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2010年10月21日 (木)

尖閣に大漁船団襲来計画

尖閣に大漁船団で来襲する計画が中国で持ち上がっているそうです。
中国から大船団!尖閣強奪計画 プロパガンダ映画製作…」(夕刊フジ10年10月15日)

フォトジャーナリストの山本皓一氏によると、「600隻から800隻の民間船団を組んで、尖閣に押し寄せる計画を立てている。上陸して旗を立てるつもりのようだ」という情報があるそうです。

山本氏は、領土問題を追いかけている方で、中国政府(中華民国)が、魚約島の島民らに送った「感謝状」を探し出したり、国境の島々を撮った本も出されています。


この辺の動きは、「リアリズムと防衛を学ぶ」が「「中国の漁船は中国軍の手先」とNYTが報道」で書いているとおり、漁民を海上民兵として活用した侵略行為です。

こう言った活動には、海上保安庁が第一義に動くことになりますが、本当に800隻もやってきたら対処能力を超えることは明らかです。
政治的に自衛隊は出しにくいでしょうが、海保の能力を超えるなら、自衛隊には治安出動を発令することが可能です。

それに、自衛隊法には、自衛隊の任務として「直接侵略及び間接侵略に対し我が国を防衛することを主たる任務」とあり、漁船による活動も、間接侵略として対処する必要があります。

来襲計画は来年6月だそうですが、菅内閣を崩壊させるためにも、もっと早く来て欲しいものです。

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コメント

来年6月の時点で日本の総理が誰であるかは分かりませんが、もしこれが起きた場合は危機管理能力が問われますね。民主党政権であった場合は間違いなく内閣が崩壊するでしょう。大連立もあり得るかも知れません。
米国は尖閣が占領された後でも尖閣諸島は日米安保条約の対象になると明言していますから、これが抑止力として働いてくれればいいのですが・・・。

問題は中国の指導者たちが『今の(中国内での)デモをどう考えるか』でしょう。

中国国内で抑え込める。他に飛び火しない。と見たら許可するかもしれませんが、日本やヨーロッパで反中デモが多発した結果『抑えきれない恐れがある』とみれば却下でしょうね。

ただ、民間船団(漁船だけではないでしょう)を組んで上陸というのは、台湾戦で民間船を使用した事を美化したり、台湾戦(を含む共産党)の宣伝のための映画に金を出させるためのやらせかもしれないですよ。映画人、いや、マスコミはいい加減ですからね。

もし来たら民主党政権でも間違いなく自衛隊の出番でしょう。
きてくれたら防衛費の増額は増えるは、民主は分裂で潰れるは、大歓迎なんですがね(笑)。

アシナガバチ 様
全く、早く来て民主党政権を吹っ飛ばしてもらいたい所ですよね。

みやとん 様
中国のデモは、予想以上に盛り上がっているものの、基本的には指導部の意図にそったものでしょう。
基本的に、そういう国ですから。

中国には、日本の感覚で言うところの「マスコミ」は存在せず、政府の公報機関であるに過ぎないと思います。
ですから、民、官を問わず、大きな動きは中央の意志の発露です。

民主党は自衛隊を出しますかね~?
民間だけなら実害はない、とか言って放置しないとも限らないような気がします。

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