郷には入らない
12月13日、キャンプハンセンの演習場に隣接する沖縄県金武(きん)町伊芸区で、車のナンバープレートに銃弾のような金属片が発見されるという事案が発生しました。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-15-E_1-001-2_003.html?PSID=aad0d38ab2259779001795d43acadb75
また、21日にも同地区の別の場所で金属片が発見されています。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20081222-OYS1T00198.htm
本土ではあまり報じられていませんが、沖縄では、たびたび続報が報じられています。
いずれの金属片も、50口径の徹甲弾とみられ、M2による射撃訓練の流れ弾の可能性が高いようです。
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2008-12-20-M_1-002-1_004.html?PSID=e54ccec2a03cce6e39dc4e8aa930da7a
2週間以上が経過した現在でも、真相は確定しておりませんが、米軍の対応は、殺人エレベーターと騒がれたシンドラー社製エレベーターによる死亡事故と被るモノがあります。
米軍とすれば、事故を認めれば訓練中止を求められると考えているのでしょうが、日本人のメンタリティーを考えず、アメリカの感覚で対応している感じがします。
真相はともあれ、まず謝罪し、真摯に対応策を検討する旨を発表すれば、それほど執拗な報道や反対運動は起きないと思うのですが、未だにそういった動きはありません。
エレベーターの事故は、シンドラー社よりも管理会社の責任が大きかったようですが、同社は事件以後日本での受注が一件もないそうです。
実際の責任と信用は必ずしも一致しません。
米軍には、自分たちがグローバルスタンダードという発想があるのでしょうが、日本では「郷に入っては郷に従え」が常識だということを認識してもらった方が良いと感じています。
今年の更新はこれが最後です。
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