土)

アメリカ有権者の半数が在日駐留米軍を不要と考えている

アメリカの有権者は、在日米軍の存在価値を十分に認めていないようです。

米世論調査 在日米軍「撤退」48%」(琉球新報11年2月9日)

 米国有権者の48%が在日米軍を撤退させるべきだと考えているという調査結果を公表した。多額の財政赤字が米国にとって最大の危機という考えが背景にあり、軍事費削減の観点から在日米軍撤退を求める世論が高まっている格好だ。
(中略)
 一方で不安定な情勢を抱える朝鮮半島の対応を考え、在韓米軍を残留させるべきと答えたのは60%に上った。在西ヨーロッパ米軍については49%が撤退、34%が残留で、在日米軍と同様の結果となった。


沖縄の地方紙が報じた話題ですから、「どうせ資料を恣意的に斜め読みした誘導記事だろう」と思ったのですが、どうもそうとばかりは言えないようです。

ググってみると、ソースはコチラ「Half Want Troops Out of Europe, Japan, But South Korea's Another Story」のようです。

沖タイの記事は、焦点を日本にしているだけで、内容はほぼ正確でした。

となると、日本にとってこれは深刻なデータです。
アメリカ人のほぼ半数が、日本(とヨーロッパ)における米軍駐留を止めるべきだと考えていることになります。

米軍の駐留廃止、即独自防衛となる訳ではありませんが、駐留米軍には「人質」の側面もあり、同盟の信頼性担保(有事に本当にアメリカが介入するか否かということ)には非常に重要です。
駐留米軍がいなければ、いざという時に不関与を決め込む可能性は高まるでしょう。

アメリカ人が在日、在欧米軍の引き上げを考える理由としては、軍事的な必然性を感じないという訳ではなく、主として財政的な理由のようです。

今後は、駐留米軍の維持経費負担について、更に増額する必要があるかもしれません。
(それでも独自防衛よりは安い)

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在日米軍」カテゴリの記事

コメント

個人的には、財政事情が少しくらい苦しくてもアメリカが日本から出ていくとは
考えにくいと考えます。
しかし、一回くらい「米軍は日本から撤退するぞ!」と言ってくれれば、 そこで
日本人が防衛というものを真剣に考えるきっかけになるのではないかと思います。

もしかしたら、米軍撤退を喜んで終わりという結末になるかも知れませんが(苦笑)

アイスランドを思い出しますな。

 毎深夜ネットサーフィンの都度拝読しております。
駐留米軍問題は・・日本やヨーロッパや・・より米国
内・米国民にとっては不必要と思われるのも当然
のことかも知れませんね。大昔「モンロー主義」という
言葉がありました。米国のようにそれ自体で生きて
いける国にとってはよその国のことに「内政干渉」など
しない方がよっぽど楽・でしょう。でも第二次世界大戦
の終結そして米ソ冷戦も終って所謂「PAX AMERICANA」
時代に入ったら否応なく「世界の警察」の役割を負わされ・・
かなり過剰になっている気もしますが・・・
 どうなるのでしょうね・・「軍産複合体」という面もあるし
ただ、今、米国が「世界の警察国家」の役割を終わりに
したら多分日本は中華人民共和国の版図に入ってしまう
のではないでしょうか。それを希求しているひとたちも
いるようですけれど・・

アメリカ国民にも「アジア地域の安定のために日本は同盟国としてしっかりやるべき」と考えている人は多いでしょうね。
その上現代日本人には軍隊に対して感謝する、と言う文化がありませんから、アメリカ人にしてみれば
「守ってやってるのに出て行けと言われる」訳で、日本国内の左の声が大きい人達が騒げば騒ぐほど、在日米軍撤退論は盛り上がるでしょうね。

全面撤退はないにしても、将来的に在日米軍の規模を縮小できるように日本も改憲し、集団的自衛権に関する法整備も進め、「対等な同盟国」になれるよう踏み出すべきではないでしょうか。どうせ今から始めても10年、或いはそれ以上かかるのでしょうし。


やん様

今の日本人だと、米軍が撤退しても歓迎しそうです。
そして事が起こってから後悔、あるいは政府避難ですよ。
その頃沖縄はもう日本ではなくなっているでしょうね。

やん 様
民主党が政権を取った際、彼らの安保政策が評価されたと思い込んだことが間違いなのだと思います。
国民の大多数は、日米同盟の重要性は理解してるのではないでしょうか。

空 様
日本が駐留を望んでも出て行ってしまう。
そんな日が来ないとも限りませんね。

J.I 様
パックスアメリカーナの背景は、やはりアメリカのずば抜けた経済力だったのだろうと思います。
警察官を自負して、多国の幸せ(少々独善的ではありますが)のために費用をかけることは難しくなっているのでしょう。

藤宮 直樹 様
仰るように、「その日」に向けて準備が必要でしょうね。
核保有論議なども必要だろうと思います。

日米同盟というのは日本だけではなくてアメリカにも多大な利益をあたえています。

(経済からいえば)アメリカの最大の強みはドルが基軸通貨だという事です。
そのためには世界最大の軍事力が必要でしょう。

もし、ドルが基軸通貨から滑り落ちた場合、アメリカはハイパーインフレになりかねません。(ようするにアメリカ経済の壊滅ですね)

昔、レーガン大統領が赤字ならドルをすれって言ったのは、この意味では正しいのです。
ドルが基軸通貨である限り、多少の赤字は問題にならないのです。

世界最大の軍事力でも--、
アメリカが海洋国家として日本やインドとともに新しい秩序をつくるのか?
冷戦時代のように(世界最強の)陸軍を持ち続けるのか?
    --そのどちらかを選ぶ時にきているのかもしれませんね。

予算の削減からしたら、海洋国家としてしか生き残れないでしょう。

もし、アメリカが日本から出て行ったとしたら、ドルが基軸通貨でなくなる可能性が高いですから、アメリカ経済の壊滅はさけられないでしょう。(当然ですが、その場合、日本もアメリカ国債などを叩きうるでしょう)

アメリカが海洋国家として予算を削減した場合、駐留軍などはたぶん減りますから、日本、インド、アメリカの三角形を中心としてベトナムやインドネシアなどの周辺国が加わる形になるかもしれません。(中国のもっとも嫌がるかたちかもしれませんね)

その場合、必要なのは(改憲を含む)日米同盟の強化ですが---。

藤宮様
米軍が沖縄から撤退したら、即座に中国が尖閣諸島を奪い取るでしょう。
スービック基地から米軍が撤退した瞬間に、中国が南沙諸島を取って
しまった実績もありますし。
鳩山の言う対等な日米関係は、藤宮様がおっしゃる通り日本も憲法改正
による集団的自衛権の確立と軍備増強しか達成できないはずなのですが、
何を考えて発言したのか全く分かりません。

数多様
日米同盟の重要性を理解している人間は、残念ながら下名の周りにはいません。
「米軍が駐留してた方が、日本の防衛費を安く抑えることができてお得ですよ」と
説明したら、「なぜ、それをどこも報道しないし教えてくれないのか?」と質問されて
しまいました。。。(再び苦笑)

みとやん様
一昨年までは中国が熱心に日本国債を買っていましたが、昨年中国は日本国債
を売り払って撤退したらしいです。
何かキナ臭い意図を感じるのですが。。。。

みやとん様

アメリカ経済が壊滅すれば、日本もただでは済みませんから、それを避けるためにも極東地域におけるアメリカの軍事的負担を減らしつつ、日本と周辺諸国の関係強化によって新しい安全保障体制を構築することが必要ではないでしょうか。
その場合、アメリカの後ろ盾は必要でしょうが、日本が中心になっても良いのではないかと思うのです。


やん様
尖閣はまあ、米軍がいなくなったら確実に取られると思いますが。
沖縄、と言うか琉球はかつて中国の属国だった歴史がありますから、それを根拠として沖縄全域を奪われる可能性もありますよね。

日米同盟の重要性はともかく、それによって日本が大きな得をしていると言う現状はどうなのでしょう。中国に抜かれたとは言え、日本ほどの経済大国がそれに比して低い水準の防衛費と言うのはむしろ世界的には恥ずべきことのような気がしています。

鳩山に限らず、民主党は「アレをやります、コレをやります」と言う割りにその為に何が必要か、を考えてないんですよね。まあ、そろそろ破綻でしょうから良いですけど。

藤宮様
中国は既に、沖縄が自分とこのものだと主張し始めてますネ(苦笑)

防衛費を低くできれば、それに越したことはないのですが、日本の
現状は国際的な地位の低さに直結してますから、問題です。

早く総選挙にならないかと、今から楽しみです。

数多様

日米同盟の質的な(憲法の改正を含む)強化と、それを元にした(中国やロシアの)周辺国との間で安全保障体制をつくるべきだ。というのが、私の持論です。

その場合の最大のセールスポイントは、日本は核武装しないって事ですね。
核はアメリカにまかせて、日本は通常兵器(の部品等)を供給する、というのが一番良いと思ってるんですけどねぇ。

20世紀、最初にして最大の事件は日露戦争だと考えています。そこで決定的な影響を与えたのが日英同盟です。
21世紀では、日米同盟がそれにあたる、と思っています。

防衛費も、そろそろ上げても良いかも、、、

やっぱり選挙しかない(笑)、ですか。

みやとん 様
やん 様
藤宮 直樹 様
日米同盟の価値評価は、いろいろな側面及び波及効果があって、万人を納得させることは難しいでしょうね。

民主党みたいに、全く評価しない方々も多いのが現状でしょうね。

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