サマータイム
何年も前から噂には出ていたサマータイムが、導入の方向に向かっているようです。
「韓国、夏時間の同時導入を日本に提案か 9日の首脳会談で」(産経新聞09年10月7日)
航空自衛隊も他の航空業界と同様、運用部門は世界標準時Z(ズル)タイムを使用しています。
Zタイムはサマータイムが導入されようとされまいと変わってくるわけではないですが、勤務員のシフト体制や運用以外の部署は日本標準時I(アイ)タイムで仕事をしているため、これがサマータイムが導入されると、今までZタイム=Iタイム-9Hと覚えていたものが、Iタイム-8Hとズレてしまいます。
この先ずっとズレるなら、ある意味構いませんが、夏が過ぎれば、また元に戻ります。
こんなめんどくさい制度は、自衛隊に限らず世界標準時で仕事をする人間にとっては邪魔なだけです。
やめた方が良いと思います。
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サマータイム制のあるところ(北海道の北)に4年ほどいました。
10月と4月の切り替えの日は、1日25時間か23時間。食堂、通勤バスから国際線航空機の発着時間まで、一斉に切り替わります。
サマータイムは、夕方明るいうちに仕事切り上げの方が強調されますが、つまりは、朝早く出勤しているわけです。こちとらは、気温の関わる仕事ですので、むしろ朝は遅いほうがありがたいんですが。
で、メリットである筈の夕方早く帰るですが、ところは変わってもやはり日本の会社。明るいうちに帰る奴(といっても2時間残業)は、白い目で見られます。
そういうわけで、冬(ふつうの時間)の方が、結局、残業は少なかったですね。
取引先あっての会社ですから、何時だろうが取引先にあわせるのが日本の会社。
サマータイム制を入れても、切替のコストに見合うメリットはないと思います。
投稿: 否丸 | 2009年10月28日 (水) 12時38分
なるほど、そんな感じになるんですね。
残業が増える可能性までは考えませんでしたが、言われてみれば、たしかにそんな未来も予想できます。
ホントろくな事ありませんね。
投稿: 数多久遠 | 2009年10月28日 (水) 21時29分