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2009年9月26日 (土)

中国の冒険を助長する

北澤防衛大臣は、与那国への陸自配備に否定的な見解を述べています。
陸自与那国配備を否定「隣国刺激する」 防衛相きょう来県」(沖縄タイムス09年9月25日)
与那国島への陸自配備を撤回 防衛相インタビュー」(日経新聞09年9月24日)

北澤防衛大臣は、「いたずらに隣国を刺激する施策はいかがなものか。今、緊急にそういうことをする情勢にはない」と発言したそうで、与那国への陸自配備の意義を全く理解していないようです。

仰るとおり、陸自配備に緊急性はありません。ですが、与那国への陸自配備は、中国軍の行動に合わせた緊急対応ではなく、先島を防衛するという国家の意思を示すためのものです。
国家百年の計と部隊の作戦行動を混同しているようでは、先が思いやられます。

また、大臣は「隣国を刺激する」の意味を取り違えてもいます。確かに「いたずらに隣国を刺激」する事は良くありませんが、それは、刺激することによって相手の軍備拡張を招き、我が不利になる場合のことです。
与那国への配備が検討されている部隊は、沿岸監視を任務とする部隊であり、攻撃的な性格はもっておらず、中国の軍拡を招くような性質の部隊ではありません。

こう言ったことを理解せずに、相手におもねるような発言をするようでは、中国の冒険主義を助長させます。
今後、中国による日本の活動を懸念するような発言が増えるでしょうし、尖閣を含む先島地方での海洋観測や領海侵犯など、日本の様子見を行う中国軍の活動は活発化するでしょう。

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コメント

こういう発言が、自衛隊の現場の方々の士気を削ぐのではないかと
危惧しています。これは、自民党も民主党も同じだとは思いますが。。

靖国参拝問題と同様、なぜ中国に阿るのかが不思議でなりません。
日本領海に潜水艦を送り込んでいる中国の方が、よほど日本を刺激
していると思います。

さすが「日本は日本人だけのものではない」と、意味不明な発言をする
友愛精神に満ち溢れた党首のいる政党の大臣です。
非常に腹立たしい思いです。

確かに士気には良くないですね。
活動の評価が低いと言うよりはマシですが。

中国に限らず外国に阿るのは、日本人の気質じゃないでしょうか。
主張するよりも、相手を立てれば相手が遠慮してくれるという期待を持つのでしょう。
日本人相手ならそれも良いですが、外国人相手に外交の世界でそれが通用すると思うようでは困ります。

おっしゃる通り、日本人は相手の情や遠慮を期待し過ぎますネ。
きっちり主張しないと、便利に利用されるだけです。

中国の化学兵器遺棄問題は、典型的な例だと考えます。

日本人とは逆に、中国は利用することがうまいですね。
化学兵器遺棄問題や、南京、慰安婦なんて利用されまくり。

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