防衛相は問題発言しろ!
防衛相が、先島への自衛隊部隊配備について、今後検討すると発言しています。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-29-M_1-002-1_005.html?PSID=a943ddd335dff2613303c08eb59f565e
先島への部隊配備については、このブログでも何回か取り上げています。
離島防衛を考えた時、極めて重要で早急に取り掛かるべき事だと認識していますが、今回のニュースに限らず、一つ気になることがあります。
それは、竹島や対馬での対韓国離島問題と比べて、国民一般の関心が極めて低いと思わざるを得ないことです。
今回の件については、発言に対する反応を含め、現地では非常に大きな関心を集めています。(総じて反対の姿勢ですが)
http://www.y-mainichi.co.jp/news/13538/
http://www.yaeyamanippo-news.com/diary.cgi?no=2051&continue=on
ただし、沖縄の主要2紙の内、どういう訳か琉球新報の方は、この関連ニュースをほとんど伝えておらず、唯一別のニュースの中でちらっと触れているだけです。(沖縄県民も、むしろ賛成している人が大勢だとでも見たのでしょうか?)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-144635-storytopic-3.html
一方、全国紙での報道は私が探した限りでは皆無です。
この状況は、対馬や竹島に対して政治家による発言があったケースと比べると余りにも差があります。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081129/plc0811291858008-n2.htm
こんな状況が続けば、中国は「沖縄は取れる可能性が高い」と認識するでしょう。
浜田防衛相は予想に反して爆弾発言を飛ばしませんが、この問題については父親を見習って一発ぶち上げて欲しいものです。
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