格闘訓練による隊員死亡事故、民事法廷へ
特警隊の養成課程で死亡した隊員の遺族が当時の担当教官らに損害賠償を求める民事訴訟を起こしたそうです。
「格闘訓練で海自隊員死亡、遺族が教官らを提訴」(朝日新聞10年3月16日)
刑事事件の裁判に不満があって民事訴訟を起こすという事態は、交通事故などでもよくあるケースですが、今回の件も遺族のそうした不満があってのことのようです。
当時の担当教官などは書類送検されたものの1名が略式起訴されたのみで、他は不起訴処分(嫌疑不十分)となっています。
そのため公開される法廷は開かれておらず、遺族としては事実が隠蔽されたと感じたのかもしれません。
民事で組織的暴行だったなんて判決にならなければ良いのですが……
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