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« 米軍訓練徳之島移転を断念、調査費計上せず | トップページ | 新安保懇報告書原案 »

2010年8月 1日 (日)

F-2がベスト

FXの選定は迷走していますが、概算要求を目の前にして、報道も迷走しています。

既に記事が消えてますが、6月には中日新聞が機種未定ながら予算計上を報じていますし、先日もちょっとだけ触れたように、F-2を再度調達するという報道もあります。
F2戦闘機を追加調達 FX選定難航で防衛省検討 中国脅威に防空を穴埋め」(産経新聞10年7月19日)
そして、更に一転して予算計上を見送りというニュースも流れました。
空自FX、調達費計上見送り…有力候補開発遅れ」(読売新聞10年7月26日)

F-2の再調達は産経だからアヤシイという意見が多いみたいですが、「検討」していることは以前からしているでしょうから、ウソとは言えないでしょう。

それはさておいて、以前から何度か言及しているとおり、私はこの方向(F-2の再調達)にすべきだと思っています。

読売の記事にある通り、23年度も調達を見送るとしたら、空自の意図はF-35の選定にあることは間違いありません。
他の機種を選定するつもりなら、これ以上選定を遅らせる必要がないからです。

そして、FXがF-35になるとすれば、F-15Pre-MISPもF-35で置き換えなければならなくなるでしょう。
Pre-MISPをFXとは別の機体で置き換えるとしたら、F-15MISP、F-2、F-35、+αの4機種も運用することになり、多大な運用コストをかけなければならなくなるからです。

そう(Pre-MISPもF-35で更新)なれば、おそらく国内の戦闘機生産基盤は崩壊するでしょう。
これは、避けなければならない事態です。
輸入でいいじゃん、という方もおられますが、実際に現場で国内メーカーのサポートを受けた者としては、賛同しかねる意見です。

という訳で、私はFXにF-35を選定すべきではないと考えています。

そもそも、F-15、F-2それにFXという3機種体制でさえ、自衛隊には贅沢過ぎます。(空自は結構それに拘っているようですが)

欧州各国を見ても、タイフーンとF-35など2機種体制を目指しており、ドイツなどはタイフーンのみの1機種体制の方向です。

役に立たない旧式機では話になりませんが、F-2が追加調達される場合には、当然AAM-4の運用能力など空対空能力が強化されたものになるでしょうから、AWACSやKCの存在と相まって、J-14が出てきたとしても太刀打ちできないということは無いように思います。

タイフーンはブラックボックスが無く、AAM-4など国産ミサイルの搭載やAESA搭載にも対応させられることから、国内基盤のためにもタイフーンが良いという意見もあるようですが、タイフーンを改造するくらいならF-2を改造した方が長期的な観点ではプラスが多いでしょう。

F-2の再生産にはロッキード・マーチンの生産ラインをどうするかと言った問題がありますが、これが障害になる(交渉に応じない)くらいなら、アメリカとの共同開発なんて金輪際やれません。

FXにF-35を選定せず、機種も増やさない選択にはF-2の他、F-15FXも入ってきますが、国産ミサイルの運用などのために開発費用も必要になってきます。
そう言ったことまで考えれば、やはりFXはF-2でガマンすべきです。

そして、それによって、Pre-MSIP機の更新において、完全な第5世代機を、より広い自由度を持って選択できる態勢を作るべきだと思うのです。

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F-X選定問題」カテゴリの記事

コメント

国内の生産基盤を維持する観点からは、F-2がベストだと思いますし、
F-35をFMSで導入することになると、E-2Cの例と同様に稼働率が
低くなり、要撃の一翼を担うことができなくなるばかりか、日本の生産
基盤を破壊してしまいます。 レベル2パートナーのオランダにすら、
アメリカはライセンス国産を許可していませんので、ライセンス国産が
ほぼ不可能です。よって、下名もF-35の導入には反対します。

しかし要撃に単発のF-2では、かなり厳しいのではないでしょうか?
F-Xの選定は、本当に難しいですネ。

現状でF-2がベスト、と言うことには概ね賛成なのですが、当初より私はF-XにF-2はないな、と予想しております。
仮にAAM-4運用能力を追加された「F-2改」がF-Xとしてアリなら、そもそも選択肢にF-18E/Fが入らないと思うからです。

他にもタイフーンはF-2に比べてそう大きく能力が勝る訳でもないですし、胴体下の半埋め込みランチャーがAMRAAMサイズではここにはAAM-4が積めないでしょう。

少なくともこの2機種に関しては、「それならF-2改のほうが良い」レベルです。
そのような機種が候補に挙がり、F-2再生産が挙がらない時点で、F-2再生産は不可能、と言う悲観的な見方しかできないのです。

もちろんF-22取得不可やF-35の開発遅延により、状況が変わってF-2が選択できるようになったと言うのなら大歓迎なのですが。
2機種化や運用ノウハウが既にあることなど、メリットはかなり大きいですから。

やん 様
要撃に上昇性能などエンジンによる影響が大きい部分が多いことは事実ですが、AWACSやタンカーのおかげで以前よりは、そう言った要素の比重は下がっていると思います。

だからこそF-18も脱落してない訳ですし。
それにF-35も単発です。

どれを採るにせよ、難しい選択ではありますが……

藤宮 直樹 様
自衛隊の選定作業は基本的に結論ありきですから……
F-22が欲しかった空自としては、F-2でもよいい要求性能にしてしまうと、結論がF-2になってしまうので、拡張余地が少ないことを根拠にして最初に選択肢から除外することにしたのだろうと思っています。
それが、F-22は手に入らず、F-35は遅延……
空自としてはF-2も選択肢に入れざるを得なくなった、というところではないでしょうか。

藤宮様
防衛産業的にF-Xは、F-2改orF-2の追加調達というのがベストだったのですが、
空自の方々の中には、単発では洋上でトラブルがあった場合に対処できないと
お考えの方が少なくないようです。但し現在の技術では、単発だから危険で双発
だから安全という理屈が成立しにくくなってきています。F-2でもエンジントラブルで
洋上から帰還できなかったことは現時点で無いですし、米海軍もF-35を採用します。
F-104の頃には、確かに単発ではパイロットの安全が保障できなかったと思います。

個人的には先日も記載した通り、F-2で要撃するのは非常に厳しいかと思います。
AWACSやデータリンクで、要撃としての能力をカバーできるという空自側の非公式
コメントがあるようですが、もともとのエンジンの非力さをカバーすることは難しいと思い
ます。。。

上述の理由から、F-35を選択肢に入れる(というより本命?)ということが、個人的に
非常に不思議なのです。
F-18であれば空戦というよりも、APG-79で巡航ミサイルに対応可能という部分に、
空自の方が魅力を感じているように思えます。

現在のF-Xの選択肢は、どの機種も帯に短し襷に長しですから、空自がどの能力を
重視しているかの証左になる訳です。 だからこそ、機種選定も難しいとは思いますが、
そろそろ決断しないと、ライセンス生産もできない(生産基盤の維持困難)し、空自の
望む実戦能力も手に入れられないという、最悪の状況になると思います。
ロシアや中国は着々と軍備を進めているのに。。。。。

数多様
空自としては「渋っていても最終的にアメリカはF-22を売ってくれる」と言う甘い見通しもあったのではないでしょうか。
確かにF-2も候補なら、早々にF-2に決まってしまっていますよね。

しかし現実にはF-15SE発表の折に数多様が書いてらしたように、F-22の輸出解禁されないまま生産終了になってしまいましたね。
ボーイングの政治力に負けた、と言うことでしょうか。

やん様
どうしても双発が良ければ台湾のF-CK-1のような機体に…(笑)
もちろん私は非力な双発よりも、強力な単発のほうが良いと思いますけれども。

F-2は現在でもスクランブルにも使われていますし、機動を見る限り特に問題はなさそうです。
あとはAAM-4対応改修を早く!と言う感じでしょうか。
個人的にはF-2はAAM-4を運用可能になって初めて真のマルチロールファイターとして完成する、と思っていますので。

非力と仰いますが、F-2のF110-IHI-129は第4世代機としては最高クラスのエンジンでは?
それ以上となると第5世代機用の化け物エンジンか、その技術を応用したF100-PW-229くらいしかないのでは。
そのF100-PW-229とてわずかに増えるレベルでしかありませんし。

F-18E/Fやタイフーンは双発ですから機体としての推力は大きいですが、その分機体も重いですし、どちらの機体のエンジンも強力な部類ではなかったと思います。

F-35はあくまで次善の策でしょうね。
一応第5世代機ですし、輸出も可能でマルチロール。ウェポンベイも大きいので、F-22と違ってAAM-4も運用できるでしょう。
F-18E/Fよりは軽くてエンジン出力は単発ながら同等。悪くない選択だと思いますよ。今、買えるなら。

完成して日本に売って貰えるのを待っているとF-4が何機か空中分解しそうなのと、ライセンス生産不可は結構な痛手どころか致命的ですが。
メリットも大きいけれど、デメリットもまた大きい困ったちゃんですね、F-35は。

余談ながら、ロシアの軍備増強そのものは気にするほどでもないと思いますよ。
日本に積極侵攻する国でもなければ、その能力もありませんし。
問題はそれによって日本周辺国のほぼ全てが軍拡傾向になったということです。

周辺国が軍拡する中、日本だけが軍縮ではどうぞ攻めて下さいと外交メッセージを送っているような物です。
その上もし沖縄から米軍を追い出したら、中国などはそうとしか受け取らないのではないでしょうか。

やん 様
F-18が残ってるんですから、エンジン性能だけで不可になる訳じゃないですよ。
何にせよ、もう決断しないといけない状況だって事は間違いないですね。

藤宮 直樹 様
確かに、空自としては、最終的には売ってくれるだろうという目算があったでしょうね。
実際、空自が主に情報収集していた米空軍はそれほど渋ってはいませんでしたから。
議会まで読めなかったというところなんでしょう。
もしかすると、もっと内局が噛んでいたら、もう少しスムーズに事が運んだのかもしれません。

藤宮様
確かに、重い双発よりも軽くて強力な単発の方が良いですネ。
いかに早く遠い所へ進出して、迎撃するかが重要です。

数多様
個人的にはF-18E/Fがベストではないかと考えるのですが、足の短さと加速力の
弱さがネックです。 どの選択肢も厳しいのですが、国内生産基盤を存続させなけ
れば、稼働率の低下を招き、最終的には戦力低下となる訳ですから、早く決定し
ないと。。。。。

数多様
米空軍としてはむしろ日本に買ってもらったほうが良かったのではないでしょうか。
高価で自軍にも十分と言えるほど配備されてない機体ですから、空自が導入することで生産コスト削減、ラインの維持、運用ノウハウの共有化など、「同盟国の空軍」としては同じ機体を運用するメリットはかなりありますから。

そうすると買えなかったのはどちらにとっても良くない結果でしたね。
もっともF-22ではライセンス生産は絶望的ですが…。

軍研でJ/APGー1の性能大幅向上とのコラムがあり「本当だったらなぁ」と思っていたところに再生産の話。
J/APG-1の性能向上は本当だったか!と思わせてくれるもので嬉しく思います。
相互データーリンクを搭載し,AAM4改AAM5を運用できてAWACSと組めば世界最強レベルになるはず!
LMの生産ラインの件はJSFさんは障害になるおそれがあると指摘されてますが,貴殿のおっしゃるとおりだと当方も思います。

やん 様
F-18は、豊富な対艦、対地能力と、それ以上に、有事に米軍からそれらの弾薬を供与される可能性がある、以外はあんまり魅力を感じません。
もっとも、例えそうであっても、仰るとおり選択しないよりはマシですが……

藤宮 直樹 様
米空軍の一部には、間違いなくそういう考え方もあったでしょうね。
だから、空自も読み間違えたのだと思います。

国内生産基盤の観点からはF-22は最悪ですが、F-22が買えるのでしたら、国内生産基盤は別の方法で何とかしてF-22が買うのが良かったように思いますね。

はぶてる 様
価格や供給安定性に難しいものがありますが、F-2だって外国に売っても良いくらいな性能ですよね。
機体規模から改善余力が少ないなんて話もありますが、翼面積が増加されているなどの点から大型の対艦ミサイルを4発も抱ける搭載力があるわけですから、今後のさらなる改造だって可能です。

仮に武器輸出が解禁されて、F-2輸出なんてことになったら大変なことになるような…(笑)
多くの戦闘機メーカーが嫌がるでしょうから、LMが止めるのでは?
F-16のビジネスにも影響与えますし。

固定翼艦載機の必要な国はほとんどありませんから、スパホなんてかなり市場を食われるような気がします。
双発より単発を好む国もあるでしょうし。

私は近頃、F-22は本当に空自にとって最良の機体だったのか、疑問を感じています。
F-22のメリットは世界最強の制空戦闘機であることですが、もし空自がスクランブルに使えば中露の電子偵察機などにより、その優位性が揺らいでしまう可能性があるからです。それに、F-22と言いますかATF自体のコンセプトは「ファーストルック・ファーストシュート」ですが、これは先制攻撃を行わない自衛隊とは相容れない物のように思います。
高い機動性やスーパークルーズは魅力ですが、それらがF-22と同等の機体があるなら、そちらを選択したほうが良かったと思います。
正直候補には入っていませんが、売ってくれるならPAK FAでも良いのじゃないかと思います。
電子機器関連のインテグレーションが大変そうですが、多かれ少なかれそれはどの機体でも発生する話ですし。

藤宮様
PAK FAも魅力的な機体ではありますが、もし売ってくれたとしても、ロシア語が
理解できる方が自衛隊にも民間企業にも少ないですから、インテグレーションの
以前に、補給体系が確立できません。 U-125Aの部品をイギリス経由でフランス
から輸入したことがあるのですが、その部品の保証書がフランス語で書かれていた
ので、随分困ったことがあります。
よって、PAK FAをF-X候補の選択肢に入れることは困難だと考えます。

藤宮様の仰る通り、F-22はATFのコンセプトで作られていますから、「ファースト
ルック ファーストキル」ができないROEではF-22を買う意味がありませんネ。
このことは、数多様の記事でご教示戴きました。

電子偵察機で、F-22の優位性が落ちるかどうかは不明ですが、 F-22が嘉手納
に一時配備された時に、E-767とF-15JとF-22が演習した時にはどうだった
のでしょうか? 個人的に興味があります。

藤宮 直樹 様
実際にF-2を買ってくれる国が現れるとは思いませんが、日本の航空機開発に関して、アメリカが最も恐れている事態でしょうから、LMの契約を盾に絶対に阻止してくるでしょうね。

F-22が導入可能だった場合には、対領侵措置にはリフレクターを積むなどして性能がばれないようにしたでしょう。
対領侵にステルス性能なんて必要ありませんから。

やん 様
嘉手納でのDACTがどういうルールで行われたのかは非常に興味がありますが、当然情報は出てこないでしょうね。
ただ、ガチでやったら一方的だったでしょうけど。

数多様
確かに、真剣勝負だったらタコ殴り状態でしょうネ。。 なにせ144対0ですから。

ただ、実戦ではロック・オンしただけでは勝ちになりませんから、絶対優位では
ないのでしょう。 だから、空自がF-22だけに拘った理由が分からないのです。
さらに、国内生産基盤を破壊する可能性の高いF-35に拘る理由も分かりません。

対領侵にステルス性能は、必要なのではないでしょうか?
迎撃機がいるかどうか分からない状態だと、敵機としては怖いと思います。 それこそが、
空自の狙う「戦わずして勝つ」ことだと思います。 警告射撃すら大騒ぎになる国です
から。。。。。

素人考えで申し訳ございませんが、ご教示戴ければ幸甚です。

やん様
確かに、ロシア語の問題は大きいですね。
それ以外にも部品を輸入しなければならない場合は、ロシアに首根っこ捕まれたも同然ですし。

そう考えると米英辺りの機体にしておくのが無難なんですが、どれもこれも今ひとつなんですよね。

F-22をスクランブルに使えば、例えばあちらとしては領空侵犯してどのくらいの時間で到達するか、あるいはどの程度まで近づけばレーダーに映るのか。
情報を蓄積していけばステルスを看破することも絶対無理ではないように思えます。
F-22の優位性低下は米軍にとっても損失ですから、議会が輸出を止めるのも無理ないかと。

実戦においてはF-22の力は圧倒的だと思いますよ。
敵機が多ければすぐにミサイルを打ち尽くして帰投するのは目に見えてますが、まず損失は0でしょうから。

数多様
私は逆に輸出可能なら欲しい国はあると思っています。
もしかしたら、開発時の要求仕様から米側はそこまで見抜いて横槍入れてきたのかも知れませんね。

F-22を空自が導入したとして、隠すべきはステルス性能だけではないと思いますが。
米軍が持つ切り札と同機種、と言う意味では空自にとって非常に使いづらい機種ではないかと。
日本は最前線ですし。

やん 様
伝え漏れてくる情報がその通りなら、F-22の性能は絶対有利と言っていいものだと思いますよ。
戦術もへったくれもなく、ウォールでゴリ押しすれば、不利な後背に入られる可能性もないまま、相手から発見される以前に回避不能なミサイルを叩き込めます。
特に、自衛隊のように基本的に洋上で戦うならなおさらです。

F-35の性能がそこまで行くかはまだ分かりませんが、空自は同じ事を望んだんでしょうね。

誤解を受けていることが多いですが、対領侵措置は防空戦闘における迎撃とは全く違います。
例を挙げるなら、制服の警官が警笛を吹きながら、こっちに来るなと手を上げて制止するようなものです。
SWATが、不意を突いて犯人を急襲するような行動とは違います。
そのまま戦闘になるなら別ですが、通常の対領侵措置ではステルス性能は不要です。
むしろ、サイトからも見えなければ管制する要撃管制官も苦労するでしょう。

藤宮 直樹 様
私も、性能に関しては売れるレベルだと思います。
ただ価格とそれ以上に信用が問題でしょう。
安定供給を考えた時に、日本から兵器を買うのは非常にリスクが高いように感じます。
少なくとも、私が外国の意志決定者で、F-2と価格、性能が同等の機体をアメリカやヨーロッパ、あるいはロシアが供給してくれるなら、間違いなくそっちを買います。
武器禁輸3原則なんてものを、ながらく掲げている国からは怖くて買えないと思うのです。

F-22の平時の運用に関しては、性能は運用に制限をかけてごまかせば良いので、さほど使いにくいとは思いません。
F-15でも同じ事をやってきた訳ですし。
それに、普段から使ってないと、イザというときに最大性能を発揮することも難しいです。

数多様
対領侵措置と防空戦闘が分かれているとは知りませんでした。 勉強になります。
確かに存在をアピールする必要がある状況もありますね。
であれば、EF2000を来年度導入しても良かったのではないかと思います。
存在をアピールするEF2000to、その存在を隠して敵機に近づくF-35の
ミックスができれば、理想的なのかと考えます。

数多様
価格に関しては、「他にない性能を持っている」ことである程度は相殺できるかと。
でも仰るとおり信用・実績はありませんから、その点で避ける国は多いでしょうね。
ただ、同等性能の機体と言っても対艦ミサイル4発積める機体はほとんどありませんから、代わりはそうとうないのでないかと。逆に海に囲まれた国、海に面した国というのは多いですから、その点は大きなアドバンテージになると思います。

武器輸出3原則は今のままF-2の輸出はあり得ないので、撤廃されたと仮定して考えています。それよりも今の民主党政権のように、前政権がした他国との約束を守らないほうが問題でしょうね。それでは輸入国は安定供給はないと判断してしまいます。

運用に制限を掛ける…とこともなげにおっしゃいますか(笑)
やはり自衛隊はそう言った能力には長けているのですね。F-15の時もやっていたというのは存じませんでした。でしたら、買えていれば運用上の問題はなかったのですね。

やん様
タイフーンとF-35って、それまんま英国では…(笑)
ただタイフーンに関してはトランシェ3が先行き不透明なのがネックだと思います。
航続距離がF-2より短いのも良くないですし。
ライセンス生産して”日本仕様”を作るのなら、かなり手を入れないとダメなような気がします。

藤宮 直樹 様
F-2は、確かに対艦能力は高いですね。
金さえあれば、フィリピンやベトナムあたりが興味を持つかもしれません。

運用に制限をかけることは良くあります。
長期的なものもあれば、短期的なものも。
航空機の場合は、安全上の理由などによっても制限がかかることが多いので、特に多いと言えると思います。

藤宮様
おっしゃる通り、イギリスと同じになりますネ。 全く考えていませんでした(笑)
BAEのセールストーク通りなら何をしても良いそうなので、かなり手を加えられ
そうです。 ブラックボックス無し(本当に額面通りなら。。。)というのも魅力だと
思います。 2年くらい前の日英航空宇宙会議の時には、BAEの担当者が「F-X
はEF2000で殆ど決まってます」くらいの勢いでコメントしてたのですが。。。

やん 様
多数国による協同開発ですから、実際にブラックボックスはないんでしょう。
本当に大切なのは、開発中に積み上げる開発ノウハウでしょうから。

それに、ヨーロッパの国にとっては、日本は潜在的脅威とも認識されてないですから、ブラックボックス化しなくても構わないのでしょう。
アメリカと違って……

数多様
空自は、F-35に固執するようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100824-00000101-san-pol
F-35はブラックボックスの塊のようなのですが。。。

また去年の10月に戻ったようですネ。

やん様
EF2000Jを作るのはF-15C→Jよりも大変だと思うんですよ。
さすがにF-16→F-2ほどではないと思いますが…。

手を加えられる、と言うメリットが同時に手を加えなければいけない(箇所が多い)デメリットになっている気がします。
本当に理想的なEF2000Jを作るのなら、EF2000ベースの改造開発くらいの手間が必要なのではないでしょうか。
胴体下ランチャーのAAM-4対応と航続距離延伸はしたいところですが、両方とも機体形状の変更が必要になってしまいます。

BAEの本気度はかなりのものですが、どの航空雑誌にもスーパーホーネットの広告が載っていることを考えると、ボーイングも日本市場は渡さない、くらいの気概でやっているように思います。当の空自はロッキードマーチンの機体にご執心なのが皮肉ですが。

F-35にしつつ繋ぎにF-2生産、と言うのは良いと思いますよ。
実質はF-XがF-2、F-XXがF-35と言うことになりそうですが。
F-35はF-4退役までに間に合わないでしょうし。

それならF-2増産、F-XXは自主開発で良いような気もするんですけどねぇ。
国際共同開発よりも単独開発のほうが早いのはタイフーンよりラファールが早く就役したことでも証明されていますし。

やん 様
その報道は、私も見てますが、まだ固まったというには早いのだろうと思っています。
単に、情報開示に金が必要なのがF-35だけだった、ということではないでしょうか。
振り出しに戻ったというのはその通りでしょうけど。

藤宮 直樹 様
>それならF-2増産、F-XXは自主開発で良い
私もそう思います。
最終的に自主開発を断念してF-35を買うことになったとしても、自主開発するくらいでないとブラックボックスだらけのものを高価な値段で買わされるだけです。
バーゲニングチップのために開発するとか言うと、技術系の方には怒られそうですが……

藤宮様
F-XXを国産開発するなら、今から最低でもXF5の倍の推力のエンジンを開発
するという、国としての決意が無いと厳しいです。
機体関係やアビオニクス関係は、予算があれば十分に世界に対抗できる技術力
を日本は持っていると思います。 輸入商社の人間としては、厳しい状態になる
のですが。。。

数多様
23年度予算にF-2増産の予算が付かないようです。
国内生産基盤を潰すつもりのようですネ。。。

初コメント失礼します。いつも読ませていただいております。
こういった報道が・・・。
F2戦闘機後継、16年度にも開発着手へ 防衛省
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E0E7E2E0E58DE0E7E2EAE0E2E3E28297EAE2E2E2;at=ALL
http://www.mod.go.jp/j/press/news/2010/08/25a.html
F-2支援戦闘機の後継でありながら、この防衛省の「将来の戦闘機に関する研究開発ビジョン」の七項目の要素の中に支援戦闘機の主たる役割である対艦攻撃や対地攻撃能力に関し不思議なことに全く言及がありません。
そして「現在実施している戦闘機関連事業を着実に推進していくとともに、戦闘機生産中断の影響も考慮し、将来、戦闘機の開発を選択肢として考慮することができるよう調達・研究開発を進めていくことが必要。」と(国内)戦闘機生産中断を前提とした文脈があります。

やん 様
M社さんは5年は耐えてみせるみたいなことを言ったという話もありますが、中小下請けにそんな体力はないでしょうから、困った事態になりそうですね。
最終的に困るのは空自のはずなんですが……

アシナガバチ 様
いらっしゃいませ。
こう言った長期計画は表に出てこないものも含め、結構存在してます。
航空機開発については非常に広範な技術の集大成となるため、広範にリリースして意思統一を図る必要があるため公表してるんでしょうね。
対艦・対地攻撃力に言及がないのは片手落ちですね。対地・対艦軽視、逆に言えば空対空絶対視は空自の体質みたいなもんです。
もしかすると、FIのPばっかりで作ったのかもしれません。

生産中断については、今からF-2再生産を予算に盛り込んだとしても、単年度予算で生産している訳ではないので、F-2の生産終了で空白が生じるからだと思います。
F-35導入となれば、中断ではなく終焉になりそうですが……

数多様
M社も人によっては、787の主翼とMRJで食っていこうという感じになって
きましたネ。 空自が、将来的に手痛いしっぺ返しを受けなければ良いのですが。。。

アシナガバチ様
おっしゃる通り支援戦闘機と要撃戦闘機が、ごちゃごちゃになってますネ。
支援と要撃を合わせて、マルチロールとかいうことでしょうか。。。

やん 様
M社というか、もっと具体的に言えば名古屋航空宇宙システム製作所(名航)さんは厳しいでしょうね。
MRJも苦労しているようですし……

数多様
名航の方が、「防衛から撤退した方が良いかも」とおっしゃってました。 
MRJも苦戦してますネ。
やはり、旅客機の世界ではMHIというブランドは、まだまだ認知度が低いですから。。

ただ、ATD-Xの予算獲得が決まった時の、名航の方々の嬉しそうな表情は忘れられ
ません。 戦闘機を作りたいというDNAは、まだまだ名航の中に脈々と受け継がれて
いますネ。 しかし、23年度の概算要求の内容では、このDNAを受け継いでいける
のかと、心配になります。

名無し 様(やん様?)
防衛省がこんな調子だと、名航でもそう言う話は当然出るでしょうね。
企業は利益を上げなければ存続していけませんから。

航空機製造の世界ではMHIの名前は知られていても、航空運送業界、もっと言えば航空便利用者の中ではMHIなんて聞いたこともないでしょう。
そうなれば、そんな飛行機には乗りたくない訳で……

やっぱり、技術者としては航空技術の粋である戦闘機をやりたいでしょう。
基礎力はあると思うのですが、空自が近視眼的なんですよね。

数多様
失礼しました。 いつもは自動的に名前が出るものですから、気づきませんでした。
防衛省は、防衛産業に甘え過ぎのような気がします。 
MRJは、実際飛んで運行効率の良さが実証できるまで、苦戦しそうですネ。

MHIの技術者の方々の大半は、戦闘機が作りたいようです。 ATD-Xの説明会が
あった時に、各部門のエース級の方々が出席されていて、子供のように目が輝いて
いました。 普段はむちゃくちゃ怖い方々なんですが。。。(笑)

やん 様
確かに甘えすぎという側面もあるかと思いますが、それ以上に私企業の置かれた現実に甘い考えを持っているのだと思います。
私自身の過去を思い返してみても、親方日の丸がもたらす感覚は、企業の感覚からとは大分異なっていたように思えます。
如何ともし難いことではありますが……

心神の場合は、コストなども考慮しなければならない実用機とは違って冒険もできるので、技術者としてはやりがいがあることこの上ないんでしょうね。

先般の東北太平洋沖地震に伴う津波により、松島基地配備のF-2全機が全損となったらしいと聞き、不謹慎かも知れませぬが、F-2生産再開⇒F-Xの可能性を考えてみたのですが如何でしょうか?

ぽち 様
「東日本大震災に対応する自衛隊災害派遣について」でも書きましたが、これだけ損失するとFX選定にも影響はあるでしょうし、F-2の再生産の可能性も0ではないと思います。
ですが、それ以上にこの震災対処で相当の予算を使ってしまうとおもいますから、おそらく純減のままになるのではないかと……

数多様
防衛省は、水没したF-2Bの再使用を検討しているようです。
洗って干したら使えるのかなぁ~(笑)

再使用ですか。
用廃となれば、パイロット養成に支障がでるのは明らかですから、できるものなら再使用するんでしょうね。
ちなみに、電子部品の再生では、結構水洗いするようです。

なので、泥さえ落とせれば使えるのかもしれません。

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