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2010年12月31日 (金)

思いやり予算かみかじめ料か

来日していたアメリカの国務次官補代理が、良いことを言ってます。

思いやり予算、5年間維持 米国務省幹部「満足」」(朝日新聞10年12月17日)

アメンド氏は日本側が駐留経費負担を「思いやり予算」と呼ぶことについて「その呼び方はやめて、もっとふさわしい呼び方に移りたい。この予算は『日本防衛のための予算』だ」と主張した。

日米安保条約は、日本が一方的に守ってもらうという片務条約です。
”思いやって”いるのはアメリカ側な訳ですから、アメンド氏に限らず、アメリカ人からしたら、さぞやおこがましい物言いに聞えるでしょう。

一番良いのは、呼び方変更の前に、片務条約を改めることですが……

でも、民主党からしたらみかじめ料くらいにしか思ってないんだろうな。

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在日米軍」カテゴリの記事

コメント

ただで安全が手に入ると思っているんでしょうね。
だからそんな予算の無駄を象徴するような名前で通しているんでしょう。

ま、来年はせめていい年であってほしいものです。

よいお年を!

ナオ 様
水と安全は……とは良く聞かれるフレーズですが、民主の多数はその通りに考えていたんでしょうね。

もっとも、思いやり予算の名前は自民政権からつづいているものですが……

今年も宜しくおつきあい下さい。

日米安保の重要性を何回再確認しようとも、日本はアメリカにとつての「信頼できない同盟国」であることに変わりない。
それは、メンタリティ (考え方) を合わせることができないことに起因している。
しかし、大概の日本人は、日本人と英米人が同じ考え方をしていると信じて疑わない。反省の色がない。
この信じ込みがわが国を危険に陥れる原因となる。

対等な関係は日米双方が願っていることにも関わらず、12歳の子供は、45歳の大人と対等な関係にはなれない。
子供は大人に従うのみである。これは、世界中どこに行っても同じである。
今のところ、わが国はアメリカのポチになるしかない。

日本人の頭の中には、現実の内容があって、考え (非現実) の内容がない。
自分に意見はないから、相手に対しては、イエス・マンである。
零ベイスの態度というのかな。

自分に意見を尋ねられると、意見はないから、相手の察しを期待する。助け舟を出してくれるのを期待している。
相手の想像に対して、自らは実体を示さない。ああでもなければ、こうでもないと否定形で答える。
問題を解決する力はないが、問題を台無しにする可能性は大である。
このような事情であるから、実際には目上の者の命令をなんでもハイハイ言ってきく人になるしかない。

さもなくば、我々は、自ら望むことなく危機に陥る民となる。
アングロ・サクソンは、力を行使する。力は正義だからである。(Might is right.) 
彼らはアンリーズン (非理性・理不尽) を認めない。英語はアンリーズン を認めない。
この道はいつか来た道。ああそうだよ、民族の歴史は繰り返す。

http://sns2.sasayama.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=68478&y=2009&m=12
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812

noga 様
確かに民族的な差異は埋められませんが、明治維新のような大変革を血を流すことなく達成できた民族も他にほとんど例がない(あるとすればトルコのアタチュルクによる西欧化くらい)ですから、希望は捨てないようにしましょう。

数多様
今年も宜しくお願い致します。

多くの日本人の一番の勘違いは、「日本に基地を置かせてやっている」
と思っていることでしょうネ。
その上駐留経費を払っているから、思いやりってことになるのだと思い
ます。

そして米軍の一番の勘違いは、「いつも日本を守ってやる」と思っている
ことでしょう。

やっていることは国防のアウトソーシングに他ならない訳ですから、どちらから見ても「思いやり」でもなんでもないと思います。

日米共に正式名称ではなく通称な訳ですから早急に改めるべきでしょうね。
英語でも「omoiyari yosan」で通じるほど普及してしまったのが問題なのでしょうけど。

何か良い呼び名はないものでしょうか。

>やん様
米国は米国の都合で軍を駐留させているわけですから、「基地を置かせて~」はそれほど勘違いでもないかと。
問題なのは米軍が駐留することで、日本は先進国でも類を見ないほど国防費率を低く抑えられ、それによって莫大な利益を得ている、と言うことに無自覚であることでしょう。
米軍が駐留することで得をしているのは日本な訳ですし、同盟国とは言え日本は米国を守ったり出来ないわけですから、お金を出すくらい最低限の義務だと思うんですけどね。

やん 様
確かに、普天間などは(台湾のために)「置かせてやっている」ものでしょうから、勘違いも致し方ない部分があると思いますが、それが巡り巡って日本のためになっているんだと考えられない人が多いんでしょうね。
「情けは人のためならず」という言葉を忘れてしまっているんでしょう。

藤宮 直樹 様
英語で通じるんですか!
始めて聞きましたが驚きです。
まあ、彼らからしたら思いやられる覚えはないでしょうから、理解不能だったのかもしれませんが……

確かに、日本が、この位置にあることで、アメリカが基地を置きたがるという側面があることは事実ですね。
そして、利益を得ているのが日本だと言うことも。

藤宮様
おっしゃる通り、米軍が駐留することによる日本の防衛費の節約は莫大だ
と思いますし、米国の都合で基地を置いています。
これは日本が戦争に負けたから、米国の都合によって基地が置かれている
ということが実情だと考えます。
(現在の思いやり予算は、米軍が撤退したケースよりもはるかに防衛費を
安くできると思いますので、必要だと思います。)

下名としては、日本が危険な状態になったら、常に米軍が動くという勘違い
を多くの日本人がしていることは問題だと思います。

数多様
元海自の方から伺ったのですが、普天間は台湾防衛と尖閣諸島防衛に
必要な基地なので、沖縄以外には移設できないらしいですネ。
「沖縄だけに米軍基地駐留の負担を、押しつけて良いのか?」という
主張は、全く頓珍漢なものですネ。

数多様
Wikiソースですが、検索するとあちこちで引っかかるので間違いはないと思います。
英語で「思いやり」に相当する語句がないこと、意味が通じるように訳すと大変なことになるから、等の理由だそうです。

それにしても…今後どういう方向に進むとしても日本は防衛費を増やす必要があると思いますけどね。
「空気を読め」とは良く使われる言葉ですが、国防に関しては他ならぬ日本自身が一番空気を読めていない気がします。


やん様
在日米軍は元々は占領軍ですから、基地の必要性とは別に「いい土地を占めている」と言う問題はありそうです。
普天間基地にしても沖縄本島にある意味こそあれ、宜野湾市にある意味は無いわけですから。

基地負担と基地の必要性は共に考えなければいけない問題ですよ。
少女暴行事件の頃、米軍は本気で沖縄撤退を考えたそうですよ。

周辺住民の感情があまりに悪化しては基地の維持にも支障が出ますから、一部地域に基地負担が集中するのは良くありません。移転可能な物は移転すべきです。(移転不能な物を移転するとか言ってしまう政治家は問題外です)

民主党が酷いことをしたのは事実ですが、自民党政権にも「辺野古移転が沖縄の基地負担軽減に繋がる」ことを十分告知しなかったと言う罪があります。正確な情報が行き渡っていないからこそ、県外だの国外だのに移転できるという甘言に騙される人が後を絶たないのです。

藤宮様
ご意見には大筋賛成ですが、辺野古は沖縄ですので沖縄県民の方々
から見れば、辺野古への移転は沖縄の基地負担の軽減にはならないのでは
ないでしょうか?

民主党は、沖縄県民の方々に本当に酷いことをしたと思います。 
「県外移設は絶対。 できれば国外」と沖縄県民の方々が聞けば、当然
民主党に期待してしまいますよネ。 あの公約を見た瞬間に、民主党には
負けてもらいたいと思いました。

やん様
辺野古移転は基地負担の軽減になりますよ。
普天間の機能は辺野古の新基地に移転しますから基地移設そのものの負担の増減は実質ゼロですが、それによって米軍再編が進むと嘉手納以南の土地が返還されます。普天間継続使用ではこの土地は返還されませんから、辺野古に移転した方が結果的に沖縄の負担軽減にはなるのです。

もっとも問題はそういった量的な物でなく、感情的なものかも知れませんけれど。
それもまた「何故沖縄に米軍基地があるのか?」を説いてこなかったせいとも言えます。
若干の基地負担の軽減にはなっても、沖縄への基地の集中は相変わらずですしね。

「軍事同盟」とは、かつての日英同盟がそうであったように、共通敵に対抗する上で相互に相互の軍事力が自国にとって必要不可欠であるとき成立する。
思いやり予算がみかじめ料であるかどうかはともかく、日米関係とは一体何であろうか。

やん 様
普天間については以前も記事を書いてますが、沖縄本島でなければならない理由を、鳩山が全く理解していなかったからいけないんです。
その後、官僚に説教されて理解だけはしたようですが……

藤宮 直樹 様
なんと、英語wikiにOmoiyari Yosanがありますね。

はるばる 様
冷戦崩壊後は、構造的に少し不安定でしたが、今はかつてのソ連に変って中国が共通敵と言えるのではないでしょうか。

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