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2011年2月14日 (月)

巨大空母を夢見た米国防総省 普天間代替施設で

信憑性に疑問符が付きますが、普天間の代替基地として、米国防総省が1999年当時、移動式海上基地(MOB)を最適案としていたのの報道があります。

米が移動海上基地評価 普天間代替施設」(沖縄タイムス11年2月2日)

米軍普天間飛行場の代替施設案をめぐる協議が進められていた1999年当時、米国防総省が移動式海上基地(MOB)を新基地の最適案としていたことが米中央情報局(CIA)が2004年3月に解禁した機密文書(2000年1月作成)で分かった。米軍が1960年代に立案した同案は、湾岸戦争の際に戦地の近くに基地を確保する必要性が指摘されたのを受けて同省が90年代に検討を開始したもので、米軍の有事戦略に即応できる移動基地を辺野古に建設しようという米側の意図を示したものといえそうだ。


実現可能性に大いに問題がありそうな移動式海上基地(MOB)案ですが、米国防総省は巨大空母(沖縄から湾岸に展開できる移動基地)として評価していたようです。

ですが、最終的に巨大空母として運用することが難しいことから、廃案としたようです。

当時、同案に関わっていた国防総省の元高官は取材に対し、「(中略)沖縄近海以外の移動ができないならば意味がなく、同案は必要性を失った」と説明している。


アホと言うべきか、流石米軍と呼ぶべきか。
ですが、こう言う進取の気性があるから、ステルスなんかもモノにできたんでしょうね。

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在日米軍」カテゴリの記事

コメント

ドーリットル空襲のような過去の例だけでなく、C-130を空母に離着艦させるテストを行っているなど、米軍は洋上で空軍機を運用したいという希望があるのではないでしょうか。

世界中に展開することを考えると、移動時は分割してでも洋上に臨時滑走路を設けられれば米軍的にはありがたいのではないかと。ホントに http://www5e.biglobe.ne.jp/~vandy-1/mob.htm こういうのなら、見てみたいですね。
県外移設(笑)にもなりますし。

まったく(ドコぞの党も)県外移設を本気で考えるのなら、これくらいの事を言ってくれなきゃ~ね。(笑)

移動式のメガフロート基地なら、環境にも良いし、まあ、沖縄の土建屋さん達は別ですが、県民にもやさしいんじゃありませんか?

とは言え、今の技術と予算ではムズカシイでしょうね。

でも予算があったらアメリカはやりかねないですよ、あのバカでかいF-14を空母で運用してたんですから。(冗談半分でも見てみたい、いや、のってみたいですね)

「失敗しても、またやり直せば良いじゃないか」というおおらかな考えが無ければ、
新しいモノを創り出すことは難しいですネ。

F-2の不具合を未来永劫に糾弾するつもりの国では、難しいでしょう。

藤宮 直樹 様
みやとん 様
日本人のほとんどが誤解してますが、空母は動く航空基地ではないです。空母と陸上航空基地では航空機の運用能力が桁違いです。
空母を多数運用している米軍はそのあたりは重々承知ですから、動く航空基地が欲しいのでしょう。

物理的に可能なら検討する価値はあるんでしょうけど……

やん 様
まったくもって同感です。
失敗が起らないことを前提にしてる組織は異常です。

空母と基地の能力の違いは数多様が以前にも解説されていましたよね。
私はそれを読んで「なるほど対中防衛なら空母は不要だ」と思ったものです。

メガフロート基地は今なら技術的には建造可能ではないでしょうか。
ただ予算と基地自体の防御をどうするか、と言う非常に困難な課題が残ってますけど。

問題は予算でしょうね。

基地自体の防御をどうするか、というのは防御する相手によるでしょう。
仮に、中国が相手とすればどうにか成るんじゃないか、と考えています。

ただ、現在の技術では航行能力に不安がありますね。
特に、航行時に航空攻撃と潜水艦による同時攻撃を受けた場合は動けなくなるかも知れません。

もっとも、そこまでの攻撃をするという事は全面戦争を覚悟しなきゃなりませんから、やっぱり最後は予算でしょう。(もし北朝鮮がなんかして日本の世論が沸騰したら、予算が倍増するかもしれませんが、倍増しても無理でしょうね)

藤宮 直樹 様
以前の記事を覚えていてくれていたとは、記事を書いた甲斐があったというものです。

建築も造船も、技術については詳しくはないですが、外洋の移動はなかなか難しいんではないでしょうか。どうやっても速度は出ないでしょうし、嵐を避けるなんて芸当は難しそうな気がします。
防御は、空母と同様でいいんでしょうけど、予算は……

みやとん 様
やはりネックは予算でしょうね。
嘉手納をいくつも作るような額が必要な気がします。

みやとん様

洋上だと、対空・対潜・そして特殊部隊などへの対処が必要ですから、中国相手でも簡単ではないと思いますよ。
そして空母と同程度、あるいはそれ以上の護衛が必要になってしまいます。
結果的に建造コストだけでなく、運用コストも非常に高い物となってしまうでしょう。

外洋の航行はあくまで「移動できる」程度の物ですから、移動能力自体は空母艦隊には到底及びません。
固定基地と比べて他所に移せるだけがメリットです。

航空攻撃は何とかなると思いますが、潜水艦に対しては非常に脆弱でしょう。
そして海中からの攻撃(潜水艇や特殊部隊)に対しては基地を移動しない間も警戒する必要があり、その点は大きなデメリットです。

全面戦争、あるいは何らかの基地攻撃が予想される状況においてはもっと悪いです。
陸上基地なら爆撃で滑走路に穴が空いても修復できますが、メガフロートではそれが原因で自壊しかねません。
かといって、ある程度の攻撃に耐えられるように強固な設計にすればコスト・重量共に嵩んでしまいます。

結局の所「移動できる基地」はメリットもあれど、デメリットが非常に多いと言う点で採用されなかった、と言うことではないでしょうか。


数多様

メガフロートで外洋の航行自体は大丈夫だと思いますが、速度が出ないので嵐を避けるのは難しいかも知れません。
航空基地であれば空母と同程度の護衛ならむしろ安上がりだと思いますが、そのお金をどこから出すのかが問題ですね。

藤宮 直樹 様
この問題は、やっぱり、金に行き着きますね。

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