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2009年10月 7日 (水)

日本人は発砲炎が好き?

今回も今月号(10月号)の軍事研究誌ネタです。


毎号、「ワールド イン フォーカス」と題して、フォト・ジャーナリストの菊池雅之氏がコラムを書かれています。5Pほど(写真が多いので、記事自体は3P分程度)の記事ですが、なかなか視点が面白く、毎号楽しみにしているページです。

今月号の「ワールド イン フォーカス」は、陸自広報マンのカメラの腕と日本人はどういう訳か発砲炎(の写った写真)が好きだというものでした。
他国軍隊のHPと比較し、確かに日本人は発砲炎が好きであることが述べられてます。
そう言われてみると、確かにその通りのようです。雑誌を見ても拳銃、火砲、はてはミサイルに至るまで、発射直後の炎が写っている写真が多いですし、自衛官だった頃の事を思い出しても、記録写真に関してまで、そういう写真を撮ろうと努力していました。

ですが、記事にはその理由までは書かれていません。
私も確証が有るわけではありませんが、日本人が発砲炎を好きな理由は、そこに「音」が写っているからではないでしょうか。
日本人は、他の民族が心地よいとは感じない自然界の音を心地よく感じるそうです。虫の音しかり、小川のせせらぎしかりです。
発砲の際、消音機付きの小火器でもない限りは轟音を発します。腹に響く轟音は、和太鼓の鼓動にも通じるところがあるように思えるのです。
発砲以外、例えば航空機の飛行時にも音は発しますが、状況により音の聞こえ方はさまざまです。写真を見てその時の音を当てられる人はいないでしょう。ですが、発砲時の音ならある程度判別が付きます。

そういう意味で、発砲炎には「音」が写っています。
轟音が写っている写真には、迫力があると思うのです。

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