缶メシ
キッチンの整理をしていたところ、棚の奥から忘れられていた自衛隊の携行食、通称缶メシ(副食のみ)と米軍のレーションが出てきました。
最近ではミリメシがムックなどに取り上げられてブームになっていたりするので、今さら私が取り上げるまでもないのですが、単に食べるだけではもったいないので、こちらで紹介します。
今回は、出てきたものの中から、缶メシの副食を取り上げます。主食のメシを出すのが一番なのですが、主食の方は発掘されませんでした。
出てきたものは2種類
一つは副食の王道たくあん。
もっとも配られる可能性の高い副食メニューです。
小さく2食分と書いてあります。
通常2人に1缶配られます。
中身はこんな感じ。
よくある薄切りではなく、ブツ切り状態で、一口で食べるのはつらいため、普通は少しずつかじります。
味は結構好評で、酒のつまみにもなります。
もう一缶は、ます野菜煮
特に頻繁にでるメニューという訳でもなく、たまたま偶然に残っていたものです。
ますと共に、たけのこ、にんじん、コブ巻きがきれいに並べられて入ってます。
味はちょっと濃い目でしょうか。
野菜にもますの味が染み込んでいて、なかなかです。
さて、なんで今さらこんなものが出てきたかと言うと、一言で言えば缶メシが敬遠されていたからです。
この缶メシ、味は決して不味くはありません。種類も結構多くあります。
ですが、どれも似たような味付けなんです。
という訳で、飽きます。
訓練の折、これしか食べることができなければこれを食べますが、他のものを食べることができれば、そちらを食べて缶メシを残しておくということをよくやります。
当然保存も利くので、とっておけば食事に手をかけたくない時に重宝します。
そんな訳で、棚の奥から発掘されました。
ご紹介できなかったのですが、主食の方は缶ごと鍋で煮て温めることで、半日ほどは暖かいままおいしく食べられます。
これで缶メシも食べ納めかな。
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