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2009年2月19日 (木)

北朝鮮のミサイル?発射方位

一つ前のエントリーでも北朝鮮が準備していると言われるテポドンの事を書きましたが、今回はその発射方位について、書いてみます。


まず最初に、最近の発射事例をおさらいしてみます。
1998年の発射では、日本の東北地方を飛び越え、一部のブースターを含め、太平洋上に落下しています。
この時は、衛星の軌道投入を目指していたと見られています。
2006年のノドンとの連続発射の際には、1998年よりも若干北よりの方角に飛翔し、日本海北部に落下したと見られていますが、かなり早い段階から異常があったと見られており、予定していた方位に飛翔したか否かは分かりません。


もしも人工衛星であれば、地球の自転方向に飛翔させた方が軌道投入が容易なため、基本的には東に発射する可能性が高くなります。
つまり、またもや日本列島を飛び越えることになります。


もし、弾道ミサイルの発射実験であれば、飛翔距離が問題になります。
もし3000km程度であれば、ロシアのカムチャツカ半島にある射場を借りた試験を行う可能性もあり、その場合は2006年のミサイル発射と同様に北東方向に飛翔させるでしょう。この程度の射程距離だった場合、日本を飛び越えさせることは、失敗時に日本に落下する可能性も高くなるため、日本列島の飛び越えは選択しないだろうと思われます。
もし射程が6000km程度かそれ以上の場合、北東方向に射撃すると、アラスカからアメリカ西海岸付近に着弾することになります。
これは政治的にかなりリスキーです。となれば、やはり日本列島を飛び越えて太平洋上に落下させる可能性が高いと思われます。


と言う訳で、今回のロケット(ミサイル)も日本列島を飛び越えることになりそうです。


前回のエントリーでも書いたとおり、今回の政府及びマスコミは異様と思えるほど落ち着いています。
一時期は、北朝鮮が対艦ミサイルの発射訓練をしただけでも大騒ぎしていたことを考えると、どうにもナゾですが、これでイザ飛び越えられた時に騒いだとしたら、何にも考えてないということになります。

備えるべきは備え、事に臨んでは淡々と、と言うスタイルが理想だと思いますが、日本の実態は、やるべくこともやらずして、事が起こったら大騒ぎ、という状態に近いような気がしてなりません。

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コメント

1 ■そろそろ撃つようですが?
日本は北朝鮮の弾道ミサイルに慣れてしまったわけでは無いでしょうが、政府もマスコミもあまり発表や報道が無いようですね。
ブログ検索しても問題提起してる方は殆どいないようですし。

撃ってから大騒ぎするのでしょうか?

準備してるのは大型の弾道ミサイルをベースとしたもののようですから、飛翔経路は日本上空と思われますがねえ~。

数多様の言うように万一の日本への落下に備えて態勢をとるべきと思いますが。
折角、装備はあるわけですからね。

別段報道がないところを見ると、何もしないのでしょうか?
何を考えているのかよく解りませんね。

これからも日本の防衛問題提起、頑張ってください。
でわ失礼します。


http://hello.ap.teacup.com/bandoalpha/

2 ■やっぱり
TH 様
政府として動きがないことを善意に理解すれば、過早に態勢をとってしまうと本番までに部隊が疲弊してしまうので、発射時期が近づくまでは待っている、という可能性もなきにしもあらずです。

ですが、やっぱり撃ってから大騒ぎするのでしょうね。

応援ありがとうございます。


http://ameblo.jp/kuon-amata/

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