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2009年9月28日 (月)

対等な関係は対等な義務の履行から

立て続けに北澤防衛大臣ネタです。
前回も取り上げた日経新聞の記事で、北澤防衛大臣は日米地位協定の改定について、日本政府が求める犯罪容疑者の起訴前の身柄引き渡しは、「(日米両国は)民主主義国家なので十分な理解が得られると思う」と大アマな見解を述べてます。

鳩山首相は、「対等な日米関係」という言葉を良く使います。
それ自体は望ましいことだと思いますし、個人的にも、犯罪を犯した米兵の身柄引き渡しはされてしかるべきモノと考えてます。

ですが、アメリカからすれば、これこそ「対等な日米関係」があってこそのモノでしょう。
条約が片務条約なまま、対等を語るなど矛盾にも程があります。
日本が集団的自衛権の行使について解釈を変え、アメリカに向かう弾道ミサイルを打ち落としたり、米軍艦艇を防護して初めて、身柄引き渡しも要求できるでしょうし、アメリカも認めざるを得ないでしょう。

対等な関係を主張するなら、対等な義務を果たしてからです。

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防衛問題雑感」カテゴリの記事

コメント

在日米軍問題で、大半の日本人が勘違いしているのは、「日本が
米軍の基地を置かせてやっている」ということだと思います。
「米軍基地を置かせてやってるんだから、日本がいざという時は
日本を守れ。」という理屈です。
この勘違いが無くならない限りは、対等な義務を果たすという発想
は生まれてこないと思います。

在日米軍基地は、アメリカの世界戦略の中での前哨基地という性格もありますが、それが全てではないですからね。
水と安全の例えみたいに、在日米軍も居てあたりまえという感覚になっているのかも。
アメリカが手を引くと言い出して初めて慌てるのかもしれません。

曖昧な処になり申し訳ございませんが、素人の戯言とご勘弁
下さい。

アメリカが日本から手を引くことができるのかという疑問もあり
ます。 
外交戦略としては、究極の選択になると思いますが、日本が
在日米軍依存から脱却できる決断ができれば、対等な関係
になるのはないかと考えます。

アメリカからすれば、起訴前の身柄引き渡しを原則とするよう地位協定を改めるには、日本の法律上で被疑者の権利がアメリカ並みになって、それを日本の警察が尊重するようにならなければなりません。「民主主義国家なので」被疑者たる自国民の権利を守らなければならないんです。

やん様

日本の地政学的な位置は変え難いものがありますが、それでも中国が隆盛する一方で、アメリカにも陰りが出ていますから、いずれグアムまで後退ということはないとは言えないと思います。

方や、日本の側からすれば、独自防衛はコストを考えればありえないのではないでしょうか。本当にアメリカと手を切るなら、核も装備しなければならないでしょうし・・・

炎暑雪国人様

日本は結構警察国家ですからね。
契約や権利についても意識は希薄な所がありますし・・・

アメリカの場合、イラクの例を上げるまでもなく、国外では法理論よりも軍人の士気を重視した無法を主張するくらいなので、尚のこと起訴前の身柄引き渡しはハードル高いと思ってます。
民主党がどうハンドリングするか興味深いです。

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