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2010年1月28日 (木)

うそ発見器

防衛省は、秘密を含む情報に接する隊員を対象にして、任意の内部調査の段階でもポリグラフ(うそ発見器)検査受けるという旨の誓約書を書かせているそうです。
防衛省:「うそ発見器検査」明記 隊員から誓約書」(毎日新聞10年1月20日)

07年に起きたイージス艦情報流出など、情報漏えいが相次いだための措置だそうですが、確かに昔は無かったですね。
昔は、家族構成や部外で所属している団体、交友関係などを書いて提出させられた身上書だけでした。
B4版で3枚もの用紙で「ここまで書くのか。めんどくせ~」と思うものでしたが、ポリグラフの誓約書まで付いたんですね。
いやはや大変です。
しかし、仕方ないでしょうね。

誓約書の提出を拒んでも処分の対象にはならないが、秘密を扱う部署には置かないそうです。
昔から、上記の身上書の審査で落ちても同じことでしたが、実際にこうなると配置される部署は非常限定されます。一切秘を扱わない部署なんて、実際にはほとんどないからです。

後方部門だったら大丈夫じゃないか?、と思う方もいるかと思いますが、秘とは秘密の文書だけではなく、秘の物件というものもあります。分かり易い例を言えばIFF(敵味方識別装置)の部品なんかです。
補給関係の職域なんかでは、当然こういったものを取り扱うことになるので、秘を扱える資格(適格性)は必須です。

もし入隊時から適格性がなければ、最初からそういった部署に配置されるので良いのですが、途中から失うことになると(稀にいます)職種を変らざるを得なくなったりして、かなり大変です。
ポリグラフ検査を受ける宣誓書記入を拒否し、職種転換した人なんかもいるのかもしれません。

それにしても、毎日新聞の記事は防諜の必要性を理解していないというより、防諜を妨害しようとする意図でもあるんでしょうか。
問題の結びの部分だけ転載しておきます。
********************
 公務員の労働問題に詳しいILO(国際労働機関)の中嶋滋理事は「秘密情報を扱う公務員は他省庁にもいるが、同様の措置は考えられない。ポリグラフ受検も含む誓約書は実質的な強制力があり、精神的苦痛を伴う相当なプレッシャーをかけられ問題だ」と指摘している。
********************

それが仕方がない仕事なんですってば。

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情報・防諜」カテゴリの記事

コメント

失礼します。

>それが仕方がない仕事なんですってば。

仕方ないですけど・・・きっと部内でもブツブツ言う輩は現れるでしょうね・・・・以前空自の輸送屋さんに聞いたんですが。C-1の定期便の搭乗手続きをしていたら、「個人情報保護」を理由に書類に必要事項記入を拒んだ困った奴が現れたとか・・・(丁重に搭乗拒否したとか)。

自衛隊やはり何時の時代も困った奴は居ますね・・・

海族 様

確かにそうでしょうね。
交友関係まで書かせることには私自身も辟易してましたから。
だいたい、ヤバそうな交友関係だったら素直に書くはずなんて無い訳で、こんなことに意味あんのか、とは内心思ってました。

個人情報保護で記入拒否ですか……
いやはや

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