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2009年1月 8日 (木)

エコ燃料

今月末、日本航空がバイオ燃料をテストするという記事が出ていました。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081217dde041020048000c.html


日本航空は、ボーイングとプラット・アンド・ホイットニーの協力を得て、非食物系の植物性バイオ燃料を50%混合した燃料を、クラシックジャンボ(ボーイング747-300型機)の4基あるエンジンのうち右側の1基に供給してフライトを行うそうです。


こう言った取り組みは、自衛隊でも早期に取り掛からないといけませんが、現在までのところ自衛隊が同様の実験を計画をしているとは聞こえてきません。


世界的な景気後退による需要減で、一時の燃料高騰は、ウソのように消えてしまいましたが、今年の燃料価格暴騰は、防衛関係者にも危機感を与えたでしょう。
石油の枯渇は、生産技術の向上や新たな油田開発によってまだまだ先に伸びるかもしれません。しかし、需給バランスが崩れることで、信じられないほどの暴騰をすることも、今年1年で認識されたはずです。
実際、訓練削減のニュースなんかも流れてました。


この点、米軍はしっかり考えているようです。米軍での取り組みは、「軍事研究」誌昨年2月号と3月号の野木恵一氏の記事に詳しく紹介されています。
興味のある方は、そちらをお読み下さい。


今回のボーイングとP&W社の協力も、米軍での研究成果を踏まえたモノでしょう。

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コメント

1 ■スペック品というのも…
「民生規格品を率先して検証する」のは良いと思います。ですが、「スペック品を率先して開発する」のはいただけません。理由としては日本「だけ」のスペック規格品を開発してどうするの?精油所や輸送船もないのに。というところ。

これがISO等で確実に規定されるのであれば、規格の上位コンパチブル燃料として規格されるならば良いのですが、そうじゃない場合。有名無実なものになります。あるけど高いし、納期掛かるし、品質怪しいしの三重苦になること必死です。

JPシリーズの様に米軍スペック品を世界的標準品にしてしまうくらいの購買パワーは防衛省・自衛隊にはありませんので、方向付けを間違えるととんでもないコトになります。少なくとも比較対照を米国・米軍と一緒にするのはいかんでしょう。

こういう普遍的なものに独自スペック品で対応するのはいかんです。民生規格上位スペック品もしくは標準品でなければ、コストも品質も流通もアウトです。強いて成立しえる条件があるとすれば「日本国内のみで」「普遍的・大量に生産できて」「かつ輸出に頼らずとも充分コスト的に見合う」ものである必要があると考えます。

2 ■あ。。。
↑は実用面から考えた場合の話ですが、研究するな!といってる訳ではありません。基礎研究程度ならば世界の動向を見ながらやれば良いと考えます。というか、それ以外やっちゃ駄目。やるなら防衛省・自衛隊独自規格や日本独自規格ではなく、世界規格まで持って行くコトを前提にすべき。それ以外だと緊急時の代替燃料として、現行規格品に添加する事で使用できるようなもの。例えば灯油に添加剤を混ぜればディーゼル機関はほぼ問題なく動くような感じですか。そのような方向付けなら危険な方向に暴走することなく基礎研究が可能かな。とは思います。

3 ■むしろ追随すべきかと
さむざむ。様
誤解を与えてしまうというのは、私の書き方が悪いのだと思いますが、新規に規格を作ることが必要だとは思っていません。
というよりも、(特に航空関係の装備品の場合)米国からの輸入品が多いことも踏まえて、インターオペラビリティ確保の観点からも、燃料については対米追随で良いと思っています。

ただ、それをするためにも燃料給油車や燃料タンクなどは日本独自の物ですし、C-130やF-15であっても、日本独自でデータを取っておかなければ、必要な準備ができません。
(重々苦労されていると思いますが、財務に対する説明の材料が必要です。)

今回の件は、民生規格品というよりも実態的には米軍研究成果の追試験的性格が強いと思います。
米軍については、野木氏の記事にもあるようにかなりの研究がされているようですし、米軍は必要な情勢(原油価格の再度の暴騰など)があれば対応する準備は出来ていると思われます。
それに対する自衛隊の状況は、ちっともという状態のようなので、少々心配です。

おっしゃられるように、基礎研究はしておく必要があるように思います。
特に陸自の装備は独自の物が多いですし、対米追随ではすまないでしょうね。


http://ameblo.jp/kuon-amata/

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