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2010年1月19日 (火)

googleの決定は日本の防衛にも影響する?

軍事ネタとは言いかねますが、先週のgoogleによる中国からの撤退も視野に入れた「自主」検閲の中止は興味深いニュースでした。
「これ以上、検閲を容認しない」 グーグル、中国からの全面撤退も視野」(産経新聞10年1月13日)

中国から撤退する可能性のある決断をするとは、利益を上げ続けなければ生き残れない私企業にとって、非常に勇気のある事だと思います。
1月14日配信のウォール・ストリート・ジャーナルによると、この決定は共同創業者であるラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏が深く関与したものだそうです。
米グーグル、中国撤退をめぐりトップの意見が衝突」ブリン氏は、「道徳的であれ」というモットーを忠実に守ってきたそうですが、そうであれば検閲を否定することは当然でもあります。
ただし、今回の行動は、yahooやMSが追随することを政治的に誘導し、中国への関与が大きいライバルの追い落としを図っていると見えなくもありません。
ロイターの報道では、yahooやMSの追随の可能性はあるものの、両社の中国市場への関与が大きいことから同様の判断は難しいとも書いています。
米グーグルが中国撤退を検討、マイクロソフトとヤフーも追随か」(ロイター10年1月13日)

しかし、もし両社が追随するようなことになれば、一党独裁が続く中国の政治体制に大きな影響を与える事態に発展しないとも限りません。
それは、日本の防衛にも大きな影響のある事態です。期待を持って見ていたいと思います。

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安全保障・外交」カテゴリの記事

コメント

情報統制が徹底されている国ですし、googleも中国でのシェアをそれほど大きなものではないようです。
このgoogleも中国では規制されています。
撤退したところで政治にどうのような影響があるのでしょうか??また防衛に関係するというのは
どういうことなのでしょうか??

te 様
googleの撤退自体が大したインパクトを与えるとは思っていません。
yahooやMSが追随するとかいう騒ぎになり、中国がそれを懸念すれば、というところだと思ってます。
防衛云々は、これが民主化の進展につながれば、中国の安全保障政策にも影響するだろうから、ということです。
もっとも衆愚に陥った結果、逆の方向(国粋化)になんて懸念もありますが。

以前、拙ブログにTBを頂いたまま、御挨拶もしないままで大変失礼いたしました。
常々、貴ブログの軍事に関する深い知識に啓蒙されるとともに、
ただ「へぇ~」「なるほど~」を繰り返しています。

今後とも専門的な知識と経験を持つ方ならではの切り口を期待しております^^

本エントリーに関する愚見ですが、
中国において情報統制というのは、かの国の戦略の柱の一つである”プロパガンダ”をコントロールする上で非常に重要なものです。
したがって、googleに対してもよほどのバーターがない限り情報管理体制を緩和することは現状では難しいでしょうね。。。

>民主化の進展につながれば
yahooやMSが仮に撤退するとしたら結局情報統制のままということになるのではないでしょうか?
民主化を進める団体が次々に潰されてますし(消された?)
あの国は一生ああなのかもしれません。

ただ現状では情報統制といっても甘いところがありまして、たとえばいきなり
南京大虐殺なんて出てきやしませんが、遠回りに探ってみると案外答えが
出てしまうのです。個人のネットワークや外部から手にした情報で完全な情報規制が出来てないのです。
国民の大部分は薄々感じてきているようですね。

Nonreal 様
こちらこそ、いきなりトラックバックを飛ばしまして失礼しました。
拝見させて頂いております。

実際、難しいと思います。
せいぜい、未来に振り返ってあの事例が基点だったと言われるかもしれない、という程度ではないでしょうか。
私としても、期待値で書いてます。

te 様
ネットを完全に規制しようというのが、本来無謀な取組ですよね。
小さな綻びでも「おかしいぞ」と気が付く程度にはなっているのかもしれませんね。

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