米軍、女性にも地上での戦闘任務付与の可能性
かつて、G.I.ジェーンという映画がありましたが、本当に女性が歩兵や特殊部隊員として活躍する時代がくるかもしれません。
「米軍女性の戦闘任務、解禁を 議会の諮問委が答申素案」(共同通信11年1月19日)
米議会が設置した米軍の差別対策に関する諮問委員会は18日までに答申素案を公表、女性兵士が戦闘任務に就くことを全面解禁するよう求めた。米兵士の約15%を占める女性は、地上で戦闘の前線に立つ任務を原則として禁じられているが「(男性と)対等な条件をつくるべきだ」とした。
古代の都市国家では、市民としての権利を得るためには兵役の義務に応ずる必要がありましたし、戦闘任務に就くことのない女性兵士を一段低い存在として見る感情はどうしてもあります。
差別撤廃を主張する方々は、同じリスクを負うことで、対等な存在として在りたいということなんでしょう。
単純に、体力的な面で劣るので、女性は戦闘に就かせるべきでない、と言うだけでは、これらの主張に抗いきれなくなったのではないでしょうか。
アメリカはパワードスーツのようなものを本気で研究しています。
(ロッキードマーチンのHULCなど)
もしアレが戦闘任務にも使用可能なほどの性能になれば(難しいと思いますが)、女性が多数を占める歩兵部隊なんてものが実在するようになるかもしれません。
« ナゾの基地警備教導隊 | トップページ | 菅首相の失言?は、コレが元ネタか? »
「陸戦」カテゴリの記事
- 機動戦闘車の評価(2013.11.09)
- 戦車に引導を渡す機動戦闘車(2013.10.14)
- 戦車不要論は人気コンテンツ(2013.05.06)
- <求む情報>戦車無用論の歴史について(2013.01.15)
- 5つの命題への回答について(2013.01.14)
コメント
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: 米軍、女性にも地上での戦闘任務付与の可能性:
» エジプトの民主化(孫崎享、岩上安身) [日本を変える論客たち]
民主化の流れは決してエジプト一国の問題ではなく、事あるごとに自由と民主主義を錦の御旗のごとく振りかざてきたアメリカが実はこのムバラク大統領の背後で糸を操る黒幕であったわけで、アメリカの偽善と他国侵略の構図が暴かれようとしている。...... [続きを読む]
この手の記事に米が全くないとは思わなかった。古い記事だが、記念に1コメゲット。
女性を前線に立たせるのはどうなんでしょうね。女性の方が忍耐力があるって利点はありますし、TALOSが完成しちゃったら体力的不利も無くなりますけど、女がそばにいると男が無茶をするってのは映画の中だけじゃなく現実でも事実ですし。
投稿: ジョージ | 2016年4月 6日 (水) 22時36分