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2010年4月13日 (火)

DVD評「東京マグニチュード8.0」

深夜枠で放送された災害シミュレーションアニメのDVD(ブルーレイもあり)です。
全11話が5巻のDVDに収録されています。



東京消防庁、海保、陸上自衛隊第1師団、東京DMATや実際の病院に取材し、シミュレーションアニメであることを意識して製作されています。
災害救援ロボットの多用など一部演出上の意図的な改変がある以外は突飛なところがなく好感が持てます。

ストーリーは被災して帰宅困難者となった中1の女の子と小3の弟、そしてその二人を助けるバイク便ライダーの女性を中心に、彼らが家に帰り着くまでを描いたものです。

残念ながら、自衛隊は背景の一部として出てくるだけで活躍と言えるような活躍はしていません。
まあ、消防や海保も似たようなもの(消防なんてロボットが中心なってしまっている)なので文句は言えません。

個人的には、アニメとしてはかなり描き込まれている感のある建物等の倒壊シーンがリアルでいい感じです。
ただ、小さな子供も見ることを想定しての事だと理解していますが、「死」、特に死体の描き方はちょっと残念です。
遺体は、実際には正視に堪えない状態になっている場合が多いと思いますが、出血もない状態で顔に白い布をかけてあるだけだったり、並んでいるボディバックだったりしているので災害の悲惨さはいまいち表現されていません。

全体として災害派遣などに興味のある方にはオススメです。

レンタル店でも置いてあるところがあるようです。

以下、ネタバレ注意






********************
シミュレーションとして描いており、防災に関する啓蒙も意図にあると思われますが、一つ気になったシーンがあります。
それは、瓦礫に挟まれて動けなくなったロボットを危険を冒して助ける?シーンがあり、これを好意的に描いている所です。
作品中でも2次災害防止のためにロボットを使っているとして消防の方に怒られるシーンも出てくるくらいなので、それが如何に愚かな行為かはスタッフも分かっているはずなのですが、なんであんな描写をしたのか疑問です。

それと、中盤までは結構淡々とした話なので大丈夫なのですが、終盤はちょっと勘弁して欲しい展開で、見ているのが辛くなるところがあります。悲惨なシーンは耐えられますが、ああ言った悲しいシーンは見ていて凹みます。災害シミュレーションなので完全なハッピーエンドは難しいかもしれませんが、主人公の一人だった小3の弟が死んでしまう展開はちょっと……です。
死体の描き方で悲惨さを出せないからかもしれませんが、もうちょっとなんとかならなかったかなと思ってしまいました。

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コメント

私は未見ですが、放送当時は割と好評価な作品であったように記憶しています。

死体の描き方に関しては、TVアニメーションである故かと思われます。
深夜枠ですので、小さな子供が見ることを想定しているわけではありません。
深夜アニメにおいては大量に出血したり、鮮血、悲惨な死体などの描写は避けられます。
過去にそれらを描いたために特定の回を放送できなかった作品がいくつもあるからです。

また鮮血描写を避けるため、血が放送時は不自然な黒色だったり(DVDでは赤に修正)した例もあります。

正視に耐えないような遺体はおそらく日本の一般向けアニメーションではなかなか描くことはできないでしょう。

藤宮 直樹 様
ちょっと辛い事を書きましたが、私も高評価ですよ。
ああ言った啓蒙的企画を商業ベースに乗せているだけでも凄いことだと思います。

正視に耐えない遺体を描いて欲しいということではないですが、出血ぐらいあってもイイのにと思ったもので……
「ひぐらしのなく頃に」なんかでは鮮血が飛びまくってましたから。

悲惨な遺体を瓦礫の下から引っ張り出して覆いもかけずに
道端に放置ってことはないでしょうし、こんなもんじゃないでしょうか。
航空機墜落現場じゃないんですし。
まあ血で汚れてるくらいはあってもいいとは思いますが。

あ、そうそう。実はDVDではこっそり修正され、犬が人の腕をくわえて歩いているシーンが追加されているという・・・

ななし 様
そんなシーンあったんでしょうか。
目を皿にして見ていたわけではないので見逃したのかな。
しかし、そんなのがあったとするとスタッフとしても不満に感じていた部分だったのかな……

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